4 / 42
第一章【幼少期編】
【4】ザハルと魔物たち
しおりを挟む
今の俺は空間移動などという便利すぎるスキルまで持っている。
空間移動している間は元の空間での時間は3秒ほどであっても、別の空間では3時間以上時間を消費することが出来る。
俺はこれを空間置換と呼んでいる。
空間置換をより高度に操れるようになれば行く行くはダンジョン内に別荘を作ってもいいかと考えている。
だがここで1つ問題がある。
ダンジョンとは階層ごとに当然ながら階層主、つまりはボスがいる。
これが撃破されるとダンジョンは形を変えてしまう。
今まで多くの冒険者が命を賭して開拓したマップも全く意味をなくしてしまう。
ゆえに別荘は低階層で作っても意味をなさないのである。
それでも俺は今、10階層に遊技場(たまり場)を設置している。
ぶっちゃけ本気で踏破を試みれば20階層は余裕で踏破出来ると言うのがキアからの見通しだが、一応俺まだ1歳児だぜ……
まだよくね?
そう思って10階層で遊んでいる。
こんな低級階層でも遊んでるだけでレベルアップにもなる。
そうだ。大事なことを言ってなかった。
ダンジョンに潜るには階層毎に資格が必要になる。資格がなければギルドに認めてもらえないだけでなく、なにか不思議な力でダンジョンから弾かれてしまうのだ。
ではなぜ俺が入れるのかというと、ダンジョンから弾かれるパターンは1つだけだ。
自動的に自然が判断しているのだ。例えばギルドが発行している有資格者(ランク発行書)以外の部分。
簡単に言えば潜在能力とでも言うのかな。
これを感知して入室の許可などをダンジョン自身がやっているとか。
パピーもよく言っていた。
ダンジョンはそのものが生き物だと。
俺は空間置換を最初に覚えて夜な夜なスパイダーハイハイで抜け出してダンジョン1回層に来ると1度も弾かれる事なく、今の階層まで来れたって訳だ。
ちなみにギルドの許可書を持ってなくても潜ることは可能だが、代償としてはすべての保険が効かない事かな。
換金の手数料がギルド員なら3割負担だが、無資格者には8割負担とガッツリ取られる。
命に関しては平等だが、ギルド員なら危険に陥ったとき上級冒険者たちの助っ人があったりするが、無資格者には当然無い。
あとは貴重な情報交換や人脈作りとかなのかな。
ぶっちゃけ1歳児には全て要らん!
キアが居れば大抵のことはなんとでもなる。
というか、今ギルドで活動している奴らの数百倍有益な事が出来ている気がする。
と言っても将来的に登録だけはするかもね。
さて話を戻そうか。
というか、実際に行って説明したほうが早い気がするので行ってみよう。
だが暫し待ってほしい。
なぜなら俺は今、あられもない姿でオムツを変えられているからだ。
あんまり見んといて……
ご、ごほん。
では時間にして今回は5秒ほど空間置換を使うとしよう。
「主、菊紋丸出しでしたね」
「うるせー!そんで菊紋言うな!だがオムツはスッキリだぜ」
「主はオムツなんて不要でしょうに」
「不要だけど、実年齢が1歳児だから演技しとかねーと俺が排便しない子供と思われて医者を呼ばれるだろうが。パピーとマミーに迷惑は掛けれん。そんだけだ」
「じゃー演技でキバってるんですね……」
「言い方!お前は悪意の塊か!?」
「えへへ」
「褒めてないからね!はぁもう疲れるわ。
さて、キアよ。ダンジョンへレッツラゴンだ」
「主もネタ古すぎだし」
と、まぁ散々ギアに弄られながら、やっとダンジョンに到達。
「あ、ザハルだ!みんなー、ザハルが来たよー」
「おーザハル1週間ぶりではないか。変わりないか?」
「ねーねー今日は何して遊ぶ?」
ここにいるメンツがこの階層の愉快な遊び友達なんだが、上からオーク・スカルナイト・ウォータースライムというメンツである。
何れもレベル12くらいはある。
当然二桁レベルなので冒険者である程度上級と言われるパピーでも瞬殺される魔物たちということは言うまでもない。
「そうだなー、でもその前に運動かな。影で狙ってるやつもいるし」
「りょうかーい。みんなで魔物退治だ」
君たちも魔物だけどね……
もうお分かりだと思うけど、こうやって意思疎通ができる魔物もいる反面、通常の魔物も多くいる。
基本的に意思疎通なんて出来ないけど。
多分コイツらは、また別の括りの魔物なのかもしれない。
当然意思疎通ができない魔物は普通に襲ってくる。
襲われなくする方法はなくもないけど、襲ってきてもらったほうが経験値を無料でゲットできるからありがたい。
もうここらで出てくる魔物は同じアリでもパピーと戦ってたアリよりも経験値が10倍以上違う。
それに俺の急速成長スキルで経験値をザクザク稼げるから非常においしいのだ。
勿論言うまでもないが、こんな雑魚のアリでもパピーは勝てない。
階層が上がれば上がるほど魔物も体力・硬さ・スピード・攻撃力が比べ物にならないほど上がる。
ここの魔物たちとまともにやり合うには、1階層程度の魔物を直接手を下さず威嚇だけで殺せないと戦えないと思う。
俺には所詮10階層。
しかし冒険者たちの現実ではされど10階層なのだ。
掃除も終わり綺麗になったので、結局10階層全てを使ったかくれんぼが開始された。
ゲーム中に出会った意思無き魔物との戦いもオーラを出さず速やかに排除しなければ直ぐに見つかってしまうので、なかなかの高等テクニックを要するかくれんぼなのである。
そして今日は俺が鬼になった。
制限時間は1時間。
まぁまぁ長めのガチかくれんぼである。
しかし俺は探知スキルが優れているので正直に言うともう全員見つけている。
でもさぁ、直ぐに見つけても可哀想じゃん?
