学校のアイドル的美少女と付き合ってるヤンキーが彼女のパンツを僕にくれたから履いてみた

かめのこたろう

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 なんて小っちゃいんだろう……。


 それが生まれて初めて女の子のパンツを手にした感想でした。

 黒いビニール袋を万が一にも取りこぼさぬよう、しっかと握りながら全力で家に帰ってきて。
 自分の部屋に籠った僕は、荒い息もそのままに早速手に入れたブツを確認しました。

 滑らかでツルっとした手触りのピンク色。
 くるっとダンゴムシのように丸まったテニスボール大のそれは、およそいくら小柄な女性といえども下半身を覆い尽くすに足るとは思えないほど頼りなくか細い印象のものでした。

 素材の伸縮性の高さゆえに、自然と丸まろうとするパンツをゆっくりと広げていきます。
 ああ、今僕は早瀬さんのパンツに触っているんだという感慨、さらにデザインの全貌が明らかになるにつれさらなる感動が際限なく湧き続けていきます。

 びらっと完全に広げて僕の目前に晒された大好きな女の子のパンツは酷く大人びたものに見えました。
 ピンク色という色彩から喚起される柔らかなイメージと裏腹に、股繰りの抉れ方だの、サイドの細さだの、お尻を包む布地の形など。
 特に手の込んだ刺繍やレースで瀟洒な装飾がされているでもなくどちらかといえばシンプルなデザイン、Tバックとかハイレグとか言われるような典型的でわかりやすい過激さがあるわけではないのですが、なんとなく全体の雰囲気が思春期の女子生徒向けとは到底言いずらい、よく言えばすごくセクシー、悪くいえば酷くいやらしい感じのものなのだと、前提知識もなく僕はそう直感させられたのです。


 こんなものを彼女は毎日履いているんだ……。
 

 いつも学校でチャンスさえあればちらちらとのぞき見しているあの子が、膝丈スカートで覆い隠すその下でこんな淫猥なものを身に着けていると考えるだけで凄まじい熱量が全身から吹き上がってくるようでした。
 凛とした美貌で真面目に授業を受けているあの時も、はっきりと盛り上がった胸を白い体操着越しに揺らしてショートパンツでトラックを走っているときも、無邪気で可憐な笑顔を見せながら友達とはしゃぎあっているあの時さえも。

 素知らぬ顔でこんな性的魅力に満ち満ちたものを全く人目に触れない場所に秘匿し、ぴったりとオマタとお尻を包み込んで過ごしているのです。
 それも根拠なき愚昧な妄想だとか都合のいい下劣な願望というわけじゃない、厳然たる事実なのです。
 これ以上ないほどの物的証拠を前に、疑う余地もありません。

 さらにはこのパンツを身に着けたままヤンキーの部屋へと赴いて。
 自分から足を開いて見せつけているんだ……。
 されるがままに脱がされてくるくるに丸められたまま、そこらへんに転がされて放置されているんだ。

 あっくんと早瀬さんがエッチなことをしているその一部始終を同じ空間でこのパンツはずっと見てきたんだと、そう一気に理解しました。
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