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2年生 夏休み前
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月日は流れ私は2年生になった。
バスケ部にはたくさんの1年生が入った。マネージャー希望の女子も多かったが橋坂先輩は全員断った。理由を聞くと
「俺や和希、ほかの3年や波瑠、須佐先生目当てでマネージャーやりたいって奴らばっかりたったし。仕事ちょっとやらせたらなんもできないし、ずっと見てるだけだし無駄に女ぶるし…」と、認めない理由を次々と話した。
その後、後輩達は私に話しかけてきたり、時には1年生を使って入ろうとする子もいた。しかし、橋坂先輩は絶対に入れなかった。女子の先輩たちが後輩に言ってくれたのもあり入りたいという子はほとんどいなくなった。
夏休み前。土日は練習試合が続き、遠征も多かった。しかし最近練習試合での白鐘先輩の決定率が前より随分落ちた。橋坂先輩や須佐先生も心配していた。
ある部活終わり。仕事が少し残ってしまい部活終わりに少し居残りをした。仕事が終わり帰ろうとすると体育館からボールをつく音がした。恐る恐る中に入ると白鐘先輩がいた。周りにはたくさんのボールがころがっていた。そう言えば最近白鐘先輩が自主練していると須佐先生が言っていた。
「白鐘先輩。こんな遅くまで自主練ですか?」
先輩は驚いた顔でふりかえる。
「雪園か…びっくりした。あぁ、最近不調、練習しないとチームに迷惑かけるからさ。」
やっぱり気にしてるよね…。そういえば
「先輩最近シュートフォーム変えましたか?」
「いや、もしかしたら足の怪我をかばってるからかな。」
やっぱり…。
「最近フォームにばらつきがある気がしてて、もしかしてそれが原因かなって思ったんですけど。」
「そっか、よく見てるな。さすがだな。ちょっと気にして練習してみるよ。ありがとう。」
その後、先輩はボールを片付け私を家まで送ってくれた。時間も遅く方向も少し違うのに''遅し危ないし、1人で帰らせられないから。"と言って送ってくれた。初めて先輩とあんなに話せた。いつもクールで無口な先輩は意外お面白くて天然だった。私にとってその時間は夢のようだった。
その後先輩の決定率は徐々に上がり安定した。
バスケ部にはたくさんの1年生が入った。マネージャー希望の女子も多かったが橋坂先輩は全員断った。理由を聞くと
「俺や和希、ほかの3年や波瑠、須佐先生目当てでマネージャーやりたいって奴らばっかりたったし。仕事ちょっとやらせたらなんもできないし、ずっと見てるだけだし無駄に女ぶるし…」と、認めない理由を次々と話した。
その後、後輩達は私に話しかけてきたり、時には1年生を使って入ろうとする子もいた。しかし、橋坂先輩は絶対に入れなかった。女子の先輩たちが後輩に言ってくれたのもあり入りたいという子はほとんどいなくなった。
夏休み前。土日は練習試合が続き、遠征も多かった。しかし最近練習試合での白鐘先輩の決定率が前より随分落ちた。橋坂先輩や須佐先生も心配していた。
ある部活終わり。仕事が少し残ってしまい部活終わりに少し居残りをした。仕事が終わり帰ろうとすると体育館からボールをつく音がした。恐る恐る中に入ると白鐘先輩がいた。周りにはたくさんのボールがころがっていた。そう言えば最近白鐘先輩が自主練していると須佐先生が言っていた。
「白鐘先輩。こんな遅くまで自主練ですか?」
先輩は驚いた顔でふりかえる。
「雪園か…びっくりした。あぁ、最近不調、練習しないとチームに迷惑かけるからさ。」
やっぱり気にしてるよね…。そういえば
「先輩最近シュートフォーム変えましたか?」
「いや、もしかしたら足の怪我をかばってるからかな。」
やっぱり…。
「最近フォームにばらつきがある気がしてて、もしかしてそれが原因かなって思ったんですけど。」
「そっか、よく見てるな。さすがだな。ちょっと気にして練習してみるよ。ありがとう。」
その後、先輩はボールを片付け私を家まで送ってくれた。時間も遅く方向も少し違うのに''遅し危ないし、1人で帰らせられないから。"と言って送ってくれた。初めて先輩とあんなに話せた。いつもクールで無口な先輩は意外お面白くて天然だった。私にとってその時間は夢のようだった。
その後先輩の決定率は徐々に上がり安定した。
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