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【天界編】
【24】主天使祭に参加する捨て子
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勇者学校において、ケッツァー、フール、ヴィスキの成績はダントツであった。
元々神の使いであったガブリエルはその功績を称えられ主天使へ昇格する事になったのだ。
『今日はガブリエル様の主天使昇格祭だから、トリプルSクラスの生徒は強制参加だからね。
ケッツァー、対価はケッツァーの好きなもの食べ放題だよ!』
『行く。絶対行く』
『フールもこの日ばかりは楽しんでいいからな。』
『え!?いいの!?男荒らししよーっと!』
『こらこらこら!!節度0か!お前は!』
『ヴィスキはガブリエル様より、お酒飲み放題って言われてるよ』
『ガブ様ったら、素直じゃないんだから。勿論飲むけど、ガブ様も一緒ですよ』
『それじゃー会場へレッツゴーよ!』
『ッシャー!!』
能力は最優秀、素行はスーパー問題児の3人が格式ある主天使祭に参加することになるが、引率のウリエルとミカエルは全力でハラハラ、ドキドキしていたのは言うまでもない。
会場へ到着。
式典はとても厳粛であり神聖なものであった。
なんと、あのスーパー問題児3人が大人しく真剣な顔で参加していたのだ。
しかし、これにはカラクリがある。
彼らには天界で育てられる上で、幼少期より絶対服従の合言葉があった。
"《天に御加護を》"
例えるなら、あのアルハラ男ヴィスキの乾杯を止める威力があるのだ。
効力事態は一瞬なものであるが、彼らにはもう1つ合言葉がある。
ケッツァー⇒ " 食べ放題 "
フール⇒ " 自由時間 " (オス探し)
ヴィスキ⇒ " 飲み放題 "
彼らにはこの効力が絶大でありスーパー問題児で有名になっていたが、飼い猫のように大人しくなっていた。
粛々と儀式が執り行われ、2時間後やっと式典が終了する。
久しぶりの再会を果たす事になりヴィスキは涙で言葉に詰まりながらも、喜びを爆発させた。
『ガブリエル様!主天使就任!誠におめでとうございます!
………………
…………
……
こんなに、こんなに誇らしく嬉しく思ったことはない……』
『よしよし、ヴィスキ……ありがとうな。泣くなよな、お前……』
『そうですね、こんな祝い事にそれはダメですよね……
では、私事ではごさいますが……』
『ま、まて、ヴィスキ……!!』
突然焦り出すガブリエル。
凄い悪い顔をしてるヴィスキ。
呆れ顔の全員。
『ガブ様、ほらほら。
えーでは、本日の主役でありますカブ様から一言』
全員の視線がガブリエルに注がれる。
『あ、ありがとうごさいました』
『もう!ガブ様ったらすぐ冷める!
では、ガブ様事ではございますが、見事に主天使へ飛び級就任されました!
それを祝しまして……かんぱーい!』
『かんぱーい!』
……………………
………………
…………
……
5時間後─────
周りは潰れている。
生き残っているのはヴィスキとガブリエルのみであった。
『ヴィスキ、ふわー……もう帰ろうよ。
皆、潰れたし』
『そうですね。今アクビされましたよね?飲んでもらっていいですか?』
"ゴクゴクゴク"
『お前、あくびしたらダメって制度止めない?』
『いや、してもいいんですよ。したら、飲めばいいだけなんで』
『は、はぁ……お前、揺るがないよねー。
お前、悩んだこととかある?』
『んーと、悩みますけど3分以上は悩まないです。3分悩んで答えが出ないときは、今の自分では処理しきれない問題だと思ってるので考えません。かんぱーい!』
『かんぱーい!
はぁ……誰に似たのか……』
そして2人の乾杯合戦は朝まで続いた。
似た者同士!!
元々神の使いであったガブリエルはその功績を称えられ主天使へ昇格する事になったのだ。
『今日はガブリエル様の主天使昇格祭だから、トリプルSクラスの生徒は強制参加だからね。
ケッツァー、対価はケッツァーの好きなもの食べ放題だよ!』
『行く。絶対行く』
『フールもこの日ばかりは楽しんでいいからな。』
『え!?いいの!?男荒らししよーっと!』
『こらこらこら!!節度0か!お前は!』
『ヴィスキはガブリエル様より、お酒飲み放題って言われてるよ』
『ガブ様ったら、素直じゃないんだから。勿論飲むけど、ガブ様も一緒ですよ』
『それじゃー会場へレッツゴーよ!』
『ッシャー!!』
能力は最優秀、素行はスーパー問題児の3人が格式ある主天使祭に参加することになるが、引率のウリエルとミカエルは全力でハラハラ、ドキドキしていたのは言うまでもない。
会場へ到着。
式典はとても厳粛であり神聖なものであった。
なんと、あのスーパー問題児3人が大人しく真剣な顔で参加していたのだ。
しかし、これにはカラクリがある。
彼らには天界で育てられる上で、幼少期より絶対服従の合言葉があった。
"《天に御加護を》"
例えるなら、あのアルハラ男ヴィスキの乾杯を止める威力があるのだ。
効力事態は一瞬なものであるが、彼らにはもう1つ合言葉がある。
ケッツァー⇒ " 食べ放題 "
フール⇒ " 自由時間 " (オス探し)
ヴィスキ⇒ " 飲み放題 "
彼らにはこの効力が絶大でありスーパー問題児で有名になっていたが、飼い猫のように大人しくなっていた。
粛々と儀式が執り行われ、2時間後やっと式典が終了する。
久しぶりの再会を果たす事になりヴィスキは涙で言葉に詰まりながらも、喜びを爆発させた。
『ガブリエル様!主天使就任!誠におめでとうございます!
………………
…………
……
こんなに、こんなに誇らしく嬉しく思ったことはない……』
『よしよし、ヴィスキ……ありがとうな。泣くなよな、お前……』
『そうですね、こんな祝い事にそれはダメですよね……
では、私事ではごさいますが……』
『ま、まて、ヴィスキ……!!』
突然焦り出すガブリエル。
凄い悪い顔をしてるヴィスキ。
呆れ顔の全員。
『ガブ様、ほらほら。
えーでは、本日の主役でありますカブ様から一言』
全員の視線がガブリエルに注がれる。
『あ、ありがとうごさいました』
『もう!ガブ様ったらすぐ冷める!
では、ガブ様事ではございますが、見事に主天使へ飛び級就任されました!
それを祝しまして……かんぱーい!』
『かんぱーい!』
……………………
………………
…………
……
5時間後─────
周りは潰れている。
生き残っているのはヴィスキとガブリエルのみであった。
『ヴィスキ、ふわー……もう帰ろうよ。
皆、潰れたし』
『そうですね。今アクビされましたよね?飲んでもらっていいですか?』
"ゴクゴクゴク"
『お前、あくびしたらダメって制度止めない?』
『いや、してもいいんですよ。したら、飲めばいいだけなんで』
『は、はぁ……お前、揺るがないよねー。
お前、悩んだこととかある?』
『んーと、悩みますけど3分以上は悩まないです。3分悩んで答えが出ないときは、今の自分では処理しきれない問題だと思ってるので考えません。かんぱーい!』
『かんぱーい!
はぁ……誰に似たのか……』
そして2人の乾杯合戦は朝まで続いた。
似た者同士!!
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