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NTR(エヌ・ティー・アール)
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グループの中でも一番年若で新参者の彼には為す術(すべ)もなかった。
物心ついたときからずっと一緒で、大好きだった彼女は当然のようにリーダーに奪われてしまった。
誰憚ることなく、他のメンバーもいる中で淡々と展開されていく光景。
それが昔からこのグループのヤリ方であるため、誰も疑問にも思わない。
というより、気が付けば自分以外はみんな全員、各々己の相手をそれぞれ見つけて同じように本能に忠実な行為を始めている。
正直、彼自身も仲間たちのそんな風習をそれまで疑問に思ったこともなかったのだが、今眼前にしているリーダーと彼女の姿に初めて違和感のようなものを感じたのだった。
彼にとってあこがれそのもの、性的欲求も含めたあらゆる異性への憧憬が集約されて凝縮された存在がみるみる汚されて犯されていく。
触られて反応して受け入れていく。
その心の激痛たるや、尋常のものではなかった。
生まれて初めての試練に、彼の自我は大きく揺さぶられ壊れる寸前だった。
悲哀とか喪失といったほとんど初めて知る感情にとり憑かれ、あわや無謀にも敵(かな)うはずもないリーダーに掴みかかるはずだった彼をそれでもなお押しとどめたのは決して冷静とか論理とかいう自制的な心理が作用したわけではない。
彼我の力関係、物理的なエネルギーの大きさや集団の中での立ち位置などを客観的かつ打算的に深慮した知性の結果などではない。
何故か激しい苦痛と喪失感の中にある逆らい難い蠱惑的な感覚と、またそんな風に好きな相手を奪われて淫らな興奮に襲われつつある彼に接触してきた別の異性の存在であった。
どうやら彼女もパートナーが見つからず、あぶれたらしい。
でないなら、こんな若輩で新参の自分などを相手にするわけなどない。
特に意味も理由もない、他にいないというだけの消極的なものしかそこにないのは明らかである。
自分を見やる瞳にも、周りの性的興奮に同調して自分も同じように快感に浸りたい、異性のぬくもりに包まれたいという欲求以外に何も映ってはいない。
でもそれは彼も一緒であった。
大好きなあの子を奪われた喪失感と悲痛を、そして否応なく抱いてしまった邪(よこしま)で淫らな衝動をただ発散できればそれでよかった。
だから今接触をはかってきた彼女の何らの想いもこだわりも感じさせない無作為的な在り様は、むしろありがたかった。
我知らず、感謝するような心持ですらあった。
そんな風に憎からず感じてしまえばもう後は簡単である。
最初こそ遠慮がちに手を伸ばし、恐る恐るといったように触れてみて。
やがて向こうがこれっぽっちも拒絶するようなそぶりを見せないのを確信したら、事は始まってそして終わるだけ。
彼はそうして大好きな彼女と同時に、童貞を失った。
………
彼は日ごとにみるみる力をつけていった。
他の同世代の仲間と比べて、抜きんでた才覚と力量を見せて頭角を現していく。
若い成長期の躍進というだけでは説明付けられないほどの勢いであった。
それをもたらしたのが彼女への欲求だったのは間違いない。
相変わらず自分の目の前で、夜となく昼となく彼女はリーダーの相手をしている。
無防備に尻を突き出して、股を開いて満更でもない声を出している。
そしてそのたびに彼を襲う心の激痛も、意味不明な興奮もまったく変わることはなかった。
彼女とリーダーが交わるたびに、泣き叫びたくなる悲痛とともに激しい性的欲求に襲われ続けたのだ。
その二つの相反する激情を原動力に彼は成長を続ける。
より強く、大きく、しなやかにゆるぎなく。
駆け引きを覚え、利害関係をうまく利用し、味方を増やしていく。
やがてリーダーの座を窺うまでになるころには、もはや勝利を疑うことなく確信しつつあった。
実際、驚くほどあっけなかったのだ。
あれほど高く厚い壁だと思われた、絶対的力の象徴たるリーダーは己の振るう腕と脚でいとも簡単に吹っ飛び転がっていき、戦意を消失した。
手に入れたものの重さ、価値のわりに勝負自体は彼にとってなんとも味気ないものではあった。
だがそんなものは今目の前にしているものに比べればどうでもよくなった。
あれだけ恋焦がれ、焦燥し、見悶えるほどに想いつづけた彼女。
