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一章 冒険の始まり

わたしが物語のそばにいる理由

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 今回は、インセンティブに関する話はなし。
 かわりに、わたしが物語のそばにいる理由について語ります。

 長いこと、あるいは最近になって思いついて、抱えてる話がいくつかあります。
 わたしは小学生の低学年の頃からお話をずっと書いてて、それは絵だけだったり文もついてたり、文だけだったり、いろいろなんですけど。
 プロにはなれないまま、やめたり、やったりしながら、ずっと続けていたんですね。
 わたしにとって、物語って呪いみたいなものだと思うことがあります。
 逃れられない、運命みたいなもの。
 忘れようとしても、忘れられないもの。
 今は、人生の残りの時間を、物語に最大限使おうと思ってます。
 いや、子供たちが成人するまで、やらなきゃならないことはたくさんあるんだけど。ふり返った時に「いい人生だった」と思えるように、そろそろ精算しないといけないなって。拙くても、書けるんだから。
 なので、ちゃんと書こうと思ったわけです。
 単に、楽しいから書いてるだけなんですけどね。
 もう三十年以上、物語のそばにいる。
 今でも、充分幸せな人生なんだとは思うんですけど。まだまだ、やれることがあるような気がしている。
 好きなものを、好きなだけ。プロになれなかったからこその贅沢を、今味わっているのかもしれない。

 A4用紙四枚分の、三人の人物から見た時系列をまとめた表なんかを見ていると、こういうものを自分の頭だけで拵えるって、それはそれでひとつの才能ではと思わないでもない。たのしーんですよ。
 「アネモネの楽園」というシリーズのための表です。
 これたぶん、ちゃんと書いたら文庫三冊分くらいのプロットなんだけど。プロットだけなら、一ヶ月かからなかったなー。
 一人称×三人分の、それぞれ別々の話です。
 カテゴリは、恋愛、ライト文芸、キャラ文芸で、三作を同時に連載する予定です。
 今後は、上記の小説と、ネーム漫画を連載形式で投稿していこうと思ってます。
 本当は仕上げたいけど、仕上げる時間はないので、下書きに近いネームで投稿します。
 頁数は多め。一回分が四頁~六頁くらいになりそうです。
 どっちも、すごく楽しみにしているー。
 がんばるー。

 あっ、でも、三作同時だと大変なので、小説の方は、キャラ文芸大賞用に、まず別の人たちの話を短編でいくつか書くかもしれないです。それが書けたら、連載開始にするかも。

 あと、絵本の三作目を投稿しました。
 これで、子供たちにちなんだものをひとつずつ投稿できました。(息子「チャム~」、娘1「ふるる」、娘2「ちーちゃん」)
 漫画「呪いの話」で、作中のわたしが、子供たちに自分が書いたものを読んでもらいたいと言っていますが、もうすでに夢がかなってしまった……。
 下の子はまだ字が読めませんが、一作目の絵本「あかまるちゃん」で、ちょっとだけ笑ってくれたりもする(爆笑ではない)。
 上の子たちは、絵本を音読してくれます。しあわせ……。


 ↓ここから、この記事を読んでくださった方へのお願いとなります。

 12/1からの第14回絵本・児童書大賞に参加しています。
 もしよかったら、お時間のある時に、下記の絵本を読んでいただけないでしょうか?
 投票先として検討していただけましたら、うれしいです。

「絵本 あかまるちゃん」
「絵本 ふるる」
「絵本 ちーちゃん」

 わたしが一番力を入れたのは、一番上の「あかまるちゃん」です。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 選挙みたいだな。これ。
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