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一章 冒険の始まり

続編を書いてる

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 「アネモネの楽園」は、そっちのけで、「バージン・クイーン」の続編を書き始めている。
 すごい正直なメモが、続編を書いてるテキストファイルに書いてあったので、そのまま下に貼ります。

「12/14から、HOTランキングに載ってる……
 もう、続編書いちゃおうかな……
 次のキャラ文芸が、ここまで跳ねる保証ないぞ」

 まったくその通りで、今が、最初で最後の「跳ねてる」状態な気がしている……。
 結局、R指定かーという気もするけど。のりのりで書いてたから、いいんだけどね……。
 R指定のない「アネモネ~」も、大事にしたいと思ってます。


 「バージン・クイーン」は、結構しかけのある話でした。
 まだメモ書きと断片しかない、モカの話(そういう話があるんだなと思ってやってください)は叙述トリックを目標にした話なんですが、それに近い感じがした。
 で、だ。
 「続編は、つまんなくなったなー」と思われたくないので、ない頭をしぼって、いろいろ考え中……。
 しかけを考えるというよりは、続編を読みたいと思ってくださった方は、どういう話が読みたいのかなーって。どういう二人、でもいい。
 幸せな二人を書いておけばいいか! わたしも、それが一番見たい。書くのは、わたしだけど。


 跳ねた証拠を、下に貼っておきます。



 わたしとしては、じゅうぶんすごいと思って、夫にどや顔で自慢したんですが、「Y軸がまだまだやな」とか言われた。「もっと、Y軸の数値が大きくならないと」だって!
 たぶん、これはいっときのことで、いつまでも続くものじゃないだろうなとは思ってます。
 たくさんの人が見てくれてるうちに、完結から連載中に戻して、続編を投稿するつもり……。
 完結の方のランキングは捨てます。あれって、一度連載中に戻したら、二度と載らないのかな?(わかる方がいたら、教えてくださいー)
 「アネモネ~」に取りかかるのは、「バージン~」の分のインセンティブが「0」になってからでもいいかなって。
 キャラ文芸大賞に、「アネモネ~」でエントリーはするつもりなんですけど、あんまり急いで書きたくはない……。
 ていねいに書いてあげたいんだよなー。


 ここから、なんか、語りがあります。

 わたしは、読み手の方の読む力というか、受けとる力を信じてます。
 わたしのいろいろ足りないところのある話を、補完しながら受けとってもらってるんじゃないかと、常々思ってます。
 だから、あんまり、読み手の人をばかにしたくないというか……。
 ふりがなも、もっと振った方がいいのかなと思う字も、ないではなかったけど、あえて振ってません。
 読めると思うし。読めなかったら、調べてくださるとも思うし。(紘一は「こういち」です。これは、振るべきだったかも……。あとで、こっそり振っておくかも)

 横書きで読みやすいようにという配慮なんだろうと思いますが、台詞ごとに空白改行とか、生理的に無理です。
 場面転換してるわけでもないのに、台詞と地の文の間に空白改行とかも。
 自分が読んでる時にそうなってると、なんか、前のめりになるというか、つっかえちゃうの。
 すらすらっと読みたいので。

 思いをこめたものは、なんらかの形で届くと信じてる、と思う。
 読んだ人の人生を変えてしまいたいという、暗い欲望があります。
 それは、悪い方にじゃなくて、いい方に、です。もちろん。
 わたしは、たくさんのフィクションの物語に救われながら、生きてきました。
 自分も、そういう物語の末席にいたい。

 うん。
 がんばります。
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