狂うほどの苦痛悲嘆と同時に凄まじいほどの淫らで甘美な感覚をもたらし続けたその存在。
それが今、やっと手の届くところに。
名実ともに自分をパートナーとして受け入れる準備をすっかり整えて待っている。
初めての時と同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上にガチガチになっていた。
もう彼は彼なりに他の相手で経験は豊富であったし、「異性とはこんなものだ」という割り切りや諦観めいたものすら持っていたのだが、それでも憧れの彼女を目の前にした恐れと敬いが齎す緊張はどこまでも純粋で本物であった。
さんざん目の前で彼女のあられもない直接的な姿も反応も、声も表情もすっかり覚えるほど見せつけられわかっていたにも拘わらず、いざ己が挑まんとしたこの時この瞬間にはかつて童貞だった時よりもはるかに異性というものの未知と深淵に飲まれそうになってしまった。
震える手をそっと伸ばす。
彼女はなんともないようにリラックスしてこちらを見ている。
とうとう触れた。
ゆっくりと身体の稜線をなぞるように撫でてみた。
彼女は心地よさそうに目を細める。
彼はようやっと現実の存在として彼女を認識し、因果を持つ覚悟と気迫を取り戻した。
それまで彼の奥深くに縮こまり、様子をうかがっていた激しい欲求、性本能そのものがマグマのように噴出するときがきた。
決して嫌がっていない、むしろ鷹揚にすら構えて余裕に見える彼女をがっしとつかみ、態勢をとる。
強く激しい運動エネルギーを、原動力たる情念とともに思いっきり叩きつけられる恰好にしたら、一気に彼女の中に侵入を開始する。
至福の時がしばらく続いた。
それは彼の生きる意味そのものが果たされた瞬間であった。
………
夜闇に包まれた事後の余韻の心地よさ。
すぐそばのぬくもりは確かな幸せの実感そのもの。
彼女はとてもリラックスしたようすで自分にくっついている。
彼はとても充実し、満足している。
しかしふとそんな自分と彼女の様子にちょっとした差異、違和感を感じた理由はよくわからない。
もしかしたら、性本能が達成された後特有の虚無感が異常なほどの敏感な感性を己に発揮させたのかもしれない。
あれほど終始淫らな想いに憑りつかれ、焦燥していた彼と比べて、彼女にはまったくそんな様子がないことに今更気が付いてしまったのだ。
そういえば、彼女は特になんらの抵抗もなく新たな相手として自分を当然のように受け入れて満足そうにしている。
この互いの想いの強さ、性衝動の激しさの明らかな違いは何なのか。
どうして自分はあれほど他の異性に奪われた彼女を求め淫らな欲求を抱かされつづけてしまったのか。
逆に彼女はさほど前の相手にも今の相手にもこだわりを持つことなく、執着している感じではないのはなぜなのか。
本来そんな複雑怪奇な疑問を持ち処理できるようにはなっていないはずの彼は、刹那に己の限界を超えてしまったようだった。
その一瞬、仲間たちの中でも抜きんでて恵まれた能力と個性が、ありうべからざる知性と洞察をもたらし彼に形而的思考というものを為さしめた。
たぶん、自分たちがこうして繁殖するために必要な仕組みなのだと。
例え奪われてしまったとしても、いや、そうなってしまったからこそ余計に強く彼女たちに欲求を抱くように。
一度失ったからといって、嫌悪と拒絶だけを持ってそれ以上求めることをしなくなったら、自分たちの繁殖行為はすぐに限界を迎えてしまうのだ。
対して彼女たちはそうしてこちらが求めてさえしてくれれば特に問題はないため、己のパートナーが他の異性と交るところに直面しても興奮や性的欲求を喚起される必要がないのだ。
もしかしたら、ただ純粋に負の心証だけを持つようになっているのかもしれない。
そんなことをもっと漠然とぼんやりとしたイメージ未満のようなもので、彼は刹那に考え想った。
なんだか釈然としない、不公平感のような感情とともに。
しかし奇跡的な思考の発露はもう次の瞬間には完全に消え失せて、過去も未来もない現在だけと向き合ういつもの状態に戻ってしまった。
言葉を持たないのだからどうしようもない。
時の概念すらまだ彼らにはなかったのだ。
彼は己が一瞬だけ自分たちの限界を超えた領域へと踏み込んだことなど露知らず、彼女の毛むくじゃらの背中をいたわるように撫でた。
その手触りとぬくもり以上に価値あるものなど、何もなかった。
