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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
三歩進んで三歩下がる
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「よし、いくよ!」
怪物が紫色の体を波打たせながら隆人達へと突貫する。ティナとロロノは隆人の一声を合図に隆人の後方で気を引き締める。
そして、先頭に立つ隆人と紫色の怪物が激突した。
衝撃。空気が割れるような音とともに怪物の持つ斧と隆人のセロが激突する。振り下ろされた怪物の一撃と、受け止める青い剣。2人の間で2つの得物が拮抗したように静止する。
「体勢差があるとは言え身体強化・Ⅲ状態で互角とはね。大した馬鹿力だよ」
「グォォォォォ」
獣のような低い声を発しながらさらに押し込もうとする怪物。既に丸太のような腕が力が込められたことで隆起する。
まるで押しつぶさんという圧力であるが、それを受け止める隆人はビクともしない。
「うおっと」
ブォン
斧と剣との鍔迫り合い(?)を演じていた両者であったが、突然隆人が真横に吹き飛ぶ。少し後方にいたティナとロロノの目は、何かがものすごい速度で駆け抜けていったのを見ていた。
「っリュート様!?」
「尻尾なのです!」
何かの正体、それは尻尾である。怪物の胴体から生えるように伸びる太く長い尾は、まるで別の生き物のように動き、競り合う隆人を横から強かに打ち据えたのだ。
その一撃は傍目にもかなりの威力がある事が伝わってくる。
吹き飛ばされた隆人は木々を巻き込みながら数メートル程飛ばされた。
「ぐぅ……不覚だね」
隆人が伏した体を持ち上げながら悔しげに呟く。非常に高い耐久力を持つ隆人にしてもこの尻尾による攻撃は横っ腹にそれなりのダメージを受けるものであったようである。
隆人がチラリとステータスに目を向けるとHPが300程一気に減っていた。
「〈聖炎の槍、かの敵へ飛来し、貫き爆ぜよ〉『炎爆槍』!」
「グァァァァァ!!」
更に追撃をしようと踏み込む怪物。しかしその顔が爆発する。ティナが放った魔法は炎の槍を生成し、その槍が次々に怪物に着弾しては燃え上がる。
自然の魔力に干渉する魔法によって生み出された炎は着弾してもすぐには消えずに怪物の体を焼く。やはり異形と化しても痛みは感じるようで、怪物は悶えながら体をかきむしる。
「助かったよティナ!はぁぁぁっ!」
ティナが魔法によって生み出した隙、その間に体勢を立て直した隆人が一踏みで怪物に接敵する。
ちゃっかり身体強化もかけ直している。
怪物もすぐに反応し、斧を振り回し迎撃してくる。隆人はその攻撃を踏み込みを数センチだけ横にズラす事でかわす。
そのまま、踏み込みの力を余す事なく剣に込めて斬りはらう。
青い線は怪物の分厚い紫の体表を鮮やかに走り抜ける。一瞬でいく筋もの青線が怪物の体に刻みつけられる。
怪物が苦悶の声を上げる。
反撃というより苦し紛れのような形で怪物が上段から斧を振り下ろしてくる。更にその間隙を縫うように空いている逆手の爪を振り抜き切り裂こうとしてくる。隆人はその両方をセロによって受け流し、外へと弾く。
「グォォォォォォン」
「2度は同じ手は喰らわないよ!っと」
と、同時に横からすごい速度で迫る物体、そう尻尾である。再び意識の裏から隆人を打ち据えようというその尻尾の一撃を、今度は完璧に反応しこちらも弾く。
だが右手のセロは斧と爪を対処しておりとても尻尾にまで対応できる余力はない。
今尻尾に対応したのは左手であり、いつのまにやらその手には薄い水色の短剣が握られていた。
隆人のもう一つのメインウェポン。左手用の愛剣である。 いつかのアルラウネ戦と同じく、隆人の二刀流である。
その二刀を持って怪物の幾重にも重なる攻撃を全てしのいだのであった。
「それにしても……。これだけやってもなお回復されるなんてね。炎に剣撃の数々。ここまで来るとG並だね……」
ティナの自然の魔法に隆人のセロによる幾重にも重なる剣の筋、その全てからシュウシュウという音と共に煙が立ち、煙が晴れるとその傷達がふさがっていた。
思わずその生命力に対し隆人が前世の(ヤバイ)生き物に例えて悪態を吐く。
だがこの怪物、しぶとさに限ればたしかにそのくらいのものはあった。
「さて、じゃあこれならどうかな?」
隆人が再び駆け出す。両手にある青い剣達に魔力を、込めていく。
そして怪物の迎撃をくぐり抜けながら、隆人が鮮やかな動きで二刀を振るう。その傷一つ一つは浅いが確実に怪物を怯ませる。
そして、その空いた胴体、その右肩辺りに水色の短剣がぶっすりと突き刺さる。
「内側から凍りな!『氷河の剣』!!」
「グォォォォォァァァァ」
隆人は深々と突き刺した短剣に大量に魔力を込めていく。途端に辺りに霜が降りる程の冷気が立ち込める。
そして、氷の刃が怪物の身体の内側から食い破るように現れる。よく見ると右肩周辺が凍りついている。
隆人の持つもう一つの愛剣「氷河の剣」は魔力を込めると冷気を生み出し凍らせる、というシンプルなものだが、その力は隆人の愛剣たるものがある。
隆人の魔力を受け止めるだけの器と、その魔力を強力な冷気へと変える力があるのだ。
ちなみに、セロの作成と同時にラウズに預けており、彼の手によって整備されていた。
そんな「氷河の剣」で凍りついた怪物の右肩。やがて自重に耐えきれなくなったのかヒビが入り、小気味好い音を立てて砕け散る。
残った手首から上が地面に落ちる。一緒に斧も地面に落ちる。
「グォォォォォ」
「力比べかな?大好物だよ!『剛力』」
人間であれば確実に狼狽えるはずの状況だが、自我のない怪物にそんな思考は存在しない。
怪物は残った左腕で反撃に転ずる。隆人はその爪の一撃を二刀をクロスさせて受け止める。
またもや鍔迫り合いになるかと思われたが、そこで隆人が呟く。すると隆人を覆う身体強化のオーラの流れが変わる。
そして、隆人の押しのける力が大幅に上昇する。身体強化の派生の一つ、「剛力」の力である。
身体強化派生 剛力 消費MP +50%
発動句「剛力」
身体強化の派生スキル。追加でMPを消費し使用
可能
強化の能力をSTRに集中させ、大幅に強化する
このスキル使用中は行動不能
使用後一定時間同スキル及び他の身体強化派生ス
キル使用不可
ざっくり言えば「神速」や「鉄壁」の筋力verである。しかし同じ身体強化の派生の一つではあるがダントツで使用頻度が低い派生である。
隆人の戦闘スタイルは速度優先の手数重視であり、またそもそも超高レベルの隆人が攻撃力で困る事は基本的にない為、高速移動の「神速」や受動防御の「鉄壁」に比べて利用することが少ないのだ。
しかしごくたまに、このように力比べのような時に限り使用することがある派生である。
「グォッ」
「ほうらよっと!」
「剛力」によって一気に上昇した筋力をもって隆人が怪物の左腕を弾き飛ばす。
そしてそのままセロを上段から袈裟懸けに力任せに斬り下ろす。
威力にガン振りした切り下ろしは怪物の身体を斜めに真っ二つにし吹き飛ばす。
そして各パーツが折り重なるようにして動かなくなる。
「これなら……うわっと」
「きゃぁっ!」
「危ないのです」
流石にここまでやれば倒せただろう。3人にそんな感情が芽生えた中、怪物はそれを裏切る。
砕け散った肩口からは触手のようなものが二本伸びてきている。そしてその触手がそれぞれ隆人とティナに襲いかかる。
隆人は自前で、ティナの分はロロノが迎撃した。
そして、離れた胴体の二つはそんな間にくっつき始めている。
怪物との戦いはまだ終わらないようである。
(毎回遅くなって申し訳ありません!久々に登場しました隆人くんの左手装備です!)
怪物が紫色の体を波打たせながら隆人達へと突貫する。ティナとロロノは隆人の一声を合図に隆人の後方で気を引き締める。
そして、先頭に立つ隆人と紫色の怪物が激突した。
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「体勢差があるとは言え身体強化・Ⅲ状態で互角とはね。大した馬鹿力だよ」
「グォォォォォ」
獣のような低い声を発しながらさらに押し込もうとする怪物。既に丸太のような腕が力が込められたことで隆起する。
まるで押しつぶさんという圧力であるが、それを受け止める隆人はビクともしない。
「うおっと」
ブォン
斧と剣との鍔迫り合い(?)を演じていた両者であったが、突然隆人が真横に吹き飛ぶ。少し後方にいたティナとロロノの目は、何かがものすごい速度で駆け抜けていったのを見ていた。
「っリュート様!?」
「尻尾なのです!」
何かの正体、それは尻尾である。怪物の胴体から生えるように伸びる太く長い尾は、まるで別の生き物のように動き、競り合う隆人を横から強かに打ち据えたのだ。
その一撃は傍目にもかなりの威力がある事が伝わってくる。
吹き飛ばされた隆人は木々を巻き込みながら数メートル程飛ばされた。
「ぐぅ……不覚だね」
隆人が伏した体を持ち上げながら悔しげに呟く。非常に高い耐久力を持つ隆人にしてもこの尻尾による攻撃は横っ腹にそれなりのダメージを受けるものであったようである。
隆人がチラリとステータスに目を向けるとHPが300程一気に減っていた。
「〈聖炎の槍、かの敵へ飛来し、貫き爆ぜよ〉『炎爆槍』!」
「グァァァァァ!!」
更に追撃をしようと踏み込む怪物。しかしその顔が爆発する。ティナが放った魔法は炎の槍を生成し、その槍が次々に怪物に着弾しては燃え上がる。
自然の魔力に干渉する魔法によって生み出された炎は着弾してもすぐには消えずに怪物の体を焼く。やはり異形と化しても痛みは感じるようで、怪物は悶えながら体をかきむしる。
「助かったよティナ!はぁぁぁっ!」
ティナが魔法によって生み出した隙、その間に体勢を立て直した隆人が一踏みで怪物に接敵する。
ちゃっかり身体強化もかけ直している。
怪物もすぐに反応し、斧を振り回し迎撃してくる。隆人はその攻撃を踏み込みを数センチだけ横にズラす事でかわす。
そのまま、踏み込みの力を余す事なく剣に込めて斬りはらう。
青い線は怪物の分厚い紫の体表を鮮やかに走り抜ける。一瞬でいく筋もの青線が怪物の体に刻みつけられる。
怪物が苦悶の声を上げる。
反撃というより苦し紛れのような形で怪物が上段から斧を振り下ろしてくる。更にその間隙を縫うように空いている逆手の爪を振り抜き切り裂こうとしてくる。隆人はその両方をセロによって受け流し、外へと弾く。
「グォォォォォォン」
「2度は同じ手は喰らわないよ!っと」
と、同時に横からすごい速度で迫る物体、そう尻尾である。再び意識の裏から隆人を打ち据えようというその尻尾の一撃を、今度は完璧に反応しこちらも弾く。
だが右手のセロは斧と爪を対処しておりとても尻尾にまで対応できる余力はない。
今尻尾に対応したのは左手であり、いつのまにやらその手には薄い水色の短剣が握られていた。
隆人のもう一つのメインウェポン。左手用の愛剣である。 いつかのアルラウネ戦と同じく、隆人の二刀流である。
その二刀を持って怪物の幾重にも重なる攻撃を全てしのいだのであった。
「それにしても……。これだけやってもなお回復されるなんてね。炎に剣撃の数々。ここまで来るとG並だね……」
ティナの自然の魔法に隆人のセロによる幾重にも重なる剣の筋、その全てからシュウシュウという音と共に煙が立ち、煙が晴れるとその傷達がふさがっていた。
思わずその生命力に対し隆人が前世の(ヤバイ)生き物に例えて悪態を吐く。
だがこの怪物、しぶとさに限ればたしかにそのくらいのものはあった。
「さて、じゃあこれならどうかな?」
隆人が再び駆け出す。両手にある青い剣達に魔力を、込めていく。
そして怪物の迎撃をくぐり抜けながら、隆人が鮮やかな動きで二刀を振るう。その傷一つ一つは浅いが確実に怪物を怯ませる。
そして、その空いた胴体、その右肩辺りに水色の短剣がぶっすりと突き刺さる。
「内側から凍りな!『氷河の剣』!!」
「グォォォォォァァァァ」
隆人は深々と突き刺した短剣に大量に魔力を込めていく。途端に辺りに霜が降りる程の冷気が立ち込める。
そして、氷の刃が怪物の身体の内側から食い破るように現れる。よく見ると右肩周辺が凍りついている。
隆人の持つもう一つの愛剣「氷河の剣」は魔力を込めると冷気を生み出し凍らせる、というシンプルなものだが、その力は隆人の愛剣たるものがある。
隆人の魔力を受け止めるだけの器と、その魔力を強力な冷気へと変える力があるのだ。
ちなみに、セロの作成と同時にラウズに預けており、彼の手によって整備されていた。
そんな「氷河の剣」で凍りついた怪物の右肩。やがて自重に耐えきれなくなったのかヒビが入り、小気味好い音を立てて砕け散る。
残った手首から上が地面に落ちる。一緒に斧も地面に落ちる。
「グォォォォォ」
「力比べかな?大好物だよ!『剛力』」
人間であれば確実に狼狽えるはずの状況だが、自我のない怪物にそんな思考は存在しない。
怪物は残った左腕で反撃に転ずる。隆人はその爪の一撃を二刀をクロスさせて受け止める。
またもや鍔迫り合いになるかと思われたが、そこで隆人が呟く。すると隆人を覆う身体強化のオーラの流れが変わる。
そして、隆人の押しのける力が大幅に上昇する。身体強化の派生の一つ、「剛力」の力である。
身体強化派生 剛力 消費MP +50%
発動句「剛力」
身体強化の派生スキル。追加でMPを消費し使用
可能
強化の能力をSTRに集中させ、大幅に強化する
このスキル使用中は行動不能
使用後一定時間同スキル及び他の身体強化派生ス
キル使用不可
ざっくり言えば「神速」や「鉄壁」の筋力verである。しかし同じ身体強化の派生の一つではあるがダントツで使用頻度が低い派生である。
隆人の戦闘スタイルは速度優先の手数重視であり、またそもそも超高レベルの隆人が攻撃力で困る事は基本的にない為、高速移動の「神速」や受動防御の「鉄壁」に比べて利用することが少ないのだ。
しかしごくたまに、このように力比べのような時に限り使用することがある派生である。
「グォッ」
「ほうらよっと!」
「剛力」によって一気に上昇した筋力をもって隆人が怪物の左腕を弾き飛ばす。
そしてそのままセロを上段から袈裟懸けに力任せに斬り下ろす。
威力にガン振りした切り下ろしは怪物の身体を斜めに真っ二つにし吹き飛ばす。
そして各パーツが折り重なるようにして動かなくなる。
「これなら……うわっと」
「きゃぁっ!」
「危ないのです」
流石にここまでやれば倒せただろう。3人にそんな感情が芽生えた中、怪物はそれを裏切る。
砕け散った肩口からは触手のようなものが二本伸びてきている。そしてその触手がそれぞれ隆人とティナに襲いかかる。
隆人は自前で、ティナの分はロロノが迎撃した。
そして、離れた胴体の二つはそんな間にくっつき始めている。
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