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【青年期編】
【18】結婚と訃報と女王陛下誕生(後)
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護衛で王の命を守っても病によるカウントダウンは刻一刻と迫っていた。
俺とキアの見立てでは、そもそも3日の命すら危ういという現状だ。
延命をするべきか、自然に任せるか……
実に際どいところだ。
「レーニア、少し話がある」
「どうしたの?」
「王は……お前の親父は俺の見立てでは3日持たない」
「え?そんな……どうすればいいのよ……」
「……本意ではないが、お前と王が受け入れるなら延命をすることは出来る。
10年でも50年でも可能だが、今の王に必要な日数は1日ってところだよな?
それで良ければ、延命してもいいが」
「分かったわ!お父さまに話しましょう!
ザハルも一緒に話してくれるわよね?」
「ああ、構わない」
本当のことを言うと病を完全に治癒できるし、その上で最大年数の延命も可能ではあった。
ただ、それをしてもなんの意味もないことは、ここにいる全員が理解していることだった。
代替わりをし、勇者であるレーニアが王位を継ぐことにこそ大いに意味がある。
だからこそ、レーニアも病を治して。とは頼まなかったのだ。
それでもレーニアに心がえぐられる音が十二分に聞こえてきた。
辛いよな……
俺とレーニアは王の元へ行き、延命の話を切り出した。
「陛下、ザハルでございます」
「……どうしたのだ?」
王は力ない言葉で返事をした。
「失礼ながら私の見立てでは、陛下の命の灯火は残り2日と思えます。
しかし、私のスキルで1日だけ寿命を伸ばすことが可能です。
勿論陛下より了承を頂ければの話になりますが……」
「……そうか……
持たぬのか……
その1日の延命というのは確実に可能なのか?」
「間違いなく」
「そうか……頼む」
「御意」
王の了承を経た後に、俺は延命を施した。
今回の処置は延命より同じ命を繰り返すという意味合いが強い。
1日だけ命を繰り返す事で結果的に延命したことになるだろう。
俺がこの王にしてあげられる最小の慈悲になる。
これから義父になろうとする人だ。
これから孫も見るであっただろう。
無念さは十分理解できる。
俺もこのような条件が揃ってなければ、いくらでも延命処置をしただろう。
だが、それをする意味がない。
それをしてしまっては、ジェンノ王国に勇者でもある女王陛下が誕生しなくなる。
新しい時代に遅れが来る。
それは王国の衰退を意味してしまうのだ。
ゆえにレーニアも俺も苦渋の決断をしているわけだ。
王位継承式まで1日。
明日に控えた王位継承式典。
王は俺のスキルにより少しだけ体調がいいようだ。
それも当然である。
俺がリターンで作った1日は王が少し元気だった頃の1日なのだから。
俺は不意に王から呼び出された。
「ザハル、居るなら直ぐに来て欲しい。
ザハルは居るか?」
「はっ。ここに」
「ザハル、いや息子と呼ばせてくれ」
「はい」
「そう賢まるな。今ここには娘婿と義父の2人しかおらん。
ザハル、1つ不思議な話をしてもよいか?
お前には何の事か分からんかもしれんが……
実は私は転生者なのだ」
「!?」
「まぁびっくりするよな。
それで話というのはな、実は前世で俺には娘が居たんだがな、そうだな、齢にして16~7歳だったか……ある時、娘が餅を喉に詰まらせて死んでしまい、私はショックのあまりに憔悴してフラフラと歩いていたところ、車に轢かれて死んでしまったのだ。
私は転生するにあたって有用なスキルは貰えなかったが、転生したことに何か意味があるんじゃないかと、常々思っていたのだ。
だが現実は何か特別なことは起こらず、今事切れようとしている。
私はなんの為に転生したのだろうな……
すまない、理由分からない事を話してしまった」
「義父上!そのお話、今直ぐレーニアへ話してあげてください!」
「ん?なぜだ?」
「理由はいいので!今直ぐに!」
俺は急いでレーニアを呼びに行った。
なんてこった。だよな。
別の世界でも実の父親で、転生した世界でも実の父親なんて……そんな悲痛な話が存在して良いのかよ!
なんて無情で鬼畜な設定だよ!
「レーニア!今直ぐ王の話を聞きに行ってこい!
後悔しないように納得がいくまで、気が済むまで”父親”と会話をしてこい!」
「え?なに?どうしたってのよ。
お父さまが危険な状態になったの?」
「いいから行け!」
「怒んないでよ……
分かったわ。寝室の警備を宜しくね」
「ああ」
最初は父と子の泣き叫ぶ嗚咽の混じった声が聞こえてきたが、暫く経つと王と王女、王と次期女王としてではなく、1人の父と娘の姿があった。
日本にいた頃、おそらく何度も仲良し親子だからこそ垣間見える姿があり、そこには大輪の花に包まれた笑顔が広がっていた。
そして時間は流れ王位継承式典を迎える。
流石は一国の王とでも言おうか、病に伏せて死のカウントダウンを迎えてる人間の面ではなかった。
「皆の者!よく集まってくれた!
