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5章 嫁取りの宴
46.【診察】(2)*
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レオンは自身をラシャの後ろから抜くと、ラシャの横に横たわった。
さすがに、離宮襲撃の直後のため、その顔には疲労の色が濃い。
ラシャもかなり満たされた精気に気持ちが落ちついた。疲れた顔のレオンに身を寄せて肩に頭を乗せた。
「レオン、助けにきてくれると思っていたよ」
「当たり前だ。なんなら、フェルディナンにあれこれ止められて遅くなったくらいだ」
レオンが思い出したようにムッとした。
聞けば、魔王に直訴したり、兵力を整えたりと、半日でかなり動き回っていたらしい。そして夜にはすぐに離宮を襲撃したとは、慌ただしいことだ。
「その間、あんたはひとりで気持ち良くなってたってわけだ?」
レオンに睨まれて、ラシャもそれは不本意なことだったのでムッとした。だがすぐに、レオンに胸を揉まれてくすぐったさに顔を崩していた。
「ふぁ! ちょっ!」
「ここもいじっただろ? 赤くなってる」
レオンは半身を起こすと、ラシャの乳首を摘んだ。
「ンッ!まて!」
慌ててレオンの手を剥がしたラシャが、自分の胸をシーツで隠す。
「なぁ……これ、気づいたんだけど……前より卑猥な感じになってないか?」
「なにが?」
「…………乳首が」
顔を熱くしながらラシャが言うと、レオンがニヤニヤ笑った。
「なに? 自分で触って気づいたの?」
コクコク頷くと、レオンにシーツを剥ぎ取られた。
「それじゃ、俺が診察しよう」
「は?」
レオンがラシャの上にのしかかってくる。重たいレオンの体に抵抗できず、ラシャは潰されながら胸をまさぐられた。
「ふむ、乳輪が赤くなって少し膨らんでいるな。前よりもすこし大きくなっているかも。あとは、あ~これはいけないな! 乳首がビンビンに立っている! 治療しよう」
ふざけて言うなり乳首をくわえられて、ラシャはくすぐったくて笑った。
「ば! ばかっ! くすぐったいだろ」
「この患者はおかしなことをいうな。いつもここをいじられて喜ぶのに。だからこんなに卑猥になってしまったんだろ」
「……やっぱり卑猥なんだ」
ちょっとがっかりしたラシャに、レオンが笑う。
「理解したなら、もう胸が見えるような破廉恥な服を着るのはやめるんだな」
「やっぱり破廉恥だと思っていたんだ……言ってくれたら良かったのに」
「見せたくはないが、俺はみたいからな。煩悩による葛藤がある」
レオンがラシャにキスをしながら、乳首にまた触れた。
少し膨らんだ乳輪をクルクルと撫で、揉むようにつままれて、ラシャはピクンと体を跳ねさせた。
「服からチラチラ見えるとそそられるんだ。でも、ラシャが気づいたんなら、もう見せるのは俺だけにしたほうがいい」
「ン……そうする」
胸の肉を揉まれて、その先の尖を摘まれると、ラシャはまた股間がズクンとうずいた。
片方の乳首を爪で触れるように擦られながら、もう片方を口に含んで吸われた。
「あ……あぁ……そんなにいじったら、もっと変になる……っ」
レオンは口に含んだものを離し、ニヤっと笑った。
「これはおかしなことをいう患者だな。触るたびに気持ちよさそうにしているのに。それともここが変なのか?ずっとモジモジしているな」
レオンの手がラシャの太ももを撫で、その奥の蕾に指を差しこむ。
「アッ」
「乳首をいじると尻がしまるとは、どんな病気だ?」
「へ、へんな医者のマネをするな!」
レオンが笑いながら寝転がり、ラシャを腹の上に乗せた。レオンの勃ち上がったものが、ラシャの尻にあたっている。
「ほら、薬を尻にいれてみな」
レオンに促されて、ラシャは頬を熱くしながらそれを後ろの蕾にあてて、ゆっくり腰を下ろした。
「ん……んぅ……ふ」
奥まで入った大きな存在感に、ラシャは快感が増す。少しずつラシャの中に入ってくる精気に満たされる。
ラシャがレオンのモノを入れて快感を追うように腰を振ると、下から伸びたレオンの手に胸を揉まれた。
「アッ……アン!」
「嫌がりながらも感じているんだ。いつも触るたびに後ろが締まる」
つねられるたびにギュッと締め付けてしまう。胸を揉まれながら上下に体を揺すっていると、ラシャの前からトロトロ蜜が溢れてレオンの腹に落ちた。
「は…………ぁッ」
快感の波が強まり、いきそうになった。それを察したレオンがラシャの腰を掴んで下から強く突いてきた。
激しい動きに快感がはじけ、目の前がチカチカしながら達していた。ラシャの腹の奥にも、レオンの熱いものがはじけた。
レオンのモノを中に入れたまま、ラシャは痙攣しながら快感を追った。
そのラシャをまた腕の中におさめて、レオンは優しいキスで癒した。
さすがに、離宮襲撃の直後のため、その顔には疲労の色が濃い。
ラシャもかなり満たされた精気に気持ちが落ちついた。疲れた顔のレオンに身を寄せて肩に頭を乗せた。
「レオン、助けにきてくれると思っていたよ」
「当たり前だ。なんなら、フェルディナンにあれこれ止められて遅くなったくらいだ」
レオンが思い出したようにムッとした。
聞けば、魔王に直訴したり、兵力を整えたりと、半日でかなり動き回っていたらしい。そして夜にはすぐに離宮を襲撃したとは、慌ただしいことだ。
「その間、あんたはひとりで気持ち良くなってたってわけだ?」
レオンに睨まれて、ラシャもそれは不本意なことだったのでムッとした。だがすぐに、レオンに胸を揉まれてくすぐったさに顔を崩していた。
「ふぁ! ちょっ!」
「ここもいじっただろ? 赤くなってる」
レオンは半身を起こすと、ラシャの乳首を摘んだ。
「ンッ!まて!」
慌ててレオンの手を剥がしたラシャが、自分の胸をシーツで隠す。
「なぁ……これ、気づいたんだけど……前より卑猥な感じになってないか?」
「なにが?」
「…………乳首が」
顔を熱くしながらラシャが言うと、レオンがニヤニヤ笑った。
「なに? 自分で触って気づいたの?」
コクコク頷くと、レオンにシーツを剥ぎ取られた。
「それじゃ、俺が診察しよう」
「は?」
レオンがラシャの上にのしかかってくる。重たいレオンの体に抵抗できず、ラシャは潰されながら胸をまさぐられた。
「ふむ、乳輪が赤くなって少し膨らんでいるな。前よりもすこし大きくなっているかも。あとは、あ~これはいけないな! 乳首がビンビンに立っている! 治療しよう」
ふざけて言うなり乳首をくわえられて、ラシャはくすぐったくて笑った。
「ば! ばかっ! くすぐったいだろ」
「この患者はおかしなことをいうな。いつもここをいじられて喜ぶのに。だからこんなに卑猥になってしまったんだろ」
「……やっぱり卑猥なんだ」
ちょっとがっかりしたラシャに、レオンが笑う。
「理解したなら、もう胸が見えるような破廉恥な服を着るのはやめるんだな」
「やっぱり破廉恥だと思っていたんだ……言ってくれたら良かったのに」
「見せたくはないが、俺はみたいからな。煩悩による葛藤がある」
レオンがラシャにキスをしながら、乳首にまた触れた。
少し膨らんだ乳輪をクルクルと撫で、揉むようにつままれて、ラシャはピクンと体を跳ねさせた。
「服からチラチラ見えるとそそられるんだ。でも、ラシャが気づいたんなら、もう見せるのは俺だけにしたほうがいい」
「ン……そうする」
胸の肉を揉まれて、その先の尖を摘まれると、ラシャはまた股間がズクンとうずいた。
片方の乳首を爪で触れるように擦られながら、もう片方を口に含んで吸われた。
「あ……あぁ……そんなにいじったら、もっと変になる……っ」
レオンは口に含んだものを離し、ニヤっと笑った。
「これはおかしなことをいう患者だな。触るたびに気持ちよさそうにしているのに。それともここが変なのか?ずっとモジモジしているな」
レオンの手がラシャの太ももを撫で、その奥の蕾に指を差しこむ。
「アッ」
「乳首をいじると尻がしまるとは、どんな病気だ?」
「へ、へんな医者のマネをするな!」
レオンが笑いながら寝転がり、ラシャを腹の上に乗せた。レオンの勃ち上がったものが、ラシャの尻にあたっている。
「ほら、薬を尻にいれてみな」
レオンに促されて、ラシャは頬を熱くしながらそれを後ろの蕾にあてて、ゆっくり腰を下ろした。
「ん……んぅ……ふ」
奥まで入った大きな存在感に、ラシャは快感が増す。少しずつラシャの中に入ってくる精気に満たされる。
ラシャがレオンのモノを入れて快感を追うように腰を振ると、下から伸びたレオンの手に胸を揉まれた。
「アッ……アン!」
「嫌がりながらも感じているんだ。いつも触るたびに後ろが締まる」
つねられるたびにギュッと締め付けてしまう。胸を揉まれながら上下に体を揺すっていると、ラシャの前からトロトロ蜜が溢れてレオンの腹に落ちた。
「は…………ぁッ」
快感の波が強まり、いきそうになった。それを察したレオンがラシャの腰を掴んで下から強く突いてきた。
激しい動きに快感がはじけ、目の前がチカチカしながら達していた。ラシャの腹の奥にも、レオンの熱いものがはじけた。
レオンのモノを中に入れたまま、ラシャは痙攣しながら快感を追った。
そのラシャをまた腕の中におさめて、レオンは優しいキスで癒した。
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