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【覚醒編】
【33】エコーの覚醒と動き出した魔王軍
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俺には弟がいるのは皆も知っているだろう。
弟は俺や親父と違い、少し家質の違うタイプだ。
親父は武闘派で知能はチンパンジーくらい。
俺も武闘派だが知能はキアのカバーによりIQ200くらいあるようだ。
キアの助けが無ければ俺も大してチンパンジーと変わらないだろう。
こんな兄や親父を持ってして生まれてきた弟はゴリゴリの政治家タイプだ。
武闘系はスカスカに等しく、いつも嫁であるビッチ……じゃなくてプラムに助けてもらってるようだ。
まぁ嫁はシガレット家の中で歴代最強と言える嫁だろう。
魔物だけど。
それでも夫婦仲はめちゃめちゃいいらしく、毎晩のように営みは欠かさないとか……
そこは両親の後を引き継いだようで何よりだ。
とはいっても政治力も武力も、そろそろ頭打ちが見えてきている。
弱き者から隔世遺伝で強き者が生まれてくる確率なんてミジンコレベルで低い。
ならば、覚醒さしちまえはいいんじゃないのか?
ってのが、今回の俺とキアの見解であった。
そんな事は百も承知だったが手段がなかったというのが、今までの現状だったんだけどね、見つかっちゃったじゃない?
そう!喜樹の実(身)。これを食べさせればエコーに大きな変化が訪れて今後シガレット家は安泰となるだろう。
ただし食べさせ方には注意が必要らしく最初は一欠片ずつ食べさせないと、拒否反応で死に至ってしまうような中毒を起こすらしい。
何それ!こわ!って言ったらさ、普通の人間は皆そうなると言われ、改めて自分だけが異常なことに気付かされた。
そんな訳で俺は内情を妻へ話すことにした。
「ってことで今からシガレット家へ行ってエコーに喜樹の実を食べさせようと思う」
「って、その前に……本当に心配したんだから!一切連絡もくれずに1ヶ月近く帰らずに!」
「あ、いや、それはまたちゃんと話すから」
「それに、そんな実を食べさせて大丈夫なの?」
「危険は伴うけど、このままじゃシガレット家は衰退するかもしれないから。ジェンノ王国にとってシガレット家の衰退は王国にとって重大な損失になるだろ?」
「確かに……あなたが継いでればそんな心配は皆無だったんだろうけどね、私と結婚したばかりに状況が大きく変わってしまったもんね。
私にも責任があるわね」
「いや、全くないな。
俺はレーニアと結婚してなくても継ぐつもりはなかった。
理由は俺の体質だ。今の状況を考えてみてくれよ。
精神体になった体だぞ。どっちにしても人外なんだから、人の世界に長くは居れなかっただろうし。
結果として必ずこういう道になったと思うよ」
「あなたがそういうのならそうなんでしょうね」
「取り敢えず俺に今起きている体の状態の事や今後のことは、戻ってきてから話す。
キア行こう」
「畏まりました」
「もう!また、はぐらかされた!
いっつもこうなんだから!」
「まぁまぁレーニア、落ち着いて。
でも何も変わってなかったじゃん。
ザハルはザハルのままだった。今はそれだけでも十分じゃない?」
「そう、ね……確かにマイムの言うとおりだわ」
「そうでしょ」
(ふぅ……よかった。また取り乱されたら大変だったよ。ばかザハルのお陰でこの1ヶ月近く地獄だったんだからね)
「あんた上手くレーニアを宥めたわね」
「だってあーでも言わないとヤバいのは君でも分かってるでしょ?」
「た、たしかに……あのときは怖かったわ」
所変わってシガレット家領内
「さすがに家の中に入るわけにはいかんからね。イチャコラサッサってされてたらキツいやん?」
「そうですね。もうあれは勘弁願いたいです」
「だね。ノックして入るとしよう」
コンコン。コンコン……コンコンコンコン!
「おい!エコー出て来いや!さっきから、いかがわしい声は聞こえとんじゃ!出て来んと家ごと吹き飛ばすぞ!」
「主……もう手法が取り立て屋ですよ」
「出て来んこいつが悪いだろ」
「ちょちょ待ってください!兄上!今直ぐに向かいますから!!」
バタバタ急いでいる足音と、ガタンゴトンと階段を転げ落ちる音を轟かせながらエコー玄関の前へ出てきた。
「遅い」
「許してくださいよ!十分急いだんですから!」
「ビッチは?」
「もう!ビッチじゃないですよ!
プラムは料理をしてくれてますよ」
「ほう……料理をしながらヤリまくってたのか!」
「いや、まぁ、というか、少しくらいはオブラートに包んでくださいよ!」
「まぁいいや。今日はお前に用事があってきたんだ。
取り敢えず中に入るぞ」
「はい。ご案内します」
俺は事の全てをエコーとプラムへ話した。
俺の現状の状態に対しては多少は驚きはあったものの、案外受け入れは早かったと思う。
肝心の自分自身がこれから受ける試練に関しても、既に覚悟があるようだった。
「って事で、この実を1時間毎に一欠片ずつ食え。1日で10個食えば、まぁ遅くても1週間で完食できる。
完食出来ればお前は大いに成長するだろう。
しかし途中で食えなくなれば……まぁ途中で食えないってことはどういう状況か分かるよな?
ぶっちゃけキアの確率で言えば7:3だ。
7で死ぬってことだからな。
だが俺は五分だと思ってる。お前は既にプラムの力を少なからず貰ってるし、何よりお前はアルコの息子だからだ。
どうする?覚悟は決めたようにしてたが、それでもやるか?
死ねば今の幸せな生活は終わる。
しかしこのまま生きてもシガレット家は衰退していく。
お前はどちらを優先する?」
暫く沈黙が訪れたが、やはり俺の弟だ。
潔い笑顔で答えた。
「考えても仕方ないことですね。
国の重要役職のお家として優先すべきことは、個の幸せではありません。
兄上のお話、お受けいたします!
しかしながら兄上、1つだけお願いがございます」
「なんだ?」
「私達には子どもがまだいません。
万が一私が死んでしまった場合は、兄上の子をシガレットの世継ぎにしてくださいませ。
何卒お願い致します」
「わかった。
だが大丈夫だ。お前は死なんし、お前の一族は繁栄するさ!な!プラム」
「はい!ザハル様!」
この話が終わった直後からエコーへ喜樹の実を一欠片ずつ食べさせる行為が始まった。
最初は軽い拒否反応は出たものの、流石はエコーだ。3日後には完全に抗体が出来て、一気に爆食いをし4日という驚異的なスピードで実を完食したのだった。
その後少し眠りについたエコーは目覚めた時には驚くほどステータスが向上していた。
レベル10・政治100・知略90。
なにより武力が80まで成長していたのだ。
この数字はアルコすらも超える力であった。
「やはりな」
「エコー!大丈夫!?なんともない?」
「ああ大丈夫だよ。ずっと側に居てくれたのかい?ありがとう」
「勿論よ。ずっと離れないよ」
「主、私は奇跡を目撃しているのでしょうか?
正直の所、9割は助からないと思っていましたのに」
「キアお前やっぱり見落としていたか。
コイツにも加護があるんだよ。
加護名:一族繁栄
これがあったから俺はコイツにかけたんだ」
「兄上ありがとうございます。
なぜだか力が溢れ出るのを感じます」
「いいことだな。これで子も期待できるんじゃねーか?
実はお前、子が出来ねーで悩んでたろ?」
「は、はい。なぜ知ってるんですか?」
「知ってるんじゃなくてお前のメストの流れを見るだけでわかるんだよ。
安心しろ。一族繁栄スキルが開花もしている。
今後は素晴らしい人生が待ってるだろうよ。
いいかエコー。力を持っても過信するな。
王国のためにシガレット家は存在する。
国のために後世の家の為に尽力し続けるんだぞ」
「はい!しかと承りました!」
「プラム、あとは頼んだぞ」
「はい!」
「帰ろうか、キア」
「はい」
その後の話を少しすると、エコーは軍略家として名を馳せるようになる。
アイツの子や孫も全員が覚醒スキルを持ち合わせて生まれてきているようだ。
これは少し先の話になるんだが、100年後もシガレット家は王国にとって最強の矛であり盾にもなってるそうだ。
実に素晴らしいじゃないか!
