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第5章 森王動乱
歓待
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数百年を生きる淘汰種にAランクをも有するその配下達、約50倍の戦力差。エルフ族を取り巻く現状は予想以上に絶望的なものであった。
だが、隆人はそれを知った上でエルフ達を救うという依頼を受諾した。
そして現在、隆人達の姿は宴会の中にあった。
「いいのかな?ここまでしてもらっちゃって」
「もちろんだ。お主達は我々にとって希望なのだからな」
隆人達の横に座る里長がそう言って自らに注がれた酒を飲む。
隆人がエルフを救うと決断した隆人達は、すぐさま宴会場へと案内された。
隆人達3人を歓迎するというのでついて行ってみると、豪勢な食事が並べられた。しかもエルフの見目麗しいウェイター達の手によって次々に新たな料理が運ばれてくる。
「リュートさま!おいしいのがいっぱいなのです!」
「本当だね。歓迎と言われて予想はしていたけど、ここまでとはね」
「どれも極上の逸品です。素晴らしいですね」
出された食事の数々を食しながらティナとロロノが笑顔で絶賛する。招かれた宴会場で出された食事達はそのどれもが手の込んだ料理であり、3人が舌鼓を打つに十分なものであった。
「それにしても、自然を愛する者っていうから食べるものも植物が多いのかと思ったけど、結構肉も食べるんだね」
「それは誤解ですよお客人。我々エルフもただの人、肉も食べるし菜も摂ります。こうして料理という概念もございますし」
何の気なしにポツリと呟いた隆人の言葉、そこに反応するように現れた1人の青年。
シェフ帽と白衣というこれ見よがしな料理人装備に身を包んだ青年は、胸を張るかのような仕草で話しかけてくる。
「多種族をの交流を絶っているエルフですがそれも全くというわけではありません。少数ですけど里の外で活動しているエルフも存在しますし、彼らが里に帰ってくる度に外の情報も入ってきます。そもそもエルフ族の住むのはここだけではありませんからね、他の里からの情報も希に入ってきます」
「それに昔、1人だけですが外から自力でやってきた者もいたのですよ。シゲオ殿と言う転生者で、彼の者はエルフ族の結界を己が身1つでくぐり抜けてこの里にやってきたとんでもない者でな」
基本的に隠れ里でひっそりと暮らしているが、何事にも例外というのはあるものだ。冒険者達の中にもエルフ達がいるという話は知られているし、エルフと多種族の混血であるハーフエルフも僅かながら存在するのだ。
そんな話の中に入ってきた里長の言葉、そこにはスルーするには大きい単語が混ざっていた。
「シゲオ?里長様、シゲオ殿とはシゲオ・ヨシダという方でしょうか?」
「ティナ殿、と言ったな?確かにシゲオ殿の名はそんな名であったと記憶しておる」
「シゲオ・ヨシダ?その名前は確か」
「はい、以前迷宮でも話したと思いますが、シゲオ・ヨシダ様。異世界からやってきた転生者であり、建国王様や私の先祖であるレティシア様と共にこのグランザム連合王国の建国に携わった英雄の1人です。彼は公用語や爵位制度というこの国の根幹に関わる部分を制定しただけでなく、個人の実力も相当なものであったと言われています」
ティナの話を聞きながら隆人がシゲオ・ヨシダという人物に関する記憶を掘り返していく。
日本語をグラン国語にしたり貴族に爵位というシステムを与えたりと、隆人の中ではサブカルチャー好きの日本人というイメージが勝手につけられているが、建国に関するもの以外で名前を聞かぬ為どんな人物か未だに謎多き人物である。
「まだ森の外がいくつもの国に分かれていた頃。シゲオ殿は結界を抜けふらりとやってきたのだ。いきなりの侵入者に警戒する我々に対し、シゲオ殿は『俺は敵じゃねぇ』と言って目の前で武器防具を全て脱ぎ捨てたのだ。そしてそのままこの里に滞在する事となったのだが、不思議な者でな、初めは警戒していた我々もいつのまにか打ち解けて、気づいた頃には皆かの者を慕っておった。
シゲオ殿は我らにない技術や知識をいくつも有していて、何度驚かされたことか。今でも様々なところで彼の者の知識がエルフ族を支えておる。それに戦闘の腕も確かで騎士団達がいくら束になっても全く相手にならなかった。儂も当時は騎士団におったゆえに手合わせしたが、あの強さには結局届かなかったな」
