42 / 43
第二章【激動編】
【42】ペスカとお散歩と嫁探し
しおりを挟む
我が家にはペスカという番犬ならぬ、悍ましい魔物がペットとして住んでいる。
彼の日中は睡眠や子供たちの遊び相手に、戦闘訓練相手などで意外と忙しい日々を送っている。
彼の主食は勿論肉なんだが、魔物の肉が主食の彼に子供たちはお裾分けと言い、自分たちが嫌いな食べ物を与えている。
まぁまぁ我慢して食べてくれているのを見て、流石の俺も申し訳なく思うので毎晩、彼をダンジョンへ連れ出している。
今回はダンジョンへ連れ出し、彼とお散歩をする日課をご紹介したい。
まぁでもあれだよ……皆さんが想像する可愛らしいお散歩ではないからね。
スーパー血みどろですぜ。
―――――――その日の深夜――――――
小声でペスカを呼ぶ俺。
「おーい。ペスカ、行くぞー」
「わふ」
俺はペスカと101階層へ転移する。
「ペスカ、もういいぞ」
「承知」
以前にも話したようにペスカも当然ながら人型になれる。
それならば当然ながらトーキングヒューマン語が話せても、何ら不思議ではないでしょ?
「ペスカお前、今日は俺からしても悪魔の実に近いニンジンを食わされてたな……
我が子たちながら本当にすまんな」
「いえ、可愛がって頂いている分はお返ししないといけませんから。
ですが、あれは飲み込むのを躊躇しました。
あれって馬の食べ物ではなかったのでしょうか?」
「うん。お前のその認識は間違ってない。
というか、寧ろ正解だ」
「主、何を言ってるんですか?
あれは正式な食べ物ですよ。ご自分が嫌いな食べ物を食べ物じゃない認識はお止め下さい」
「ん?じゃー言うけど、パセリはどうなんだよ。お前にとって、パセリはどうなんですか?キアさんや」
「あ、あれは飾りです!」
「食べ物ですぅ!」
「飾りですぅ!!」
「あ、あの主様方……なんかすみません」
「ペスカちゃんが謝る必要はありませんよ。
今回は主が悪いです」
「何でかて!言っとくけど煽ったのはキア、お前だからな」
「主、思いっ切り生前の方言訛りが出てますよ」
「ちっ訛りが出たか……ってキアは元々どこ出身だっけ?」
「私は寒い地域ですよ」
「だとしたらお前に訛りを言われたないわ!
圧倒的訛り地域やんけ!」
「今は出てません!意識の問題ですぅー!」
―――――――ペスカ目線――――――
全くあのお二方と来たら……圧倒的能力を持ち懐も深い方なのに、ケンカし始めると子供のケンカなんだよな。
俺の名はペスカ。
元々は90階層以降に出没する魔物で種族名はディスウルフ。
主と出会う前のレベルは200。
90階層で出会う魔物に負けることなどなく、支配者として君臨していた魔物だ。
俺に敵はいないと思っていたが、ある日とてつもない化け物に出会ってしまう。
それが主である。
出会った瞬間に俺の闘争心と反抗の牙は折られてしまった。
絶対に敵わない。一瞬で悟らされてしまった。
そこで俺が選択したのは、争いではなく服従であった。
主も服従を認めてくださり、今では人間の王国でペットとして生活している。
主のご子息様たちは活発で時折困ることもあるのだが、大変可愛がって下さっている。
主も俺のストレスが溜まらないように、深夜になるとこうやって俺のガス抜きの場所へ連れて行ってくださる。
夜のハントは実に愉悦なものだ。
食い物も今まで食ってきた慣れ親しんだもの。
主から戴く肉も美味いが、やはり獲物は内臓が1番美味い。
主は内臓を食ってる俺を見て、いつも笑顔に接してくれるがキア様は吐きそうな顔をされる。
少し心外であるが、仕方ないだろう。
ダンジョンで孤独に生きていたときも、そう悪くない生活であったが、今の生活と比べれば快適度は雲泥の差があるといえるな。
主に対して希望があるならばメスと出会える機会を与えていただきたいと願う。
やはり自分の子供を見てみたい気がする。
今までは全く思わなかったが、王宮で主のご家族やマイムの家族を見ていると、なぜだか少しだけ羨ましく思う。
しかしこれも縁というものなのだろう。
今はその時を信じて待っていよう。
ただやはりこれだけは言えるな。
主と出会えた幸運に心から感謝している。
「わふわふ!」(主!主!)
