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………あれから6年たちました………
えっ?時間がたつのが早い?おかしい?
そんなん無視ですよ!無視!無視!

「梨香~そろそろ行くわよ~」

「はいっ!お母さま!」


私……藤宮梨香は………うすいピンクの髪………紫色の瞳を持つ美少女になりました!

そう………「ドキメモ」の藤宮梨香は……悪役感がないものすごい可憐な美少女です!
そう!すごくかわいいから裏では人気だったんだよねぇ~~

まぁ、やってたことは………ものすごいたち悪いけど…

そんなことは置いといて!中も

そんな私も今日から小学1年生!
友だち100人できるかなぁ~~

車で花ノ宮学園まで向かう。

「お母さま!花ノ宮学園の初等部は一体どんなところですか?」


お母さまは私と同じ紫色の瞳をこっち

に向け笑顔で答えます。

……かわいい!お母さま天使!


「とてもきれいなところよ。施設も充実しているから苦労することはないと思うわ。」

「へぇ~早く色んなところをみたいです!」

「ふふっ。焦らなくても大丈夫よ。あとで要さんも来るって言っていたわよ。」

「お父さまがくるんですか!」

私の父、藤宮要はすっごくイケメンだ!
しかも………私をとても可愛がってくれる!
私もお父さまのことがだ~~いすき!

「あっ、あれですよね!お母さま。パンフレットに載っていたのと同じ建物が見えてきたんですけど……」

「ええ。そうよ。あれがあなたがこれから通う花ノ宮学園の初等部よ。」


花ノ宮学園の初等部は白が中心の外観でした!
近未来感があってとにかくきれい!


さぁて入学式の会場に行くか!
え~とホ―ルで行うと書いてあるなぁ………

「梨香~~こっちよ~~」


「は~い!」



うわっ!でかっ!

えっこれが…ホール?


中に入るとさらに豪華でした。

自分の名前が書いてある椅子に座ってからの…………記憶かありません。

気づいたら入学式が終わっていました。

お母さまとあとからきたお父さまと別れて自分の教室を探します。

私は7クラスあるうちの4組でした。
あっ。あった。あった。
おぉ!中もきれい!さすが金持ち学園!

自分の席も見つけたので座りました。

んっ?何か…………見られてる……?

「みてぇ~あの子~とってもかわいい!」

「ヤバい……かわいい……」


何か……言ってるけど……よく聞こえな~~~い!

すると…ガラガラとドアが開き先生が入って来ました。
きれいな女の人です。
「は~い。みんな~席に着いて~」
そして色々な注意を聞いた後……
「では自己紹介しましょう!まずはあなたから。」

「はいっ。橘菜々美です。好きな食べ物は……」


そんな自己紹介が続いて5分がたった時ついに私の番になりました。
ここはさらっといきましょう!

「藤宮梨香です。好きな食べ物はシフォンケーキ。
好きな動物はウサギです。よろしくお願いします。」

………これでいいだろう!


「……………………………」

あれ………?

「………藤宮……?」

「あの………藤宮………?」

「お母さまが仲良くしなさいって言ってた~」

「うちのママも~」

「俺の母さんも~」



あれ?私の………楽しい学園生活が…………
友だちとワイワイしたりする計画が………

「何か~~気に入られないといけないんだって~」

「嫌われるようなことをしちゃったら本気でヤバいっていわれたよ~」


大人の事情と大人びている子供達によって……

「あの子だけ様付けしないといけないとかなんとか聞いたよ~」


終わった?







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