音にもならぬ森のざわめき、空気の湿りとぬるさによって夜明けが近いことを知る。
曙はもうすぐそこであった。
了
物心ついたときからずっと一緒で、大好きだった彼女は当然のようにリーダーに奪われてしまった。
誰憚ることなく、他のメンバーもいる中で淡々と展開されていく光景。
それが昔からこのグループのヤリ方であるため、誰も疑問にも思わない。
というより、気が付けば自分以外はみんな全員、各々己の相手をそれぞれ見つけて同じように本能に忠実な行為を始めている。
正直、彼自身も仲間たちのそんな風習をそれまで疑問に思ったこともなかったのだが、今眼前にしているリーダーと彼女の姿に初めて違和感のようなものを感じたのだった。
彼にとってあこがれそのもの、性的欲求も含めたあらゆる異性への憧憬が集約されて凝縮された存在がみるみる汚されて犯されていく。
触られて反応して受け入れていく。
その心の激痛たるや、尋常のものではなかった。
生まれて初めての試練に、彼の自我は大きく揺さぶられ壊れる寸前だった。
悲哀とか喪失といったほとんど初めて知る感情にとり憑かれ、あわや無謀にも敵(かな)うはずもないリーダーに掴みかかるはずだった彼をそれでもなお押しとどめたのは決して冷静とか論理とかいう自制的な心理が作用したわけではない。
彼我の力関係、物理的なエネルギーの大きさや集団の中での立ち位置などを客観的かつ打算的に深慮した知性の結果などではない。
何故か激しい苦痛と喪失感の中にある逆らい難い蠱惑的な感覚と、またそんな風に好きな相手を奪われて淫らな興奮に襲われつつある彼に接触してきた別の異性の存在であった。
どうやら彼女もパートナーが見つからず、あぶれたらしい。
でないなら、こんな若輩で新参の自分などを相手にするわけなどない。
特に意味も理由もない、他にいないというだけの消極的なものしかそこにないのは明らかである。
自分を見やる瞳にも、周りの性的興奮に同調して自分も同じように快感に浸りたい、異性のぬくもりに包まれたいという欲求以外に何も映ってはいない。
でもそれは彼も一緒であった。
大好きなあの子を奪われた喪失感と悲痛を、そして否応なく抱いてしまった邪(よこしま)で淫らな衝動をただ発散できればそれでよかった。
だから今接触をはかってきた彼女の何らの想いもこだわりも感じさせない無作為的な在り様は、むしろありがたかった。
我知らず、感謝するような心持ですらあった。
そんな風に憎からず感じてしまえばもう後は簡単である。
最初こそ遠慮がちに手を伸ばし、恐る恐るといったように触れてみて。
やがて向こうがこれっぽっちも拒絶するようなそぶりを見せないのを確信したら、事は始まってそして終わるだけ。
彼はそうして大好きな彼女と同時に、童貞を失った。
………
彼は日ごとにみるみる力をつけていった。
他の同世代の仲間と比べて、抜きんでた才覚と力量を見せて頭角を現していく。
若い成長期の躍進というだけでは説明付けられないほどの勢いであった。
それをもたらしたのが彼女への欲求だったのは間違いない。
相変わらず自分の目の前で、夜となく昼となく彼女はリーダーの相手をしている。
無防備に尻を突き出して、股を開いて満更でもない声を出している。
そしてそのたびに彼を襲う心の激痛も、意味不明な興奮もまったく変わることはなかった。
彼女とリーダーが交わるたびに、泣き叫びたくなる悲痛とともに激しい性的欲求に襲われ続けたのだ。
その二つの相反する激情を原動力に彼は成長を続ける。
より強く、大きく、しなやかにゆるぎなく。
駆け引きを覚え、利害関係をうまく利用し、味方を増やしていく。
やがてリーダーの座を窺うまでになるころには、もはや勝利を疑うことなく確信しつつあった。
実際、驚くほどあっけなかったのだ。
あれほど高く厚い壁だと思われた、絶対的力の象徴たるリーダーは己の振るう腕と脚でいとも簡単に吹っ飛び転がっていき、戦意を消失した。
手に入れたものの重さ、価値のわりに勝負自体は彼にとってなんとも味気ないものではあった。
だがそんなものは今目の前にしているものに比べればどうでもよくなった。
あれだけ恋焦がれ、焦燥し、見悶えるほどに想いつづけた彼女。
狂うほどの苦痛悲嘆と同時に凄まじいほどの淫らで甘美な感覚をもたらし続けたその存在。
それが今、やっと手の届くところに。
名実ともに自分をパートナーとして受け入れる準備をすっかり整えて待っている。
