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5章 嫁取りの宴
42.【自慰】*
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ラシャはたまに様子を見にくるブレーズの下男の世話になりながら、体の熱に翻弄されていた。
体の熱さに汗をかき、下男に冷えたタオルで全身を拭われてサッパリしたが、またジワジワと熱がこもり出す。
熱で体力の消耗が激しいと見てとった下男に花の精気を与えられ、少し息が楽になっているが、精気が増えると今度は熱がさらに高まったようにも感じた。
「レオン……」
妖精族の里では、名を呼べばすぐに助けにきたペットが、今回は何度呼んでもこない。
むしろ、名を呼ぶとレオンのことを思い出し、その情事も思い出し、無駄に体がたかぶってしまう。
いまは催淫剤の影響か、万事がいかがわしい妄想に繋がっていた。
下男に体を拭かれている時も体の反応をおさえきれず、ひくつかせてしまって頰が熱くなったくらいだ。
レオンのことを思い出してラシャは体の色んなところが疼いてしかたがなくなった。
「こんなところ……みられたら」
そうわかっていても、疼く体に我慢ができず、自分の股間のものを触ってしまった。
ふにゃふにゃのそれに触ると、腰の奥が重くなった。
触る前から先走りを漏らしていたのか、手に粘液がつく。
「あっ……」
レオンの手を思い出しながら触るが、自分の手だとやはり違う。大きく熱いレオンの手とは違う、細くて少し体温の低い手だ。
下をいじりながら、もう片手で胸の突起を触った。
既に赤くぷっくり膨らんだ乳首は、男のものにしては赤く卑猥に見える。
「あ、あれ? こんなだったっけ」
レオンにいじられることが増えて、以前よりも卑猥に変化しているのではないかと、ふと気づいた。
なのに、魔の島に戻ると魔族特有の露出の高い服を好んで着ていた。たまにレオンがラシャの服を治すように整えていたのはまさか…………そこまで考えて、考えるのをやめた。
その乳首をキュッとつまむと体がヒクンと震えた。
「アッ……は……」
強い刺激は催淫剤の影響もあって強すぎる。
レオンの手つきを思い出しながら、乳輪をなで、乳首を転がすように擦るだけで、快感で体が震えてラシャのモノから先走りが漏れた。
優しくなでながら、たまに強く乳首をいじめると、緩急に煽られた体が快感を継続させて、息が荒くなってくる。
「はっ……はぅ……」
レオンの欲情した目を思い出して、また腰が疼く。
欲情した男の唇を思い出すと、それに吸いつかれた時の快感も思い出してしまい、物足りなさで身悶えた。
ラシャは自分の指を濡らして湿らせた手で、乳首を摘んだ。乳首に唾液を絡めて、擦り上げるがそれでもレオンに吸われた感覚とは雲泥の差だった。
「ン……んぅ」
先走りで濡れた方の手も使い、両手で乳首を擦り上げながら、ラシャはレオンの妄想で何度も体を震わせた。
ラシャはうつ伏せになると、擦り上げて赤く尖った乳首をシーツに擦りつけながら、膝を立てて突き出した尻の奥の蕾に触れた。
「だめなのに……こんなこと、ブレーズに抱かれる準備をしていると思われたら」
自分で後ろをいじって緩めるなんて、ブレーズには鴨がネギを背負ってくる行為かもしれない。
でも、そんな理性的な思考は、熱く持て余した体に凌駕されていく。
硬く閉じていると思ったそこは、催淫剤の影響で緊張していないのか、濡れた手で軽く触っただけで指先を迎え入れた。
「あ…………ッン」
いつもと違う指の埋まっていく感覚に慣れなかったが、それもレオンにいじられる場所を見つけると、快感に変わった。
「んあッ! ぅん~~ッ」
そこを押すとラシャの前からトロトロの蜜が流れ落ち、体の奥がぎゅっと締まる。そのたびに指も締め付けられて自分の快感が指から知れる違和感に頰が熱くなった。
でもその指を止めることはできず、羞恥しながらも後ろに回した指で気持ちのいい場所を探してしまう。
「あぁ……れお……ほしい」
後ろが柔らかくほぐれ、レオンが欲しいと音を立てるが、今その人はいない。
もっと奥にも快感のツボがあるのに、今はいじれないそこに身悶える。
トロトロと蜜をたらす前をにぎりながら、後ろの蕾を音をたてながら抜き差しする。しだいに快感の波が来て、ラシャは大きく体を震わせて達した。
「~~~~っんぅ!」
目の前がチカチカとひかり、体の痙攣が続くまま、シーツに崩れ落ちて快感を追う。
快感がおさまってくると、また乳首をいじりながら股間のものをいじった。
ラシャは体力が尽きるまで、レオンを思い出しながら快感を追った。
体の熱さに汗をかき、下男に冷えたタオルで全身を拭われてサッパリしたが、またジワジワと熱がこもり出す。
熱で体力の消耗が激しいと見てとった下男に花の精気を与えられ、少し息が楽になっているが、精気が増えると今度は熱がさらに高まったようにも感じた。
「レオン……」
妖精族の里では、名を呼べばすぐに助けにきたペットが、今回は何度呼んでもこない。
むしろ、名を呼ぶとレオンのことを思い出し、その情事も思い出し、無駄に体がたかぶってしまう。
いまは催淫剤の影響か、万事がいかがわしい妄想に繋がっていた。
下男に体を拭かれている時も体の反応をおさえきれず、ひくつかせてしまって頰が熱くなったくらいだ。
レオンのことを思い出してラシャは体の色んなところが疼いてしかたがなくなった。
「こんなところ……みられたら」
そうわかっていても、疼く体に我慢ができず、自分の股間のものを触ってしまった。
ふにゃふにゃのそれに触ると、腰の奥が重くなった。
触る前から先走りを漏らしていたのか、手に粘液がつく。
「あっ……」
レオンの手を思い出しながら触るが、自分の手だとやはり違う。大きく熱いレオンの手とは違う、細くて少し体温の低い手だ。
下をいじりながら、もう片手で胸の突起を触った。
既に赤くぷっくり膨らんだ乳首は、男のものにしては赤く卑猥に見える。
「あ、あれ? こんなだったっけ」
レオンにいじられることが増えて、以前よりも卑猥に変化しているのではないかと、ふと気づいた。
なのに、魔の島に戻ると魔族特有の露出の高い服を好んで着ていた。たまにレオンがラシャの服を治すように整えていたのはまさか…………そこまで考えて、考えるのをやめた。
その乳首をキュッとつまむと体がヒクンと震えた。
「アッ……は……」
強い刺激は催淫剤の影響もあって強すぎる。
レオンの手つきを思い出しながら、乳輪をなで、乳首を転がすように擦るだけで、快感で体が震えてラシャのモノから先走りが漏れた。
優しくなでながら、たまに強く乳首をいじめると、緩急に煽られた体が快感を継続させて、息が荒くなってくる。
「はっ……はぅ……」
レオンの欲情した目を思い出して、また腰が疼く。
欲情した男の唇を思い出すと、それに吸いつかれた時の快感も思い出してしまい、物足りなさで身悶えた。
ラシャは自分の指を濡らして湿らせた手で、乳首を摘んだ。乳首に唾液を絡めて、擦り上げるがそれでもレオンに吸われた感覚とは雲泥の差だった。
「ン……んぅ」
先走りで濡れた方の手も使い、両手で乳首を擦り上げながら、ラシャはレオンの妄想で何度も体を震わせた。
ラシャはうつ伏せになると、擦り上げて赤く尖った乳首をシーツに擦りつけながら、膝を立てて突き出した尻の奥の蕾に触れた。
「だめなのに……こんなこと、ブレーズに抱かれる準備をしていると思われたら」
自分で後ろをいじって緩めるなんて、ブレーズには鴨がネギを背負ってくる行為かもしれない。
でも、そんな理性的な思考は、熱く持て余した体に凌駕されていく。
硬く閉じていると思ったそこは、催淫剤の影響で緊張していないのか、濡れた手で軽く触っただけで指先を迎え入れた。
「あ…………ッン」
いつもと違う指の埋まっていく感覚に慣れなかったが、それもレオンにいじられる場所を見つけると、快感に変わった。
「んあッ! ぅん~~ッ」
そこを押すとラシャの前からトロトロの蜜が流れ落ち、体の奥がぎゅっと締まる。そのたびに指も締め付けられて自分の快感が指から知れる違和感に頰が熱くなった。
でもその指を止めることはできず、羞恥しながらも後ろに回した指で気持ちのいい場所を探してしまう。
「あぁ……れお……ほしい」
後ろが柔らかくほぐれ、レオンが欲しいと音を立てるが、今その人はいない。
もっと奥にも快感のツボがあるのに、今はいじれないそこに身悶える。
トロトロと蜜をたらす前をにぎりながら、後ろの蕾を音をたてながら抜き差しする。しだいに快感の波が来て、ラシャは大きく体を震わせて達した。
「~~~~っんぅ!」
目の前がチカチカとひかり、体の痙攣が続くまま、シーツに崩れ落ちて快感を追う。
快感がおさまってくると、また乳首をいじりながら股間のものをいじった。
ラシャは体力が尽きるまで、レオンを思い出しながら快感を追った。
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