だから魔物を狩りながら、タバコを吸いながら、ノンビリと30分くらいかけて見つけ出していく。
ちなみに、かくれんぼは魔物たちが一番好きな遊びらしく結構な頻度でかくれんぼがチョイスされる。
あ、そうそう。
俺は彼らに対して特にあだ名や名前を付けてない。理由は結局階層を踏破したときにリセットされるから。
もし彼らの心が残るのであれば踏破したときに考えればいいかと考えてる。
しかしウォータースライムは相変わらず可愛い。
本音を言えば従魔契約をして連れて帰りたい。
あいつが砂漠地帯に1体だけでも居れば枯れたオアシスが復活するほど、超重宝される魔物として有名であるが、ギルドでの捕獲難易度はAランクとめっちゃ高い。
ウォータースライムも1階層から出現する魔物だが結局レベルが低いウォータースライムでは家庭用の水タンクを満タンにする程度である。
それでも重宝される非常にありがたい魔物だが低レベルの冒険者で捕獲できるほど甘くない魔物でもある。
推奨レベル4。普通に考えたら初心者向けなんだけど、この世界でレベル4とは中級から上級冒険者に値する。
本当に世界観が無茶苦茶だよね。
逆に言えばレベル1でも贅沢をしたり夢を見て上を目指したりしなければ日常生活に支障はないとも言える。
そんなこんなで魔物たちとかくれんぼは皆に楽しんでもらうために時間を掛けて見つけ出し、楽しくわちゃわちゃして終わった。
そろそろ空間置換の制限時間にもなりそうだったので、また会おうね。って言って俺は自宅に戻った。
ここからは子供を演じなければならないので、いつも切り替えるのが大変である。
そしてパピーとマミーのイチャラブタイムも耐えねばならない。
これが1番キツい……
そしてまた1日が終わっていくのであった。
空間移動している間は元の空間での時間は3秒ほどであっても、別の空間では3時間以上時間を消費することが出来る。
俺はこれを空間置換と呼んでいる。
空間置換をより高度に操れるようになれば行く行くはダンジョン内に別荘を作ってもいいかと考えている。
だがここで1つ問題がある。
ダンジョンとは階層ごとに当然ながら階層主、つまりはボスがいる。
これが撃破されるとダンジョンは形を変えてしまう。
今まで多くの冒険者が命を賭して開拓したマップも全く意味をなくしてしまう。
ゆえに別荘は低階層で作っても意味をなさないのである。
それでも俺は今、10階層に遊技場(たまり場)を設置している。
ぶっちゃけ本気で踏破を試みれば20階層は余裕で踏破出来ると言うのがキアからの見通しだが、一応俺まだ1歳児だぜ……
まだよくね?
そう思って10階層で遊んでいる。
こんな低級階層でも遊んでるだけでレベルアップにもなる。
そうだ。大事なことを言ってなかった。
ダンジョンに潜るには階層毎に資格が必要になる。資格がなければギルドに認めてもらえないだけでなく、なにか不思議な力でダンジョンから弾かれてしまうのだ。
ではなぜ俺が入れるのかというと、ダンジョンから弾かれるパターンは1つだけだ。
自動的に自然が判断しているのだ。例えばギルドが発行している有資格者(ランク発行書)以外の部分。
簡単に言えば潜在能力とでも言うのかな。
これを感知して入室の許可などをダンジョン自身がやっているとか。
パピーもよく言っていた。
ダンジョンはそのものが生き物だと。
俺は空間置換を最初に覚えて夜な夜なスパイダーハイハイで抜け出してダンジョン1回層に来ると1度も弾かれる事なく、今の階層まで来れたって訳だ。
ちなみにギルドの許可書を持ってなくても潜ることは可能だが、代償としてはすべての保険が効かない事かな。
換金の手数料がギルド員なら3割負担だが、無資格者には8割負担とガッツリ取られる。
命に関しては平等だが、ギルド員なら危険に陥ったとき上級冒険者たちの助っ人があったりするが、無資格者には当然無い。
あとは貴重な情報交換や人脈作りとかなのかな。
ぶっちゃけ1歳児には全て要らん!
