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「@axki&ああああgっ!? 小僧、私に何をした!? 我の絶対的な観測に間違いなど……あるはずがない!!」
口調を狂わせ取り乱す絶対神だった『ヒト』。
そいつを真っ直ぐに見据えながら不安定な領域に立つ。
ごちゃまぜになった宇宙。
依然、奴の力は空間ごと場所を創り変え続ける。そこまでの力がある。
だが、俺は笑っていた。
お前に教えてやりたいけど伝わらないだろうな。
ここからが『神のみぞ知る』ってヤツだぜ?
知りたきゃ聞いてみればいい。
自分の『全』とやらの力にな。
奴をゆっくりと指差し、宣言する。
「お前はもはや神ではない。
レーネたちが世界の崩壊を遅れさせたことにより。お前の絶対性に傷がついたんだ。自分でも感じているだろう?
さあ、ようこそ俺たちのフィールドへ。煩悩だらけの現実世界へ。それでもお前が圧倒的に有利なんだ。文句を言うなよクソ野郎?」
「ぶ、無礼……ボクを前にして、なんて無礼な振る舞い。まるで君のほうが格上かのような振る舞い。無礼、ぶれいぶれいぶれいだっ!! 小僧が。殺す」
「それが怒りだ。憎しみも入ってるか? どうでもいいがな。さあ、かかって来いよ格下が」
「……か、身体が震える。これが、怒り。激怒だ!! 小僧。ボクに口答えするな。ボクの言うことを聞け!! 観測した通りに動くのだ。そしてボクを喜ばせろ。そのために貴様ら小さきものは存在している。理解っているのか? この間抜けめ」
口から唾を飛ばしてわめいている元絶対神。まるで裸の神様だな。
俺のスキルのコード『零』のおかげで、観測がわずかに狂った結果。
レーネたちの世界は滅びを回避した。
これは、神の全能性を否定したことになる。
つまり、未来の結果がわからなくなったのだ。
それだけで奴はあんなに取り乱している。
権利を失うのがそんなに怖いのか?
殴られる覚悟もせず、俺のセツナに手を出したのか?
やれやれ。
本当にいい加減にしろ。
ほんとうに。
いいかげんにしろ。
たった一人でなにが全能だ。聞いて呆れる。
誰かが居るから人は前に進めるんだ。
あいつらがいたから、此処まで到達出来た。
もはや賽は投げられている。
あとは器を開くだけ。お前の得意な観測の時間だぜ?
「先がわからなくなったくらいで騒ぐな。戦闘能力は変わってないんだ。さっさと戦おうぜ? 俺のスキルを教えておこう。たった一つ。『殺す』スキルだけだ」
「ボクのは全てさ!! キミのような雑魚スキルじゃない!! よくも騙したなクズが!! 神であるボクを裏切った。壊した世界を内緒で保存していたなんてユルセナイ。冒涜、侵略、謀反だ。キミのスキルなんて怖くない。キミのスキルと同じものを持ち、上の能力のものだって持っている。ボクにキミが敵うわけがないぞ? わかっているのか? キミは戦う前から負けているんだ。ザマアミロ!!」
「……なら、どうして汗をかいている?」
「ハハッ。汗!? 神であるボクが汗など……か、かくはずないじゃないか。この野郎!! ボクに、ボクに、恥をかかせるのか人間!! 許さぬ、許さぬ、許さぬ!! 何という恥辱。この痴れ者め。レイゼイ=セツカ!!」
汗を拭う元絶対神。
その気持ちは焦りって言うんだぜ?
時間が無い。お前の準備を待っていられないんだが。
「いい加減、始めようぜ?」
俺の言葉に、びくりと肩を震わせる。
そいつは『恐怖』だ。
良かったな?
人間が人生を懸けて向き合う感情を、この一瞬だけで済ますことが出来るんだからな。
「だまれ愚人間!! キミは本当にボクを怒らせたらしいね。残念だけど、本気を出したらどうなるか……ボク自身にも予測が出来ないよ。でも、貴様は許さんレイゼイ=セツカ。オール・スキル・オールウェポン。コード『全』。アハハ、アハハハハ。ボクが最強無敵だ! だって神だもん!!」
「……」
「なんか言えよぉっ!! 死ねボケがぁぁぁっ!! ボクを嫌な気分にさせやがって!! 二度と湧いてくんな、この羽虫のようなクソセツカがっ!!」
宇宙が弾ける。
ビックバンの力を超える神の破壊力。
それらを全て、俺にぶつける気らしい。
時間の感覚が壊れ、物質の概念が崩壊。
エネルギーの法則が乱れ、圧縮された世界が俺へ向けて集約される。
爆発と業火が目の前に迫る。
腕を組んで待ち構えていた俺は、たった一言、こう口にした。
「余裕で殺せる」
●はい。余裕で『殺し』ます。
至ってシンプル。
この世界を牛耳っていた神とやらの神格を完全に『殺し』た。
もちろん、到達するまでに気が狂いそうになる計算や駆け引きの積み重ね、運命の導きがあったわけだが。
ここまで来ると説明するのが面倒なんだよな。
大事なのはたった一つだろう。
さっさとそこをどけ。
お前はもう、この世界の神じゃない。
業火に包まれながら、奴に『殺す』スキルを突きつける。
つまり、再びぶん殴る!
