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第5章 森王動乱
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「くそぉっ」
間に合わない。『神速』の加速の中で隆人が歯噛みする。
視界の先では暴走したラルフが今、大剣を振り下ろさんとティナの前に立つ。抗おうとするティナだが、先程の謎の咆哮と波動により脱力感に襲われていてその動きは鈍い。そしてそれ以上にラルフの速度は埒外でありその刃先は既にわずかまで迫っている。
そして死の一撃がティナへと落とされる。
「がるぅぅぅぅぅぅ!」
『グァォ!?』
無慈悲なる一撃、しかしそれはティナの命を奪うことはなかった。
弾丸のように飛来した何かがその大剣を弾く。
「ロロノ!?」
その何かとはロロノと、そして銀羽槍である。ティナに大剣の刃が届く寸前、その体を槍そのものにしたかのような勢いで突撃したのだ。
「その姿は……!飛竜の時のっ」
ラルフの大剣を弾いたロロノ、牙は伸び手足は大きく爪も鋭くなっている。血走った目が爛々と輝く。獣のように喉を鳴らす。
かつて大迷宮ディアラの85層、ティナとロロノが巨大な飛竜の一体と対峙した際、強大な飛竜の力に窮地に陥ったティナを見たロロノがこの姿に変わった。
獣人族が持つ「獣化」のスキルに似てはいるが、それにしては中途半端。それに理性も失っている。
「がるぅ……」
「ロロノ!」
勢いそのまま、大剣を弾いたロロノであったが、それまでであり、すぐにぱったり倒れる。身体的変化も消え、元のロロノに戻る。
先程の脱力はロロノも同様に受けており、今の攻撃も最後の力を振り絞ったものであったようだ。
攻撃を弾かれたたらを踏んだラルフだが、それもほんの一時、すぐに体制を立て直し大剣を構えて振り下ろす。
「ありがとうロロノ、おかげで間に合った!」
「リュート様!」
突如走り抜ける突風。ロロノが一瞬の時間を稼いだ間に隆人が追いつき、「神速」の速度で2人を小脇に拾っていった。
一瞬遅れて大剣が垂直に振り下ろされ、空を切りそのまま地面へと突き刺さる。
その隙に隆人はラルフから距離を取り、2人を下ろした。
「リュート様、助かりました」
「ロロノのおかげだよ。よくティナを守ってくれたね」
「?どういたしましたのです?……」
隆人の労いの言葉に力なく答えるロロノ。既に正気に戻ったようだが、先程の出来事については憶えていないようである。
その様子はヘロヘロでありあまり戦える様子ではない。
「リュート様、先程の脱力感は」
「うん、周囲の生力か何かを奪う範囲系スキルの類だと思う。それにその範囲も少しずつ広がっているみたいだ」
隆人の視線の先ではラルフが地面に突き刺さった大剣を引き抜いている。周囲では未だ木々が生力枯渇により枯れ続けており、その規模も徐々にではあるが大きくなっている。
「『放出』っと。2人とも、しばらく休んでてね……回復したら周囲の魔物達を。身体強化・Ⅴ」
「リュート様は?」
「俺はラルフをなんとかしてくるよっ!」
隆人がストレージからポーションをいくつか取り出してティナ達に渡し、同時に休息を命じる。ポーションは連続使用では効果が薄いとは言え、ラルフの範囲外であれば多少雑多な魔物との戦闘はあれど回復に努めることができるであろう。
そして自らは数本のポーションを飲み干し、効果の切れた身体強化を再度展開、大剣を引き抜いたラルフへと突貫する。
「リュート様!っ……身体が」
一人で攻勢に転じた隆人を追いかけようとするティナだが、その動きは鈍い。体の力が抜けたようにへたり込んだ。
魔族バイサールとの戦いは激戦であり、一度ポーションを服用したとは言えその状態は全快には程遠い。加えて一連の出来事ですでに限界を迎えていた。
精魂尽きたティナは悔しげに、隆人の姿をただ見つめていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『グラァッ』
地面に突き刺さった大剣を抜いたラルフは接近する隆人へ視線を向け、また消える。
ヴゥーーーー
「右かっ!」
『ガアッ!』
危機感知のアラートに従い直感的に回避を選択する。素早く体を傾けた隆人の右側の地面がラルフの大剣により爆ぜる。
ラルフが接近した事で、再びラルフの渇きの圏内に入った事で隆人を脱力感が襲う。
