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「ね~え~?黄、今日はどこ行くの~?」
「ゲーセン行きたい!マジカルミリアたんの限定フィギア欲しいから!ね!青!取って!」
「あ~?またお前はフィギアか…そろそろ部屋溢れるんじゃねえの?ただでさえ共有スペースまで侵食して来てるのに…」
「それはすまんかったよ~?赤、食堂で1回奢るからそれで許してちょ!」
共有スペースとは多分学園での寮の話かな?蓮と祐樹は同じ部屋って言ってたか。
「相変わらずですね黄…少しは我慢すればいいものを」
「緑ってば欲がねぇな~?
あ!青にぬいぐるみとってもらえば?部屋に飾ればいいんだよ!青みたいにww」
「なぁ~に~?ぬいぐるみ可愛いじゃん?笑わないでくれる~?もうフィギア取ってあげないよ~?
あ!緑だったらなんでも取ってあげるよ~?ぬいぐるみ欲しい~?」
「すいませんでした青様。許して?」
キラキラした目で見るなよ…
どんだけ欲しいんだよフィギア…
「そうですね…少し部屋が華やかになるでしょうか?気に入ったものがあったら是非!」
緑くんは癒しだな~
「りょ~か~い!じゃあ皆、ゲーセンでいい~?」
それに今まで話を聞いてた赤が
「…俺にも何か頼む」
と言ったのでゲーセンに向かうことにした。
赤にはお菓子でいいかな~?
ワクワクしている黄を先頭にゲーセンに向けて歩いていると
「あーーー!黒薔薇だ!!」
出くわしてしまった…
「お前ら久しぶりに見たなぁ?」
「「やっちゃおーよ!!」」
「今日こそは逃がさないですよ?」
この辺りで1番のチーム『金狼』だった…
こんな所で出くわしてしまうとはなんて運の悪い
「ゲッ!」
「うわぁ…」
皆嫌なものを見てしまったとばかりに顔を顰める。
「今日こそはー!」
「こてんぱんにしちゃうぞー!」
と、双子が同じ動きで言う。
今日は闘う気などない自分たちは、皆で目配せし、合図する。
「すいません
我々は今から大事な用事がありますので失礼させていただきます。」
にっこりとした笑顔?で緑が言うと同時に皆で全速力で逃げる。
「逃げきれなかったら黄を生贄にしよ~う!」
「賛成」
「ちょ!!やめて!!絶対にやだよ!!」
走りながら冗談を言い、ゲーセン目指して逃げた。
…
「はぁはぁ…」
「に、逃げきれたかな~?」
「あいつらしつこい…」
「生徒会の奴らめ…
ていうかなんでこんなに目の敵にされてるんだよ…」
「学園で俺ら顔バレしてなくて本当に良かったよ…」
疲れた…
ずっと追って来るから巻くのに時間かかったし…
口々に文句を言い合いながらゲーセンに入った。
あ…生徒会と言えば黄のお願いがあるんだったなぁ…
2人にお礼言わないとね
「あ、そうだ~!
僕が高校入ったら赤と緑、僕の親衛隊に入ってくれるって聞いたよ~!ありがと~!そしてよろしくお願いします。」
今おこった逃亡劇で、ちょっと生徒会やりたくないな~とか思ったり。
まあ、やると言った以上頑張ろうと思ってるけどね
「その事ですか、黄から聞いています。
任せてください!」
「あぁ、俺も聞いてる。任せてくれ!
う~ん、青は高等部に入ると大変になるな…
黄のやつもう着々と準備してるぞ…」
「そりゃ~頑張るよ!(王道のために)もう先生と風紀委員長にも推薦しといた!生徒会入りもう決定してるようなものだよ!!」
黄がドヤ顔で言うのでこれは断れないなぁと思った。まあ、何も無い限り断ることはしないと思うけど。
「人助け?のためとはいえ、随分張り切ってるね~…
まあ、頑張ってね?」
「おう!これから起こるであろう王道に向けて何がなんでもやってやるさ!!俺の萌えのためにー!」
ガッツポーズしながら言うことか?
「王道?萌え?」
「王道ってなんだ?」
緑と赤が不思議そうにしている。それは僕も気になるな~ずっと言ってるし。
3人でじーっと黄を見る
「き、気にしないで?
あー!青!あのフィギュアだよ!お金は出すから取って!」
明らかに話題を変えたな…
聞けそうにないな~
「…はあ、わかったよ…」
ゲーセンでいろいろと乱獲して、帰った。
ちゃんと緑にはぬいぐるみを赤には大量のお菓子をプレゼントしました。
そんなこんな?で夏休みを満喫して、学園に戻り、勉学に励みましたとさ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
はい、長い前置きが終わりました。
ここまで読んで下さりありがとうございます!
小説を書くのは難しいですね…(笑)
ちゃんと次の話では直紘くんが、高等部に行きます。やっと学園生活?が書けると思います。
あんまり触れてこなかった人物紹介を次にでもしようと思います。
「ゲーセン行きたい!マジカルミリアたんの限定フィギア欲しいから!ね!青!取って!」
「あ~?またお前はフィギアか…そろそろ部屋溢れるんじゃねえの?ただでさえ共有スペースまで侵食して来てるのに…」
「それはすまんかったよ~?赤、食堂で1回奢るからそれで許してちょ!」
共有スペースとは多分学園での寮の話かな?蓮と祐樹は同じ部屋って言ってたか。
「相変わらずですね黄…少しは我慢すればいいものを」
「緑ってば欲がねぇな~?
あ!青にぬいぐるみとってもらえば?部屋に飾ればいいんだよ!青みたいにww」
「なぁ~に~?ぬいぐるみ可愛いじゃん?笑わないでくれる~?もうフィギア取ってあげないよ~?
あ!緑だったらなんでも取ってあげるよ~?ぬいぐるみ欲しい~?」
「すいませんでした青様。許して?」
キラキラした目で見るなよ…
どんだけ欲しいんだよフィギア…
「そうですね…少し部屋が華やかになるでしょうか?気に入ったものがあったら是非!」
緑くんは癒しだな~
「りょ~か~い!じゃあ皆、ゲーセンでいい~?」
それに今まで話を聞いてた赤が
「…俺にも何か頼む」
と言ったのでゲーセンに向かうことにした。
赤にはお菓子でいいかな~?
ワクワクしている黄を先頭にゲーセンに向けて歩いていると
「あーーー!黒薔薇だ!!」
出くわしてしまった…
「お前ら久しぶりに見たなぁ?」
「「やっちゃおーよ!!」」
「今日こそは逃がさないですよ?」
この辺りで1番のチーム『金狼』だった…
こんな所で出くわしてしまうとはなんて運の悪い
「ゲッ!」
「うわぁ…」
皆嫌なものを見てしまったとばかりに顔を顰める。
「今日こそはー!」
「こてんぱんにしちゃうぞー!」
と、双子が同じ動きで言う。
今日は闘う気などない自分たちは、皆で目配せし、合図する。
「すいません
我々は今から大事な用事がありますので失礼させていただきます。」
にっこりとした笑顔?で緑が言うと同時に皆で全速力で逃げる。
「逃げきれなかったら黄を生贄にしよ~う!」
「賛成」
「ちょ!!やめて!!絶対にやだよ!!」
走りながら冗談を言い、ゲーセン目指して逃げた。
…
「はぁはぁ…」
「に、逃げきれたかな~?」
「あいつらしつこい…」
「生徒会の奴らめ…
ていうかなんでこんなに目の敵にされてるんだよ…」
「学園で俺ら顔バレしてなくて本当に良かったよ…」
疲れた…
ずっと追って来るから巻くのに時間かかったし…
口々に文句を言い合いながらゲーセンに入った。
あ…生徒会と言えば黄のお願いがあるんだったなぁ…
2人にお礼言わないとね
「あ、そうだ~!
僕が高校入ったら赤と緑、僕の親衛隊に入ってくれるって聞いたよ~!ありがと~!そしてよろしくお願いします。」
今おこった逃亡劇で、ちょっと生徒会やりたくないな~とか思ったり。
まあ、やると言った以上頑張ろうと思ってるけどね
「その事ですか、黄から聞いています。
任せてください!」
「あぁ、俺も聞いてる。任せてくれ!
う~ん、青は高等部に入ると大変になるな…
黄のやつもう着々と準備してるぞ…」
「そりゃ~頑張るよ!(王道のために)もう先生と風紀委員長にも推薦しといた!生徒会入りもう決定してるようなものだよ!!」
黄がドヤ顔で言うのでこれは断れないなぁと思った。まあ、何も無い限り断ることはしないと思うけど。
「人助け?のためとはいえ、随分張り切ってるね~…
まあ、頑張ってね?」
「おう!これから起こるであろう王道に向けて何がなんでもやってやるさ!!俺の萌えのためにー!」
ガッツポーズしながら言うことか?
「王道?萌え?」
「王道ってなんだ?」
緑と赤が不思議そうにしている。それは僕も気になるな~ずっと言ってるし。
3人でじーっと黄を見る
「き、気にしないで?
あー!青!あのフィギュアだよ!お金は出すから取って!」
明らかに話題を変えたな…
聞けそうにないな~
「…はあ、わかったよ…」
ゲーセンでいろいろと乱獲して、帰った。
ちゃんと緑にはぬいぐるみを赤には大量のお菓子をプレゼントしました。
そんなこんな?で夏休みを満喫して、学園に戻り、勉学に励みましたとさ。
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はい、長い前置きが終わりました。
ここまで読んで下さりありがとうございます!
小説を書くのは難しいですね…(笑)
ちゃんと次の話では直紘くんが、高等部に行きます。やっと学園生活?が書けると思います。
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