氷剣の皇子は紫水晶と謳われる最強の精霊族を愛でる

梶原たかや

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1話◆白皙の紫水晶

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「男同士だと、その……、挿れる際には傷付けないように油のようなものが必要なのだと聞いたことが有るが……」
「そうだな」
 神妙な面持ちで告げるカイにイルは肯く。それは知っているのか、とも思ったし、分からないと言いながらどこまで知っているのかも気になった。ここは敢えて何も言わずに相手に進めさせて、躓いたら助け舟を出すくらいが良いのかもしれない。
「専用のものが有るが、きっとここには無いだろうし、無いなら無いで何とかする」
「……でも、代わりになるものでも有った方が良いんだろう?」
「……まぁな」
 イルの返答に何事か考えていたカイだが、少し待っていて欲しいと告げてベッドから離れ、部屋を出ていく。待ち時間にただ寝転がっているのもなんなので、イルはその場から起き上がる。周りを見回しても当然ながら房事に必要な小物の類は見受けられず、今まで自分が置かれていた環境とは全く違うと感じる。同時に今後自分が必要とすることでここにそういったものを置かせることになるのかと思うと複雑な気持ちにもなった。とにかく自分は場違いな気がするのだ。カイはここに居て良いと言ってくれるが、自分がここに居ることでこの家に何の利得が有るかと考えると何も浮かんでこない。いっそカイがこれまで自分を囚えてきたような非情な人間達と同じであれば何の遠慮も無かったが、相手がイルの気持ちや体を最優先で考えてくれるので、居心地の悪さしか無い。そこまで考えて、殆ど捕縛されて生きてきた長い時間の果てに、自分は随分と人間達に毒されてしまったと感じた。
(……調子が狂う)
 片手で顔を覆って長い溜息をついたとき、部屋の扉が開いてカイが戻ってくる。その腕には小さな小瓶やボトルが二つ三つ抱えられていた。
「厨房に有った料理用の油なんだけれど……、こういうのでも大丈夫なんだろうか」
 ベッドの縁に腰掛け、見繕ってきた数本をシーツの上にそっと置いていく。膝を抱えてその様子を眺めていたイルは、ラベルを見てその一つを指した。
「……これがいいな」
 香料や別種の油脂などが調合されていない、植物由来の油。選択肢が有るのならとイルが選んだそれをその場に残して、カイは残りの瓶を先ほど向き合って会話していたテーブルの上へと移動させる。再びベッドへと戻ってくると、未開封の瓶の口を緩め、枕元へと置いた。
「他には何か要るか」
「……いや……」
 今までの経験上、様々な物が脳裏に浮かぶが、どれもこれも初心な目の前の相手には必要無かろうとイルは口を閉じる。そんな胸の内など知らないカイは、そうか、と頷いて膝を抱えていたイルの片手を取った。指の長いひんやりとした手は骨張って大きく、男の手であるとすぐに判るものだが、今までにエスコートで触れたどの貴婦人の手よりも頼りなく感じられた。
(……この手を温めてあげたい)
 自身の口元まで手を引いて、中指の付け根に唇で触れる。白磁の甲に一つ二つと口付けを落とすと、片腕で未だ膝を抱えてカイの所作を眺めていたイルが足を崩してカイの方へ身を寄せた。青味の強い薄紫の瞳は間近で見るとやはり神秘的な色で、いつまでも見飽きることが無い。吸い込まれるように視線を定め、カイはもう片手を伸べて、横向きに先端が尖った耳の先に触れる。人間とは明らかに違う形の輪郭を確かめるように指の腹で緩々と撫でていると、目の前の双眸が擽ったそうに眇められると共に、撫でていた方の耳がぱたりと揺れた。思わずカイは手を引っ込める。
「……動いた」
