2 / 206
1.バージン・クイーン1
2-1
しおりを挟む
九月の二週目は、週末まで、気持ちのどこかが浮ついていた。
平日の仕事は、今はそれほど忙しくはない。定時で上がれる日は、スポットでジムに行った。
もう三十だ。まだ三十か? よく分からない。
体を鍛えても、若返ったりはしない。だが、何もしないよりはましだろう。
デートの日になった。
住んでいる部屋の近くにあるという、大きな公園に車を停めた。
LINEでメッセージを送ると、『公園まで行きます』という返事が返ってきた。
車の色とナンバーの一部を伝えた。
どれくらい距離があるか分からないので、車の中で本を読んで待つことにした。
芥川の「蜘蛛の糸」が入った文庫だ。大学の頃に買ったので、もう十年近くそばに置いてあることになる。小口は、かなり黄ばんでいた。文庫の紙は劣化が早いなと思った。
こつんと音がした。運転席側の窓ガラスを、小さな手が叩いている。
ガラスを下ろした。
「ごめん。気がつかなかった」
「いえ。あの、……こんにちは」
「こんにちは。助手席に乗ってくれる?」
「はい」
となりに座った祐奈をあらためて見て、息を呑んだ。先週末に見ていた姿とは、まるで違って見えた。
フルメイクだった。たった一週間で、三つくらい年を取ったように見えた。二十そこそこに見えていたが、思い違いだったのかもしれない。
かわいいというより、美しいというのがふさわしいような顔に見えた。少し残念だった。化粧をしていない素顔の方が、かわいかったなと思った。
俺の部屋に来た時は、白いカーディガンの下は、すとんとした淡い色のワンピースで、足は裸足にサンダルだった。
今日はスーツに近いような、大人の女性らしい格好だった。似合ってはいたが、つまらないとも思った。どこにでもいるOLのように見えた。黒髪は、後ろで一つに束ねられている。隙のない姿だった。
あの日の俺が惹かれたのは、あやうさを体現したような様子の祐奈だった。そのことを、本人からまざまざと突きつけられたような気がした。
「あの……。西東さん?」
「今、いくつ?」
「二十四です」
「二十四か。俺は三十」
「えーっ!」
「驚いた?」
「そんなに……上とは、思ってなかった、です」
「六才差だろ? 大したことない」
「ですかね……」
「いや。やっぱり、離れてるよな」
「でも、お若く見えます。三才上くらい……だと、思ってました」
「そうか」
それも、どうなんだろうなと思った。
「シートベルト。つけてくれる?」
「あっ。ごめんなさい……」
「いいよ。急かしたいわけじゃない。
上野の博物館に行こうと思う。美術館もあるけど。どっちがいい?」
「あ、どっちでも……。西東さんは、どっちがいいですか?」
「博物館。恐竜展が見たい」
二十四の女の子をつれて行くような場所だろうかとも思ったが、自分に正直になった結果が、これだった。
「恐竜展……。いいですね」
予想外の答えが返ってきた。
「ほんと?」
「うん。わたし、たぶん、行ったことあります」
「博物館に? 二つあるけど」
「ありますね。だけど、恐竜展をする博物館の心あたりは、ひとつだけです。わたし、一人でミイラ展に行ったことありますよ」
「あー。あったな」
「ね? 合ってるでしょ?」
にこっと笑った。心臓が跳ねた。あの日の祐奈が、急に目の前に現れたようだった。
二人でうどんを食べた後で、どら焼きを出した時と同じ笑い方だった。
「楽しみです」
「分かった。行こうか」
車で上野駅まで行った。
博物館まで、祐奈と二人で歩いた。
特別展示のチケットを二人分買って、一枚を祐奈に渡した。
「つまらなくない? 大丈夫?」
「ううん。おもしろい……」
恐竜の卵の模型を、腰を屈めて覗きこんでいる。膝丈のスカートの下から伸びている、肌色のストッキングを履いた足から、目が離せなくなった。これは、俺の手が触れて、持ち上げたり、抱えたりした足だった。
「……よくないな」
「え?」
「何でもない」
今日は、何もしないつもりだった。祐奈に対して抱いている感情の正体を見極めたい。そう思っていた。
セックスをしてしまうと、分からなくなる。それが本当に愛情なのか、それとも、その場限りの性欲でしかないのか。本来、分けて考えるようなものではないのかもしれない。それでも、俺は確かなものが欲しかった。