神格を破壊された元絶対神は、身体がガラスを落としたように粉々になる。
全の力を使おうとした反動だ。
「う、う、うう嘘ダァァっ!?!? ボクの、ボクの神の力が消える!? 馬鹿な馬鹿な馬鹿なっ!? おか、おかし、おかしいだろセツカ!! 絶対神なのに……ボクは絶対神なのにっ!!」
「簡単な話だ」
「なんで、なんで、なんでっ!?」
「俺が『殺し』て、お前が絶対神じゃ無くなったからだ」
「やだやだやだっ!? き、消えたくないっ。助けてセツカっ!! お願いだ。ボクが消える事実を殺して! 消えるのを止めてくれるだけでいいから! お願いだよっ」
命乞いまで出来るのか。学習できたな?
泣きながらさらさらと身体を失うこの世の神。
安心しろ。
お前が観測していた奴らと同じ場所に行くだけだ。
「消えろ」
「いやだ!! この、このクソがぁぁぁぁぁ……人間のクセに、ユルさん、ユルさんんんんっ」
あ、消えた。
ため息が出るな。
結局、どれだけ高い場所で見下していても同じ位置まで降りてくれば。
わめいたり、恨み事を言ったり。散り際は雑魚と似たり寄ったりだった。
だが、勝ちは勝ちだ。
勝った。
お兄ちゃん勝ったよ刹奈。
仇はぶっ殺したから。
くだらない奴だったけど、報いは受けさせた。
見てるかい?
天国で笑ってくれてればいいけど。
「ぐっ……」
痛みがない。
身体が全く動かない。
五感が働かない。かろうじて生きてはいるみたいだが。
絶対神の攻撃、最期に恨みを残すように俺の身体の全身を焼いていった。
スキルは防御をしてくれたが、それすら貫いたようだ。
●セツカ!? 大丈夫ですか!? 返事をして!!
そういえば、普通にスキルと会話するようになったのいつからだっけ?
おかしなパートナーだったな。
やれやれ。こんな状況だというのに。
これまでの異世界生活に想いを馳せ、不思議な、温かく優しい。幸せな気持ちになるのだった。
口調を狂わせ取り乱す絶対神だった『ヒト』。
そいつを真っ直ぐに見据えながら不安定な領域に立つ。
ごちゃまぜになった宇宙。
依然、奴の力は空間ごと場所を創り変え続ける。そこまでの力がある。
だが、俺は笑っていた。
お前に教えてやりたいけど伝わらないだろうな。
ここからが『神のみぞ知る』ってヤツだぜ?
知りたきゃ聞いてみればいい。
自分の『全』とやらの力にな。
奴をゆっくりと指差し、宣言する。
「お前はもはや神ではない。
レーネたちが世界の崩壊を遅れさせたことにより。お前の絶対性に傷がついたんだ。自分でも感じているだろう?
さあ、ようこそ俺たちのフィールドへ。煩悩だらけの現実世界へ。それでもお前が圧倒的に有利なんだ。文句を言うなよクソ野郎?」
「ぶ、無礼……ボクを前にして、なんて無礼な振る舞い。まるで君のほうが格上かのような振る舞い。無礼、ぶれいぶれいぶれいだっ!! 小僧が。殺す」
「それが怒りだ。憎しみも入ってるか? どうでもいいがな。さあ、かかって来いよ格下が」
「……か、身体が震える。これが、怒り。激怒だ!! 小僧。ボクに口答えするな。ボクの言うことを聞け!! 観測した通りに動くのだ。そしてボクを喜ばせろ。そのために貴様ら小さきものは存在している。理解っているのか? この間抜けめ」
口から唾を飛ばしてわめいている元絶対神。まるで裸の神様だな。
俺のスキルのコード『零』のおかげで、観測がわずかに狂った結果。
レーネたちの世界は滅びを回避した。
これは、神の全能性を否定したことになる。
つまり、未来の結果がわからなくなったのだ。
それだけで奴はあんなに取り乱している。
権利を失うのがそんなに怖いのか?
殴られる覚悟もせず、俺のセツナに手を出したのか?
やれやれ。
本当にいい加減にしろ。
ほんとうに。
いいかげんにしろ。
たった一人でなにが全能だ。聞いて呆れる。
誰かが居るから人は前に進めるんだ。
あいつらがいたから、此処まで到達出来た。
もはや賽は投げられている。
あとは器を開くだけ。お前の得意な観測の時間だぜ?
