上 下
7 / 10

吸血鬼物語

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

雪に閉ざされた山荘での犯人捜し

原口源太郎
ミステリー
世界的名探偵、保成(ポナロ)氏の名推理第二弾! 前回の『雪に閉ざされた山荘での密室殺人』と同じ設定、同じ登場人物による、その場にいないはずの殺人犯人の謎に保成氏が挑む。(このお話はあくまでもパロディ物ですので、そのつもりで読んでください。二度目も登場早々に殺されてしまった野上盆太氏には申し訳なく思います。しかし二度あることは三度あります。次回もよろしくお願いします)

雪の降り積もる夜に

原口源太郎
ミステリー
 夕方から降り出した雪は、夜も更けてから辺りを覆う白い絨毯となって止んだ。  寂れた駅前の商店街は人通りも絶え、ひっそりと静まり返っている。 「あの、済みません」  消え入りそうな声で、女が曇るガラス戸を開けた。  その時交番に勤務していたのは、年配の大村巡査部長と警察官になってまだ一年と経っていない本田巡査だった。 「どうかしましたか」  凍える若い女に大村が声をかけた。  顔も体も小ぶりな女が顔を上げて巡査部長を見上げる。 「私、殺してしまいました」

長髪

熊取 建
ミステリー
その女子高は、ある時から長髪禁止になった。 全ての生徒が短髪か、髪を結ぶことを要求された。 原因となったのは―

BLEND

むーちょ
ミステリー
西暦XX29年 ブラックバン(ブラックホールの暴走)が起き、宇宙の半数以上の星が壊滅した。地球は壊滅を免れたが放射能による大規模汚染で、生命も一時は絶望的な数になった。 月日は経ち、地球は元の青さを取り戻しつつあった。 残された星々の異星人は「地球」の存在を知り、長い年月を掛けて移住を始めた。環境省は正式な手続きをするため地球全域に税関所を設けたが、異星人の数が予想を大きく上回り検査が甘くなってしまう事態に陥る。 そして、異星人の滞在を許した地球は数百種類の人種の住む星になり、様々な文化や宗教、犯罪が渦巻く混沌の星になってしまう… X129年 政府は、警察組織内にて無許可で地球に侵入した異星人を取り締まる捜査課「Watch」を作った。 この物語は混沌の世界を監視する「Watch」たちの事件簿である---------

忍ばない探偵

Primrose
ミステリー
 時は戦国時代。真田幸村に仕える忍びの一族がいた。その名も猿飛家。彼らは忍の中でも群を抜いて優秀な忍を輩出していた。だがしかし、次期頭首との呼び声も高い少年、猿飛佐助は、類まれなる頭脳と忍の才能がありながら、全く陰に隠れ、忍ぶことをしなかった。

三つの悪意

Fa1
ミステリー
-この中に鬼がいる。 "鬼"が封印されているという洞窟で夏の合宿を行うことになったオカルト研究サークルの男女5人。 その"鬼"が目覚める時、彼らの身に異変が起きる。 "鬼"は一体誰だ? ■登場人物 オカルト研究サークル A:主人公。男性。 B子:小柄で口数の少ない部員。女性。 C:チャラチャラしているが根は良い部員。男性。 D:部長。背が高くメガネをかけている。男性。 E美:パリピミーハーガール。部員。女性。

真正なる道のり

etoshiyamakan
ミステリー
神奈川県に出向の刑事と彼を取り巻く警察仲間 のストーリー

「鏡像のイデア」 難解な推理小説

葉羽
ミステリー
豪邸に一人暮らしする天才高校生、神藤葉羽(しんどう はね)。幼馴染の望月彩由美との平穏な日常は、一枚の奇妙な鏡によって破られる。鏡に映る自分は、確かに自分自身なのに、どこか異質な存在感を放っていた。やがて葉羽は、鏡像と現実が融合する禁断の現象、「鏡像融合」に巻き込まれていく。時を同じくして街では異形の存在が目撃され、空間に歪みが生じ始める。鏡像、異次元、そして幼馴染の少女。複雑に絡み合う謎を解き明かそうとする葉羽の前に、想像を絶する恐怖が待ち受けていた。

処理中です...