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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
冗談でしょ?
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横槍を入れる形で飛び込んできた隆人。動けなくなったティナを背中に庇うように立つ。
その手にはセロが青く輝いていた。
「ちィッ!」
右腕を切り離されたガイルーーその姿は変容し元の人間の体は見る影もないがーーは赤く染まっている目を不快げに歪め、後方に飛ぶ。
切り飛ばされた右腕と握られた斧も拾っていった。
一度距離を取るというその行動が、ガイルが未だ知性を持っているという証左であった。
「……さて、これは一体何が起こっているのかな?」
視線をガイルの方に固定し、力を抜いたように剣をだらりと下げながら、油断なく隆人が呟く。
それは殆ど無意識に漏れでた周囲、主にティナに向けられた問いであった。
しかしティナにしてみればそんな事よりも驚くべきことがあるわけで。
「リュート様!?どうしてここに!?牢に囚われていたはずでは!?」
ティナが絶叫するような声を発する。ティナにしてみれば、隆人は父親であるオズワルドによってシャリエ家の地下牢に幽閉されているはずであり、それがいきなりこんなところに、しかもこんな時に現れたのだから驚くのも当然だろう。
「あー……えっとね。簡単に言うとちょっと牢屋出てきたんだよね」
「簡単にってなんですか!?そんな散歩みたいに!」
ぶらっと出歩くようなノリで牢屋を出てきた隆人にティナがツッコミを入れる。
そんな時ではないと頭で分かってはいるのだが、それでも言わずにはいられなかった。
「……はぁ。そうですねこんなことしている場合ではありませんでした」
「悪いね、その話は後でね」
「わかりました。絶対ですよ?……それでは。この人はガイルさんというAランク冒険者です、私たちの護衛でしたが突然襲撃されました。そして、戦闘中に何やら錠剤を多量服用したところあの姿に」
「なるほど、だいたい分かったよ」
ティナのざっくりとした説明に隆人が頷く。時間に余裕がない為ひとまず要点だけであるが、それでも十分とんでもない状況だということはわかった。
「あ、それとそこに倒れている斥候の方とあちらで他の護衛の方達と戦闘中の魔法使いの方が敵のパーティメンバーです」
「了解。ロロノ!」
「はいなのです」
ティナから他の敵性勢力を聞いた隆人がロロノを呼ぶ。すると先ほど隆人がやって来た方からピョンっとロロノが飛び出してきた。
ティナを助ける為に隆人が先に向かった為、後から追いかけてきたのだ。
「ロロノ、そこで倒れてる男とあっちの魔法使いを任せたよ。適当に縛ってまとめておいて」
「わかったのです!」
隆人が命を下すと、ロロノはシュタっと片手を上げて元気よく返事をする。
そのまま倒れているリューのところに走っていく。それを横目に隆人は再び視線を正面に戻す。
「さて、俺はこっちをなんとかしないとね」
「おラァぁぁぁ!」
ガイルが再び突撃してくる。
赤紫色の体を脈打たせて凄まじい速度で隆人に猛撃する。
そして切り飛ばしたはずの右腕も繋がっており、斧も手に戻っている。
「いくらこの世界は傷の回復が早いとはいえ、欠損部位が繋がるなんて事はないはずなんだけどね」
その光景は隆人にとっても驚きであり、呆気にとられている。この世界はステータスにHPがあり、その自動回復に従うように負った傷も癒えていく。
やけどや骨折程度ならば数時間もすれば回復するのだ。しかし欠損は別であり、一度離れた体の一部位は超高位の回復技能でも使わなければくっつく事はない。
そのはずなのだが、ガイルの腕は完全に繋がっており繋ぎ目なども見当たらない。まるで切れた事そのものがなかったようである。
「くタバりやがレェ!!」
「この再生力はやっかいだね……」
その自己修復能能力に隆人は苦笑いをする。と、右腕の治ったガイルが、その斧を持って攻撃を続ける。
手に持った斧を嵐のように振り回し、そして間を縫うように通常の倍以上に膨らんだ逆の拳を突き出してくる。
本来であれば牽制のような一撃であるはずのそれも、異形と化したガイルが使うとなるとその意味が変わってくる。
鈍い風切り音を立てて放たれる拳は、一目でかなりの威力が秘められているとわかる。いくら隆人であっても無傷では済まないだろう。
そしてガイルの主武器である斧の攻撃、その威力は非常に高く、拳の何倍もの速度と威力が高い技量を持って振るわれる。
本来であれば体のサイズが変貌すれば、武器の感覚や間合が変わる為、なれるのに時間がかかるはずなのだが、流石Aランク。変化した体に一瞬で合わせてきた。
そして確かな技量を持って斧を振るう。巨大化して力任せに見えて、動きが的確で隙がない。
その斧と拳による怒涛の連撃を、隆人は手に持ったセロ一本で持って凌いで行く。
斧の一撃を剣の腹でいなし、流れるように繰り出される拳を瞬時に身体を捻ってその場から退避する。そのままの勢いで地面に突き刺さった拳は地面を陥没させた。
そんな攻撃の数々の合間を縫って隆人はセロを振るう。セロは青い軌跡を描きながら、ガイルの分厚い肉の壁を軽々と超えていくつもの傷を与えていく。しかし……
「うーん。これだけやってもすぐに回復されるのか。キリがないね」
「ふハハ、効かネぇなァ?」
次々とガイルの身体を切り裂いていく隆人だが、ガイルの肉体再生力はそれを上回り、切りつけたそばからその傷が煙を立てて修復されていく。
その様子を隆人は苦い目で見る。
「できれば無闇に殺したくは無いんだけど、放置もできないし、他にどうすることもできないか……」
そして苦い表情のまま呟く。状況が膠着する原因に、ガイルが人間であるというのがある。魔物であれば速攻で殺しても大丈夫だが、それが人となると不必要に殺しを行うのは日本人の感性を持つ隆人には抵抗があった。
しかし他に方法が思いつかない以上、現状を打破するにはこれしかない思い立ったのだ。
そしてスゥと息を吐き発動中の身体強化を一旦解除し、すぐにより多く魔力を流していく。
「身体強化・Ⅲ」
「あン?」
身体強化の3段階目、Ⅲを発動した隆人はガイルに俊足で接近する。
「シネぇ!」
「当たらないよ」
いきなり懐に現れた隆人に斧を振るうガイル。素晴らしい反応と判断力である。しかし隆人はその先を行っており、斧の一撃を紙一重で回避し、下段に構えたセロをそのまま振り上げる。
青い線はガイルの首元を通過する。
一拍遅れでガイルの化け物のような頭部が地面に転がった。ガクンとガイルの身体が動きを止めた。
ふぅ、と一息吐いた隆人はロロノ達の方へ向かおうとそちらを向く。
ドクン
「いやいや……冗談でしょ?」
鼓動のような音に嫌な予感を感じた隆人が振り向くと、首をはねられたはずのガイルがその首を拾いながら再び立ち上がっていた。
(.今回もこんな遅くなってほんとすみません汗
若干今回の敵はホラー感がありますよね……)
その手にはセロが青く輝いていた。
「ちィッ!」
右腕を切り離されたガイルーーその姿は変容し元の人間の体は見る影もないがーーは赤く染まっている目を不快げに歪め、後方に飛ぶ。
切り飛ばされた右腕と握られた斧も拾っていった。
一度距離を取るというその行動が、ガイルが未だ知性を持っているという証左であった。
「……さて、これは一体何が起こっているのかな?」
視線をガイルの方に固定し、力を抜いたように剣をだらりと下げながら、油断なく隆人が呟く。
それは殆ど無意識に漏れでた周囲、主にティナに向けられた問いであった。
しかしティナにしてみればそんな事よりも驚くべきことがあるわけで。
「リュート様!?どうしてここに!?牢に囚われていたはずでは!?」
ティナが絶叫するような声を発する。ティナにしてみれば、隆人は父親であるオズワルドによってシャリエ家の地下牢に幽閉されているはずであり、それがいきなりこんなところに、しかもこんな時に現れたのだから驚くのも当然だろう。
「あー……えっとね。簡単に言うとちょっと牢屋出てきたんだよね」
「簡単にってなんですか!?そんな散歩みたいに!」
ぶらっと出歩くようなノリで牢屋を出てきた隆人にティナがツッコミを入れる。
そんな時ではないと頭で分かってはいるのだが、それでも言わずにはいられなかった。
「……はぁ。そうですねこんなことしている場合ではありませんでした」
「悪いね、その話は後でね」
「わかりました。絶対ですよ?……それでは。この人はガイルさんというAランク冒険者です、私たちの護衛でしたが突然襲撃されました。そして、戦闘中に何やら錠剤を多量服用したところあの姿に」
「なるほど、だいたい分かったよ」
ティナのざっくりとした説明に隆人が頷く。時間に余裕がない為ひとまず要点だけであるが、それでも十分とんでもない状況だということはわかった。
「あ、それとそこに倒れている斥候の方とあちらで他の護衛の方達と戦闘中の魔法使いの方が敵のパーティメンバーです」
「了解。ロロノ!」
「はいなのです」
ティナから他の敵性勢力を聞いた隆人がロロノを呼ぶ。すると先ほど隆人がやって来た方からピョンっとロロノが飛び出してきた。
ティナを助ける為に隆人が先に向かった為、後から追いかけてきたのだ。
「ロロノ、そこで倒れてる男とあっちの魔法使いを任せたよ。適当に縛ってまとめておいて」
「わかったのです!」
隆人が命を下すと、ロロノはシュタっと片手を上げて元気よく返事をする。
そのまま倒れているリューのところに走っていく。それを横目に隆人は再び視線を正面に戻す。
「さて、俺はこっちをなんとかしないとね」
「おラァぁぁぁ!」
ガイルが再び突撃してくる。
赤紫色の体を脈打たせて凄まじい速度で隆人に猛撃する。
そして切り飛ばしたはずの右腕も繋がっており、斧も手に戻っている。
「いくらこの世界は傷の回復が早いとはいえ、欠損部位が繋がるなんて事はないはずなんだけどね」
その光景は隆人にとっても驚きであり、呆気にとられている。この世界はステータスにHPがあり、その自動回復に従うように負った傷も癒えていく。
やけどや骨折程度ならば数時間もすれば回復するのだ。しかし欠損は別であり、一度離れた体の一部位は超高位の回復技能でも使わなければくっつく事はない。
そのはずなのだが、ガイルの腕は完全に繋がっており繋ぎ目なども見当たらない。まるで切れた事そのものがなかったようである。
「くタバりやがレェ!!」
「この再生力はやっかいだね……」
その自己修復能能力に隆人は苦笑いをする。と、右腕の治ったガイルが、その斧を持って攻撃を続ける。
手に持った斧を嵐のように振り回し、そして間を縫うように通常の倍以上に膨らんだ逆の拳を突き出してくる。
本来であれば牽制のような一撃であるはずのそれも、異形と化したガイルが使うとなるとその意味が変わってくる。
鈍い風切り音を立てて放たれる拳は、一目でかなりの威力が秘められているとわかる。いくら隆人であっても無傷では済まないだろう。
そしてガイルの主武器である斧の攻撃、その威力は非常に高く、拳の何倍もの速度と威力が高い技量を持って振るわれる。
本来であれば体のサイズが変貌すれば、武器の感覚や間合が変わる為、なれるのに時間がかかるはずなのだが、流石Aランク。変化した体に一瞬で合わせてきた。
そして確かな技量を持って斧を振るう。巨大化して力任せに見えて、動きが的確で隙がない。
その斧と拳による怒涛の連撃を、隆人は手に持ったセロ一本で持って凌いで行く。
斧の一撃を剣の腹でいなし、流れるように繰り出される拳を瞬時に身体を捻ってその場から退避する。そのままの勢いで地面に突き刺さった拳は地面を陥没させた。
そんな攻撃の数々の合間を縫って隆人はセロを振るう。セロは青い軌跡を描きながら、ガイルの分厚い肉の壁を軽々と超えていくつもの傷を与えていく。しかし……
「うーん。これだけやってもすぐに回復されるのか。キリがないね」
「ふハハ、効かネぇなァ?」
次々とガイルの身体を切り裂いていく隆人だが、ガイルの肉体再生力はそれを上回り、切りつけたそばからその傷が煙を立てて修復されていく。
その様子を隆人は苦い目で見る。
「できれば無闇に殺したくは無いんだけど、放置もできないし、他にどうすることもできないか……」
そして苦い表情のまま呟く。状況が膠着する原因に、ガイルが人間であるというのがある。魔物であれば速攻で殺しても大丈夫だが、それが人となると不必要に殺しを行うのは日本人の感性を持つ隆人には抵抗があった。
しかし他に方法が思いつかない以上、現状を打破するにはこれしかない思い立ったのだ。
そしてスゥと息を吐き発動中の身体強化を一旦解除し、すぐにより多く魔力を流していく。
「身体強化・Ⅲ」
「あン?」
身体強化の3段階目、Ⅲを発動した隆人はガイルに俊足で接近する。
「シネぇ!」
「当たらないよ」
いきなり懐に現れた隆人に斧を振るうガイル。素晴らしい反応と判断力である。しかし隆人はその先を行っており、斧の一撃を紙一重で回避し、下段に構えたセロをそのまま振り上げる。
青い線はガイルの首元を通過する。
一拍遅れでガイルの化け物のような頭部が地面に転がった。ガクンとガイルの身体が動きを止めた。
ふぅ、と一息吐いた隆人はロロノ達の方へ向かおうとそちらを向く。
ドクン
「いやいや……冗談でしょ?」
鼓動のような音に嫌な予感を感じた隆人が振り向くと、首をはねられたはずのガイルがその首を拾いながら再び立ち上がっていた。
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