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36.偽物と本物は本物と偽物になる
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ヴェイルスの訪問から一か月後、王国は次の永伝師の交配相手を決めていたが、なぜか再びヴェイルスの書類が一番上に置かれていた。
王は首を傾げながらその書類を手に取った。
「ヴェイルス殿はこの間訪問を終えられている。子は出来なかったと聞いているが、再度試みることになっていたか?」
「それが、何もなさらなかったそうです。魔力の波長を合わせるためにいろいろ検査をなさったようです。ヴェイルス様は霊薬師であられますからね」
持ち込み票を確認し、王は再び首を傾けた。
しかしそこには覚えはなかったが、王のサインが刻まれていた。
「もう知らせは出したのか?」
「ヴェイルス様は既に王都に向かっておりますよ。今から戻ってもらいますか?」
知識の塔の上層部を管理する第一管理官は王に問いかけるように目を合わせた。
ラフィーニアに気に入りの男が出来ては困ると思っていた王は一人一度までの交わりに決めていたが、体を合わせていないのであれば初対面も同じだと考えた。
「いいだろう。だが今日から私は数日王都を空ける。こんな時期に招いた覚えはないのだが……。まぁいいだろう。お前が案内しろ」
王の側近でもある知識の塔第一管理官は恭しく頭を下げた。
王が王都を離れるのを見計らっていたかのようにヴェイルスが王城に現れた。
知識の塔の最上階に通じる通路は一本しかなく、王城からの転送しかない。
王に命じられヴェイルスの到着を待っていた知識の塔第一管理官は現れたヴェイルスの姿に度肝を抜かれた。
現れたのは今知識の塔最上階にいるはずのラフィーニアだったのだ。
「これは我が霊薬研究所で開発した一時的に美女になれる霊薬です。ラフィーニア様を驚かそうと思い先ほど服用しました。王宮でも人気だとか?もうお使いになりました?」
声まで女のもので、第一管理官は狼狽した。
ヴェイルスの研究棟で開発された『永伝師ラフィーニア似の美女に一時的になれる薬』は確かに有名だった。
一時的な効果しかないという話であり、その姿でラフィーニアに会いたいとなれば急ぐ必要があった。
「し、しかしそれではその、本人確認というものが……」
急いで通路を進みながら、第一管理官はちらちらと背後のラフィーニアの姿をしたヴェイルスを確認した。
「ああ、それならば、ちょっと失礼」
ヴェイルスは突然第一管理官の右手をつかみ、ドレスの裾をまくりあげると自分の股間にその手を押し付けた。
かなり大きな柔らかい男性器の感触に、管理官は「うわっ!」と声をあげた。
しかし手を離そうとはしなかった。少しだけ大きくなるまで触り続け、それから慎重に手を離した。
「か、確認いたしました……」
「男が飲めばこうなると取り扱い説明書に書くべきでした」
微笑んだヴェイルスの顔はラフィーニアの顔であり、今触った物は間違いなく男の股間についている男性器だった。第一管理官は汗に濡れた髭を擦り、その不可解な姿を笑っていいものかどうなのかわからないといった顔をした。
「その……持ち込みのお薬はその、そうしたものですか?」
転送部屋の手前の控え室で、第一管理官は持ち込みリストをヴェイルスから手渡され、目を通しながら魔封じの腕輪を探した。
ヴェイルスが第一管理官の視界を遮るように腕を伸ばした。
「これですよね?前回嵌めていただきました」
ヴェイルスが掴み上げたのは魔封じの腕輪だった。そんなところにあっただろうかと第一管理官は首をひねったが、リストと薬を確認しながらヴェイルスの手首に嵌めた。
「ええと、魔力測定のための霊薬と強力勃起薬……必要です?」
「緊張してしまうので。今日はこんな姿ですし、一生に一度かもしれませんからね」
ヴェイルスはすらすらと答える。
確かに緊張はするだろうと第一管理官は頷き、ヴェイルスを転送の間に案内した。
「お戻りになるまでここで待っております」
第一管理官がヴェイルスの入室サインを確認すると、ヴェイルスは転送の文様の上に立った。
美しいラフィーニアが優雅にかごをぶら下げ手を振っている。
