屑と謳われた者たちの英雄譚

この世界は魔法がすべて。
当然、誰しも赤子のころから魔法が使えた。
私以外は。

世界からも魔法からも見放された私ができることなんて限られている。
役に立たないごみ屑どもと言われてきた私たちができることなんて、本当に少なくて。
ただ、世界を救ってあげることしかできなかったんだ。


※この物語はフィクションです。
実在の人物・団体とは一切関係ありません。
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