この人にだったら、何をされてもいい――それこそ、殺されても構わないと思えるくらいの――という覚悟が決められるような相手を見つけるには、どうしたらいいのだろうか。そんなことを、ずっと考え続けている。
大きな恐竜の骨格が、天上から吊られていた。
「わー……」
「骨の模型だな。たぶん、本物じゃないよ」
「ここに、本物って」
「ごめん」
「気にしないでください。……だめですね。わたし。余計なことを」
「いや。それは、余計なこととは言わない」
「そうですか?」
「うん」
俺が肯定すると、ほっとしたような顔をした。
「西東さん。わたしね……」
「うん?」
「あっちの展示を、先に見たいの。少しだけ、別行動でもいいですか?」
「ああ……。いいよ。はぐれたら、LINEして」
「はいっ」
俺にうなずくと、人を避けながら歩いていってしまう。意外と足が早いなと思った。
一時間近く経ってから、祐奈と合流した。満足そうな顔をしていた。
「楽しかった?」
「うん。映像、見ました?」
「見た」
「ナレーションが、好きな女優さんだったの。三回見ました」
「三回……」
「あっ。バカにしてますか?」
「ううん。してない」
「ふつうの展示も、見ていきませんか?」
「見たいの?」
「はい。せっかく、このチケットで見られるのに。見ないのは、もったいないです」
「だよな。何か、見たいものある?」
「あります。……どこだったかな。石です。鉱石が、ばーっと並んでる展示」
「ああ。あれか」
「わかるんですか?」
「うん。ついて来て」
少し歩いてから振り返ると、祐奈が、尊敬の眼差しで俺を見つめていた。悪くない気分だった。
昼食は、博物館の中のレストランで食べることにした。
混んでいた。入る前から十分以上は待たされていた。祐奈は、時間のことは気にしていない様子だった。
「こういうの、平気な人?」
「こういうの……って?」
「待たされるのが嫌いな人もいるから」
「ああ……。そうですよね。わたしは、大丈夫です。
これでも、けっこう、頭の中で、いろんなことを考えてるんですよ。うちに帰ったら、なにをしようとか、この前見たテレビ、おもしろかったなーとか。
はんすうするんです」
「はんすうするのか」
「そうです。そうしてると、意外と、あっという間に時間が経ってます」
「分かった。俺もはんすうする」
「ふふっ。してください」
ふと見下ろした視線が、向こうからも捉えられた。黒々としたアイラインが引かれた目は、あの日よりもずっと大きく見えた。日本人形みたいだなと思った。
「……西東さん?」
「もし、俺のことを気にしてくれて、メイクしたんだったら……。俺は、別に素顔でも平気だから」
「えーっ……。そんなふうに言ってくれる男の人って、実在するんですね」
「いるだろう。どこにでも」
「だって。しないと、言われますよ。むしろ、女性から……」
「言われたの?」
「はい。薄化粧でも、『やる気あるの?』みたいな……。先輩から」
「仕事のやる気とメイクって、関係ある?」
「ある……らしいですよ。わからないけど」
「ふーん……」
「あの日は、ごめんなさい……。あわててたから、お化粧する時間がなかったの」
「だからさ。しなくてもいいっていう話の後で、どうして謝るのかな」
「でも、西東さんは、お客さん……」
言いかけて、はっとしたように口を噤んだ。確かに、祐奈の後ろで待っている子供づれの家族には、聞かせたくない話題だった。
「この話は、やめようか」
「ですね……」
上野公園を散歩してから、駅前の駐車場まで戻った。
帰りの車の中では、祐奈はあまり喋らなかった。疲れたのかもしれなかった。
迎えに行った公園の近くで、祐奈を下ろすことにした。
「ここでいい?」
「はい」
「これ。今日の分」
封筒に入れて用意しておいた二万円を、ダッシュボードから取って渡した。
「あっ……。ありがとうございます」
「じゃあ、また。後ろから自転車が来てるから。気をつけて」
「え、あの……」
「なに?」
「なっ、なんでも……ない。あの、次は?」
「来週かな。土日、どっちか空いてる?」
「空いてます」
「どっちがいい?」
「じゃあ……じゃあ、土曜日に」
「いいよ。また連絡する」
「はい……」
祐奈が車から下りた。俺を見つめたまま、歩道で立ちつくしている。
祐奈の後ろを、学生が乗った自転車が何台か通りすぎていった。
左手を軽く上げて、振って見せた。
なぜか、泣きそうな顔で俺を見ていた。
