149 / 215
第4章 国主編
第131話 踊る女 ~夜の魔女リリム~
しおりを挟む
擦った揉んだあったが、リリムは、本人の強い希望もあり、フリードリヒの愛妾になるということで落ち着いた。
リリムはリリスからの預かりものだから侍女やメイドという訳にもいかなかったのだ。
単に客人ということでもよかったのだが、本人が断固固辞した。
そしてリリムのローテーションの日。
リリムはサキュバス的悪魔の走りだけあって色事の達人だった。
一戦終わり。気だるい表情でリリムは言った。
「主様はソロモン王の時の記憶を持っていないの?」
ソロモン王といえば2千年以上前の人物だ。生まれ変わりだとしても、いったい何世代重ねているやら知れない。
「ああ。もう何世代も転生を重ねているからな。忘れてしまった」
「それは残念ね。主様は私の舞踏が大好きで何回も所望していたのよ。懐かしいわ」
「そうなのか…」
──2千年前の舞踏っていったいどんなだ…?
「今度機会があれば見せてあげるわ」
「そうだな。それはぜひ見てみたい」
どうもリリムはフリードリヒのことをソロモン王と重ねて見ているらしい。よほどソロモン王のことを気に入っていたのだろう。
◆
機会はすぐにやってきた。
某国の外交使節が来訪し、その歓迎の宴を開くこととなったのだ。
リリムは言った。
「今夜、宴があるのでしょう。そこで私の舞踏を披露するわ」
「いいだろう。楽しみにしているよ。しかし、楽団はどうする」
「それも覚えていないのね。私の配下にやらせるわ」
「わかった。ならいい」
「舞踏が良かったら私の好きなものをご褒美にくださいな」
「好きなもの? いいだろう」
そして宴もたけなわとなり…
楽団の者が用意を始めた。
外交使節の使者が問うた。
「これから何か始まるのですかな?」
「私の愛妾の一人が舞踏を披露いたします」
「ほう。それは楽しみだ」
「まあ。素人の嗜みですから、あまりご期待なさらず」
会場にリリムが入ってきた。
その姿を見てフリードリヒは目を見開いた。
「こ、これは…」
リリムは、まるでニンフのように裸体の上に薄絹を何枚か重ね着しているだけの煽情的な恰好をしていた。
重ねているから肝心なところは見えないが、どうするつもりだ? まさか…
音楽が始まった。
退廃的な感じのスローテンポの音楽だ。
リリムはそれに合わせて、しゃなりしゃなりと男を誘うような色っぽいポーズで踊りはじめた。
それを見逃すまいと男たちは身を乗り出して見つめている。
そして音楽のテンポが少し上がり、音楽の調子が変わるとリリムは薄絹を一枚脱ぎ捨て、これを男たちの方に投げ捨てた。
その薄絹を手に入れようと男たちが群がる。
音楽のテンポは徐々に上がっていき、その度にリリムは薄絹を一枚、また一枚と脱ぎ捨てていく。
──これではまるで伝説にいうサロメのベールの踊りではないか。
まさか(ご褒美は聖者の首です)とか言わないよな…
ついに音楽はクライマックスとなり、薄絹も残るところ一枚となった。もはやニンフもどきの半裸状態だ。
リリムの手が薄絹にかかり…
男たちの瞳孔は極限まで開かれている。
「そこまで!」
フリードリヒはストップをかけると、リリムの手を引っ張って会場から出ていく。
会場の男たちは大きなため息をついた。
リリムは戸惑いながら言った。
「別に全部脱いじゃってもよかったのに…」
「俺の愛妾の裸体を他の男に見せられるものか!」
フリードリヒは独占欲丸出しでそう言った。
リリムは赤い顔をして言った。
「そう言ってくれるとうれしいわ。あなたはソロモン王とは違うのね」
「俺は俺だ。ソロモンではない」
「それもそうね。でも、そんなあなたが好き」
会場ではせめて残された薄絹だけでも手に入れようと分捕り合戦が始まっていた。