初めての時と同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上にガチガチになっていた。
もう彼は彼なりに他の相手で経験は豊富であったし、「異性とはこんなものだ」という割り切りや諦観めいたものすら持っていたのだが、それでも憧れの彼女を目の前にした恐れと敬いが齎す緊張はどこまでも純粋で本物であった。
さんざん目の前で彼女のあられもない直接的な姿も反応も、声も表情もすっかり覚えるほど見せつけられわかっていたにも拘わらず、いざ己が挑まんとしたこの時この瞬間にはかつて童貞だった時よりもはるかに異性というものの未知と深淵に飲まれそうになってしまった。
震える手をそっと伸ばす。
彼女はなんともないようにリラックスしてこちらを見ている。
とうとう触れた。
ゆっくりと身体の稜線をなぞるように撫でてみた。
彼女は心地よさそうに目を細める。
彼はようやっと現実の存在として彼女を認識し、因果を持つ覚悟と気迫を取り戻した。
それまで彼の奥深くに縮こまり、様子をうかがっていた激しい欲求、性本能そのものがマグマのように噴出するときがきた。
決して嫌がっていない、むしろ鷹揚にすら構えて余裕に見える彼女をがっしとつかみ、態勢をとる。
強く激しい運動エネルギーを、原動力たる情念とともに思いっきり叩きつけられる恰好にしたら、一気に彼女の中に侵入を開始する。
至福の時がしばらく続いた。
それは彼の生きる意味そのものが果たされた瞬間であった。
………
夜闇に包まれた事後の余韻の心地よさ。
すぐそばのぬくもりは確かな幸せの実感そのもの。
彼女はとてもリラックスしたようすで自分にくっついている。
彼はとても充実し、満足している。
しかしふとそんな自分と彼女の様子にちょっとした差異、違和感を感じた理由はよくわからない。
もしかしたら、性本能が達成された後特有の虚無感が異常なほどの敏感な感性を己に発揮させたのかもしれない。
あれほど終始淫らな想いに憑りつかれ、焦燥していた彼と比べて、彼女にはまったくそんな様子がないことに今更気が付いてしまったのだ。
そういえば、彼女は特になんらの抵抗もなく新たな相手として自分を当然のように受け入れて満足そうにしている。
この互いの想いの強さ、性衝動の激しさの明らかな違いは何なのか。
どうして自分はあれほど他の異性に奪われた彼女を求め淫らな欲求を抱かされつづけてしまったのか。
逆に彼女はさほど前の相手にも今の相手にもこだわりを持つことなく、執着している感じではないのはなぜなのか。
本来そんな複雑怪奇な疑問を持ち処理できるようにはなっていないはずの彼は、刹那に己の限界を超えてしまったようだった。
その一瞬、仲間たちの中でも抜きんでて恵まれた能力と個性が、ありうべからざる知性と洞察をもたらし彼に形而的思考というものを為さしめた。
たぶん、自分たちがこうして繁殖するために必要な仕組みなのだと。
例え奪われてしまったとしても、いや、そうなってしまったからこそ余計に強く彼女たちに欲求を抱くように。
一度失ったからといって、嫌悪と拒絶だけを持ってそれ以上求めることをしなくなったら、自分たちの繁殖行為はすぐに限界を迎えてしまうのだ。
対して彼女たちはそうしてこちらが求めてさえしてくれれば特に問題はないため、己のパートナーが他の異性と交るところに直面しても興奮や性的欲求を喚起される必要がないのだ。
もしかしたら、ただ純粋に負の心証だけを持つようになっているのかもしれない。
そんなことをもっと漠然とぼんやりとしたイメージ未満のようなもので、彼は刹那に考え想った。
なんだか釈然としない、不公平感のような感情とともに。
しかし奇跡的な思考の発露はもう次の瞬間には完全に消え失せて、過去も未来もない現在だけと向き合ういつもの状態に戻ってしまった。
言葉を持たないのだからどうしようもない。
時の概念すらまだ彼らにはなかったのだ。
彼は己が一瞬だけ自分たちの限界を超えた領域へと踏み込んだことなど露知らず、彼女の毛むくじゃらの背中をいたわるように撫でた。
その手触りとぬくもり以上に価値あるものなど、何もなかった。
音にもならぬ森のざわめき、空気の湿りとぬるさによって夜明けが近いことを知る。
曙はもうすぐそこであった。
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