平日の仕事は、今はそれほど忙しくはない。定時で上がれる日は、スポットでジムに行った。
もう三十だ。まだ三十か? よく分からない。
体を鍛えても、若返ったりはしない。だが、何もしないよりはましだろう。
デートの日になった。
住んでいる部屋の近くにあるという、大きな公園に車を停めた。
LINEでメッセージを送ると、『公園まで行きます』という返事が返ってきた。
車の色とナンバーの一部を伝えた。
どれくらい距離があるか分からないので、車の中で本を読んで待つことにした。
芥川の「蜘蛛の糸」が入った文庫だ。大学の頃に買ったので、もう十年近くそばに置いてあることになる。小口は、かなり黄ばんでいた。文庫の紙は劣化が早いなと思った。
こつんと音がした。運転席側の窓ガラスを、小さな手が叩いている。
ガラスを下ろした。
「ごめん。気がつかなかった」
「いえ。あの、……こんにちは」
「こんにちは。助手席に乗ってくれる?」
「はい」
となりに座った祐奈をあらためて見て、息を呑んだ。先週末に見ていた姿とは、まるで違って見えた。
フルメイクだった。たった一週間で、三つくらい年を取ったように見えた。二十そこそこに見えていたが、思い違いだったのかもしれない。
かわいいというより、美しいというのがふさわしいような顔に見えた。少し残念だった。化粧をしていない素顔の方が、かわいかったなと思った。
俺の部屋に来た時は、白いカーディガンの下は、すとんとした淡い色のワンピースで、足は裸足にサンダルだった。
今日はスーツに近いような、大人の女性らしい格好だった。似合ってはいたが、つまらないとも思った。どこにでもいるOLのように見えた。黒髪は、後ろで一つに束ねられている。隙のない姿だった。
あの日の俺が惹かれたのは、あやうさを体現したような様子の祐奈だった。そのことを、本人からまざまざと突きつけられたような気がした。
「あの……。西東さん?」
「今、いくつ?」
「二十四です」
「二十四か。俺は三十」
「えーっ!」
「驚いた?」
「そんなに……上とは、思ってなかった、です」
「六才差だろ? 大したことない」
「ですかね……」
「いや。やっぱり、離れてるよな」
「でも、お若く見えます。三才上くらい……だと、思ってました」
「そうか」
それも、どうなんだろうなと思った。
「シートベルト。つけてくれる?」
「あっ。ごめんなさい……」
「いいよ。急かしたいわけじゃない。
上野の博物館に行こうと思う。美術館もあるけど。どっちがいい?」
「あ、どっちでも……。西東さんは、どっちがいいですか?」
「博物館。恐竜展が見たい」
二十四の女の子をつれて行くような場所だろうかとも思ったが、自分に正直になった結果が、これだった。
「恐竜展……。いいですね」
予想外の答えが返ってきた。
「ほんと?」
「うん。わたし、たぶん、行ったことあります」
「博物館に? 二つあるけど」
「ありますね。だけど、恐竜展をする博物館の心あたりは、ひとつだけです。わたし、一人でミイラ展に行ったことありますよ」
「あー。あったな」
「ね? 合ってるでしょ?」
にこっと笑った。心臓が跳ねた。あの日の祐奈が、急に目の前に現れたようだった。
二人でうどんを食べた後で、どら焼きを出した時と同じ笑い方だった。
「楽しみです」
「分かった。行こうか」
車で上野駅まで行った。
博物館まで、祐奈と二人で歩いた。
特別展示のチケットを二人分買って、一枚を祐奈に渡した。
「つまらなくない? 大丈夫?」
「ううん。おもしろい……」
恐竜の卵の模型を、腰を屈めて覗きこんでいる。膝丈のスカートの下から伸びている、肌色のストッキングを履いた足から、目が離せなくなった。これは、俺の手が触れて、持ち上げたり、抱えたりした足だった。
「……よくないな」
「え?」
「何でもない」
今日は、何もしないつもりだった。祐奈に対して抱いている感情の正体を見極めたい。そう思っていた。
セックスをしてしまうと、分からなくなる。それが本当に愛情なのか、それとも、その場限りの性欲でしかないのか。本来、分けて考えるようなものではないのかもしれない。それでも、俺は確かなものが欲しかった。
この人にだったら、何をされてもいい――それこそ、殺されても構わないと思えるくらいの――という覚悟が決められるような相手を見つけるには、どうしたらいいのだろうか。そんなことを、ずっと考え続けている。