引っ張りあううちに薄絹は裂け、断片となって行った。
そんな断片のひとかけらを手に入れた者は、他の者に自慢げにみせびらかした。
男とは誠にどうしょうもない生物である。
◆
2人がリリムの部屋に入るとリリムは言った。
「私の舞踏はどうだったかしら?」
確かにあの動きはプロのストリップダンサー顔負けのものだった。
「なかなかのものだったが、今度からは私の前だけにしてくれ」
「わかったわ。じゃあ。ご褒美はもらえるのかしら?」
「君の好きなものとは何だ?」
「私ね。赤ちゃんが欲しいの。だって、あなた避妊魔法を使っているでしょ。知っているのよ」
「それは…」
──バレていたのか…
しかし、リリス、リリム親子は子供を害するという伝承があり、その点において我が子を喰らう呪いをかけられたラミアと同一視されたりすることもある。
だが、さすがに(まさか我が子を喰らったりしないよな)とは口に出せなかった。
リリスが我が子を喰らわなかったからこそリリムがいる訳だし、たぶん大丈夫だろう。
「わかった。今度から避妊魔法はなしにしよう」
「ありがとう。大好き」
リリムはフリードリヒに抱きつき、キスをした。
その拍子に最後の一枚の薄絹がポロリと落ち、リリスは全裸となった。
「お、おい…」
(落ちたぞ)と言いかけたが、まあいいかと思い直した
そして…
◆
フリードリヒの一発懐妊力は健在だった。
避妊魔法の使用をやめるとリリムは一発で懐妊した。
生まれた子は女児だった。
リリムの娘でリリスの孫なのだからさぞかし妖艶な美女に育つだろうことは想像に難くなかった。
名前は「リリル」と名付けた。
さぞかしもてるだろうが、男にだらしないような女にならないようしっかりと教育せねばと思うフリードリヒだった。
予想に反し、リリルは長じて敬虔なクリスチャンとなった。
男にだらしないどころか、従順・清貧・純潔な性格に育っており、教会のミサにも欠かさず通っている。
一方、フリードリヒはギリシャ系の神の血筋だから、あまりにキリスト教べったりで、そのうちに修道女になるなどと言いだすのではとハラハラして見ていた。
このような従順・清貧・純潔な美少女がもてないはずはない。
様々な男が手を変え品を変え言い寄ってくるが、彼女は歯牙にもかけなかった。
そのうち間違いが起きないかを心配していたが、それは母のリリムのこと。
配下の悪魔を隠形させてリリルの警護につけているのだった。
そんな彼女だが、ミカエルとガブリエルのところに頻繁に出入りして親しくしているようだ。
彼女は母親譲りの能力で、2人が本物の天使だと見抜いたらしい。
夜の魔女の娘が最上級尾天使を親しくしている姿は、ある意味逆説的で、いかにもロートリンゲンらしいとフリードリヒは思った。
ミカエル・ガブリエルが異性のパートナーを得ている姿を見て、リリムは次第に異性にも興味を持ちつつあるようだ。
しかし、(並みの男にはリリルはやらんぞ)と決意を新たにするフリードリヒだった。
リリムはリリスからの預かりものだから侍女やメイドという訳にもいかなかったのだ。
単に客人ということでもよかったのだが、本人が断固固辞した。
そしてリリムのローテーションの日。
リリムはサキュバス的悪魔の走りだけあって色事の達人だった。
一戦終わり。気だるい表情でリリムは言った。
「主様はソロモン王の時の記憶を持っていないの?」
ソロモン王といえば2千年以上前の人物だ。生まれ変わりだとしても、いったい何世代重ねているやら知れない。
「ああ。もう何世代も転生を重ねているからな。忘れてしまった」
「それは残念ね。主様は私の舞踏が大好きで何回も所望していたのよ。懐かしいわ」
「そうなのか…」
──2千年前の舞踏っていったいどんなだ…?