その股間に男性器があることを知っている第一管理官は複雑な表情でヴェイルスの姿が消えるのを見届けた。
転送の間が空になると、第一管理官は控えの間の椅子に座りながら想像を巡らせた。
美しいラフィーニアと美しいラフィーニアが裸で抱き合う姿だ。
ラフィーニアの容姿でも、ヴェイルスは男であり、股間にはあれがついている。
ラフィーニア同士の交わりも不可能ではない。
甘美な想像の中にいた第一管理官はうっかりヴェイルスが化けた美しいラフィーニアの股間の感触を思い出し、ぞっとして我に返った。
その時、帰還を知らせる転送装置の点滅に気づき、立ち上がった。
姿勢を正して待つと、そこにラフィーニアの姿が現れた。
「困ります!ヴェイルス様!」
第一管理官は思わずラフィーニアだと思い、再び知識の塔の最上階の部屋に戻そうとしたが、その右腕に魔封じの腕輪を見つけてヴェイルスだと気が付いた。
「ああ、思ったより喜んでもらえたから遊んでしまった。どうぞ、確認してくれ」
ラフィーニアの姿をしたヴェイルスがドレスをまくりあげた。
またあれを触るのかと思い、第一管理官はごくりと喉を鳴らした。
ラフィーニア様のドレスの中に手を入れるなどあってはならないことだが、これはヴェイルスであることの確認であり、必要なことだった。
それでも抑えきれない胸の高鳴りを隠し、勇気を出して第一管理官はラフィーニアの姿をしたヴェイルスの股間をまさぐった。
先ほどと同じ物がそこにぶらさがっている。先ほどより心持ち小さくなった気もするが、一仕事してきたのならば仕方がない。
「確かに、男性ですね……」
「では急いで手続きを頼む。この格好で友人の家に遊びに行く約束をしている」
ヴェイルスが王都に来て足を運ぶとしたら女のところに決まっている。
第一管理官は慌ただしく退室の手続きを済ませると美しいラフィーニアの姿をしたヴェイルスを見送った。
ヴェイルスは王城を出ると、待たせてあった馬車に素早く乗り込んだ。
警護の騎士に身分証を見せたが、深く被ったマントのフードでその外見を見咎められることはなかった。
馬車が走り出すと、ラフィーニアの姿をしたヴェイルスは空中に手を走らせた。
その指先が金色のペンを虚空から摘まみ出した。
素早くそのペンで宙に文字を刻み始める。
巨大な本が現れ、何も書かれていないページが風もないのにぱらぱらとめくれた。
その最初のページに文字が走る。
知識の塔の最上階にはもう一人のヴェイルスがいた。
ラフィーニアの金の鳥籠に一人残されたヴェイルスは野良言止めに作らせた偽物の魔封じの腕輪を取り外した。
牢獄を作り上げているのは古代魔法の一種で、全て言止めの能力を封じる事に特化したものだった。
しかしヴェイルスの宿す魔力は言止めのものではない。
魔力をもっと自在にあやつる巨大なものだった。
天窓に穴を空け、ヴェイルスは外に飛び出すとその上から魔力が通過するようにまた別の古代魔法の言葉を刻んだ。
永伝師が自由に出入りできるようにするためのものだ。
しかし永伝師の能力は恒久的なものではない。助けがいる。
一番必要なものは外に連絡をとる手段だ。
ラフィーニアが用意した金色のノートがその役割を果たす。
ヴェイルスは全ての用意を終えると、再び室内に入り奥の棚の裏側からシーリアの物語を取り出した。
そして、替わりに金のノートを押し込んだ。
このノートに描かれる物語こそがこの金の鳥籠に住むラフィーニアを生むのだ。
金色のノートの真っ白なページに最初の文字が刻まれた。
馬車にいるラフィーニアがもし鳥籠に残されていたら、その続きはどうなるのか。
金色のノートの上で物語が紡がれ始めた。
ラフィーニアは金色の小さな塔の一室で目を覚ます。
ヴェイルスはその一文を目にすると素早く奥の寝室に向かった。
誰もいなかったはずの寝台にラフィーニアが横たわり、ゆっくり目を開けていた。
「私は人形。私は無事にあなたの馬車に乗ったわ。さあ、戻ってきて」
微笑んだラフィーニアの言葉にヴェイルスはにやりとして、ふわりと浮かび上がると天窓の外に出た。魔力感知を得意とする魔導士たちが見張っている。
ここでは最小限の魔力しか使えないし、転送という高度な魔法も使えない。
しかしヴェイルスには永伝師ラフィーニアが味方についていた。
古代の魔法で一時的にその魔力が隠されると、一瞬でヴェイルスの体はその場から消え去った。
王は首を傾げながらその書類を手に取った。
「ヴェイルス殿はこの間訪問を終えられている。子は出来なかったと聞いているが、再度試みることになっていたか?」
「それが、何もなさらなかったそうです。魔力の波長を合わせるためにいろいろ検査をなさったようです。ヴェイルス様は霊薬師であられますからね」
持ち込み票を確認し、王は再び首を傾けた。
しかしそこには覚えはなかったが、王のサインが刻まれていた。
「もう知らせは出したのか?」
「ヴェイルス様は既に王都に向かっておりますよ。今から戻ってもらいますか?」
知識の塔の上層部を管理する第一管理官は王に問いかけるように目を合わせた。
ラフィーニアに気に入りの男が出来ては困ると思っていた王は一人一度までの交わりに決めていたが、体を合わせていないのであれば初対面も同じだと考えた。
「いいだろう。だが今日から私は数日王都を空ける。こんな時期に招いた覚えはないのだが……。まぁいいだろう。お前が案内しろ」
王の側近でもある知識の塔第一管理官は恭しく頭を下げた。
王が王都を離れるのを見計らっていたかのようにヴェイルスが王城に現れた。
知識の塔の最上階に通じる通路は一本しかなく、王城からの転送しかない。
王に命じられヴェイルスの到着を待っていた知識の塔第一管理官は現れたヴェイルスの姿に度肝を抜かれた。
現れたのは今知識の塔最上階にいるはずのラフィーニアだったのだ。
「これは我が霊薬研究所で開発した一時的に美女になれる霊薬です。ラフィーニア様を驚かそうと思い先ほど服用しました。王宮でも人気だとか?もうお使いになりました?」
声まで女のもので、第一管理官は狼狽した。
ヴェイルスの研究棟で開発された『永伝師ラフィーニア似の美女に一時的になれる薬』は確かに有名だった。
一時的な効果しかないという話であり、その姿でラフィーニアに会いたいとなれば急ぐ必要があった。
「し、しかしそれではその、本人確認というものが……」
急いで通路を進みながら、第一管理官はちらちらと背後のラフィーニアの姿をしたヴェイルスを確認した。
「ああ、それならば、ちょっと失礼」
ヴェイルスは突然第一管理官の右手をつかみ、ドレスの裾をまくりあげると自分の股間にその手を押し付けた。
かなり大きな柔らかい男性器の感触に、管理官は「うわっ!」と声をあげた。
しかし手を離そうとはしなかった。少しだけ大きくなるまで触り続け、それから慎重に手を離した。
「か、確認いたしました……」
「男が飲めばこうなると取り扱い説明書に書くべきでした」
微笑んだヴェイルスの顔はラフィーニアの顔であり、今触った物は間違いなく男の股間についている男性器だった。第一管理官は汗に濡れた髭を擦り、その不可解な姿を笑っていいものかどうなのかわからないといった顔をした。
「その……持ち込みのお薬はその、そうしたものですか?」
転送部屋の手前の控え室で、第一管理官は持ち込みリストをヴェイルスから手渡され、目を通しながら魔封じの腕輪を探した。
ヴェイルスが第一管理官の視界を遮るように腕を伸ばした。
「これですよね?前回嵌めていただきました」
ヴェイルスが掴み上げたのは魔封じの腕輪だった。そんなところにあっただろうかと第一管理官は首をひねったが、リストと薬を確認しながらヴェイルスの手首に嵌めた。
「ええと、魔力測定のための霊薬と強力勃起薬……必要です?」
「緊張してしまうので。今日はこんな姿ですし、一生に一度かもしれませんからね」
ヴェイルスはすらすらと答える。
確かに緊張はするだろうと第一管理官は頷き、ヴェイルスを転送の間に案内した。
「お戻りになるまでここで待っております」
第一管理官がヴェイルスの入室サインを確認すると、ヴェイルスは転送の文様の上に立った。
美しいラフィーニアが優雅にかごをぶら下げ手を振っている。
その股間に男性器があることを知っている第一管理官は複雑な表情でヴェイルスの姿が消えるのを見届けた。
転送の間が空になると、第一管理官は控えの間の椅子に座りながら想像を巡らせた。
美しいラフィーニアと美しいラフィーニアが裸で抱き合う姿だ。
ラフィーニアの容姿でも、ヴェイルスは男であり、股間にはあれがついている。
ラフィーニア同士の交わりも不可能ではない。
甘美な想像の中にいた第一管理官はうっかりヴェイルスが化けた美しいラフィーニアの股間の感触を思い出し、ぞっとして我に返った。
その時、帰還を知らせる転送装置の点滅に気づき、立ち上がった。
姿勢を正して待つと、そこにラフィーニアの姿が現れた。
「困ります!ヴェイルス様!」
第一管理官は思わずラフィーニアだと思い、再び知識の塔の最上階の部屋に戻そうとしたが、その右腕に魔封じの腕輪を見つけてヴェイルスだと気が付いた。
「ああ、思ったより喜んでもらえたから遊んでしまった。どうぞ、確認してくれ」
ラフィーニアの姿をしたヴェイルスがドレスをまくりあげた。
またあれを触るのかと思い、第一管理官はごくりと喉を鳴らした。
ラフィーニア様のドレスの中に手を入れるなどあってはならないことだが、これはヴェイルスであることの確認であり、必要なことだった。
それでも抑えきれない胸の高鳴りを隠し、勇気を出して第一管理官はラフィーニアの姿をしたヴェイルスの股間をまさぐった。
先ほどと同じ物がそこにぶらさがっている。先ほどより心持ち小さくなった気もするが、一仕事してきたのならば仕方がない。
「確かに、男性ですね……」
「では急いで手続きを頼む。この格好で友人の家に遊びに行く約束をしている」
ヴェイルスが王都に来て足を運ぶとしたら女のところに決まっている。
第一管理官は慌ただしく退室の手続きを済ませると美しいラフィーニアの姿をしたヴェイルスを見送った。
ヴェイルスは王城を出ると、待たせてあった馬車に素早く乗り込んだ。
警護の騎士に身分証を見せたが、深く被ったマントのフードでその外見を見咎められることはなかった。
馬車が走り出すと、ラフィーニアの姿をしたヴェイルスは空中に手を走らせた。
その指先が金色のペンを虚空から摘まみ出した。
素早くそのペンで宙に文字を刻み始める。
巨大な本が現れ、何も書かれていないページが風もないのにぱらぱらとめくれた。
その最初のページに文字が走る。
知識の塔の最上階にはもう一人のヴェイルスがいた。
ラフィーニアの金の鳥籠に一人残されたヴェイルスは野良言止めに作らせた偽物の魔封じの腕輪を取り外した。
牢獄を作り上げているのは古代魔法の一種で、全て言止めの能力を封じる事に特化したものだった。
しかしヴェイルスの宿す魔力は言止めのものではない。
魔力をもっと自在にあやつる巨大なものだった。
天窓に穴を空け、ヴェイルスは外に飛び出すとその上から魔力が通過するようにまた別の古代魔法の言葉を刻んだ。
永伝師が自由に出入りできるようにするためのものだ。
しかし永伝師の能力は恒久的なものではない。助けがいる。
一番必要なものは外に連絡をとる手段だ。
ラフィーニアが用意した金色のノートがその役割を果たす。
ヴェイルスは全ての用意を終えると、再び室内に入り奥の棚の裏側からシーリアの物語を取り出した。
そして、替わりに金のノートを押し込んだ。
このノートに描かれる物語こそがこの金の鳥籠に住むラフィーニアを生むのだ。
金色のノートの真っ白なページに最初の文字が刻まれた。
馬車にいるラフィーニアがもし鳥籠に残されていたら、その続きはどうなるのか。
金色のノートの上で物語が紡がれ始めた。
ラフィーニアは金色の小さな塔の一室で目を覚ます。
ヴェイルスはその一文を目にすると素早く奥の寝室に向かった。
誰もいなかったはずの寝台にラフィーニアが横たわり、ゆっくり目を開けていた。
「私は人形。私は無事にあなたの馬車に乗ったわ。さあ、戻ってきて」
微笑んだラフィーニアの言葉にヴェイルスはにやりとして、ふわりと浮かび上がると天窓の外に出た。魔力感知を得意とする魔導士たちが見張っている。
ここでは最小限の魔力しか使えないし、転送という高度な魔法も使えない。
しかしヴェイルスには永伝師ラフィーニアが味方についていた。
古代の魔法で一時的にその魔力が隠されると、一瞬でヴェイルスの体はその場から消え去った。
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