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第壱章──出逢いと別れ──
死せる君と。伍話
しおりを挟む もしかして、神様勘違いしてるんじゃないかって思ったので、ここで神様にお手紙を書いてみることにしました。
拝啓 神様へ
人間は忘れてないよ
便利な世の中になって
24時間コンビニで色んなものが買える世の中になったけど
そのひとつひとつが自然からの恵みだって知ってる
お弁当の梅干しも
それを入れている器にも
感謝を忘れてるわけじゃない
自分のことしか考えてないように見えるのは
みんな一生懸命だから
前を向いて走ってるとね
回りの景色の綺麗さに気付かないことあるけど
そこに木々がそよいでいることにも
花が咲いていることにも
気付かなくても
ちゃんと風を感じてるから
大丈夫
人間って優しいよ
敬具
拝啓 神様へ
人間は忘れてないよ
便利な世の中になって
24時間コンビニで色んなものが買える世の中になったけど
そのひとつひとつが自然からの恵みだって知ってる
お弁当の梅干しも
それを入れている器にも
感謝を忘れてるわけじゃない
自分のことしか考えてないように見えるのは
みんな一生懸命だから
前を向いて走ってるとね
回りの景色の綺麗さに気付かないことあるけど
そこに木々がそよいでいることにも
花が咲いていることにも
気付かなくても
ちゃんと風を感じてるから
大丈夫
人間って優しいよ
敬具
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