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第4章 国主編
第98話 ロリ巨乳 ~炉の神ヘスティア~
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フリードリヒがアテナのところでのアバターの特訓の帰り、背が小さくてちんまりとした少女を見かけた。
あれは…
「これはヘスティア様。何をなさっているんですか?」
「ああ。あなた。アテナのところに通っている人族ね。
食べられる山菜を採っているところよ」
「お手伝いしましょう。私も山菜はある程度知っているのですが、詳しくはないので、ついでに教えていただけると助かります」
「いいわよ」
ヘスティアは炉の神だ。
炉は家の中心であり、家庭生活の守護神である。また、炉は犠牲を捧げる場所でもあり、祭壇・祭祀の神でもある。
女神はモデルのように均整の取れた体つきの者が多いが、ヘスティアは背が低く、フリードリヒの肩くらいまでしかない。また、お肌もプルプルで髪も艶々しているのでロリっぽく見える。だが、胸だけは大きい。
いわゆるロリ巨乳ってやつだ。マニアが見たら垂涎の的だろう。
ヘスティアに教えてもらいながら小一時間も山菜を採るとかなりの量になった。
「ありがとう。あなたのおかげで捗ったわ」
「こちらこそ、いろいろと教えていただきありがとうございました。食べられる山菜がこんなに種類があるなんて知りませんでした」
「折角だから私の館で食べていかない?」
「ありがとうございます。では、お言葉に甘えまして…」
そういえば、前々からヘスティアにレシピを教えてもらおうと思っていたことを思い出した。
ついでに、いろいろと教えてもらおう。
◆
館に着くと、ヘスティアは言った。
「じゃあ。今からお料理するから少し待っててね」
「私もお手伝いしますよ。ぜひレシピを教えてください」
「まあ。あなたお料理ができるの?」
「こう見えても結構得意なんですよ」
「わかったわ。じゃあお願い」
それからヘスティアとワイワイ言いながら山菜料理のフルコースを作った。
山菜といっても、お浸し以外にいろいろとバリエーションがあるものだと感心した。
料理をおいしく食べた後、フリードリヒは言った。
「ヘスティア様。まだいろいろと教えて欲しいレシピがあるので、またお邪魔してもよろしいでしょうか?」
「いいわよ。あなたとお料理するのはとても楽しいわ」
「ありがとうございます」
ヘスティアはロリっぽいので、なんだか新しい妹ができたようで楽しい。
それ以来、アテナのところでアバターの修行をした後は、ヘスティアのところに寄り、最後にアフロディーテと〇〇するというのが定番のコースとなった。
◆
ある日。
ヘスティアのところに新大陸の食べ物を持ち込んでみることにした。まずはジャガイモである。
「うわあ。何これ? 変な形をしているけれど食べられるの?」
神でも新大陸の食べ物は知らないらしい。
「食べられますよ。まずはシンプルに蒸かしてバターをつけて食べてみましょう。芽のところには毒があるので、芽の部分を取ってください」
「わかったわ」
下ごしらえをしたジャガイモを蒸かして、熱々のものにバターをつけて食べてみる。
「うわあ。形はグロテスクだけれど美味しいのね」
「そうでしょう。これを使って色々な料理を作ってみたいのです」
「そうねえ…油で揚げてみるのはどうかしら?」
「さすがですね。フライドポテトは定番料理の一つです。次はフライドポテトを作ってみますか」
フライドポテトを作ると、フリードリヒはケチャップを取り出した。ヘスティアの目が光る。
「そのソースは何?」
「ああ。これも新大陸の食べ物でトマトというものから作ったソースです。ジャガイモとよく合うんですよ」
「ふ~ん。後でレシピを教えてね」
「もちろんですよ」
フライドポテトにケチャップを付けて食べる。
「うわあ。美味しい。なんだか止まらないわ。いくらでも食べられそう」
「そうでしょう。実はマスタードでも結構いけるんですよ」
フリードリヒはマスタードを付けたフライドポテトをヘスティアに渡す。
「これも美味しい。ケチャップだけだと飽きそうだけど、マスタードと順番に食べたら無限に食べられそう。いやん。太っちゃうわ」
「はっはっはっ。ヘスティア様はスタイルがいいから少しくらい太っても大丈夫ですよ」
「それって私が太ることを前提にしてない?」
ヘスティアは頬を膨らませて怒っている。
が、それがちっとも怖くないのがおかしくて噴き出してしまった。
「もう。酷いんだからあ」
ヘスティアはフリードリヒをぽかぽか叩くがちっとも痛くない。
そんなことで、ヘスティアのところへ行くといつも楽しい時を過ごすのだった。
アテナのところでの修行が長引き、半年近く経とうとしていた。
それに伴い、ヘスティアに習ったレシピもだいぶレパートリーが増えた。
今日も楽しく食事をして帰ろうかという時…
「ちょっと待って!」
ヘスティアはフリードリヒに抱きつくとその胸に顔を埋めた。
──これってどういう…
ロリ巨乳の破壊力は半端なかった。
フリードリヒ自身はロリコンという自覚はなかったが、今までさんざん10代前半のロリ少女たちを相手にしている間に毒されてしまったようだ。
このままヘスティアの肩を抱いてしまおうか…どうする。
フリードリヒの手は葛藤の中で硬直していた。
結局時間切れとなったようだ。
「ありがとう。もういいわ。じゃあ。またね」
ヘスティアは結婚の喜びと引き換えに、全ての人間の家でその中央に座すこと、すべての神殿で他の神々と栄誉をわかつこと等の特権を得た永遠の処女神だ。
これに手を出したら特権が失われてしまい、オリュンポス12神の座を降ろされてしまうかもしれない。
このままヘスティアとの関係を続けたら手を出さない自信はない。どうする?