「今度機会があれば見せてあげるわ」
「そうだな。それはぜひ見てみたい」
どうもリリムはフリードリヒのことをソロモン王と重ねて見ているらしい。よほどソロモン王のことを気に入っていたのだろう。
◆
機会はすぐにやってきた。
某国の外交使節が来訪し、その歓迎の宴を開くこととなったのだ。
リリムは言った。
「今夜、宴があるのでしょう。そこで私の舞踏を披露するわ」
「いいだろう。楽しみにしているよ。しかし、楽団はどうする」
「それも覚えていないのね。私の配下にやらせるわ」
「わかった。ならいい」
「舞踏が良かったら私の好きなものをご褒美にくださいな」
「好きなもの? いいだろう」
そして宴もたけなわとなり…
楽団の者が用意を始めた。
外交使節の使者が問うた。
「これから何か始まるのですかな?」
「私の愛妾の一人が舞踏を披露いたします」
「ほう。それは楽しみだ」
「まあ。素人の嗜みですから、あまりご期待なさらず」
会場にリリムが入ってきた。
その姿を見てフリードリヒは目を見開いた。
「こ、これは…」
リリムは、まるでニンフのように裸体の上に薄絹を何枚か重ね着しているだけの煽情的な恰好をしていた。
重ねているから肝心なところは見えないが、どうするつもりだ? まさか…
音楽が始まった。
退廃的な感じのスローテンポの音楽だ。
リリムはそれに合わせて、しゃなりしゃなりと男を誘うような色っぽいポーズで踊りはじめた。
それを見逃すまいと男たちは身を乗り出して見つめている。
そして音楽のテンポが少し上がり、音楽の調子が変わるとリリムは薄絹を一枚脱ぎ捨て、これを男たちの方に投げ捨てた。
その薄絹を手に入れようと男たちが群がる。
音楽のテンポは徐々に上がっていき、その度にリリムは薄絹を一枚、また一枚と脱ぎ捨てていく。
──これではまるで伝説にいうサロメのベールの踊りではないか。
まさか(ご褒美は聖者の首です)とか言わないよな…
ついに音楽はクライマックスとなり、薄絹も残るところ一枚となった。もはやニンフもどきの半裸状態だ。
リリムの手が薄絹にかかり…
男たちの瞳孔は極限まで開かれている。
「そこまで!」
フリードリヒはストップをかけると、リリムの手を引っ張って会場から出ていく。
会場の男たちは大きなため息をついた。
リリムは戸惑いながら言った。
「別に全部脱いじゃってもよかったのに…」
「俺の愛妾の裸体を他の男に見せられるものか!」
フリードリヒは独占欲丸出しでそう言った。
リリムは赤い顔をして言った。
「そう言ってくれるとうれしいわ。あなたはソロモン王とは違うのね」
「俺は俺だ。ソロモンではない」
「それもそうね。でも、そんなあなたが好き」
会場ではせめて残された薄絹だけでも手に入れようと分捕り合戦が始まっていた。
引っ張りあううちに薄絹は裂け、断片となって行った。
そんな断片のひとかけらを手に入れた者は、他の者に自慢げにみせびらかした。
男とは誠にどうしょうもない生物である。
◆
2人がリリムの部屋に入るとリリムは言った。
「私の舞踏はどうだったかしら?」
確かにあの動きはプロのストリップダンサー顔負けのものだった。
「なかなかのものだったが、今度からは私の前だけにしてくれ」
「わかったわ。じゃあ。ご褒美はもらえるのかしら?」
「君の好きなものとは何だ?」
「私ね。赤ちゃんが欲しいの。だって、あなた避妊魔法を使っているでしょ。知っているのよ」
「それは…」
──バレていたのか…
しかし、リリス、リリム親子は子供を害するという伝承があり、その点において我が子を喰らう呪いをかけられたラミアと同一視されたりすることもある。
だが、さすがに(まさか我が子を喰らったりしないよな)とは口に出せなかった。
リリスが我が子を喰らわなかったからこそリリムがいる訳だし、たぶん大丈夫だろう。
「わかった。今度から避妊魔法はなしにしよう」
「ありがとう。大好き」
リリムはフリードリヒに抱きつき、キスをした。
その拍子に最後の一枚の薄絹がポロリと落ち、リリスは全裸となった。
「お、おい…」
(落ちたぞ)と言いかけたが、まあいいかと思い直した
そして…
◆
フリードリヒの一発懐妊力は健在だった。
避妊魔法の使用をやめるとリリムは一発で懐妊した。
生まれた子は女児だった。
リリムの娘でリリスの孫なのだからさぞかし妖艶な美女に育つだろうことは想像に難くなかった。