さて、話は現実に戻して俺は、鬼嫁に釈明に行くとしますかね。
これが一番緊張するぜ……
弟は俺や親父と違い、少し家質の違うタイプだ。
親父は武闘派で知能はチンパンジーくらい。
俺も武闘派だが知能はキアのカバーによりIQ200くらいあるようだ。
キアの助けが無ければ俺も大してチンパンジーと変わらないだろう。
こんな兄や親父を持ってして生まれてきた弟はゴリゴリの政治家タイプだ。
武闘系はスカスカに等しく、いつも嫁であるビッチ……じゃなくてプラムに助けてもらってるようだ。
まぁ嫁はシガレット家の中で歴代最強と言える嫁だろう。
魔物だけど。
それでも夫婦仲はめちゃめちゃいいらしく、毎晩のように営みは欠かさないとか……
そこは両親の後を引き継いだようで何よりだ。
とはいっても政治力も武力も、そろそろ頭打ちが見えてきている。
弱き者から隔世遺伝で強き者が生まれてくる確率なんてミジンコレベルで低い。
ならば、覚醒さしちまえはいいんじゃないのか?
ってのが、今回の俺とキアの見解であった。
そんな事は百も承知だったが手段がなかったというのが、今までの現状だったんだけどね、見つかっちゃったじゃない?
そう!喜樹の実(身)。これを食べさせればエコーに大きな変化が訪れて今後シガレット家は安泰となるだろう。
ただし食べさせ方には注意が必要らしく最初は一欠片ずつ食べさせないと、拒否反応で死に至ってしまうような中毒を起こすらしい。
何それ!こわ!って言ったらさ、普通の人間は皆そうなると言われ、改めて自分だけが異常なことに気付かされた。
そんな訳で俺は内情を妻へ話すことにした。
「ってことで今からシガレット家へ行ってエコーに喜樹の実を食べさせようと思う」
「って、その前に……本当に心配したんだから!一切連絡もくれずに1ヶ月近く帰らずに!」
「あ、いや、それはまたちゃんと話すから」
「それに、そんな実を食べさせて大丈夫なの?」
「危険は伴うけど、このままじゃシガレット家は衰退するかもしれないから。ジェンノ王国にとってシガレット家の衰退は王国にとって重大な損失になるだろ?」
「確かに……あなたが継いでればそんな心配は皆無だったんだろうけどね、私と結婚したばかりに状況が大きく変わってしまったもんね。
私にも責任があるわね」
「いや、全くないな。
俺はレーニアと結婚してなくても継ぐつもりはなかった。
理由は俺の体質だ。今の状況を考えてみてくれよ。
精神体になった体だぞ。どっちにしても人外なんだから、人の世界に長くは居れなかっただろうし。
結果として必ずこういう道になったと思うよ」
「あなたがそういうのならそうなんでしょうね」
「取り敢えず俺に今起きている体の状態の事や今後のことは、戻ってきてから話す。
キア行こう」
「畏まりました」
「もう!また、はぐらかされた!
いっつもこうなんだから!」
「まぁまぁレーニア、落ち着いて。
でも何も変わってなかったじゃん。
ザハルはザハルのままだった。今はそれだけでも十分じゃない?」
「そう、ね……確かにマイムの言うとおりだわ」
「そうでしょ」
(ふぅ……よかった。また取り乱されたら大変だったよ。ばかザハルのお陰でこの1ヶ月近く地獄だったんだからね)
「あんた上手くレーニアを宥めたわね」
「だってあーでも言わないとヤバいのは君でも分かってるでしょ?」
「た、たしかに……あのときは怖かったわ」
所変わってシガレット家領内
「さすがに家の中に入るわけにはいかんからね。イチャコラサッサってされてたらキツいやん?」
「そうですね。もうあれは勘弁願いたいです」
「だね。ノックして入るとしよう」
コンコン。コンコン……コンコンコンコン!