 尖った形は人間とは少し違うものの、長さは人と変わらない。まさか動くなどと思っていなかったのでまじまじと見つめてしまう。
「猫みたいだな……」
 その呟きに何か言いたげな不機嫌顔で見返してくるイルだが、特に文句を述べるでもない。再度耳に触れたい思いも有ったが、反応があまりよろしくないのに立て続けに撫でてはいよいよ機嫌を損ねるかと遠慮して、カイは代わりに再び持ち上げた片手で相手の頬を撫でる。添えるように顔半分を包み込むと、熱を求めるかのように控えめに頬を摺り寄せてくる。
(……可愛い)
 本当に猫のようだ、と思うと同時に、先ほどまでの彼の言葉の数々が思い出される。欲しがる姿は喜ばれるだとか、股を開くことに何の躊躇いも無いだとか。自分に対する挑発が含まれていたのだと今は解っているが、本人の気持ちはともかくどんな相手にもこんな風に摺り寄るのだろうかと一度勘繰ってしまうと、もう複雑な気持ちしかない。カイは胸の奥にじわりと湧いた澱のような感情を持て余し、嫌がられると分かっていながら頬に添えていた手を再び耳先へと持っていく。
「――――っ……」
 耳を片手に包み込んで親指の腹で縁を撫でると、ひくり、と肩が強張るのを感じた。それでもやめずにやわやわと撫でていると、堪らずといった様子で、耳を撫でている腕を自由な方の手で掴まれる。
「何を怒っているんだ」
「怒って……」
「……さっきと同じ顔をしていた」
 さっきというのは彼に煽られたときのことを言っているのだろう。確かに面白くない気持ちにはなったが、所詮確信の無い自分の想像に過ぎず、怒るというほどではない。だが相手にはそう見えたらしく、子供の意地悪のようなこの気持ちをどう説明したものかと思案する。ばつの悪い顔でカイは視線を落とした。
「その……、別に理由なんて無いんだ。摺り寄ってくれたのが可愛かったけれど、他の人にも同じことをするのかと思ったら……」
「……摺り寄ったりなんかしたか」
 怪訝に眉を寄せる相手はとぼけているとも思えず、カイは毒気を抜かれて言葉を失う。媚びたような仕草すら無意識のものだということだろうか。
「他の奴に同じことをするだとか、言い出したらきりが無い。……間違いなくお前が思う以上に俺は場を経験しているし、生娘のように振舞ってはやれない……」
 イルは制止のつもりなのかカイの胸に片手を当てて俯く。
「今更お前を拒みはしない。……ただ、本当に今俺を相手にしていいのか。もし好いた相手が居るならそいつを大事にした方が余程良いと思うが」
 そういえば、とカイは思い至る。この人はこういう人なのだった。出会ってからそれほど時間も経っていないが、多く言葉を交わしたことで少し解ってきた。生命維持の危機に在る筈なのにこちらを気遣う。それに比べたら想像だけで見知らぬ誰かに嫉妬した自分のなんと狭量なことか。
「……そういう相手は、今は居ないんだ」
 そっと答えると、イルが顔を上げる。
「伴侶が居る気配は無さそうだとは思っていたが……、そうでなければ婚約者が居るだろう」
 お前の歳と立場ならば、と首を傾ぐイルにカイは苦笑する。
「婚約者は居たけれど……、二年前に亡くしたんだ」
 お互いに二十歳の誕生日を迎え、挙式の準備を進めようとしていた矢先だった。
「気持ちの整理はついたけれども、まだ別の相手を探す気にもなれないまま仕事に没頭してしまって。……だから、気兼ねなく……と言うと語弊が有るけれど、誰かに遠慮する必要は無いんだ」
 それはそれでイルは複雑そうな表情を見せる。それも何だか彼らしく感じられて、カイは小さく笑って両手で彼の両耳を包み込んでしまう。ひく、と肩が強張るが観念したのか拒絶は無い。先ほどそうしたように指の腹で尖った輪郭をひとしきり撫でてから、手を滑らせて頬を両手で挟み込む。すっきりとした目鼻の整った顔立ちは本当に綺麗で、彼が自分で言うほどの爛れた印象は全く無い。顔を寄せてカイは相手の目元に唇で触れる。そのまま閉じた瞼に、鼻先に。冷えた頬はいくら両手で体温を伝えても温まる気配は無い。重ねた唇も頬ほどではないにしろほんのりと冷たくて、けれども僅かに開いた歯列から舌を差し入れれば、自分と変わりない熱に触れた。
(……熱い)
 頬に添えていた片手を後頭に回し、もう片手を背に滑らせて身体を引き寄せる。内側の熱さを求めて舌先を口内に這わせ、相手のそれに重ねる。ぬるぬると粘膜を擦り合わせるだけで背筋から下腹までぞくりとした感覚が駆け抜ける。高揚とでもいうのか、今から行われることを確かに望んでいる自分が居る。
(……柔らかい)
 熱い舌先を追い掛けて絡めるだけで小さな水音が口内で生まれる。不意にこちらの先端が小さく吸われ、思わずカイは引っ込めてしまう。今度は相手の舌先がこちらの前歯を控えめに舐めてくる。迎え入れる形でカイは相手の熱を歯で柔と挟み、音を立てて強く吸い上げた。小さな震えを感じ取り腕の中から解放してやると、貌が離れつつも赤い舌先が口端を舐めては口内に吸い込まれるのが見えた。恐らく本人は意図してのものではないだろうが、煽情的な色に誘われてカイは相手の両肩を抱き、支える形でその場に寝かせる。体温が低くても唇の色味は然程変わらないようで、不思議に思いつつもひんやりとした唇を親指の腹でそっと撫でると、こちらを見上げながら覗いた舌先でちろりと指先を舐められた。誘われるように覆い被さりながらカイは再び冷たい唇に口付ける。舌を挿し入れた内側はやはり熱くて、熱を欲して夢中で舌を重ねてぬるぬると擦り合わせていると、鼻から抜けるような声が小さく相手から漏れる。
「…………っふ、……」
 月光を思わせる静かで硬質な常の声とは異なる、初めて聞いた甘い声にカイの心臓が跳ねる。そのまま暫く熱を共有し、名残惜しむように舌先を吸ってから唇を放すと、引いた細糸を相手の舌なめずりが掻き消した。
「……慣れてはいないが下手とも言えないな」
「……っ……」
 褒められたのかどうなのか微妙なところだが、先ほどのやり取りが有るだけにカイは耳先の熱を自覚しながら言葉を飲み込んだ。イルは片手を持ち上げ、梔子色の前髪の先を指で梳きながら絡めては弄ぶ。
「そんな顔をするな。慣れたら上手くなるかもしれない」
 揶揄の声音でもないが、場数を踏んでいる側の余裕を感じさせるのは確か。複雑な気持ちになりつつもカイは触れるだけの口付けを軽く唇に落とす。
「上手くなったら……、さっきみたいな声をもっと聞かせてくれるのか」
「さっきみたいな?」
 イルは訝しく眉を寄せる。摺り寄る仕草といい、やはり幾らかは無意識で出るものなのかもしれない。カイはどう説明したものかと言い淀む。
「……その……、吐息みたいな、甘い……」
 ああ、とイルは合点がいったようだった。
「お前、俺を啼かせたいのか」
「啼かッ……」
 あけすけな言い方をされて、思わずカッと顔が火照る。当の本人はそんなカイの顔色を観察するようにじっと眺めながら淡々と続けた。
「意識して出しているわけではないから、聞きたいなら演技してやっても良いけれど。……お前、多分そういうのは好まないだろ」
「演技、って……」
 顔の横に置かれたカイの片手を取って、イルは先ほどのように手指を絡めては弄ぶ。
「可愛がられる為に演技で啼いて媚びるのは性奴にとっては普通のことだ。……俺の場合は処世とか護身だけれど」
 確かに、可愛らしい情夫というには雰囲気が冷た過ぎる目の前の麗人が、相手に可愛がられようと媚びるイメージは沸かない。
「……従順な振りをした方が折檻も短くて済む」
「…………」
 つくづく、カイがとても想像しきれないような環境に身を置いていたのだと痛感する。
「性奴だからって、乱暴したい気持ちなんて沸かないけどもな……」
「まぁ、お前はそうだと思う」
 さらりと告げると、イルは絡めた手指を口元に寄せてカイの指の付け根に唇で触れる。誘われるように顔を寄せ、そのまま唇を重ねる。覗いた赤い舌先に自分のそれで触れると、やはり肌とは明らかに異なる熱が感じられて、愛でるように小さく吸う。
「……口が好きなのか」
 さっきから口付けばかりを繰り返している所為もあって、イルが問うでもなく口にする。思案してカイは首を傾げた。
「好きというか……、温かくて安心するのかもしれない」
 なるほど、とイルは納得したようだった。何せ今の彼の身体は基本的にどこもひんやりとしている。絡めていた手を解くと、イルはその指先でゆるゆると自らの首から胸元、更にその下へと服越しになぞる。カイは上体を起こし、何となしに指の動きを目で追っていった。
「そういうことなら……、まだ腹の中も温かいと思う」
 丁度下腹の辺りに指が到達したところでイルがそんなことを言うものだから、先ほど耳を染めた以上に真っ赤な顔で、カイは口元を片手で覆って視線を彷徨わせる。
「……本当に初心なんだな」
 思わせ振りな言い方をしたのは確かだが、この程度で赤くなるのかと、揶揄というよりは珍しい生き物を眺めるような視線で、イルはまじまじとカイを見つめる。
「お前の見た目なら女にも男にも困らなさそうだが」
 そんなことは無いとでも言いたげに視線で主張してくるカイを気にも留めず、イルは部屋着のシャツのボタンを一つ一つ外していく。白く細い指先がシャツの合せを横にずらせば、雪を欺く真白い膚が覗き、カイは目を奪われる。上体に何も着ていない姿を古城の地下で見ている筈なのに、何故布一枚隔てるだけでこれほど淫靡に映るのだろう。イルがカイの口元に添えられていた手を取って、暖色の灯りによって灰桜に翳るシャツの内側へと手指を招き入れる。
「……冷たいとは思うが、それでも良いなら」
 手を重ねるようにして、イルはカイの手のひらを自身の胸へと触れさせる。確かにひんやりとはしているが、回数を重ねた口付けから得られる唾液によって少しは回復しているのか、肌が粟立つほどの冷たさは無い。息遣いに合わせてゆっくりと腹や胸が上下する身体は確かに生きていて、鼓動を伴い彼がそこに在る現実にカイはゆっくりと細く息をついた。イルが手を放すのに合わせ、カイは指先をそろそろと白磁の膚に這わせていく。木目細かな肌は滑らかな手触りで、撫でているだけで心地良い。指をゆっくりと腹側へと滑らせていくと、細身ではあるがなだらかな筋肉が腹を鎧うと判る。相手に触れさせたまま、イルはシャツの裾をズボンから引き抜く形で更に左右に肌蹴ていく。小さな赤みが胸の左右に見え隠れした。その色を追ってカイはシャツの陰に指を差し入れる。ぷくりと小さな尖りを指の腹に感じ、指先で突いてはそっと転がしてみる。肌蹴た胸に色付く突起は綺麗な色で、小さくも存在感の有る尖りを突いていると何とも言えない気持ちになってくる。
「……児戯のような触り方をする」
 黒子一つ無い胸元が綺麗で、じっとそこへ視線を落としていたカイは、ふと含みの有る言い方をされて彼の顔を見遣る。緩と薄紫の目を細めているイルの表情を見るに、これは明らかに揶揄われている。むぅ、とカイは渋い顔をした。
「慣れたら上手くなるかもしれないだろ」
 先ほどと同じ言葉を告げて、イルは片手を伸べてはカイの髪に差し入れて梳きがてら頭を撫でる。それこそ子供のように扱われていると感じて、カイは顔を寄せると抗議の意を込めて相手の首筋に軽く歯で触れた。決して本気で噛み付く気はない。甘噛みとも言えないほどの接触だが、いつでも力を籠めて相手に噛み付けると牽制する一方で、自分の気持ち一つで幾らでも相手に危害を加えられる立場に有るのだという事実に身震いしそうになる。そんな昏い愉悦の芽生えを誤魔化すために、そろりと舌先で白い首筋を舐め上げた。
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