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妻について シオン視点 R

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私にとって美しい女性とは、豊満な女神ではなく長身で凹凸の少ない細身の女性だった。

それは私の仕立てた服を1番美しく着こなす体型だからだ。

学園で女性と出会う機会に恵まれながらも、私の頭を占めるのは衣服の事ばかり。
失礼な話だが私にとって女性とは私の仕立てた服を飾るトルソーのようにしか思えなかった。

そんな私の中の常識が覆ったあの日。

元々予約のあった家から、同日に贈り者の服も仕立てて欲しいと追加の依頼があり彼女を見た瞬間、私は恋に落ちてしまった。

全く好みとは違う容姿。
なのに自分の仕立てた服を女性というトルソーに飾るのではなく、彼女の肉体を私の仕立てた服で飾りたい。衣服を彼女の美しさを引き立てるのに使いたいと、意識か180度変わってしまうほどの衝撃を受けた。
なぜ?贈り者だから?
分からないけれど間違いなくこれは初恋だった。

そして今まで何が良いのか分からなかった肉体を露出したり締付けたりして、女体をいやらしく引き立てる衣装を着せたいと強く思うようになった。

彼女の凹凸のあり過ぎる身体を…あのいやらしくも美しい身体を私の仕立てた服で飾るのかと思うと、デザインを描きながら射精しそうなほど興奮した。

ーーーー

「これは…また…すごいですね…。ふふ…見ているだけでピクピクして…触って欲しいのですか?」

トワによって育てられた肉芽は慎ましいワレメからひょこりと飛び出してしまうほど大きくなり、感度もより良くなったという。

「ああ…丁度良かった。貴方に着けてほしい下着があったのです。あなたの大きくなったいらやしい突起を更にいらやしく引き立ててくれると思うと…はぁ…作っておいて良かった…」

彼女の大き目の陰核を引き立たせるための下着。今は大き目どころかハッキリと大きいと言える。
きっと想像以上に素敵に着こなすだろう。

「ちゃんと陰核を通す部分は調整出来るようになってますから。ね?」

ポコポコと立体的に見えるように刺した細かな花の刺繍にビーズを飾った可愛らしいデザイン。
陰核が出る穴の空いた指で輪を作る程度の大きさの布地の他はゴム製の紐レースで、股を通す部分は2本の紐レースが大陰唇を挟むように、太ももの付け根に沿うように通って尻を挟むように1本ずつ別れ、腰紐の両サイドに繋がっている。
後ろから見ると縁取りだけで布地のない下着を履いているようだ。

ぐにゅ…と柔らかな大陰唇を押し開いて下着を着ける。
彼女の陰核の位置に合わせた穴は細いリボンが通してあって調整がきくからすんなり通る。

「ひぐぅっ…」

下着を履かせるだけで手が愛液でびちょびちょだ。
舐めとりたいけれど履かせるのが先だ。
興奮しすぎて震える手がもどかしい。

彼女の肉体に対し少し小さめに作った下着はゴムが腰肉に食い込んでいやらしい。
刺繍を立体的に細かく刺したのは布地を硬くするためだ。
真ん中に穴の空いた硬めの布地は柔らかな大陰唇を押し開いたまま潰し、陰核周りの媚肉を下着の外側に引っ張る事で根元まで陰核を露出させている。
周囲の媚肉がぷくりと布地にのっているのもいい。
そして穴に通したリボンをキュッと絞ると、いやらしい肉芽がこれでもかと強調された。

「はぁ…たまりません。限界です!」

私は花の刺繍とリボンでおめかしした陰核にむしゃぶりつき、痛いほど勃起した剛直を扱いた。

「あーーっっイくっらめっ!!イくっやぁあっっ!!!」

見られているだけでイきそうなほど腫れ上がらせていたのだ。
口の中でビクンッビクンッも何度も脈打ち彼女が連続絶頂をしている事が分かる。
腰をしっかり支えてあげないと倒れてしまう。
唇に当たるざらりとした刺繍の感触。
私の作ったものを身に纏いいやらしく美しくなるリコにすぐに限界が来た。

「…っはぁ…はぁ…。我慢出来ませんでした。すみません。さぁ、お着替えの続きをしましょうね。」

彼女の脚を汚した精液もそのままに、フラフラの彼女をソファに座らせると胸にも同様の乳首の出る部分を開けた刺繍のブラを着け、ふと可愛らしい3つの突起を更に飾りたいと思い立ち、作業机からかぎ針と伸縮性のある細い糸を持ち出し素早くレースを編んだ。

「ほら、レースでもっと綺麗におめかししましょうね。」

そうして少し締め付けるサイズで筒状に編んだレースをキャップを被せるようにしてレースの花輪から飛び出た乳首と陰核に着せる。

「ひぃんっ…それ…イくっ…あん…ああ…う…レースの編み目が…ざらざらして…擦れてっ…締付けて…イっちゃう…ぅあんっ…あっ…だめっ…上から…擦ったら…イくイくイぐぅっ!!!!」

プッシャーーッと勢いよく潮を吹き絶頂するリコ。
レースでおめかしをしてビクビク踊る陰核が本当にいやらしくて可愛い。

ヒクヒクと絶頂の余韻で震える可愛らしい彼女にドレスを着せる。
潮や淫液で濡れる事など気にしない。
首周りをぐるりと一周する花冠のような立体編みの刺繍の襟。
体に沿った縦ラインのミントグリーンのドレス。
胸の部分はレースになっていて、乳輪を隠す程度の大きさのブラと丁度縁の部分だけ重なるように開いている。

「まるで花畑の中に赤い実がぽつんと実っているようですね。」

スカートの裾も立体編みの刺繍で縁取りしている。
裏は踵に付くほど長いが前は陰核の上すれすれだ。
こちらも花畑から赤い実が見え隠れしているようで大変可愛らしい。
あとは同じ刺繍のガーターリングはめ、指の付け根が見えるほど浅いパンプスに、糸のように華奢なアンクレットをつける。
髪を整えアクセサリーを付ければ完璧だ。

「ああ…なんて美しくいやらしい…。はぁ…見ているだけで射精出来そうです!これはぜひ皆さんにもお披露目しなくては!」

汗や体液で衣装が汚れるなんて、以前なら絶対に許せなかった。
けれど今は体液で汚せば汚すほど征服欲が満たされる。
衣装がぐっしょりと張り付くくらいに愛し合った美しいリコの姿を他の夫に自慢したい。

リコの脚を一人がけソファの肘置きに引っ掛けるように乗せ、さっき抜いたばかりなのにもう限界に達しそうな陰茎をレースに縁取られた蜜壺を開いて突き入れた。

「っっひぃあぁっっ!!イイッ~~~イぐイぐッああ゛っン…あんっイくぅっ~~~っ」

ぶちゅぶちゅと溺れそうなほど愛液が溢れてそのヌルヌルがたまらなく気持ちいい。
そのくせキュウキュウと締め付けて、奥を突いたら離さないとばかりにギュッと絡みついてくる。
それだけで腰がとまらないほど気持ちいいのに、
上部のザラザラと腫れたGスポットのコリコリ、陰核絶頂でビクンビクンと振動するのものだからすぐにでも射精したくなる。

「ああっ…すごい…膣側から陰核を刺激されて一擦りごとにイッてるんですね?しかも…っ…奥を突けばナカでもイッて…ずっと二重にイッてるなんて…最高です!」

陰核での絶頂と膣での絶頂では違う神経を使っているというのは学園で習った事だ。

贈り者の彼女は、女神の加護により性行為での疲れや痛みは全く起らず、イッたあと性欲が落ち着いてしまって擽ったくなるなんて事もない。
開発したらしただけ感度が良くなり、何度でも絶頂出来る素晴らしい身体。

「あ゛~~~っっもっ…ずっと…イって…~~~っっおかしくなるぅ~~!!イぐっイぐぅ~~~」

身も世もない様子で頭をいやいやと振り、涙を流しながら絶頂し続けるリコに既に限界だった陰茎を思い切り押し込み、子宮にぶち撒けた。

「く…あぁ…すごい…腰が抜けそうです…。愛してる…リコ」

出したあとも搾り取るように収縮する膣にすぐに陰茎が復活する。

「精液と愛液でもっともっとドレスを飾って、皆さんにお披露目しましょうね。」
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