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真夜中の音
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中学生の時のことです。
私の部屋は部屋の中でも一番端の奥にありました。
そのおかげで、夜遅くまで遊んでいても見つかりにくく、よく夜更かしをしていたのです。
それは、そんなある日のことでした。
いつものように、ゲームに夢中になって遊んでいた時のこと。
突然、ドーーンッ!!と大きな音が鳴り響いたのです。
あまりの大きな物音に、私はゲームをやめて辺りを見渡しました。
すると、再びドーーンッ!ドーーンッ!と鳴るのです。
耳を澄ましてみると、それは天井から聞こえているようでした。
こんな音が鳴っていたら、親も起きるに違いない。
そう思って私は部屋から飛び出しました。
そして、親の部屋へと向かいました。
しかし、両親はよく眠っており、起きることはありませんでした。
その音はとても大きく、眠りの浅い父であれば起きていてもおかしくないレベルなのに……
不審に思いながら私は部屋に戻りました。
そして、それ以上ゲームをやる気にもならず、眠りにつきました。
翌朝、私は昨日の事を父に話しましたが、そんな音はしていないというのです。
隣の部屋の姉にも訊ねましたが、ネズミか、夢でも見たんじゃない?と軽く言われました。
あの音は、本当にネズミだったのでしょうか?
私が聞いたその音は、小さなネズミが通るような音ではなかった。
なんというか、足を思いっきり地面に踏み込むような、そんな音のようだったのですが……
私の部屋は部屋の中でも一番端の奥にありました。
そのおかげで、夜遅くまで遊んでいても見つかりにくく、よく夜更かしをしていたのです。
それは、そんなある日のことでした。
いつものように、ゲームに夢中になって遊んでいた時のこと。
突然、ドーーンッ!!と大きな音が鳴り響いたのです。
あまりの大きな物音に、私はゲームをやめて辺りを見渡しました。
すると、再びドーーンッ!ドーーンッ!と鳴るのです。
耳を澄ましてみると、それは天井から聞こえているようでした。
こんな音が鳴っていたら、親も起きるに違いない。
そう思って私は部屋から飛び出しました。
そして、親の部屋へと向かいました。
しかし、両親はよく眠っており、起きることはありませんでした。
その音はとても大きく、眠りの浅い父であれば起きていてもおかしくないレベルなのに……
不審に思いながら私は部屋に戻りました。
そして、それ以上ゲームをやる気にもならず、眠りにつきました。
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なんというか、足を思いっきり地面に踏み込むような、そんな音のようだったのですが……
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