これより王位継承式を執り行う!」
アルコの声が玉座の間に響き渡る。
「現国王より王女レーニア・ジェンノへ王位を継承し、ここに新たなる王、レーニア女王陛下が誕生したことを宣言する!」
「うおぉぉぉーーー!!!」
「レーニア女王万歳!」
続けてアルコが話し始める。
「続いてレーニア女王陛下とザハル・シガレットの婚姻をここに宣言する!!」
「ザハルはこの瞬間より婿となり、名を改めザハル・ジェンノとなる。
皆の者!若き英雄たちへ祝福を!」
「おぉぉーーー!!!」
取り敢えず早急ではあったが、形式的でも継承式と結婚式は終了した。
まぁ披露宴など、するんであれば後日でもいいだろう。
それよりも俺達は最後にやり残した事がある。
ある人物の最期を看取る必要があるのだ。
延命の期間も過ぎ、急激に様態が悪化していく前王。
最早、虫の息といったところだ。
俺を含めたシガレット家の面々は最期には立ち会わず、妻と義父の2人だけにしてあげた。
最期くらい一緒に居てくれ。
前王は思い残したことがない。
まさにそういった表情を残し逝った。
親父も母も号泣していた。
妻は義父のデコにキスをし、「またね」って一言を伝えて部屋を後にした。
俺が外で一服をしているとレーニアが背中に抱きつき、声を殺しながら大粒の涙を流していた。
「タバコ臭い」
「悪かったな」
なんて無慈悲な世界なんだここは。
しかしレーニアは俺の妻となった。
今後は俺がコイツの笑顔を守らねーとな。って俺は容赦なく4本目のタバコに火を付けた。
後に前王の葬儀が執り行われ、火葬された遺骨はジェンノ家の墓に納骨されたのであった。
結婚・親の死・即位とレーニアには大変なスタートにはなってしまったが、俺が支えるのだ。
レーニアにとって最強の夫であり家臣が側にいる。
それはレーニアに残された最後の生命線でもある。
実際、そうやって妻に言われた。
だから絶対に私より先に死ぬなってさ。
死なねーよ。
長寿だって言ってんじゃん。
まぁそんなこんなで俺は結婚し、披露宴的なものは喪が開けたらするらしく、そこはアイツに丸投げしておこう。
俺自身も色々と重なってたことが落ち着いたので、また近々ダンジョンにでも潜ってみようかと思っている。
それはそれで久しぶりなのでワクワクしている俺であった。
俺とキアの見立てでは、そもそも3日の命すら危ういという現状だ。
延命をするべきか、自然に任せるか……
実に際どいところだ。
「レーニア、少し話がある」
「どうしたの?」
「王は……お前の親父は俺の見立てでは3日持たない」
「え?そんな……どうすればいいのよ……」
「……本意ではないが、お前と王が受け入れるなら延命をすることは出来る。
10年でも50年でも可能だが、今の王に必要な日数は1日ってところだよな?
それで良ければ、延命してもいいが」
「分かったわ!お父さまに話しましょう!
ザハルも一緒に話してくれるわよね?」
「ああ、構わない」
本当のことを言うと病を完全に治癒できるし、その上で最大年数の延命も可能ではあった。
ただ、それをしてもなんの意味もないことは、ここにいる全員が理解していることだった。
代替わりをし、勇者であるレーニアが王位を継ぐことにこそ大いに意味がある。
だからこそ、レーニアも病を治して。とは頼まなかったのだ。
それでもレーニアに心がえぐられる音が十二分に聞こえてきた。
辛いよな……
俺とレーニアは王の元へ行き、延命の話を切り出した。
「陛下、ザハルでございます」
「……どうしたのだ?」
王は力ない言葉で返事をした。
「失礼ながら私の見立てでは、陛下の命の灯火は残り2日と思えます。
しかし、私のスキルで1日だけ寿命を伸ばすことが可能です。
勿論陛下より了承を頂ければの話になりますが……」
「……そうか……
持たぬのか……
その1日の延命というのは確実に可能なのか?」
「間違いなく」
「そうか……頼む」
「御意」
王の了承を経た後に、俺は延命を施した。
今回の処置は延命より同じ命を繰り返すという意味合いが強い。
1日だけ命を繰り返す事で結果的に延命したことになるだろう。
俺がこの王にしてあげられる最小の慈悲になる。
これから義父になろうとする人だ。
これから孫も見るであっただろう。
無念さは十分理解できる。
俺もこのような条件が揃ってなければ、いくらでも延命処置をしただろう。
だが、それをする意味がない。
それをしてしまっては、ジェンノ王国に勇者でもある女王陛下が誕生しなくなる。
新しい時代に遅れが来る。
それは王国の衰退を意味してしまうのだ。
ゆえにレーニアも俺も苦渋の決断をしているわけだ。
王位継承式まで1日。
明日に控えた王位継承式典。
王は俺のスキルにより少しだけ体調がいいようだ。
それも当然である。
俺がリターンで作った1日は王が少し元気だった頃の1日なのだから。
俺は不意に王から呼び出された。
「ザハル、居るなら直ぐに来て欲しい。
ザハルは居るか?」
「はっ。ここに」
「ザハル、いや息子と呼ばせてくれ」
「はい」
「そう賢まるな。今ここには娘婿と義父の2人しかおらん。
ザハル、1つ不思議な話をしてもよいか?
お前には何の事か分からんかもしれんが……
実は私は転生者なのだ」
「!?」
「まぁびっくりするよな。
それで話というのはな、実は前世で俺には娘が居たんだがな、そうだな、齢にして16~7歳だったか……ある時、娘が餅を喉に詰まらせて死んでしまい、私はショックのあまりに憔悴してフラフラと歩いていたところ、車に轢かれて死んでしまったのだ。
私は転生するにあたって有用なスキルは貰えなかったが、転生したことに何か意味があるんじゃないかと、常々思っていたのだ。
だが現実は何か特別なことは起こらず、今事切れようとしている。
私はなんの為に転生したのだろうな……
すまない、理由分からない事を話してしまった」
「義父上!そのお話、今直ぐレーニアへ話してあげてください!」
「ん?なぜだ?」
「理由はいいので!今直ぐに!」
俺は急いでレーニアを呼びに行った。
なんてこった。だよな。
別の世界でも実の父親で、転生した世界でも実の父親なんて……そんな悲痛な話が存在して良いのかよ!
なんて無情で鬼畜な設定だよ!
「レーニア!今直ぐ王の話を聞きに行ってこい!
後悔しないように納得がいくまで、気が済むまで”父親”と会話をしてこい!」
「え?なに?どうしたってのよ。
お父さまが危険な状態になったの?」
「いいから行け!」
「怒んないでよ……
分かったわ。寝室の警備を宜しくね」
「ああ」
最初は父と子の泣き叫ぶ嗚咽の混じった声が聞こえてきたが、暫く経つと王と王女、王と次期女王としてではなく、1人の父と娘の姿があった。
日本にいた頃、おそらく何度も仲良し親子だからこそ垣間見える姿があり、そこには大輪の花に包まれた笑顔が広がっていた。
そして時間は流れ王位継承式典を迎える。
流石は一国の王とでも言おうか、病に伏せて死のカウントダウンを迎えてる人間の面ではなかった。
「皆の者!よく集まってくれた!
これより王位継承式を執り行う!」
アルコの声が玉座の間に響き渡る。
「現国王より王女レーニア・ジェンノへ王位を継承し、ここに新たなる王、レーニア女王陛下が誕生したことを宣言する!」
「うおぉぉぉーーー!!!」
「レーニア女王万歳!」
続けてアルコが話し始める。
「続いてレーニア女王陛下とザハル・シガレットの婚姻をここに宣言する!!」
「ザハルはこの瞬間より婿となり、名を改めザハル・ジェンノとなる。
皆の者!若き英雄たちへ祝福を!」
「おぉぉーーー!!!」
取り敢えず早急ではあったが、形式的でも継承式と結婚式は終了した。
まぁ披露宴など、するんであれば後日でもいいだろう。
それよりも俺達は最後にやり残した事がある。
ある人物の最期を看取る必要があるのだ。
延命の期間も過ぎ、急激に様態が悪化していく前王。
最早、虫の息といったところだ。
俺を含めたシガレット家の面々は最期には立ち会わず、妻と義父の2人だけにしてあげた。
最期くらい一緒に居てくれ。
前王は思い残したことがない。
まさにそういった表情を残し逝った。
親父も母も号泣していた。
妻は義父のデコにキスをし、「またね」って一言を伝えて部屋を後にした。
俺が外で一服をしているとレーニアが背中に抱きつき、声を殺しながら大粒の涙を流していた。
「タバコ臭い」
「悪かったな」
なんて無慈悲な世界なんだここは。
しかしレーニアは俺の妻となった。
今後は俺がコイツの笑顔を守らねーとな。って俺は容赦なく4本目のタバコに火を付けた。
後に前王の葬儀が執り行われ、火葬された遺骨はジェンノ家の墓に納骨されたのであった。
結婚・親の死・即位とレーニアには大変なスタートにはなってしまったが、俺が支えるのだ。
レーニアにとって最強の夫であり家臣が側にいる。
それはレーニアに残された最後の生命線でもある。
実際、そうやって妻に言われた。
だから絶対に私より先に死ぬなってさ。
死なねーよ。
長寿だって言ってんじゃん。
まぁそんなこんなで俺は結婚し、披露宴的なものは喪が開けたらするらしく、そこはアイツに丸投げしておこう。
俺自身も色々と重なってたことが落ち着いたので、また近々ダンジョンにでも潜ってみようかと思っている。
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