「先がわからなくなったくらいで騒ぐな。戦闘能力は変わってないんだ。さっさと戦おうぜ? 俺のスキルを教えておこう。たった一つ。『殺す』スキルだけだ」
「ボクのは全てさ!! キミのような雑魚スキルじゃない!! よくも騙したなクズが!! 神であるボクを裏切った。壊した世界を内緒で保存していたなんてユルセナイ。冒涜、侵略、謀反だ。キミのスキルなんて怖くない。キミのスキルと同じものを持ち、上の能力のものだって持っている。ボクにキミが敵うわけがないぞ? わかっているのか? キミは戦う前から負けているんだ。ザマアミロ!!」
「……なら、どうして汗をかいている?」
「ハハッ。汗!? 神であるボクが汗など……か、かくはずないじゃないか。この野郎!! ボクに、ボクに、恥をかかせるのか人間!! 許さぬ、許さぬ、許さぬ!! 何という恥辱。この痴れ者め。レイゼイ=セツカ!!」
汗を拭う元絶対神。
その気持ちは焦りって言うんだぜ?
時間が無い。お前の準備を待っていられないんだが。
「いい加減、始めようぜ?」
俺の言葉に、びくりと肩を震わせる。
そいつは『恐怖』だ。
良かったな?
人間が人生を懸けて向き合う感情を、この一瞬だけで済ますことが出来るんだからな。
「だまれ愚人間!! キミは本当にボクを怒らせたらしいね。残念だけど、本気を出したらどうなるか……ボク自身にも予測が出来ないよ。でも、貴様は許さんレイゼイ=セツカ。オール・スキル・オールウェポン。コード『全』。アハハ、アハハハハ。ボクが最強無敵だ! だって神だもん!!」
「……」
「なんか言えよぉっ!! 死ねボケがぁぁぁっ!! ボクを嫌な気分にさせやがって!! 二度と湧いてくんな、この羽虫のようなクソセツカがっ!!」
宇宙が弾ける。
ビックバンの力を超える神の破壊力。
それらを全て、俺にぶつける気らしい。
時間の感覚が壊れ、物質の概念が崩壊。
エネルギーの法則が乱れ、圧縮された世界が俺へ向けて集約される。
爆発と業火が目の前に迫る。
腕を組んで待ち構えていた俺は、たった一言、こう口にした。
「余裕で殺せる」
●はい。余裕で『殺し』ます。
至ってシンプル。
この世界を牛耳っていた神とやらの神格を完全に『殺し』た。
もちろん、到達するまでに気が狂いそうになる計算や駆け引きの積み重ね、運命の導きがあったわけだが。
ここまで来ると説明するのが面倒なんだよな。
大事なのはたった一つだろう。
さっさとそこをどけ。
お前はもう、この世界の神じゃない。
業火に包まれながら、奴に『殺す』スキルを突きつける。
つまり、再びぶん殴る!
神格を破壊された元絶対神は、身体がガラスを落としたように粉々になる。
全の力を使おうとした反動だ。
「う、う、うう嘘ダァァっ!?!? ボクの、ボクの神の力が消える!? 馬鹿な馬鹿な馬鹿なっ!? おか、おかし、おかしいだろセツカ!! 絶対神なのに……ボクは絶対神なのにっ!!」
「簡単な話だ」
「なんで、なんで、なんでっ!?」
「俺が『殺し』て、お前が絶対神じゃ無くなったからだ」
「やだやだやだっ!? き、消えたくないっ。助けてセツカっ!! お願いだ。ボクが消える事実を殺して! 消えるのを止めてくれるだけでいいから! お願いだよっ」
命乞いまで出来るのか。学習できたな?
泣きながらさらさらと身体を失うこの世の神。
安心しろ。
お前が観測していた奴らと同じ場所に行くだけだ。
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「いやだ!! この、このクソがぁぁぁぁぁ……人間のクセに、ユルさん、ユルさんんんんっ」
あ、消えた。
ため息が出るな。
結局、どれだけ高い場所で見下していても同じ位置まで降りてくれば。
わめいたり、恨み事を言ったり。散り際は雑魚と似たり寄ったりだった。
だが、勝ちは勝ちだ。
勝った。
お兄ちゃん勝ったよ刹奈。
仇はぶっ殺したから。
くだらない奴だったけど、報いは受けさせた。
見てるかい?
天国で笑ってくれてればいいけど。
「ぐっ……」
痛みがない。
身体が全く動かない。
五感が働かない。かろうじて生きてはいるみたいだが。
絶対神の攻撃、最期に恨みを残すように俺の身体の全身を焼いていった。
スキルは防御をしてくれたが、それすら貫いたようだ。
●セツカ!? 大丈夫ですか!? 返事をして!!
そういえば、普通にスキルと会話するようになったのいつからだっけ?
おかしなパートナーだったな。
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