その言葉を聞き、隆人が少し驚きを浮かべる。話をする里長もかなりの手練れである事は気配から伝わってくる。老いた状態でこれなのだから全盛期はどれほどの者だったのか。そんな里長が届かないというシゲオ・ヨシダ。やはり建国の英雄というのは伊達ではないのだろう。
「そういえば、料理という概念を始めて持ち込んだのもそのシゲオ様でしたね。その方の知識を元に、それを私たち料理人が更に変化させていきました」
ふたたび料理人の青年が話に参加する。この豪勢な食事達の源流はシゲオ・ヨシダなのだと。
自慢げに語る料理人の男の姿に隆人達は笑顔になる。
「あ、ご挨拶が遅れました。私はシメウ。ここで料理長を務めさせていただいております。今回のお食事も私が準備させていただきました」
おまけ程度の流れで飛び込んできた話に隆人が驚きを見せる。確かに料理人の格好をしているとはいえ、ティナと同じくらいの見た目の青年である。まさか料理長とは思わなかった。
「そんなに若いのにすごいんだねシメウ君は」
「若い?ああ、確かにこの見た目なら人間族はそう思うのも無理ないですね。ですが私はお客人達よりも年上ですよ。一応100歳は超えていますし」
「100!?」
今日一番の驚きが隆人を襲う。目の前の青年の年齢が1桁上であったという事実に目を丸くする。
「エルフ族という種は長命なのですよ。人間の3倍近く生きると言われています」
「はい。私達エルフは300年近くを生きます。生まれてからしばらくは人間族や獣人族と同じように成長しますが、15~6歳辺りでその成長が止まります。そのまま200年以上はその姿のままなのです」
なるほど確かに隆人が転生前に読んでいたものの中にも同じようなことが書いてあるものがあった。
まさかそんな所まで同じとは予想していなかったが。
「それは失礼したね。大先輩に対して君付けなんて」
「いえ、気にしていませんよ。見た目がこれですからね。それにエルフの中では私もまだまだ若造ですし」
そう言って朗らかに笑うシメウ。そうこうしているうちに次の料理が運ばれてきた。
「さぁ、宴はまだまだ続きますよ!私が腕によりをかけて作った品々、とくと味わってくださいな」
そうして、隆人達を歓迎する宴会は夜遅くまで灯りが消えることなく続いた。
(3日に1度とは……という感じになってしまっていますがなんとか投稿しております汗
新キャラ達が出る度に口調が混乱しないように気をつけていますが、ミスが嵐のように())
だが、隆人はそれを知った上でエルフ達を救うという依頼を受諾した。
そして現在、隆人達の姿は宴会の中にあった。
「いいのかな?ここまでしてもらっちゃって」
「もちろんだ。お主達は我々にとって希望なのだからな」
隆人達の横に座る里長がそう言って自らに注がれた酒を飲む。
隆人がエルフを救うと決断した隆人達は、すぐさま宴会場へと案内された。
隆人達3人を歓迎するというのでついて行ってみると、豪勢な食事が並べられた。しかもエルフの見目麗しいウェイター達の手によって次々に新たな料理が運ばれてくる。
「リュートさま!おいしいのがいっぱいなのです!」
「本当だね。歓迎と言われて予想はしていたけど、ここまでとはね」
「どれも極上の逸品です。素晴らしいですね」
出された食事の数々を食しながらティナとロロノが笑顔で絶賛する。招かれた宴会場で出された食事達はそのどれもが手の込んだ料理であり、3人が舌鼓を打つに十分なものであった。
「それにしても、自然を愛する者っていうから食べるものも植物が多いのかと思ったけど、結構肉も食べるんだね」
「それは誤解ですよお客人。我々エルフもただの人、肉も食べるし菜も摂ります。こうして料理という概念もございますし」
何の気なしにポツリと呟いた隆人の言葉、そこに反応するように現れた1人の青年。
シェフ帽と白衣というこれ見よがしな料理人装備に身を包んだ青年は、胸を張るかのような仕草で話しかけてくる。
「多種族をの交流を絶っているエルフですがそれも全くというわけではありません。少数ですけど里の外で活動しているエルフも存在しますし、彼らが里に帰ってくる度に外の情報も入ってきます。そもそもエルフ族の住むのはここだけではありませんからね、他の里からの情報も希に入ってきます」
「それに昔、1人だけですが外から自力でやってきた者もいたのですよ。シゲオ殿と言う転生者で、彼の者はエルフ族の結界を己が身1つでくぐり抜けてこの里にやってきたとんでもない者でな」
基本的に隠れ里でひっそりと暮らしているが、何事にも例外というのはあるものだ。冒険者達の中にもエルフ達がいるという話は知られているし、エルフと多種族の混血であるハーフエルフも僅かながら存在するのだ。
そんな話の中に入ってきた里長の言葉、そこにはスルーするには大きい単語が混ざっていた。
「シゲオ?里長様、シゲオ殿とはシゲオ・ヨシダという方でしょうか?」
「ティナ殿、と言ったな?確かにシゲオ殿の名はそんな名であったと記憶しておる」
「シゲオ・ヨシダ?その名前は確か」
「はい、以前迷宮でも話したと思いますが、シゲオ・ヨシダ様。異世界からやってきた転生者であり、建国王様や私の先祖であるレティシア様と共にこのグランザム連合王国の建国に携わった英雄の1人です。彼は公用語や爵位制度というこの国の根幹に関わる部分を制定しただけでなく、個人の実力も相当なものであったと言われています」
ティナの話を聞きながら隆人がシゲオ・ヨシダという人物に関する記憶を掘り返していく。
日本語をグラン国語にしたり貴族に爵位というシステムを与えたりと、隆人の中ではサブカルチャー好きの日本人というイメージが勝手につけられているが、建国に関するもの以外で名前を聞かぬ為どんな人物か未だに謎多き人物である。
「まだ森の外がいくつもの国に分かれていた頃。シゲオ殿は結界を抜けふらりとやってきたのだ。いきなりの侵入者に警戒する我々に対し、シゲオ殿は『俺は敵じゃねぇ』と言って目の前で武器防具を全て脱ぎ捨てたのだ。そしてそのままこの里に滞在する事となったのだが、不思議な者でな、初めは警戒していた我々もいつのまにか打ち解けて、気づいた頃には皆かの者を慕っておった。
シゲオ殿は我らにない技術や知識をいくつも有していて、何度驚かされたことか。今でも様々なところで彼の者の知識がエルフ族を支えておる。それに戦闘の腕も確かで騎士団達がいくら束になっても全く相手にならなかった。儂も当時は騎士団におったゆえに手合わせしたが、あの強さには結局届かなかったな」
その言葉を聞き、隆人が少し驚きを浮かべる。話をする里長もかなりの手練れである事は気配から伝わってくる。老いた状態でこれなのだから全盛期はどれほどの者だったのか。そんな里長が届かないというシゲオ・ヨシダ。やはり建国の英雄というのは伊達ではないのだろう。
「そういえば、料理という概念を始めて持ち込んだのもそのシゲオ様でしたね。その方の知識を元に、それを私たち料理人が更に変化させていきました」
ふたたび料理人の青年が話に参加する。この豪勢な食事達の源流はシゲオ・ヨシダなのだと。
自慢げに語る料理人の男の姿に隆人達は笑顔になる。
「あ、ご挨拶が遅れました。私はシメウ。ここで料理長を務めさせていただいております。今回のお食事も私が準備させていただきました」
おまけ程度の流れで飛び込んできた話に隆人が驚きを見せる。確かに料理人の格好をしているとはいえ、ティナと同じくらいの見た目の青年である。まさか料理長とは思わなかった。
「そんなに若いのにすごいんだねシメウ君は」
「若い?ああ、確かにこの見た目なら人間族はそう思うのも無理ないですね。ですが私はお客人達よりも年上ですよ。一応100歳は超えていますし」
「100!?」
今日一番の驚きが隆人を襲う。目の前の青年の年齢が1桁上であったという事実に目を丸くする。
「エルフ族という種は長命なのですよ。人間の3倍近く生きると言われています」
「はい。私達エルフは300年近くを生きます。生まれてからしばらくは人間族や獣人族と同じように成長しますが、15~6歳辺りでその成長が止まります。そのまま200年以上はその姿のままなのです」
なるほど確かに隆人が転生前に読んでいたものの中にも同じようなことが書いてあるものがあった。
まさかそんな所まで同じとは予想していなかったが。
「それは失礼したね。大先輩に対して君付けなんて」
「いえ、気にしていませんよ。見た目がこれですからね。それにエルフの中では私もまだまだ若造ですし」
そう言って朗らかに笑うシメウ。そうこうしているうちに次の料理が運ばれてきた。
「さぁ、宴はまだまだ続きますよ!私が腕によりをかけて作った品々、とくと味わってくださいな」
そうして、隆人達を歓迎する宴会は夜遅くまで灯りが消えることなく続いた。
(3日に1度とは……という感じになってしまっていますがなんとか投稿しております汗
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