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〜神の世界へ〜
21話 大人達の会話
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さてさて、ルチアお姉様とフェンリルの子に会えるとワクワクしていましたが、いつの間にか寝ていた様です。まぁ、まだ赤ちゃんだし、いっぱい歩く練習したし、色々あったりして思ったよりも疲れていた様です……。スヤ~。
エイミーが寝始めて少し経った頃、その間に大人達で交わされる会話。もちろん、ノアもルアルもエイミーと同じ様に眠っている。
「少し、子供達には眠ってもらったぞ?」
「はい、お母様。丁度エイミーが眠くなったタイミングですから子供達は眠らされた事に気づいてないと思います」
エイミーは自然に眠くなったが、ノアとルアルはアリアによって眠らされたのである。今は3人仲良くアリアが出したベッドで寝ている。
「しかし、エイミーにまで創造と破壊の力があるとはな……」
「ええ、驚きました……」
「そのせいでエイミーを不安にさせてしまったが……」
「まあ、それはしょうがないだろう? 予想外だったのだから」
「はい……」
4人で真剣に話している中、1人だけここに居ても良いのか不安になっている者がいる……。
「あの~、少々よろしいですか?」
「なんだ? アスワド」
「私はここに居てもよろしいのですか……?」
「なんだ、最初に突然来たのはお前ではないか」
「それは、そうなんですけども……」
「でも、アスワドにも聞いてもらっていた方が良いかもね」
「そうだね、アスワドは信頼できるしね」
エマリーバとオーディンの言葉にジーンっとするアスワド。
「エマリーバ様! オーディン様!」
「まあ、アスワドも居ても良いという事だ。しかし、ここで聞いた事は他言無用だからな」
「畏まりました。私、アスワドは絶対他言無用しないとアリアユニエステレラ様に誓います」
「うむ」
アスワドはアリアに誓いを立てた。最高神であるアリアに誓いを立てた事によりその誓いは強固なものとなる。
「さて、本題だが、エイミーはまだ創造と破壊の力は覚醒してはおらん。ゆえにまだ大丈夫だろう。しかし、いつ覚醒しておかしく無いからな……。油断はできん」
「一つ聞いてもよろしいですか?」
「なんだ? アスワド」
「度々申し訳ありませんが、何故エイミー様が創造と破壊の力を持っていると心配なのですか? 他の兄弟姉妹の方々も持っている力ではありませんか?」
アスワドは思った。何故、そんなにエイミーが創造と破壊の力を持っているのが心配なのか?まだ、幼くて同じ力を持っているノアと何が違うのかと。
「そうだな、アスワドには言ってなかったか……。エイミーはな、もう一つの力が珍しくてな、それと創造と破壊の力がある事が彼方さんには欲しくて堪らない力なんだよ」
「っ!?。それ程の力とはどんなものなのですか?」
「エイミーの一つ目の力は、すべての万物から愛される力よ」
「エイミーの万物から愛される力と創世と破壊の力。この2つの力は世界を管理する上で役に立つよね?」
「それでなくとも、万物から愛される力だけでも狙われると思うのに、加えて創造と破壊だ。し・か・も・! エイミーは幼い。ノアと一緒にターゲットにされるであろう……」
「……いや。ノア以上に狙われるかもしれないぞ?」
思った以上にエイミーはすごい力があるみたいだ。本人は穏やかに眠っていて知らないが……。
「エイミー様の力はもの凄いものばかりなのですね……」
アスワドは寝ているエイミーを見る。この可愛らしい寝顔で寝ている子がそんなにすごい力を持っているとは。やはり、アリア様、コースマス様の一族はすごいと改めて思った。
「それでな、まだ覚醒はしておらんが、守護者をつけたらどうかと思うのだ」
「守護者ですか?」
「ああ、表向きエイミーのお世話係みたいにして、もしもの時に備えて戦闘もできる者にする」
「それなら! 我が一族から出しますぞ!」
「アスワドそれはありがたいけど、フェンリル族からはエイミーのお友達を選ぶのよ?」
「それに、その子がエイミー共に成長すれば良き相棒となるだろう。ルアルと共に」
「そう、ですか……」
「でも、アスワドありがとう」
エマリーバ達はアスワドには申し訳ないがフェンリル族より戦闘向きの一族を思い浮かべていた。
アスワドはちょっぴりへこんだが、エイミーの相棒候補をフェンリル族から出せると聞いて納得した。
「母上、戦闘向きの一族なら竜一族からですか?」
「そうだ。あと天使族に頼もうと思っていた」
「竜と天使の一族なら戦闘力次第で安心できるな……」
「確かに少しは安心ね……」
ーーーー竜一族。神獣の中でも1番の戦闘力を持ち賢い。それに鋼の身体をもち、丈夫。神界の中でも上位の一族。
ーーーー天使族。天使族は戦闘力もありながら治癒や防御も得意としている。それと司る力もあるため神の次に位は強い。
「まあ、エイミーが一人前になるまでだ。立派な神となったら、彼方さんなど捻り潰せるわ!」
「そうですわね……。それまでは私達も多分ディバイン達もみんなでエイミーを守って行きましょう」
「当たり前だよ。可愛い私の娘には手を出させないよ」
「もちろん、我もエイミーを守るぞ!」
「我がフェンリル族もエイミー様をお守り致しますぞ!」
大人5人はそれぞれ決意した。皆でエイミーを守ろうと。
エイミーが寝始めて少し経った頃、その間に大人達で交わされる会話。もちろん、ノアもルアルもエイミーと同じ様に眠っている。
「少し、子供達には眠ってもらったぞ?」
「はい、お母様。丁度エイミーが眠くなったタイミングですから子供達は眠らされた事に気づいてないと思います」
エイミーは自然に眠くなったが、ノアとルアルはアリアによって眠らされたのである。今は3人仲良くアリアが出したベッドで寝ている。
「しかし、エイミーにまで創造と破壊の力があるとはな……」
「ええ、驚きました……」
「そのせいでエイミーを不安にさせてしまったが……」
「まあ、それはしょうがないだろう? 予想外だったのだから」
「はい……」
4人で真剣に話している中、1人だけここに居ても良いのか不安になっている者がいる……。
「あの~、少々よろしいですか?」
「なんだ? アスワド」
「私はここに居てもよろしいのですか……?」
「なんだ、最初に突然来たのはお前ではないか」
「それは、そうなんですけども……」
「でも、アスワドにも聞いてもらっていた方が良いかもね」
「そうだね、アスワドは信頼できるしね」
エマリーバとオーディンの言葉にジーンっとするアスワド。
「エマリーバ様! オーディン様!」
「まあ、アスワドも居ても良いという事だ。しかし、ここで聞いた事は他言無用だからな」
「畏まりました。私、アスワドは絶対他言無用しないとアリアユニエステレラ様に誓います」
「うむ」
アスワドはアリアに誓いを立てた。最高神であるアリアに誓いを立てた事によりその誓いは強固なものとなる。
「さて、本題だが、エイミーはまだ創造と破壊の力は覚醒してはおらん。ゆえにまだ大丈夫だろう。しかし、いつ覚醒しておかしく無いからな……。油断はできん」
「一つ聞いてもよろしいですか?」
「なんだ? アスワド」
「度々申し訳ありませんが、何故エイミー様が創造と破壊の力を持っていると心配なのですか? 他の兄弟姉妹の方々も持っている力ではありませんか?」
アスワドは思った。何故、そんなにエイミーが創造と破壊の力を持っているのが心配なのか?まだ、幼くて同じ力を持っているノアと何が違うのかと。
「そうだな、アスワドには言ってなかったか……。エイミーはな、もう一つの力が珍しくてな、それと創造と破壊の力がある事が彼方さんには欲しくて堪らない力なんだよ」
「っ!?。それ程の力とはどんなものなのですか?」
「エイミーの一つ目の力は、すべての万物から愛される力よ」
「エイミーの万物から愛される力と創世と破壊の力。この2つの力は世界を管理する上で役に立つよね?」
「それでなくとも、万物から愛される力だけでも狙われると思うのに、加えて創造と破壊だ。し・か・も・! エイミーは幼い。ノアと一緒にターゲットにされるであろう……」
「……いや。ノア以上に狙われるかもしれないぞ?」
思った以上にエイミーはすごい力があるみたいだ。本人は穏やかに眠っていて知らないが……。
「エイミー様の力はもの凄いものばかりなのですね……」
アスワドは寝ているエイミーを見る。この可愛らしい寝顔で寝ている子がそんなにすごい力を持っているとは。やはり、アリア様、コースマス様の一族はすごいと改めて思った。
「それでな、まだ覚醒はしておらんが、守護者をつけたらどうかと思うのだ」
「守護者ですか?」
「ああ、表向きエイミーのお世話係みたいにして、もしもの時に備えて戦闘もできる者にする」
「それなら! 我が一族から出しますぞ!」
「アスワドそれはありがたいけど、フェンリル族からはエイミーのお友達を選ぶのよ?」
「それに、その子がエイミー共に成長すれば良き相棒となるだろう。ルアルと共に」
「そう、ですか……」
「でも、アスワドありがとう」
エマリーバ達はアスワドには申し訳ないがフェンリル族より戦闘向きの一族を思い浮かべていた。
アスワドはちょっぴりへこんだが、エイミーの相棒候補をフェンリル族から出せると聞いて納得した。
「母上、戦闘向きの一族なら竜一族からですか?」
「そうだ。あと天使族に頼もうと思っていた」
「竜と天使の一族なら戦闘力次第で安心できるな……」
「確かに少しは安心ね……」
ーーーー竜一族。神獣の中でも1番の戦闘力を持ち賢い。それに鋼の身体をもち、丈夫。神界の中でも上位の一族。
ーーーー天使族。天使族は戦闘力もありながら治癒や防御も得意としている。それと司る力もあるため神の次に位は強い。
「まあ、エイミーが一人前になるまでだ。立派な神となったら、彼方さんなど捻り潰せるわ!」
「そうですわね……。それまでは私達も多分ディバイン達もみんなでエイミーを守って行きましょう」
「当たり前だよ。可愛い私の娘には手を出させないよ」
「もちろん、我もエイミーを守るぞ!」
「我がフェンリル族もエイミー様をお守り致しますぞ!」
大人5人はそれぞれ決意した。皆でエイミーを守ろうと。
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