「おい!エコー出て来いや!さっきから、いかがわしい声は聞こえとんじゃ!出て来んと家ごと吹き飛ばすぞ!」
「主……もう手法が取り立て屋ですよ」
「出て来んこいつが悪いだろ」
「ちょちょ待ってください!兄上!今直ぐに向かいますから!!」
バタバタ急いでいる足音と、ガタンゴトンと階段を転げ落ちる音を轟かせながらエコー玄関の前へ出てきた。
「遅い」
「許してくださいよ!十分急いだんですから!」
「ビッチは?」
「もう!ビッチじゃないですよ!
プラムは料理をしてくれてますよ」
「ほう……料理をしながらヤリまくってたのか!」
「いや、まぁ、というか、少しくらいはオブラートに包んでくださいよ!」
「まぁいいや。今日はお前に用事があってきたんだ。
取り敢えず中に入るぞ」
「はい。ご案内します」
俺は事の全てをエコーとプラムへ話した。
俺の現状の状態に対しては多少は驚きはあったものの、案外受け入れは早かったと思う。
肝心の自分自身がこれから受ける試練に関しても、既に覚悟があるようだった。
「って事で、この実を1時間毎に一欠片ずつ食え。1日で10個食えば、まぁ遅くても1週間で完食できる。
完食出来ればお前は大いに成長するだろう。
しかし途中で食えなくなれば……まぁ途中で食えないってことはどういう状況か分かるよな?
ぶっちゃけキアの確率で言えば7:3だ。
7で死ぬってことだからな。
だが俺は五分だと思ってる。お前は既にプラムの力を少なからず貰ってるし、何よりお前はアルコの息子だからだ。
どうする?覚悟は決めたようにしてたが、それでもやるか?
死ねば今の幸せな生活は終わる。
しかしこのまま生きてもシガレット家は衰退していく。
お前はどちらを優先する?」
暫く沈黙が訪れたが、やはり俺の弟だ。
潔い笑顔で答えた。
「考えても仕方ないことですね。
国の重要役職のお家として優先すべきことは、個の幸せではありません。
兄上のお話、お受けいたします!
しかしながら兄上、1つだけお願いがございます」
「なんだ?」
「私達には子どもがまだいません。
万が一私が死んでしまった場合は、兄上の子をシガレットの世継ぎにしてくださいませ。
何卒お願い致します」
「わかった。
だが大丈夫だ。お前は死なんし、お前の一族は繁栄するさ!な!プラム」
「はい!ザハル様!」
この話が終わった直後からエコーへ喜樹の実を一欠片ずつ食べさせる行為が始まった。
最初は軽い拒否反応は出たものの、流石はエコーだ。3日後には完全に抗体が出来て、一気に爆食いをし4日という驚異的なスピードで実を完食したのだった。
その後少し眠りについたエコーは目覚めた時には驚くほどステータスが向上していた。
レベル10・政治100・知略90。
なにより武力が80まで成長していたのだ。
この数字はアルコすらも超える力であった。
「やはりな」
「エコー!大丈夫!?なんともない?」
「ああ大丈夫だよ。ずっと側に居てくれたのかい?ありがとう」
「勿論よ。ずっと離れないよ」
「主、私は奇跡を目撃しているのでしょうか?
正直の所、9割は助からないと思っていましたのに」
「キアお前やっぱり見落としていたか。
コイツにも加護があるんだよ。
加護名:一族繁栄
これがあったから俺はコイツにかけたんだ」
「兄上ありがとうございます。
なぜだか力が溢れ出るのを感じます」
「いいことだな。これで子も期待できるんじゃねーか?
実はお前、子が出来ねーで悩んでたろ?」
「は、はい。なぜ知ってるんですか?」
「知ってるんじゃなくてお前のメストの流れを見るだけでわかるんだよ。
安心しろ。一族繁栄スキルが開花もしている。
今後は素晴らしい人生が待ってるだろうよ。
いいかエコー。力を持っても過信するな。
王国のためにシガレット家は存在する。
国のために後世の家の為に尽力し続けるんだぞ」
「はい!しかと承りました!」
「プラム、あとは頼んだぞ」
「はい!」
「帰ろうか、キア」
「はい」
その後の話を少しすると、エコーは軍略家として名を馳せるようになる。
アイツの子や孫も全員が覚醒スキルを持ち合わせて生まれてきているようだ。
これは少し先の話になるんだが、100年後もシガレット家は王国にとって最強の矛であり盾にもなってるそうだ。
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