―――――――話は戻って――――――
「なぁキアさんや」
「なんでしょう」
「ペスカの嫁探しも兼ねて、110階層付近までお散歩しないかね?」
「そうですね……ペスカはどう思いますか?」
「え!?宜しいのですか?」
「うん。お前も1人では寂しいだろうし、家族を持つことで、より充実した日々を送れると思うんだけど、どうかな?」
「是非お願い致します!」
「よし、そうと決まればレッツラゴンだ」
「ふっる……主のネタはいつも古すぎますよね。
少し鳥肌ものです」
「爽やかなディスりに驚きだぜ」
尻尾をぶんぶん丸で振りまくり俺たちを先導して歩くペスカ。
主人より前を歩くのはどうかと思うが、まぁ嬉しいのだろう。
良しとするか……
ペスカとお散歩を続けていると怪我をしたディスウルフを見つけてしまった。
魔物であることは変わりなく、本能的に攻撃態勢に入るディスウルフ。
怪我をしている為、蹌踉めいている。
俺的には攻撃してくるなら構わず淘汰するつもりであったが、俺の殺気を察知したペスカが、すかさず間に割り込んだ。
「主!お考え直しを!」
「ん?どうしたの?」
「この者は私がダンジョンに居た頃に一時期だけではありますが、共に生活していたものでございます。
悪い奴ではありません!ここは私に任せてもらえませんでしょうか!?」
「へー……うん。別にいいよ」
ペスカの話によると、どうやら仲良くしていたメスのディスウルフとのこと。
狩りをしている途中に、まさかのインフェルノスパイダーと出くわしてしまい、ボコられ食われる寸前の所で逃げだしてきたとか。
結構どんくさいというか、まぁドンマイというか……ただペスカが治療をしてほしいという目で訴えてくるので、完全治癒をしてあげた。
ディスウルフのメスはペスカに寄り添い、とても親密そうだ。
コイツが嫁でよくね?って俺とキアは思ってしまったのである。
「あのさぁペスカ、その子が嫁でよくない?
何かほら、すっげー親密そうだしさぁ」
「……主が宜しければお願い致します。
最早インフェルノスパイダーがこの階層に出没した以上は、最も安全な場所は主のそばになるでしょう。
主さえ宜しければ、この子も一緒に!」
「いいよ。好きにしな」
「感謝致します!」
「というかさぁ、多分だけどね……その蜘蛛よりお前の方が絶対強くなってるよ」
「そうでしたか!それではこの子と結婚した暁には是非挑戦してみたいと思います!」
「うん」
いや、今戦えよ。というか、それ倒したら平和になるなら今倒すべきなんじゃね?って思ったのだが……うん、野暮なことは言わないようにしておこう。
こうしてペスカは絶妙なタイミングで嫁が見つかり、ダンジョンお散歩も十分に満喫したようなので、一同は帰路についたのである。
帰宅後の子どもたちの反応は言うまでもないだろう。
また安易な命名をされ、ポムと言う名前を付けられたようだ。
フランス語でリンゴか……犬たちには果物シリーズで統一ね。
ていうか、何でこの子たちは異世界語を知ってるんだろう……それが一番疑問なんですけど。
なにはともあれペスカとポムは、つがいになり平和な日々を送っている。
彼の日中は睡眠や子供たちの遊び相手に、戦闘訓練相手などで意外と忙しい日々を送っている。
彼の主食は勿論肉なんだが、魔物の肉が主食の彼に子供たちはお裾分けと言い、自分たちが嫌いな食べ物を与えている。
まぁまぁ我慢して食べてくれているのを見て、流石の俺も申し訳なく思うので毎晩、彼をダンジョンへ連れ出している。
今回はダンジョンへ連れ出し、彼とお散歩をする日課をご紹介したい。
まぁでもあれだよ……皆さんが想像する可愛らしいお散歩ではないからね。
スーパー血みどろですぜ。
―――――――その日の深夜――――――
小声でペスカを呼ぶ俺。
「おーい。ペスカ、行くぞー」
「わふ」
俺はペスカと101階層へ転移する。
「ペスカ、もういいぞ」
「承知」
以前にも話したようにペスカも当然ながら人型になれる。
それならば当然ながらトーキングヒューマン語が話せても、何ら不思議ではないでしょ?