大きな恐竜の骨格が、天上から吊られていた。
「わー……」
「骨の模型だな。たぶん、本物じゃないよ」
「ここに、本物って」
「ごめん」
「気にしないでください。……だめですね。わたし。余計なことを」
「いや。それは、余計なこととは言わない」
「そうですか?」
「うん」
俺が肯定すると、ほっとしたような顔をした。
「西東さん。わたしね……」
「うん?」
「あっちの展示を、先に見たいの。少しだけ、別行動でもいいですか?」
「ああ……。いいよ。はぐれたら、LINEして」
「はいっ」
俺にうなずくと、人を避けながら歩いていってしまう。意外と足が早いなと思った。
一時間近く経ってから、祐奈と合流した。満足そうな顔をしていた。
「楽しかった?」
「うん。映像、見ました?」
「見た」
「ナレーションが、好きな女優さんだったの。三回見ました」
「三回……」
「あっ。バカにしてますか?」
「ううん。してない」
「ふつうの展示も、見ていきませんか?」
「見たいの?」
「はい。せっかく、このチケットで見られるのに。見ないのは、もったいないです」
「だよな。何か、見たいものある?」
「あります。……どこだったかな。石です。鉱石が、ばーっと並んでる展示」
「ああ。あれか」
「わかるんですか?」
「うん。ついて来て」
少し歩いてから振り返ると、祐奈が、尊敬の眼差しで俺を見つめていた。悪くない気分だった。
昼食は、博物館の中のレストランで食べることにした。
混んでいた。入る前から十分以上は待たされていた。祐奈は、時間のことは気にしていない様子だった。
「こういうの、平気な人?」
「こういうの……って?」
「待たされるのが嫌いな人もいるから」
「ああ……。そうですよね。わたしは、大丈夫です。
これでも、けっこう、頭の中で、いろんなことを考えてるんですよ。うちに帰ったら、なにをしようとか、この前見たテレビ、おもしろかったなーとか。
はんすうするんです」
「はんすうするのか」
「そうです。そうしてると、意外と、あっという間に時間が経ってます」
「分かった。俺もはんすうする」
「ふふっ。してください」
ふと見下ろした視線が、向こうからも捉えられた。黒々としたアイラインが引かれた目は、あの日よりもずっと大きく見えた。日本人形みたいだなと思った。
「……西東さん?」
「もし、俺のことを気にしてくれて、メイクしたんだったら……。俺は、別に素顔でも平気だから」
「えーっ……。そんなふうに言ってくれる男の人って、実在するんですね」
「いるだろう。どこにでも」
「だって。しないと、言われますよ。むしろ、女性から……」
「言われたの?」
「はい。薄化粧でも、『やる気あるの?』みたいな……。先輩から」
「仕事のやる気とメイクって、関係ある?」
「ある……らしいですよ。わからないけど」
「ふーん……」
「あの日は、ごめんなさい……。あわててたから、お化粧する時間がなかったの」
「だからさ。しなくてもいいっていう話の後で、どうして謝るのかな」
「でも、西東さんは、お客さん……」
言いかけて、はっとしたように口を噤んだ。確かに、祐奈の後ろで待っている子供づれの家族には、聞かせたくない話題だった。
「この話は、やめようか」
「ですね……」
上野公園を散歩してから、駅前の駐車場まで戻った。
帰りの車の中では、祐奈はあまり喋らなかった。疲れたのかもしれなかった。
迎えに行った公園の近くで、祐奈を下ろすことにした。
「ここでいい?」
「はい」
「これ。今日の分」
封筒に入れて用意しておいた二万円を、ダッシュボードから取って渡した。
「あっ……。ありがとうございます」
「じゃあ、また。後ろから自転車が来てるから。気をつけて」
「え、あの……」
「なに?」
「なっ、なんでも……ない。あの、次は?」
「来週かな。土日、どっちか空いてる?」
「空いてます」
「どっちがいい?」
「じゃあ……じゃあ、土曜日に」
「いいよ。また連絡する」
「はい……」
祐奈が車から下りた。俺を見つめたまま、歩道で立ちつくしている。
祐奈の後ろを、学生が乗った自転車が何台か通りすぎていった。
左手を軽く上げて、振って見せた。
なぜか、泣きそうな顔で俺を見ていた。
0
お気に入りに追加
119
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる