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「え……っ、凄い……」
瀬芽谷はいつもの様に押しかけて来た請島を家に上げた後、漫画を描く為に一人で部屋に閉じこもっていた。
請島に呼ばれ部屋から出てきた瀬芽谷は、テーブルの中央に置かれた鍋を見るなり感嘆の声を上げた。コンロから下ろされたばかりの鍋の中では、鶏の水炊きが真っ白な湯気と仄かな柚子の香りを立ち昇らせている。珍しく請島は瀬芽谷の部屋には入って来ず、リビングで過ごしているのでテレビでも見ているのかと思っていたが、自ら持ち込んだ食材で夕食を作っていたらしい。
「材料切って入れて煮るだけの普通の鍋だけどな」
冷蔵庫からペットボトル飲料を取り出した請島は、大きく瞬きを繰り返しながら立ち尽くしている瀬芽谷の腕を引くとテーブルの前に座らせた。
自分の隣に大人しく腰を下ろした瀬芽谷が、身を乗り出して鍋の中を覗き込んでいる。おそらくレトルトやコンビニ弁当以外の食事が、このテーブルの上に並ぶのは初めてなのだろう。
「野菜がちゃんと切ってある……」
「なんだよそれ、酷いな。さすがにそれくらい誰でも出来るだろ。俺の事どれだけ馬鹿にしてんだよ」
「……」
請島は笑いながら瀬芽谷の背中を軽く叩いたが、瀬芽谷は黙って鍋の中身を見つめたままだ。
「……まさか……瀬芽谷。包丁、全然無理だったりするのか……?」
「…………」
返事をしようとしない瀬芽谷の横顔に、請島は驚いた表情を向ける。
「顔良くて、成績良くて、俺より強いのに? モテ要素全部持ってそうな美人なのに、エロ漫画描いてるわ包丁すら使えないわとか……。ギャグかよ」
請島は口元をニヤニヤと歪ませながら、瀬芽谷の顔を覗き込んで茶化そうとしたが、いつの間にか怒りを孕んだ視線がこちらを睨みつけている事に気付いて顔を逸らした。
「う……っ。冗談だって。誰にでも苦手な事ってあるよな! ほ、ほら……冷めないうちに食おうぜ。そうだ、瀬芽谷。俺が取り分けてやろうか?」
「それくらい自分で出来る」
請島が取り皿を指で示すと瀬芽谷はムッと口を尖らせながら、自分の前に置かれている皿を手にした。
(うわ、初めて見る顔。可愛い。なにこれ、拗ねてんのか?)
請島が隣で頬を緩ませている事には気付かず、瀬芽谷は取り皿に具材をよそっていく。
「いただきます」
大根おろしとポン酢が入った取り皿に移した熱々の鶏肉に、フウフウと息を吹きかけて一口齧った瀬芽谷は長い睫毛を震わせた。
「どう、瀬芽谷。美味い?」
「うん。美味しい」
瀬芽谷はこくりと一度頷いてから請島を見た。
「俺と付き合えば、毎日これが食えるんだぜ。俺と付き合いたくなっただろ?」
「え? うーん……別に……」
「鍋じゃ駄目か……」
瀬芽谷は首を傾げつつも箸を止める気配はない。瀬芽谷の食の好みを聞かないまま、いつもの癖で自分好みに作り始めてしまったので、微かな不安を抱いていた。だが、どの具材も避けることなく掬い上げて口に運んでいる様子を見ると、美味いという言葉はお世辞や嘘の類ではないらしい。請島は内心でほっとした。
「お鍋なんて、久しぶりに食べたよ」
「冬の鍋、いいよなー。温まるし。鍋の出汁が何種類も売ってるから作るのもラクだし。鍋にして正解だったな」
しばらく請島は瀬芽谷が食べる姿を眺めていたが、やがて自らも箸を動かし始めた。
「請島君って普段から自分でご飯作ってるの?」
「昔から母さんの帰りが遅い時は一人で食う事になってたから。そういう時だけな」
「へぇ……たまにだけでも、偉いね」
「そうか? 面倒だからほとんどコンビニで済ませたりしてるし、こういう鍋みたいな簡単な物しか作れないけどな。料理で凄いっていうと、一宮の方が凄いぜ。あいつ、氷彫刻が出来るから」
「氷……彫刻………?」