名前は「リリル」と名付けた。
さぞかしもてるだろうが、男にだらしないような女にならないようしっかりと教育せねばと思うフリードリヒだった。
予想に反し、リリルは長じて敬虔なクリスチャンとなった。
男にだらしないどころか、従順・清貧・純潔な性格に育っており、教会のミサにも欠かさず通っている。
一方、フリードリヒはギリシャ系の神の血筋だから、あまりにキリスト教べったりで、そのうちに修道女になるなどと言いだすのではとハラハラして見ていた。
このような従順・清貧・純潔な美少女がもてないはずはない。
様々な男が手を変え品を変え言い寄ってくるが、彼女は歯牙にもかけなかった。
そのうち間違いが起きないかを心配していたが、それは母のリリムのこと。
配下の悪魔を隠形させてリリルの警護につけているのだった。
そんな彼女だが、ミカエルとガブリエルのところに頻繁に出入りして親しくしているようだ。
彼女は母親譲りの能力で、2人が本物の天使だと見抜いたらしい。
夜の魔女の娘が最上級尾天使を親しくしている姿は、ある意味逆説的で、いかにもロートリンゲンらしいとフリードリヒは思った。
ミカエル・ガブリエルが異性のパートナーを得ている姿を見て、リリムは次第に異性にも興味を持ちつつあるようだ。
しかし、(並みの男にはリリルはやらんぞ)と決意を新たにするフリードリヒだった。
0
お気に入りに追加
536
あなたにおすすめの小説
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
14歳までレベル1..なので1ルークなんて言われていました。だけど何でかスキルが自由に得られるので製作系スキルで楽して暮らしたいと思います
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕はルーク
普通の人は15歳までに3~5レベルになるはずなのに僕は14歳で1のまま、なので村の同い年のジグとザグにはいじめられてました。
だけど15歳の恩恵の儀で自分のスキルカードを得て人生が一転していきました。
洗濯しか取り柄のなかった僕が何とか楽して暮らしていきます。
------
この子のおかげで作家デビューできました
ありがとうルーク、いつか日の目を見れればいいのですが
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
1000年生きてる気功の達人異世界に行って神になる
まったりー
ファンタジー
主人公は気功を極め人間の限界を超えた強さを持っていた、更に大気中の気を集め若返ることも出来た、それによって1000年以上の月日を過ごし普通にひっそりと暮らしていた。
そんなある時、教師として新任で向かった学校のクラスが異世界召喚され、別の世界に行ってしまった、そこで主人公が色々します。
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
前世は悪神でしたので今世は商人として慎ましく生きたいと思います
八神 凪
ファンタジー
平凡な商人の息子として生まれたレオスは、無限収納できるカバンを持つという理由で、悪逆非道な大魔王を倒すべく旅をしている勇者パーティに半ば拉致されるように同行させられてしまう。
いよいよ大魔王との決戦。しかし大魔王の力は脅威で、勇者も苦戦しあわや全滅かというその時、レオスは前世が悪神であったことを思い出す――
そしてめでたく大魔王を倒したものの「商人が大魔王を倒したというのはちょっと……」という理由で、功績を与えられず、お金と骨董品をいくつか貰うことで決着する。だが、そのお金は勇者装備を押し付けられ巻き上げられる始末に……
「はあ……とりあえず家に帰ろう……この力がバレたらどうなるか分からないし、なるべく目立たず、ひっそりしないとね……」
悪神の力を取り戻した彼は無事、実家へ帰ることができるのか?
八神 凪、作家人生二周年記念作、始動!
※表紙絵は「茜328」様からいただいたファンアートを使用させていただきました! 素敵なイラストをありがとうございます!
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる