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6章 大闘祭
人脈
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「ははははっ。やはり君は本当に面白い人間ですね。聞いていて飽きませんよ」
ゆったりとしたソファに腰掛けたアゾートが心底愉快そうに笑う。その対面に座している隆人ティナロロノも同様に笑顔を浮かべているが、あまりのアゾートの笑い方に多少の苦笑いも混ざる。
アゾートに案内されて通されたトーマス商会の本店、その中にある応接用の一室に案内された隆人達は彼に急かされるがままにこれまでの旅を語る。
もちろん秘密を保護する為に少しずつストーリーには変化を加えている。
例えば公都シャリエでの一件は丸ごと抜き去り、近くを通ったという理由でレティシアの森を散策していたところで謎の力で暴走するガイル達を発見し倒したという筋書きに。大森林での方は、元より異変が起きている事を聞いていた隆人達が調査も兼ねて奥地に足を踏み入れたところ魔物に襲われるシルヴィアに遭遇、シルヴィアを助け森を調査している中で魔族に操られ暴走する森王ラルフと邂逅し討伐したという事に。
どちらも多くに事実を織り交ぜながらも肝心の機密だけをぼかして固めたストーリーだが、それでもなおアゾートは面白げに聞き続けた。
そして一通り話し終えたところでこの反応である。
「そんなに面白いのかな?」
「面白いですとも、リュート様の人間性に人望、騒動を引き寄せる特異とも言える体質、その全てが興味の対象ですよ」
そう笑いながら話すアゾートだが、突如爆弾を投げ落とす。
「あぁそうそう。大森林のエルフの里については既に知っていますので隠す必要はないですよ?」
「……へ?」
平然と放たれた一言に応接室の場が凍りつく。世界中にある多くのエルフ族の里と同様に、大森林の奥地にひっそりと形作られている里の存在は秘匿とされている。だからこそ隆人も話す中に最新の注意を払ったのだ。
「そこまで驚く事でもありませんよ。トーマス商会にはエルフの従業員も一定数在籍してましてね。その中には大森林の里の出の者がいるのですよ。その者から、里の存在は聞きました。手を出さないという制約付きでね。おおかた、下手な噂で私が興味を持ち行動する前に先手を打ったという所なのでしょうね。……あぁ、この部屋は防音ですし周りからは人を遠ざけているのでこの話が漏れる事はありませんのでご安心を」
このアゾート・トーマスという男は巨大な商会を有する商人という顔とは別に、好奇心の塊のような一面がある。そんな彼がもし人づてで、大森林の中にエルフの暮らす里があるとしればどうするか。おそらく何かしらの手段で真偽を確かめようとするだろう。
先手を打ったというそのエルフの判断は間違っていなかったのだろう。
だが、そんな事実があったとは言え、当たり前のようにエルフ族の機密を知っていたアゾートに、隆人達が抜け目のなさを感じる。
そして、さっきの話だけで隆人達が里に辿り着き関わりを持った事に確信を抱く洞察力にも驚かされた。
と、ここまで朗らかに話を進めていたアゾートが、一転して深刻な顔付きになる。そして深いため息を一つ。
「それにしても、魔族ですか。御伽噺の存在だと思っていましたが、まさか復活しているとは……。いえ、絶滅したと思われていただけでこれまでも水面下では生き延びていたのでしょうね。しかも人や魔物を魔族化、凶悪にそして強力に変える技術を生み出そうとしている、と。流石に放置する事はできませんか。魔族についてはとりあえず冒険者ギルドの方に届け出た方がよいですね、内容が内容だけに直接私がマスターに伝えておきましょう」
さらりと凄いことその2。もちろん普通の一般人はそう簡単に王都の冒険者ギルドのトップであるマスターに会うなど到底叶う事ではない。まして呼び出されるのではなくこちらからの予定で都合をつけるなど尚更である。
「リュート様達にも後日、詳細を聴くために招集がかかるかもしれませんのでそのつもりでいてもらえると。とはいえ現在冒険者ギルドは大闘祭の準備で大忙しですからね。招集自体はしばらく先にはなるかもしれませんが」
「あぁ、うん、それは大丈夫だよ」
何の気なしにそんなことを言ってのけるアゾートに苦笑いを浮かべた隆人が、戸惑いを隠さずに答える。アゾートもそんな隆人の様子に疑問を抱いたようだが、すぐに気にしないという方向で処理する。
ここで話はひと段落と、アゾートが再び居住まいを正して、隆人を見る。
「さて、不穏な話はこのくらいに致しましゃうか。リュート様、そちらの方の要件ですが」
「あぁ、その事なんだけど、買い取ってもらいたい素材があってね。エルフのことを知っているなら話が早いかな」
そう言って隆人がストレージから十数枚の葉を取り出して並べる。流石に一度にあの量全てを出したらいくらなんでもまずいと流石の隆人も理解している。
「これは?……っ、もしや霊樹の葉」
「うん。色々あって大森林の一件で手に入れたんだけど俺たちには扱うアテもツテもないからさ」
「最上位素材を一度にこれほど、しかも全て質も状態も申し分ない。……一度お預かりしてもよろしいでしょうか?ここまでの物となると時間をかけてきちんと査定させて頂き正当な額をお支払いせねばなりませんので」
「うん、構わないよ」
隆人が頷くのを見て、アゾートがほっと一息つき机に備えられた呼び鈴を鳴らす。
するとまもなく部屋の外に誰かがやってくる気配を感じ、ドアが開く。
「お呼びでしょうか、会長」
「この品を金庫室へ持って行ってください。それと、手の空いた鑑定士がいたらそちらにお願いします。私もすぐに向かいますので」
「承知いたしました。ではそのように」
「頼みましたよ」
扉から現れたのは秘書らしいぴしりとした女性の職員。
アゾートが手早く指示を出すとその女性が机に置かれた霊樹の葉を金属製の盆に乗せ、運んでいく。手袋をつけ、細心の注意を払っているのが背後からでも伝わった。
そして彼女が「失礼します」と恭しく礼をし扉を閉めたところで、よいタイミングとばかりに隆人が会話を取る。
「とりあえず、話も終わったしこっちの要件も済んだからね。俺たちももう行こうかな。これから冒険者ギルドでシルヴィアのギルド登録をするつもりだからね」
「そうですね、いつまでもお客様をここに留めておく訳にも行きません。私も用事ができましたし、これくらいにしましょうか」
そしてどちらともなく立ち上がる。
「リュート様も大闘祭には参加されるのでしょう?楽しみにしておりますよ、今年は特に実力者が参加すると聞いておりますので」
その言葉を最後に、トーマス商会での時間は終わりを迎えた。
(更新度々遅くなってしまい申し訳ないです)
ゆったりとしたソファに腰掛けたアゾートが心底愉快そうに笑う。その対面に座している隆人ティナロロノも同様に笑顔を浮かべているが、あまりのアゾートの笑い方に多少の苦笑いも混ざる。
アゾートに案内されて通されたトーマス商会の本店、その中にある応接用の一室に案内された隆人達は彼に急かされるがままにこれまでの旅を語る。
もちろん秘密を保護する為に少しずつストーリーには変化を加えている。
例えば公都シャリエでの一件は丸ごと抜き去り、近くを通ったという理由でレティシアの森を散策していたところで謎の力で暴走するガイル達を発見し倒したという筋書きに。大森林での方は、元より異変が起きている事を聞いていた隆人達が調査も兼ねて奥地に足を踏み入れたところ魔物に襲われるシルヴィアに遭遇、シルヴィアを助け森を調査している中で魔族に操られ暴走する森王ラルフと邂逅し討伐したという事に。
どちらも多くに事実を織り交ぜながらも肝心の機密だけをぼかして固めたストーリーだが、それでもなおアゾートは面白げに聞き続けた。
そして一通り話し終えたところでこの反応である。
「そんなに面白いのかな?」
「面白いですとも、リュート様の人間性に人望、騒動を引き寄せる特異とも言える体質、その全てが興味の対象ですよ」
そう笑いながら話すアゾートだが、突如爆弾を投げ落とす。
「あぁそうそう。大森林のエルフの里については既に知っていますので隠す必要はないですよ?」
「……へ?」
平然と放たれた一言に応接室の場が凍りつく。世界中にある多くのエルフ族の里と同様に、大森林の奥地にひっそりと形作られている里の存在は秘匿とされている。だからこそ隆人も話す中に最新の注意を払ったのだ。
「そこまで驚く事でもありませんよ。トーマス商会にはエルフの従業員も一定数在籍してましてね。その中には大森林の里の出の者がいるのですよ。その者から、里の存在は聞きました。手を出さないという制約付きでね。おおかた、下手な噂で私が興味を持ち行動する前に先手を打ったという所なのでしょうね。……あぁ、この部屋は防音ですし周りからは人を遠ざけているのでこの話が漏れる事はありませんのでご安心を」
このアゾート・トーマスという男は巨大な商会を有する商人という顔とは別に、好奇心の塊のような一面がある。そんな彼がもし人づてで、大森林の中にエルフの暮らす里があるとしればどうするか。おそらく何かしらの手段で真偽を確かめようとするだろう。
先手を打ったというそのエルフの判断は間違っていなかったのだろう。
だが、そんな事実があったとは言え、当たり前のようにエルフ族の機密を知っていたアゾートに、隆人達が抜け目のなさを感じる。
そして、さっきの話だけで隆人達が里に辿り着き関わりを持った事に確信を抱く洞察力にも驚かされた。
と、ここまで朗らかに話を進めていたアゾートが、一転して深刻な顔付きになる。そして深いため息を一つ。
「それにしても、魔族ですか。御伽噺の存在だと思っていましたが、まさか復活しているとは……。いえ、絶滅したと思われていただけでこれまでも水面下では生き延びていたのでしょうね。しかも人や魔物を魔族化、凶悪にそして強力に変える技術を生み出そうとしている、と。流石に放置する事はできませんか。魔族についてはとりあえず冒険者ギルドの方に届け出た方がよいですね、内容が内容だけに直接私がマスターに伝えておきましょう」
さらりと凄いことその2。もちろん普通の一般人はそう簡単に王都の冒険者ギルドのトップであるマスターに会うなど到底叶う事ではない。まして呼び出されるのではなくこちらからの予定で都合をつけるなど尚更である。
「リュート様達にも後日、詳細を聴くために招集がかかるかもしれませんのでそのつもりでいてもらえると。とはいえ現在冒険者ギルドは大闘祭の準備で大忙しですからね。招集自体はしばらく先にはなるかもしれませんが」
「あぁ、うん、それは大丈夫だよ」
何の気なしにそんなことを言ってのけるアゾートに苦笑いを浮かべた隆人が、戸惑いを隠さずに答える。アゾートもそんな隆人の様子に疑問を抱いたようだが、すぐに気にしないという方向で処理する。
ここで話はひと段落と、アゾートが再び居住まいを正して、隆人を見る。
「さて、不穏な話はこのくらいに致しましゃうか。リュート様、そちらの方の要件ですが」
「あぁ、その事なんだけど、買い取ってもらいたい素材があってね。エルフのことを知っているなら話が早いかな」
そう言って隆人がストレージから十数枚の葉を取り出して並べる。流石に一度にあの量全てを出したらいくらなんでもまずいと流石の隆人も理解している。
「これは?……っ、もしや霊樹の葉」
「うん。色々あって大森林の一件で手に入れたんだけど俺たちには扱うアテもツテもないからさ」
「最上位素材を一度にこれほど、しかも全て質も状態も申し分ない。……一度お預かりしてもよろしいでしょうか?ここまでの物となると時間をかけてきちんと査定させて頂き正当な額をお支払いせねばなりませんので」
「うん、構わないよ」
隆人が頷くのを見て、アゾートがほっと一息つき机に備えられた呼び鈴を鳴らす。
するとまもなく部屋の外に誰かがやってくる気配を感じ、ドアが開く。
「お呼びでしょうか、会長」
「この品を金庫室へ持って行ってください。それと、手の空いた鑑定士がいたらそちらにお願いします。私もすぐに向かいますので」
「承知いたしました。ではそのように」
「頼みましたよ」
扉から現れたのは秘書らしいぴしりとした女性の職員。
アゾートが手早く指示を出すとその女性が机に置かれた霊樹の葉を金属製の盆に乗せ、運んでいく。手袋をつけ、細心の注意を払っているのが背後からでも伝わった。
そして彼女が「失礼します」と恭しく礼をし扉を閉めたところで、よいタイミングとばかりに隆人が会話を取る。
「とりあえず、話も終わったしこっちの要件も済んだからね。俺たちももう行こうかな。これから冒険者ギルドでシルヴィアのギルド登録をするつもりだからね」
「そうですね、いつまでもお客様をここに留めておく訳にも行きません。私も用事ができましたし、これくらいにしましょうか」
そしてどちらともなく立ち上がる。
「リュート様も大闘祭には参加されるのでしょう?楽しみにしておりますよ、今年は特に実力者が参加すると聞いておりますので」
その言葉を最後に、トーマス商会での時間は終わりを迎えた。
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