おそらく瀬芽谷の頭の中には正解の映像が浮かんではいるが、料理とは違って自宅で作る様な物ではなさそうだと判断したのだろう。首を傾げている。
「氷の皿みたいなやつ。花とか鳥の形に氷を削って、その上に料理を飾るやつ知らねーか?」
「どうして一宮君がそんなものを? 調理師とかそっち系に就職する予定?」
「ううん。テレビでやってんの見て、暇だから二人でタッパー使ってデカイ氷作って削って遊んだ」
ポン酢で茶色く染まった葛きりをチュルチュルと啜る請島を眺めながら、再度、瀬芽谷は首を傾げた。
「……あ……えっと……、小学生の時の話?」
「今年の夏休み」
「今年の……?」
「そう」
次は飾り切りというものに挑戦してみようかと考えながら、請島は自分の取り皿に椎茸を引き上げながら答えた。
「…………………き……君たち、普段そんな事して遊んでるの……?」
「おう。あ、写真残ってたっけなー?」
椎茸を口の中でもぐもぐと噛み砕きながらスマホの画像フォルダを遡り始めた請島は、隣で瀬芽谷がゆっくりテーブルに取り皿を置いた事には気付かない。
「あっ、あった! ほら、これ……って、あれ? 瀬芽谷……?」
スマホから顔を上げると、瀬芽谷は俯いて口元を押さえていた。微かにその肩が震えている。
「どうした? 舌でも噛んだか? ……もしかして気分悪い? 吐くっ?」
驚いた請島が顔を覗き込むと、小さく震えていた瀬芽谷の肩が耐えきれずに大きく揺れた。
「あはははっ! わざわざ氷作って遊ぶって何っ!」
瀬芽谷は請島から顔を背けると、困った様に眉を寄せながら大きく口を開いて笑い声を上げた。
「何それ、子どもじゃないか! あははははっ!」
床に手を付いて笑っている瀬芽谷は、笑い過ぎて目の端に滲んだ涙を指先で拭いながら笑いを抑えようとしているが、苦し気な息を漏らすとまたすぐに笑いを漏らす。
請島は目を丸く開きキョトンとした表情で呟いた。
「………………瀬芽谷って……笑えるんだ」
瀬芽谷は手の平で顔の下半分を隠す様に遮ると、請島に背を向けて呼吸を整えようとしたが、一度ハマってしまった笑いのツボからは中々抜け出せないらしい。
「…………ゲホッ、んん……っ。ふぅ……やばい。……んふふっ、ダメだ笑っちゃう……請島君たち面白すぎる……」
咽た様に咳払いを繰り返す瀬芽谷の耳が赤く染まっていくのを見た請島は、思わずその肩を強く掴んでいた。
「瀬芽谷……!」
「え……っ」
請島は無理矢理に自分の方へと向かせた瀬芽谷の両頬に手を添えた。真剣な表情で真っ直ぐその瞳を覗き込む。瀬芽谷の笑い涙で潤んだ瞳が戸惑いがちに請島を見上げた。突然の請島の行動に、思わず瀬芽谷の笑いも引っ込んだらしい。
「……俺、マジで瀬芽谷の顔、好きだ……」
「またそういう事を……」
真面目な顔でぽつりと吐き出されたその言葉に、瀬芽谷は困った様に眉を寄せかける。
「違う、笑った顔! 瀬芽谷の無表情っていうか冷たい感じの顔も好みだけど、俺……瀬芽谷のそういう顔も好き。すっげー可愛い……」
請島の掌の下で、目を見開いた瀬芽谷の頬の温度が急激に上がっていく。
「な…………っ、何、なに言って……」
顔を真っ赤にさせた瀬芽谷は口をぱくぱくと開閉させながら視線を逸らしたが、言葉は途切れながらにしか出せていない。
いつもは涼しい顔で自分を翻弄する男が取り乱している顔は、請島の心を十分に惹きつけた。
「うわ……その顔もいい……。もっと瀬芽谷の色んな顔、見たいかも」
「……む、無茶言わないで」
漸く請島の手を振りほどいた瀬芽谷は、素早く後ずさる様にして請島から距離をとる。そんな瀬芽谷を、請島はその場で楽し気に眺めている。
「焦らなくてもずっと一緒にいれば、いつかその内見られるかな」
平然と言い放たれた言葉に瀬芽谷の顔は更に熱を帯びたのだが、既に真っ赤に染まっている顔の微妙な変化に、請島は気付かなかった。
瀬芽谷はいつもの様に押しかけて来た請島を家に上げた後、漫画を描く為に一人で部屋に閉じこもっていた。
請島に呼ばれ部屋から出てきた瀬芽谷は、テーブルの中央に置かれた鍋を見るなり感嘆の声を上げた。コンロから下ろされたばかりの鍋の中では、鶏の水炊きが真っ白な湯気と仄かな柚子の香りを立ち昇らせている。珍しく請島は瀬芽谷の部屋には入って来ず、リビングで過ごしているのでテレビでも見ているのかと思っていたが、自ら持ち込んだ食材で夕食を作っていたらしい。
「材料切って入れて煮るだけの普通の鍋だけどな」
冷蔵庫からペットボトル飲料を取り出した請島は、大きく瞬きを繰り返しながら立ち尽くしている瀬芽谷の腕を引くとテーブルの前に座らせた。
自分の隣に大人しく腰を下ろした瀬芽谷が、身を乗り出して鍋の中を覗き込んでいる。おそらくレトルトやコンビニ弁当以外の食事が、このテーブルの上に並ぶのは初めてなのだろう。
「野菜がちゃんと切ってある……」
「なんだよそれ、酷いな。さすがにそれくらい誰でも出来るだろ。俺の事どれだけ馬鹿にしてんだよ」
「……」
請島は笑いながら瀬芽谷の背中を軽く叩いたが、瀬芽谷は黙って鍋の中身を見つめたままだ。
「……まさか……瀬芽谷。包丁、全然無理だったりするのか……?」
「…………」
返事をしようとしない瀬芽谷の横顔に、請島は驚いた表情を向ける。
「顔良くて、成績良くて、俺より強いのに? モテ要素全部持ってそうな美人なのに、エロ漫画描いてるわ包丁すら使えないわとか……。ギャグかよ」
請島は口元をニヤニヤと歪ませながら、瀬芽谷の顔を覗き込んで茶化そうとしたが、いつの間にか怒りを孕んだ視線がこちらを睨みつけている事に気付いて顔を逸らした。
「う……っ。冗談だって。誰にでも苦手な事ってあるよな! ほ、ほら……冷めないうちに食おうぜ。そうだ、瀬芽谷。俺が取り分けてやろうか?」
「それくらい自分で出来る」
請島が取り皿を指で示すと瀬芽谷はムッと口を尖らせながら、自分の前に置かれている皿を手にした。
(うわ、初めて見る顔。可愛い。なにこれ、拗ねてんのか?)
請島が隣で頬を緩ませている事には気付かず、瀬芽谷は取り皿に具材をよそっていく。
「いただきます」
大根おろしとポン酢が入った取り皿に移した熱々の鶏肉に、フウフウと息を吹きかけて一口齧った瀬芽谷は長い睫毛を震わせた。
「どう、瀬芽谷。美味い?」
「うん。美味しい」
瀬芽谷はこくりと一度頷いてから請島を見た。
「俺と付き合えば、毎日これが食えるんだぜ。俺と付き合いたくなっただろ?」
「え? うーん……別に……」
「鍋じゃ駄目か……」
瀬芽谷は首を傾げつつも箸を止める気配はない。瀬芽谷の食の好みを聞かないまま、いつもの癖で自分好みに作り始めてしまったので、微かな不安を抱いていた。だが、どの具材も避けることなく掬い上げて口に運んでいる様子を見ると、美味いという言葉はお世辞や嘘の類ではないらしい。請島は内心でほっとした。
「お鍋なんて、久しぶりに食べたよ」
「冬の鍋、いいよなー。温まるし。鍋の出汁が何種類も売ってるから作るのもラクだし。鍋にして正解だったな」
しばらく請島は瀬芽谷が食べる姿を眺めていたが、やがて自らも箸を動かし始めた。
「請島君って普段から自分でご飯作ってるの?」
「昔から母さんの帰りが遅い時は一人で食う事になってたから。そういう時だけな」
「へぇ……たまにだけでも、偉いね」
「そうか? 面倒だからほとんどコンビニで済ませたりしてるし、こういう鍋みたいな簡単な物しか作れないけどな。料理で凄いっていうと、一宮の方が凄いぜ。あいつ、氷彫刻が出来るから」
「氷……彫刻………?」
おそらく瀬芽谷の頭の中には正解の映像が浮かんではいるが、料理とは違って自宅で作る様な物ではなさそうだと判断したのだろう。首を傾げている。
「氷の皿みたいなやつ。花とか鳥の形に氷を削って、その上に料理を飾るやつ知らねーか?」
「どうして一宮君がそんなものを? 調理師とかそっち系に就職する予定?」
「ううん。テレビでやってんの見て、暇だから二人でタッパー使ってデカイ氷作って削って遊んだ」
ポン酢で茶色く染まった葛きりをチュルチュルと啜る請島を眺めながら、再度、瀬芽谷は首を傾げた。
「……あ……えっと……、小学生の時の話?」
「今年の夏休み」
「今年の……?」
「そう」
次は飾り切りというものに挑戦してみようかと考えながら、請島は自分の取り皿に椎茸を引き上げながら答えた。
「…………………き……君たち、普段そんな事して遊んでるの……?」
「おう。あ、写真残ってたっけなー?」
椎茸を口の中でもぐもぐと噛み砕きながらスマホの画像フォルダを遡り始めた請島は、隣で瀬芽谷がゆっくりテーブルに取り皿を置いた事には気付かない。
「あっ、あった! ほら、これ……って、あれ? 瀬芽谷……?」
スマホから顔を上げると、瀬芽谷は俯いて口元を押さえていた。微かにその肩が震えている。
「どうした? 舌でも噛んだか? ……もしかして気分悪い? 吐くっ?」
驚いた請島が顔を覗き込むと、小さく震えていた瀬芽谷の肩が耐えきれずに大きく揺れた。
「あはははっ! わざわざ氷作って遊ぶって何っ!」
瀬芽谷は請島から顔を背けると、困った様に眉を寄せながら大きく口を開いて笑い声を上げた。
「何それ、子どもじゃないか! あははははっ!」
床に手を付いて笑っている瀬芽谷は、笑い過ぎて目の端に滲んだ涙を指先で拭いながら笑いを抑えようとしているが、苦し気な息を漏らすとまたすぐに笑いを漏らす。
請島は目を丸く開きキョトンとした表情で呟いた。
「………………瀬芽谷って……笑えるんだ」
瀬芽谷は手の平で顔の下半分を隠す様に遮ると、請島に背を向けて呼吸を整えようとしたが、一度ハマってしまった笑いのツボからは中々抜け出せないらしい。
「…………ゲホッ、んん……っ。ふぅ……やばい。……んふふっ、ダメだ笑っちゃう……請島君たち面白すぎる……」
咽た様に咳払いを繰り返す瀬芽谷の耳が赤く染まっていくのを見た請島は、思わずその肩を強く掴んでいた。
「瀬芽谷……!」
「え……っ」
請島は無理矢理に自分の方へと向かせた瀬芽谷の両頬に手を添えた。真剣な表情で真っ直ぐその瞳を覗き込む。瀬芽谷の笑い涙で潤んだ瞳が戸惑いがちに請島を見上げた。突然の請島の行動に、思わず瀬芽谷の笑いも引っ込んだらしい。
「……俺、マジで瀬芽谷の顔、好きだ……」
「またそういう事を……」
真面目な顔でぽつりと吐き出されたその言葉に、瀬芽谷は困った様に眉を寄せかける。
「違う、笑った顔! 瀬芽谷の無表情っていうか冷たい感じの顔も好みだけど、俺……瀬芽谷のそういう顔も好き。すっげー可愛い……」
請島の掌の下で、目を見開いた瀬芽谷の頬の温度が急激に上がっていく。
「な…………っ、何、なに言って……」
顔を真っ赤にさせた瀬芽谷は口をぱくぱくと開閉させながら視線を逸らしたが、言葉は途切れながらにしか出せていない。
いつもは涼しい顔で自分を翻弄する男が取り乱している顔は、請島の心を十分に惹きつけた。
「うわ……その顔もいい……。もっと瀬芽谷の色んな顔、見たいかも」
「……む、無茶言わないで」
漸く請島の手を振りほどいた瀬芽谷は、素早く後ずさる様にして請島から距離をとる。そんな瀬芽谷を、請島はその場で楽し気に眺めている。
「焦らなくてもずっと一緒にいれば、いつかその内見られるかな」
平然と言い放たれた言葉に瀬芽谷の顔は更に熱を帯びたのだが、既に真っ赤に染まっている顔の微妙な変化に、請島は気付かなかった。
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