「ペスカお前、今日は俺からしても悪魔の実に近いニンジンを食わされてたな……
我が子たちながら本当にすまんな」
「いえ、可愛がって頂いている分はお返ししないといけませんから。
ですが、あれは飲み込むのを躊躇しました。
あれって馬の食べ物ではなかったのでしょうか?」
「うん。お前のその認識は間違ってない。
というか、寧ろ正解だ」
「主、何を言ってるんですか?
あれは正式な食べ物ですよ。ご自分が嫌いな食べ物を食べ物じゃない認識はお止め下さい」
「ん?じゃー言うけど、パセリはどうなんだよ。お前にとって、パセリはどうなんですか?キアさんや」
「あ、あれは飾りです!」
「食べ物ですぅ!」
「飾りですぅ!!」
「あ、あの主様方……なんかすみません」
「ペスカちゃんが謝る必要はありませんよ。
今回は主が悪いです」
「何でかて!言っとくけど煽ったのはキア、お前だからな」
「主、思いっ切り生前の方言訛りが出てますよ」
「ちっ訛りが出たか……ってキアは元々どこ出身だっけ?」
「私は寒い地域ですよ」
「だとしたらお前に訛りを言われたないわ!
圧倒的訛り地域やんけ!」
「今は出てません!意識の問題ですぅー!」
―――――――ペスカ目線――――――
全くあのお二方と来たら……圧倒的能力を持ち懐も深い方なのに、ケンカし始めると子供のケンカなんだよな。
俺の名はペスカ。
元々は90階層以降に出没する魔物で種族名はディスウルフ。
主と出会う前のレベルは200。
90階層で出会う魔物に負けることなどなく、支配者として君臨していた魔物だ。
俺に敵はいないと思っていたが、ある日とてつもない化け物に出会ってしまう。
それが主である。
出会った瞬間に俺の闘争心と反抗の牙は折られてしまった。
絶対に敵わない。一瞬で悟らされてしまった。
そこで俺が選択したのは、争いではなく服従であった。
主も服従を認めてくださり、今では人間の王国でペットとして生活している。
主のご子息様たちは活発で時折困ることもあるのだが、大変可愛がって下さっている。
主も俺のストレスが溜まらないように、深夜になるとこうやって俺のガス抜きの場所へ連れて行ってくださる。
夜のハントは実に愉悦なものだ。
食い物も今まで食ってきた慣れ親しんだもの。
主から戴く肉も美味いが、やはり獲物は内臓が1番美味い。
主は内臓を食ってる俺を見て、いつも笑顔に接してくれるがキア様は吐きそうな顔をされる。
少し心外であるが、仕方ないだろう。
ダンジョンで孤独に生きていたときも、そう悪くない生活であったが、今の生活と比べれば快適度は雲泥の差があるといえるな。
主に対して希望があるならばメスと出会える機会を与えていただきたいと願う。
やはり自分の子供を見てみたい気がする。
今までは全く思わなかったが、王宮で主のご家族やマイムの家族を見ていると、なぜだか少しだけ羨ましく思う。
しかしこれも縁というものなのだろう。
今はその時を信じて待っていよう。
ただやはりこれだけは言えるな。
主と出会えた幸運に心から感謝している。
「わふわふ!」(主!主!)
―――――――話は戻って――――――
「なぁキアさんや」
「なんでしょう」
「ペスカの嫁探しも兼ねて、110階層付近までお散歩しないかね?」
「そうですね……ペスカはどう思いますか?」
「え!?宜しいのですか?」
「うん。お前も1人では寂しいだろうし、家族を持つことで、より充実した日々を送れると思うんだけど、どうかな?」
「是非お願い致します!」
「よし、そうと決まればレッツラゴンだ」
「ふっる……主のネタはいつも古すぎますよね。
少し鳥肌ものです」
「爽やかなディスりに驚きだぜ」
尻尾をぶんぶん丸で振りまくり俺たちを先導して歩くペスカ。
主人より前を歩くのはどうかと思うが、まぁ嬉しいのだろう。
良しとするか……
ペスカとお散歩を続けていると怪我をしたディスウルフを見つけてしまった。
魔物であることは変わりなく、本能的に攻撃態勢に入るディスウルフ。
怪我をしている為、蹌踉めいている。
俺的には攻撃してくるなら構わず淘汰するつもりであったが、俺の殺気を察知したペスカが、すかさず間に割り込んだ。
「主!お考え直しを!」
「ん?どうしたの?」
「この者は私がダンジョンに居た頃に一時期だけではありますが、共に生活していたものでございます。
悪い奴ではありません!ここは私に任せてもらえませんでしょうか!?」
「へー……うん。別にいいよ」
ペスカの話によると、どうやら仲良くしていたメスのディスウルフとのこと。
狩りをしている途中に、まさかのインフェルノスパイダーと出くわしてしまい、ボコられ食われる寸前の所で逃げだしてきたとか。
結構どんくさいというか、まぁドンマイというか……ただペスカが治療をしてほしいという目で訴えてくるので、完全治癒をしてあげた。
ディスウルフのメスはペスカに寄り添い、とても親密そうだ。
コイツが嫁でよくね?って俺とキアは思ってしまったのである。
「あのさぁペスカ、その子が嫁でよくない?
何かほら、すっげー親密そうだしさぁ」
「……主が宜しければお願い致します。
最早インフェルノスパイダーがこの階層に出没した以上は、最も安全な場所は主のそばになるでしょう。
主さえ宜しければ、この子も一緒に!」
「いいよ。好きにしな」
「感謝致します!」
「というかさぁ、多分だけどね……その蜘蛛よりお前の方が絶対強くなってるよ」
「そうでしたか!それではこの子と結婚した暁には是非挑戦してみたいと思います!」
「うん」
いや、今戦えよ。というか、それ倒したら平和になるなら今倒すべきなんじゃね?って思ったのだが……うん、野暮なことは言わないようにしておこう。
こうしてペスカは絶妙なタイミングで嫁が見つかり、ダンジョンお散歩も十分に満喫したようなので、一同は帰路についたのである。
帰宅後の子どもたちの反応は言うまでもないだろう。
また安易な命名をされ、ポムと言う名前を付けられたようだ。
フランス語でリンゴか……犬たちには果物シリーズで統一ね。
ていうか、何でこの子たちは異世界語を知ってるんだろう……それが一番疑問なんですけど。
なにはともあれペスカとポムは、つがいになり平和な日々を送っている。
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
「残念でした~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~ん笑」と女神に言われ異世界転生させられましたが、転移先がレベルアップの実の宝庫でした
御浦祥太
ファンタジー
どこにでもいる高校生、朝比奈結人《あさひなゆいと》は修学旅行で京都を訪れた際に、突然清水寺から落下してしまう。不思議な空間にワープした結人は女神を名乗る女性に会い、自分がこれから異世界転生することを告げられる。
異世界と聞いて結人は、何かチートのような特別なスキルがもらえるのか女神に尋ねるが、返ってきたのは「残念でした~~。レベル1だしチートスキルなんてありませ~~ん(笑)」という強烈な言葉だった。
女神の言葉に落胆しつつも異世界に転生させられる結人。
――しかし、彼は知らなかった。
転移先がまさかの禁断のレベルアップの実の群生地であり、その実を食べることで自身のレベルが世界最高となることを――
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョンを探索する 配信中にレッドドラゴンを手懐けたら大バズりしました!
海夏世もみじ
ファンタジー
旧題:動物に好かれまくる体質の少年、ダンジョン配信中にレッドドラゴン手懐けたら大バズりしました
動物に好かれまくる体質を持つ主人公、藍堂咲太《あいどう・さくた》は、友人にダンジョンカメラというものをもらった。
そのカメラで暇つぶしにダンジョン配信をしようということでダンジョンに向かったのだが、イレギュラーのレッドドラゴンが現れてしまう。
しかし主人公に攻撃は一切せず、喉を鳴らして好意的な様子。その様子が全て配信されており、拡散され、大バズりしてしまった!
戦闘力ミジンコ主人公が魔物や幻獣を手懐けながらダンジョンを進む配信のスタート!
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる