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「しっかし転校生か~?そう言えば蓮がそんなこと言ってたような気がするな~?」
生徒会室を早めに出てきた僕は蓮が以前、転校生のことを言っていたことを思い出す。
一応、メールしてみるか…
というわけで蓮にメールしてみたんだが…
直後に
『今日部屋行くから』
と返信が来た。
いや、返信早すぎるだろ…
もう寮に帰るから来る時連絡してと返信してから買い物して自分の部屋へと戻った。
ちなみに蓮は風紀の仕事でまだ時間がかかりそうというということなので夕食とかスイーツとか用意しておこう。
…
と、僕がスイーツ作りに没頭していると蓮から連絡があった。
あ、作りすぎた…
とりあえず中断して迎えに行った。
「それで~?いきなりここに来るなんて、どうしたのさ~?」
夕食を食べながら聞いてみる。
「そんな事決まってるだろ?転校生が来るって?そこんとこkwsk!!!」
「なんだってそんなに嬉しそ~なの…?」
「そりゃあ?舞台は整ってて?転校生が来る。そんなThe☆王道!な展開来たら全国の腐に精通している方々は泣いて喜ぶようなものだよ!!!!」
「そうなのか…」
「それで?!転校生の情報は??」
「それがまだ情報ないらしいよ?
かいちょ~さんが生徒会で世話してって頼まれたんだってさ~」
「な、なるほど…
なおちゃん!新しい情報が入り次第連絡を夜露死苦!!!!」
「え~めんど~……わかったよぅ」
面倒臭いと言おうとしたら凄い目で見られたので了承してしまった。
「さっすがなおちゃん!生徒会に入らせたかいがあったってものだよ!!」
うんうんと満足そうに頷く蓮…
おい待て?
「蓮?まさかこんな事の為に僕を生徒会に入れさせたの~?」
「ギクッ!
そ、、そんなわけないじゃーん?言葉のあやだよなおちゃん?」
あからさまにギクッてしてるけども…
「はあ…」
「そそそ、そんなことは置いておいてさ?デザート多くない?」
明らかに話を変えやがったなこいつ
いつもの事だけども
「まあ、蓮に関してはいつもの事か~?
没頭してスイーツ作りすぎちゃったの~!
これでも少ししか出してないよ~?」
「(はあ、助かった)まじか?!作り過ぎだろ?どうするんだ?」
「また親衛隊の子達に消費手伝って貰うかな~?
いくら甘党の僕でも食べきれないし~?」
「なるほど、そういう手なずけ方も…」
「ん~?何か言った?」
「言ってません。」
生徒会室を早めに出てきた僕は蓮が以前、転校生のことを言っていたことを思い出す。
一応、メールしてみるか…
というわけで蓮にメールしてみたんだが…
直後に
『今日部屋行くから』
と返信が来た。
いや、返信早すぎるだろ…
もう寮に帰るから来る時連絡してと返信してから買い物して自分の部屋へと戻った。
ちなみに蓮は風紀の仕事でまだ時間がかかりそうというということなので夕食とかスイーツとか用意しておこう。
…
と、僕がスイーツ作りに没頭していると蓮から連絡があった。
あ、作りすぎた…
とりあえず中断して迎えに行った。
「それで~?いきなりここに来るなんて、どうしたのさ~?」
夕食を食べながら聞いてみる。
「そんな事決まってるだろ?転校生が来るって?そこんとこkwsk!!!」
「なんだってそんなに嬉しそ~なの…?」
「そりゃあ?舞台は整ってて?転校生が来る。そんなThe☆王道!な展開来たら全国の腐に精通している方々は泣いて喜ぶようなものだよ!!!!」
「そうなのか…」
「それで?!転校生の情報は??」
「それがまだ情報ないらしいよ?
かいちょ~さんが生徒会で世話してって頼まれたんだってさ~」
「な、なるほど…
なおちゃん!新しい情報が入り次第連絡を夜露死苦!!!!」
「え~めんど~……わかったよぅ」
面倒臭いと言おうとしたら凄い目で見られたので了承してしまった。
「さっすがなおちゃん!生徒会に入らせたかいがあったってものだよ!!」
うんうんと満足そうに頷く蓮…
おい待て?
「蓮?まさかこんな事の為に僕を生徒会に入れさせたの~?」
「ギクッ!
そ、、そんなわけないじゃーん?言葉のあやだよなおちゃん?」
あからさまにギクッてしてるけども…
「はあ…」
「そそそ、そんなことは置いておいてさ?デザート多くない?」
明らかに話を変えやがったなこいつ
いつもの事だけども
「まあ、蓮に関してはいつもの事か~?
没頭してスイーツ作りすぎちゃったの~!
これでも少ししか出してないよ~?」
「(はあ、助かった)まじか?!作り過ぎだろ?どうするんだ?」
「また親衛隊の子達に消費手伝って貰うかな~?
いくら甘党の僕でも食べきれないし~?」
「なるほど、そういう手なずけ方も…」
「ん~?何か言った?」
「言ってません。」
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