しかし「またね」と言われた以上、フリードリヒはヘスティアの誘いを断ることはできなかった。
あの日以来、帰り際には必ずヘスティアはフリードリヒに抱きついてくるのが定番になっていた。
ある日。いつものようにフリードリヒの胸に顔を埋めると、ついにヘスティアは言った。
「私。あなたが好き」
フリードリヒはついに我慢ができなくなり、ヘスティアを抱き返した。
「あなたが処女でなくなったら、オリュンポス12神を降ろされてしまうのではないですか?」
「実を言うとあまりこだわりはないの。甥のディオニュソスが入りたがっていたから、それもいいかなあ…」
その夜。
ヘスティアとフリードリヒは結ばれた。
ヘスティアは様々な特権を失ったが全く悲壮感はなかった。
なお、その日の夜をすっぽかされたアフロディーテは激怒し、これをなだめるのはたいへんだった。
席が空いたオリュンポス12神の座には予定どおりディオニュソスが付き、丸く収まった。
主神のゼウスは一連の事情は察していたと思うのだが、批判めいたことは何も言わなかった。
ああ見えてヘスティアはゼウスの姉であり、身内の幸福を優先させたのかもしれない。
◆
ヘスティアはすぐに懐妊した。
フリードリヒの一発懐妊力は健在だった。
生まれた子供は男児だったので「炉」にちなんでオーフェンと名付けた。
フリードリヒとヘスティアの子供らしく女子力の高い乙男として育った。
フリードリヒはどう育てるか迷ったが、本人の希望もあり、輜重部隊の司厨長として活躍することになる。
彼は暗黒騎士団の荒くれどもの胃袋をがっちり握ったのだ。ある意味、誰も逆らえない不可欠の存在となっていた。
そのうちに、暗黒騎士団の強さの秘密はその食にありということにもなっていった。
あれは…
「これはヘスティア様。何をなさっているんですか?」
「ああ。あなた。アテナのところに通っている人族ね。
食べられる山菜を採っているところよ」
「お手伝いしましょう。私も山菜はある程度知っているのですが、詳しくはないので、ついでに教えていただけると助かります」
「いいわよ」
ヘスティアは炉の神だ。
炉は家の中心であり、家庭生活の守護神である。また、炉は犠牲を捧げる場所でもあり、祭壇・祭祀の神でもある。
女神はモデルのように均整の取れた体つきの者が多いが、ヘスティアは背が低く、フリードリヒの肩くらいまでしかない。また、お肌もプルプルで髪も艶々しているのでロリっぽく見える。だが、胸だけは大きい。
いわゆるロリ巨乳ってやつだ。マニアが見たら垂涎の的だろう。
ヘスティアに教えてもらいながら小一時間も山菜を採るとかなりの量になった。
「ありがとう。あなたのおかげで捗ったわ」
「こちらこそ、いろいろと教えていただきありがとうございました。食べられる山菜がこんなに種類があるなんて知りませんでした」
「折角だから私の館で食べていかない?」
「ありがとうございます。では、お言葉に甘えまして…」
そういえば、前々からヘスティアにレシピを教えてもらおうと思っていたことを思い出した。
ついでに、いろいろと教えてもらおう。
◆
館に着くと、ヘスティアは言った。
「じゃあ。今からお料理するから少し待っててね」
「私もお手伝いしますよ。ぜひレシピを教えてください」
「まあ。あなたお料理ができるの?」
「こう見えても結構得意なんですよ」
「わかったわ。じゃあお願い」
それからヘスティアとワイワイ言いながら山菜料理のフルコースを作った。
山菜といっても、お浸し以外にいろいろとバリエーションがあるものだと感心した。
料理をおいしく食べた後、フリードリヒは言った。
「ヘスティア様。まだいろいろと教えて欲しいレシピがあるので、またお邪魔してもよろしいでしょうか?」
「いいわよ。あなたとお料理するのはとても楽しいわ」
「ありがとうございます」
ヘスティアはロリっぽいので、なんだか新しい妹ができたようで楽しい。
それ以来、アテナのところでアバターの修行をした後は、ヘスティアのところに寄り、最後にアフロディーテと〇〇するというのが定番のコースとなった。
◆
ある日。
ヘスティアのところに新大陸の食べ物を持ち込んでみることにした。まずはジャガイモである。
「うわあ。何これ? 変な形をしているけれど食べられるの?」
神でも新大陸の食べ物は知らないらしい。
「食べられますよ。まずはシンプルに蒸かしてバターをつけて食べてみましょう。芽のところには毒があるので、芽の部分を取ってください」
「わかったわ」
下ごしらえをしたジャガイモを蒸かして、熱々のものにバターをつけて食べてみる。
「うわあ。形はグロテスクだけれど美味しいのね」
「そうでしょう。これを使って色々な料理を作ってみたいのです」
「そうねえ…油で揚げてみるのはどうかしら?」
「さすがですね。フライドポテトは定番料理の一つです。次はフライドポテトを作ってみますか」
フライドポテトを作ると、フリードリヒはケチャップを取り出した。ヘスティアの目が光る。
「そのソースは何?」
「ああ。これも新大陸の食べ物でトマトというものから作ったソースです。ジャガイモとよく合うんですよ」
「ふ~ん。後でレシピを教えてね」
「もちろんですよ」
フライドポテトにケチャップを付けて食べる。
「うわあ。美味しい。なんだか止まらないわ。いくらでも食べられそう」
「そうでしょう。実はマスタードでも結構いけるんですよ」
フリードリヒはマスタードを付けたフライドポテトをヘスティアに渡す。
「これも美味しい。ケチャップだけだと飽きそうだけど、マスタードと順番に食べたら無限に食べられそう。いやん。太っちゃうわ」
「はっはっはっ。ヘスティア様はスタイルがいいから少しくらい太っても大丈夫ですよ」
「それって私が太ることを前提にしてない?」
ヘスティアは頬を膨らませて怒っている。
が、それがちっとも怖くないのがおかしくて噴き出してしまった。
「もう。酷いんだからあ」
ヘスティアはフリードリヒをぽかぽか叩くがちっとも痛くない。
そんなことで、ヘスティアのところへ行くといつも楽しい時を過ごすのだった。
アテナのところでの修行が長引き、半年近く経とうとしていた。
それに伴い、ヘスティアに習ったレシピもだいぶレパートリーが増えた。
今日も楽しく食事をして帰ろうかという時…
「ちょっと待って!」
ヘスティアはフリードリヒに抱きつくとその胸に顔を埋めた。
──これってどういう…
ロリ巨乳の破壊力は半端なかった。
フリードリヒ自身はロリコンという自覚はなかったが、今までさんざん10代前半のロリ少女たちを相手にしている間に毒されてしまったようだ。
このままヘスティアの肩を抱いてしまおうか…どうする。
フリードリヒの手は葛藤の中で硬直していた。
結局時間切れとなったようだ。
「ありがとう。もういいわ。じゃあ。またね」
ヘスティアは結婚の喜びと引き換えに、全ての人間の家でその中央に座すこと、すべての神殿で他の神々と栄誉をわかつこと等の特権を得た永遠の処女神だ。
これに手を出したら特権が失われてしまい、オリュンポス12神の座を降ろされてしまうかもしれない。
このままヘスティアとの関係を続けたら手を出さない自信はない。どうする?
しかし「またね」と言われた以上、フリードリヒはヘスティアの誘いを断ることはできなかった。
あの日以来、帰り際には必ずヘスティアはフリードリヒに抱きついてくるのが定番になっていた。
ある日。いつものようにフリードリヒの胸に顔を埋めると、ついにヘスティアは言った。
「私。あなたが好き」
フリードリヒはついに我慢ができなくなり、ヘスティアを抱き返した。
「あなたが処女でなくなったら、オリュンポス12神を降ろされてしまうのではないですか?」
「実を言うとあまりこだわりはないの。甥のディオニュソスが入りたがっていたから、それもいいかなあ…」
その夜。
ヘスティアとフリードリヒは結ばれた。
ヘスティアは様々な特権を失ったが全く悲壮感はなかった。
なお、その日の夜をすっぽかされたアフロディーテは激怒し、これをなだめるのはたいへんだった。
席が空いたオリュンポス12神の座には予定どおりディオニュソスが付き、丸く収まった。
主神のゼウスは一連の事情は察していたと思うのだが、批判めいたことは何も言わなかった。
ああ見えてヘスティアはゼウスの姉であり、身内の幸福を優先させたのかもしれない。
◆
ヘスティアはすぐに懐妊した。
フリードリヒの一発懐妊力は健在だった。
生まれた子供は男児だったので「炉」にちなんでオーフェンと名付けた。
フリードリヒとヘスティアの子供らしく女子力の高い乙男として育った。
フリードリヒはどう育てるか迷ったが、本人の希望もあり、輜重部隊の司厨長として活躍することになる。
彼は暗黒騎士団の荒くれどもの胃袋をがっちり握ったのだ。ある意味、誰も逆らえない不可欠の存在となっていた。
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