キアが居れば大抵のことはなんとでもなる。
というか、今ギルドで活動している奴らの数百倍有益な事が出来ている気がする。
と言っても将来的に登録だけはするかもね。
さて話を戻そうか。
というか、実際に行って説明したほうが早い気がするので行ってみよう。
だが暫し待ってほしい。
なぜなら俺は今、あられもない姿でオムツを変えられているからだ。
あんまり見んといて……
ご、ごほん。
では時間にして今回は5秒ほど空間置換を使うとしよう。
「主、菊紋丸出しでしたね」
「うるせー!そんで菊紋言うな!だがオムツはスッキリだぜ」
「主はオムツなんて不要でしょうに」
「不要だけど、実年齢が1歳児だから演技しとかねーと俺が排便しない子供と思われて医者を呼ばれるだろうが。パピーとマミーに迷惑は掛けれん。そんだけだ」
「じゃー演技でキバってるんですね……」
「言い方!お前は悪意の塊か!?」
「えへへ」
「褒めてないからね!はぁもう疲れるわ。
さて、キアよ。ダンジョンへレッツラゴンだ」
「主もネタ古すぎだし」
と、まぁ散々ギアに弄られながら、やっとダンジョンに到達。
「あ、ザハルだ!みんなー、ザハルが来たよー」
「おーザハル1週間ぶりではないか。変わりないか?」
「ねーねー今日は何して遊ぶ?」
ここにいるメンツがこの階層の愉快な遊び友達なんだが、上からオーク・スカルナイト・ウォータースライムというメンツである。
何れもレベル12くらいはある。
当然二桁レベルなので冒険者である程度上級と言われるパピーでも瞬殺される魔物たちということは言うまでもない。
「そうだなー、でもその前に運動かな。影で狙ってるやつもいるし」
「りょうかーい。みんなで魔物退治だ」
君たちも魔物だけどね……
もうお分かりだと思うけど、こうやって意思疎通ができる魔物もいる反面、通常の魔物も多くいる。
基本的に意思疎通なんて出来ないけど。
多分コイツらは、また別の括りの魔物なのかもしれない。
当然意思疎通ができない魔物は普通に襲ってくる。
襲われなくする方法はなくもないけど、襲ってきてもらったほうが経験値を無料でゲットできるからありがたい。
もうここらで出てくる魔物は同じアリでもパピーと戦ってたアリよりも経験値が10倍以上違う。
それに俺の急速成長スキルで経験値をザクザク稼げるから非常においしいのだ。
勿論言うまでもないが、こんな雑魚のアリでもパピーは勝てない。
階層が上がれば上がるほど魔物も体力・硬さ・スピード・攻撃力が比べ物にならないほど上がる。
ここの魔物たちとまともにやり合うには、1階層程度の魔物を直接手を下さず威嚇だけで殺せないと戦えないと思う。
俺には所詮10階層。
しかし冒険者たちの現実ではされど10階層なのだ。
掃除も終わり綺麗になったので、結局10階層全てを使ったかくれんぼが開始された。
ゲーム中に出会った意思無き魔物との戦いもオーラを出さず速やかに排除しなければ直ぐに見つかってしまうので、なかなかの高等テクニックを要するかくれんぼなのである。
そして今日は俺が鬼になった。
制限時間は1時間。
まぁまぁ長めのガチかくれんぼである。
しかし俺は探知スキルが優れているので正直に言うともう全員見つけている。
でもさぁ、直ぐに見つけても可哀想じゃん?