そのまま横薙ぎへと切り替えたラルフの大剣を隆人のセロと氷河の剣が受け止める。二剣を滑らせうけ流そうとするが、ラルフの馬鹿げた力は、小手先の技をひねり潰すには十分で、隆人の体は宙を舞う。
そのまま空中にいる隆人を仕留めようとラルフが大剣を振るう。ゴウと鈍い風切り音と共に迫る剣を前に隆人が剣をクロスする。
「『押しつぶせ』〈ダウンバースト〉」
詠唱短縮により魔法を発動。大量のMPを消費し詠唱分を補うことで発動した強風が隆人ごとラルフを上から吹き付ける。
急激な下方気流によってラルフの動きが鈍る。
大幅に減速したがなお進むラルフの大剣を隆人が防ぎ後退する。
「強い。Ⅴでも追いすがるのがやっととはね……。使うしかないか」
距離をとった隆人が嘆息しながら呟く。何やら意味深な言葉も漏らしたかと思うと、ふいに周囲を見回す。ラルフの咆哮に釣られたのか、先程よりも魔物の数は増えている。
そしてさらに視線を回しティナとロロノの方を向く。ラルフの渇きの範囲外に出ているのもありポーションによって徐々に回復しており、その周囲の魔物達を少しずつ削っている。
その様子を見て、隆人が笑う。
「あの2人ならきっと大丈夫だね。心置きなくラルフに全力を尽くせる」
ニヤリと笑ったまま再び視線をラルフの方へと向ける。既にダウンバーストより抜け出だし、隆人へと狙いを定めている。動きを封じられた怒りからかもう一度咆哮する。
ラルフの魔力が高まり周囲の渇きがさらに強くなる。木々の枯れは進行し隆人の体がより重く感じられる。
だが、その隆人の笑みは崩れずむしろ楽しげですらある。
「久しぶりだね。これを使うのは大迷宮の最下層以来だ」
ラルフが地を蹴る。また消えるような速度まで加速したラルフは一瞬のうちにその距離を0にする。
目の前にラルフが現れても隆人は驚く様子はない。セロと氷河の剣をだらりと下げたまま瞑目し、魔力を急激に高めていく。。
その隆人へと大剣が振り下ろされる。その瞬間、隆人が爆発的な魔力の奔流と共に目を見開く。
「いくよ。『身体強化・ーー」
『ガァァァァァ!!』
「ーーX』!!!」
大剣の一撃、同時に隆人の体から膨大なオーラが吹き出した。
(隆人の身体強化、この話の開始当初から存在しているのに、その最高段階が登場するまで長かったですね……)
間に合わない。『神速』の加速の中で隆人が歯噛みする。
視界の先では暴走したラルフが今、大剣を振り下ろさんとティナの前に立つ。抗おうとするティナだが、先程の謎の咆哮と波動により脱力感に襲われていてその動きは鈍い。そしてそれ以上にラルフの速度は埒外でありその刃先は既にわずかまで迫っている。
そして死の一撃がティナへと落とされる。
「がるぅぅぅぅぅぅ!」
『グァォ!?』
無慈悲なる一撃、しかしそれはティナの命を奪うことはなかった。
弾丸のように飛来した何かがその大剣を弾く。
「ロロノ!?」
その何かとはロロノと、そして銀羽槍である。ティナに大剣の刃が届く寸前、その体を槍そのものにしたかのような勢いで突撃したのだ。
「その姿は……!飛竜の時のっ」
ラルフの大剣を弾いたロロノ、牙は伸び手足は大きく爪も鋭くなっている。血走った目が爛々と輝く。獣のように喉を鳴らす。
かつて大迷宮ディアラの85層、ティナとロロノが巨大な飛竜の一体と対峙した際、強大な飛竜の力に窮地に陥ったティナを見たロロノがこの姿に変わった。
獣人族が持つ「獣化」のスキルに似てはいるが、それにしては中途半端。それに理性も失っている。
「がるぅ……」
「ロロノ!」
勢いそのまま、大剣を弾いたロロノであったが、それまでであり、すぐにぱったり倒れる。身体的変化も消え、元のロロノに戻る。
先程の脱力はロロノも同様に受けており、今の攻撃も最後の力を振り絞ったものであったようだ。
攻撃を弾かれたたらを踏んだラルフだが、それもほんの一時、すぐに体制を立て直し大剣を構えて振り下ろす。
「ありがとうロロノ、おかげで間に合った!」
「リュート様!」
突如走り抜ける突風。ロロノが一瞬の時間を稼いだ間に隆人が追いつき、「神速」の速度で2人を小脇に拾っていった。
一瞬遅れて大剣が垂直に振り下ろされ、空を切りそのまま地面へと突き刺さる。
その隙に隆人はラルフから距離を取り、2人を下ろした。
「リュート様、助かりました」
「ロロノのおかげだよ。よくティナを守ってくれたね」
「?どういたしましたのです?……」
隆人の労いの言葉に力なく答えるロロノ。既に正気に戻ったようだが、先程の出来事については憶えていないようである。
その様子はヘロヘロでありあまり戦える様子ではない。
「リュート様、先程の脱力感は」
「うん、周囲の生力か何かを奪う範囲系スキルの類だと思う。それにその範囲も少しずつ広がっているみたいだ」
隆人の視線の先ではラルフが地面に突き刺さった大剣を引き抜いている。周囲では未だ木々が生力枯渇により枯れ続けており、その規模も徐々にではあるが大きくなっている。
「『放出』っと。2人とも、しばらく休んでてね……回復したら周囲の魔物達を。身体強化・Ⅴ」
「リュート様は?」
「俺はラルフをなんとかしてくるよっ!」
隆人がストレージからポーションをいくつか取り出してティナ達に渡し、同時に休息を命じる。ポーションは連続使用では効果が薄いとは言え、ラルフの範囲外であれば多少雑多な魔物との戦闘はあれど回復に努めることができるであろう。
そして自らは数本のポーションを飲み干し、効果の切れた身体強化を再度展開、大剣を引き抜いたラルフへと突貫する。
「リュート様!っ……身体が」
一人で攻勢に転じた隆人を追いかけようとするティナだが、その動きは鈍い。体の力が抜けたようにへたり込んだ。
魔族バイサールとの戦いは激戦であり、一度ポーションを服用したとは言えその状態は全快には程遠い。加えて一連の出来事ですでに限界を迎えていた。
精魂尽きたティナは悔しげに、隆人の姿をただ見つめていた。
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地面に突き刺さった大剣を抜いたラルフは接近する隆人へ視線を向け、また消える。
ヴゥーーーー
「右かっ!」
『ガアッ!』
危機感知のアラートに従い直感的に回避を選択する。素早く体を傾けた隆人の右側の地面がラルフの大剣により爆ぜる。
ラルフが接近した事で、再びラルフの渇きの圏内に入った事で隆人を脱力感が襲う。
そのまま横薙ぎへと切り替えたラルフの大剣を隆人のセロと氷河の剣が受け止める。二剣を滑らせうけ流そうとするが、ラルフの馬鹿げた力は、小手先の技をひねり潰すには十分で、隆人の体は宙を舞う。
そのまま空中にいる隆人を仕留めようとラルフが大剣を振るう。ゴウと鈍い風切り音と共に迫る剣を前に隆人が剣をクロスする。
「『押しつぶせ』〈ダウンバースト〉」
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急激な下方気流によってラルフの動きが鈍る。
大幅に減速したがなお進むラルフの大剣を隆人が防ぎ後退する。
「強い。Ⅴでも追いすがるのがやっととはね……。使うしかないか」
距離をとった隆人が嘆息しながら呟く。何やら意味深な言葉も漏らしたかと思うと、ふいに周囲を見回す。ラルフの咆哮に釣られたのか、先程よりも魔物の数は増えている。
そしてさらに視線を回しティナとロロノの方を向く。ラルフの渇きの範囲外に出ているのもありポーションによって徐々に回復しており、その周囲の魔物達を少しずつ削っている。
その様子を見て、隆人が笑う。
「あの2人ならきっと大丈夫だね。心置きなくラルフに全力を尽くせる」
ニヤリと笑ったまま再び視線をラルフの方へと向ける。既にダウンバーストより抜け出だし、隆人へと狙いを定めている。動きを封じられた怒りからかもう一度咆哮する。
ラルフの魔力が高まり周囲の渇きがさらに強くなる。木々の枯れは進行し隆人の体がより重く感じられる。
だが、その隆人の笑みは崩れずむしろ楽しげですらある。
「久しぶりだね。これを使うのは大迷宮の最下層以来だ」
ラルフが地を蹴る。また消えるような速度まで加速したラルフは一瞬のうちにその距離を0にする。
目の前にラルフが現れても隆人は驚く様子はない。セロと氷河の剣をだらりと下げたまま瞑目し、魔力を急激に高めていく。。
その隆人へと大剣が振り下ろされる。その瞬間、隆人が爆発的な魔力の奔流と共に目を見開く。
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「ーーX』!!!」
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