だから魔物を狩りながら、タバコを吸いながら、ノンビリと30分くらいかけて見つけ出していく。
ちなみに、かくれんぼは魔物たちが一番好きな遊びらしく結構な頻度でかくれんぼがチョイスされる。
あ、そうそう。
俺は彼らに対して特にあだ名や名前を付けてない。理由は結局階層を踏破したときにリセットされるから。
もし彼らの心が残るのであれば踏破したときに考えればいいかと考えてる。
しかしウォータースライムは相変わらず可愛い。
本音を言えば従魔契約をして連れて帰りたい。
あいつが砂漠地帯に1体だけでも居れば枯れたオアシスが復活するほど、超重宝される魔物として有名であるが、ギルドでの捕獲難易度はAランクとめっちゃ高い。
ウォータースライムも1階層から出現する魔物だが結局レベルが低いウォータースライムでは家庭用の水タンクを満タンにする程度である。
それでも重宝される非常にありがたい魔物だが低レベルの冒険者で捕獲できるほど甘くない魔物でもある。
推奨レベル4。普通に考えたら初心者向けなんだけど、この世界でレベル4とは中級から上級冒険者に値する。
本当に世界観が無茶苦茶だよね。
逆に言えばレベル1でも贅沢をしたり夢を見て上を目指したりしなければ日常生活に支障はないとも言える。
そんなこんなで魔物たちとかくれんぼは皆に楽しんでもらうために時間を掛けて見つけ出し、楽しくわちゃわちゃして終わった。
そろそろ空間置換の制限時間にもなりそうだったので、また会おうね。って言って俺は自宅に戻った。
ここからは子供を演じなければならないので、いつも切り替えるのが大変である。
そしてパピーとマミーのイチャラブタイムも耐えねばならない。
これが1番キツい……
そしてまた1日が終わっていくのであった。
3
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
虚無からはじめる異世界生活 ~最強種の仲間と共に創造神の加護の力ですべてを解決します~
すなる
ファンタジー
追記《イラストを追加しました。主要キャラのイラストも可能であれば徐々に追加していきます》
猫を庇って死んでしまった男は、ある願いをしたことで何もない世界に転生してしまうことに。
不憫に思った神が特例で加護の力を授けた。実はそれはとてつもない力を秘めた創造神の加護だった。
何もない異世界で暮らし始めた男はその力使って第二の人生を歩み出す。
ある日、偶然にも生前助けた猫を加護の力で召喚してしまう。
人が居ない寂しさから猫に話しかけていると、その猫は加護の力で人に進化してしまった。
そんな猫との共同生活からはじまり徐々に動き出す異世界生活。
男は様々な異世界で沢山の人と出会いと加護の力ですべてを解決しながら第二の人生を謳歌していく。
そんな男の人柄に惹かれ沢山の者が集まり、いつしか男が作った街は伝説の都市と語られる存在になってく。
(
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
【悲報】人気ゲーム配信者、身に覚えのない大炎上で引退。~新たに探索者となり、ダンジョン配信して最速で成り上がります~
椿紅颯
ファンタジー
目標である登録者3万人の夢を叶えた葭谷和昌こと活動名【カズマ】。
しかし次の日、身に覚えのない大炎上を経験してしまい、SNSと活動アカウントが大量の通報の後に削除されてしまう。
タイミング良くアルバイトもやめてしまい、完全に収入が途絶えてしまったことから探索者になることを決める。
数日間が経過し、とある都市伝説を友人から聞いて実践することに。
すると、聞いていた内容とは異なるものの、レアドロップ&レアスキルを手に入れてしまう!
手に入れたものを活かすため、一度は去った配信業界へと戻ることを決める。
そんな矢先、ダンジョンで狩りをしていると少女達の危機的状況を助け、しかも一部始終が配信されていてバズってしまう。
無名にまで落ちてしまったが、一躍時の人となり、その少女らとパーティを組むことになった。
和昌は次々と偉業を成し遂げ、底辺から最速で成り上がっていく。
貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。
俺だけ展開できる聖域《ワークショップ》~ガチャで手に入れたスキルで美少女達を救う配信がバズってしまい、追放した奴らへざまあして人生大逆転~
椿紅颯
ファンタジー
鍛誠 一心(たんせい いっしん)は、生ける伝説に憧憬の念を抱く駆け出しの鍛冶師である。
探索者となり、同時期に新米探索者になったメンバーとパーティを組んで2カ月が経過したそんなある日、追放宣言を言い放たれてしまった。
このことからショックを受けてしまうも、生活するために受付嬢の幼馴染に相談すると「自らの価値を高めるためにはスキルガチャを回してみるのはどうか」、という提案を受け、更にはそのスキルが希少性のあるものであれば"配信者"として活動するのもいいのではと助言をされた。
自身の戦闘力が低いことからパーティを追放されてしまったことから、一か八かで全て実行に移す。
ガチャを回した結果、【聖域】という性能はそこそこであったが見た目は派手な方のスキルを手に入れる。
しかし、スキルの使い方は自分で模索するしかなかった。
その後、試行錯誤している時にダンジョンで少女達を助けることになるのだが……その少女達は、まさかの配信者であり芸能人であることを後々から知ることに。
まだまだ驚愕的な事実があり、なんとその少女達は自身の配信チャンネルで配信をしていた!
そして、その美少女達とパーティを組むことにも!
パーティを追放され、戦闘力もほとんどない鍛冶師がひょんなことから有名になり、間接的に元パーティメンバーをざまあしつつ躍進を繰り広げていく!
泥臭く努力もしつつ、実はチート級なスキルを是非ご覧ください!
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる