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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
side.森をかけるリュート達
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シャリエ家の地下牢に囚われた隆人達であったが隆人はあっさりと抜け出し、食事の見回りの間の時間を使い街に繰り出す。
そんな生活はそこから数日続いていた。
「おひるごはん食べたのですー」
「じゃあ今日も散策しようか」
そう言って隆人は気配探知を広げて上の様子を探る。そして誰も近くに居ないことを確認すると、軽く地面を蹴り天井に向かって飛ぶ。
そのまま蓋を開けて外に出る。
その後に続くようにロロノもジャンプし、空いた穴から抜け出した。そして手ばやく隆人が蓋を締める。
もう何日も同じ事をしている為かなり動きに慣れがうかがえる。
「『放出』っと。ロロノほらこれ着て」
「ありがとうございますなのです」
2人とも外に出たところで、隆人がストレージから顔を隠すためのフードを取り出す。
町を歩くための必需品であるそれを2人はそそくさと身につける。
そして大通りに向かういつもの道へと向かって行く。
「今日はどこにいくのです?」
「そうだね……。この通りのお店は殆ど回ったからね」
「どこも美味しかったのです!」
「今日は少し裏にも行ってみようか」
隆人達はここ数日毎日のように抜け出してはこの通りに出没していた。そして目につく屋台やお店にフラフラと立ち寄っては買い食いを繰り返す。
その結果、広い大通りに沿って並ぶお店の多くをすでに隆人とロロノは制覇しているのだ。
そのため今日は余裕があれば大通りからも少し外れてみたいと話しながら2人は歩みを進めていく。
「なんだろう?なんだが騒がしいね」
「ひとがたくさんなのです」
「何かあったのかな?ちょっと聞いてみようか」
いつも通り町へと繰り出した2人であったが、今日は何やら毛色が違う。
元よりたくさんいる人々が更に多く集まっており、何やらざわざわとしている。
隆人はその理由を尋ねるため、並んでいるお店の中から一軒に向かう。一見すると屋台のようなお店である。
「こんにちは、猪の串焼きを二本貰えるかな」
「おぉいらっしゃい旅人さんよ、今日も来てくれたのか。猪二本ちょっと待ってな」
そのお店は串焼きのお店であり、隆人達が初日に来たお店の一つである。ここの串焼き肉は大通りに数あるお店の中でもピカイチに美味しく、特に猪ーーEランクのダッシュボアという魔物ーーの肉を使った串焼きは絶品である。
クセが少なくしっかりした歯ごたえが特徴のダッシュボアの肉が絶妙な火加減で焼かれ、この店秘伝のタレに絡めて食べる。
その魅力に取り憑かれた隆人とロロノは毎日、この店にだけは足を運ぶのだ。
ちなみに店主のおじさんからは旅人さんと呼ばれており、4日目にして既に顔を覚えられている。
隆人とロロノにとってはこの町で最も親密な相手である。
「へいよ、猪の串焼き二本、おまち!」
「ありがとう、それと一つ聞きたいんだけど」
「ん?どうかしたのかい?」
「今日は何やら騒がしいみたいだけど、何かあったのかな?」
「あぁ、領主の娘さんが成人の儀に出発したんだよ。その賑わいが残っているんだろうな」
「成人の儀?」
隆人が串屋のおじさんの言葉を反芻するように呟く。何やら聞き覚えのある単語であり、記憶を探っていく。
「この土地を治めるシャリエ公爵家様の一族が成人を向けえると、霧の森で何やら試練が課させるって話だ」
「あぁ!たしかにそんな話を聞いたよ」
そういえばティナがこの街へ来る道中の馬車の中でそんな話をしていた。と思い出す。
「今年はクリスティーナ様の番らしくてな、あの方は他のシャリエの皆様と違い、基本シャリエ家から外に出てこられないからな。みんな興味津々だったんだが」
「なるほどね、それでこんなにたくさんの人が詰めかけているんだね」
「まぁな。偶にしかない催事となりゃ俺たちもただ見てるだけってわけにもいかねぇしな」
そう言ってわらう店主の男。一緒になって笑う隆人であったが、突然笑顔が曇る。
「リュートさま、どうしたのです?」
「……いやね、なんだか嫌な予感がしたんだ」
隆人の変化にすぐに気づいて近づいてきたロロノに曇った顔で答える。
突然、何かとても嫌な予感が隆人の頭をよぎったのだ。それも虫の知らせのような重大な何かを示す予感が。
もちろんなんの根拠もなく、気のせいという可能性も大いにある。しかし迷宮で死線をくぐり抜けた、直感を大事にする隆人にとって、このような予感は決して無視できないものなのだ。
「おじさん、その霧の森ってどこにあるのかな?」
「霧の森か?確かここから馬車で2時間ほどのところにあるレティシア様の森の中心だったはずだぜ。だが行くのはどうかと思うぜ?あそこだけ深い霧がかかってて不気味なんだよ」
「ありがとう、でもちょっと行かなきゃ行けない用事ができてね」
「そうか、気をつけてな」
隆人の質問に丁寧に答えてくれる串屋の男。何やら釘をさしてくれたが、隆人の気持ちは強い。
「ロロノ、悪いけど今日は探索はここまでになりそうだね」
「わかったのです!ティナさまのところにむかうのです!」
ロロノが小さく片手を上げて「オー」のポーズを取る。隆人はそれを微笑ましくみながら歩き始める。方角は先ほど串屋の男に聞いた方であり、門を出る必要があったが、門番が運良く隆人達を知らない兵であった為なんの問題もなく抜けることができた。
そしてそこからしばらく進み、人気が完全に消える。
「さて、ロロノ。荷物を全部一旦俺に渡してね。よし、じゃあ全速でいくよ。『身体強化』」
ロロノから荷物を預かり、ストレージにしまった隆人はそのままロロノを背負い、「身体強化」を発動する。
吹き出したオーラが隆人とロロノを包む。
「しっかりつかまっててよ」
「うわぁ!速いのですー!!」
そのまま、強化された身体能力をフルに使い。森に向けて走り出した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから数十分後、隆人は森の中を走っている。身体強化によって強化された身体能力は超速度とスタミナを両立させる。
馬車も真っ青な速度で森の中心へと向かっていく。
「ん?向こうから人が来るね」
「ティナさまでしょうか」
隆人の気配探知が前方から走ってくる者達の気配を掴む。そしてすぐにその者達の姿が見える。
記事のような風体の者達である。
「お前たち、何者だ?」
「俺たちは旅の途中でね、この先に霧の森というのがあると聞いたんだけど」
「あぁ、たしかにこの奥は霧の森だよ。といっても儀が終わり霧は消えているんだけどね。っと俺たちは急いで報告しないといけないんだった」
彼らはそう言って、出口の方へと再び走っていった。
だが隆人の顔は晴れない。むしろ曇りが増してすらいるやうである。
「終わった、って言ってたよね。でもこの奥で戦闘の気配がするんだよ」
そう。先程から隆人の気配探知がこの先で戦闘が行われている気配を感じている。隆人の嫌な予感が更に強くなる。
「ティナ!」
そしてその予感は正しかった。気配の方に向かっていくと、そこではティナと異様な姿のものと戦いを繰り広げている。
そしてまもなく、ティナの姿が異様な敵にやって吹き飛ばされる。状況はわからない、しかしティナがピンチであるという事はわかる。
異形のものはその太い腕を持ち上げ、なにやら動けなくなっているティナを潰そうとしている。
「ごめんね、ロロノは後から追いついて。……セロ!」
そこまで理解しロロノを下ろした隆人は剣を手に持ちそこから更に強く一歩を踏み出す。ビキィとめり込むような踏み込みをしたと思った次の瞬間、隆人の姿がかき消える。
キィン
「俺の仲間に何しているんだい?」
次の瞬間、その姿はティナの前にあり、間一髪でティナを襲う凶撃を防ぎ、その異形の腕を切り裂いた。
(またまたこんな時間になってしまい汗
良いところで隆人くんサイドの話になっていましたが、ここからはいよいよ反撃開始です)
そんな生活はそこから数日続いていた。
「おひるごはん食べたのですー」
「じゃあ今日も散策しようか」
そう言って隆人は気配探知を広げて上の様子を探る。そして誰も近くに居ないことを確認すると、軽く地面を蹴り天井に向かって飛ぶ。
そのまま蓋を開けて外に出る。
その後に続くようにロロノもジャンプし、空いた穴から抜け出した。そして手ばやく隆人が蓋を締める。
もう何日も同じ事をしている為かなり動きに慣れがうかがえる。
「『放出』っと。ロロノほらこれ着て」
「ありがとうございますなのです」
2人とも外に出たところで、隆人がストレージから顔を隠すためのフードを取り出す。
町を歩くための必需品であるそれを2人はそそくさと身につける。
そして大通りに向かういつもの道へと向かって行く。
「今日はどこにいくのです?」
「そうだね……。この通りのお店は殆ど回ったからね」
「どこも美味しかったのです!」
「今日は少し裏にも行ってみようか」
隆人達はここ数日毎日のように抜け出してはこの通りに出没していた。そして目につく屋台やお店にフラフラと立ち寄っては買い食いを繰り返す。
その結果、広い大通りに沿って並ぶお店の多くをすでに隆人とロロノは制覇しているのだ。
そのため今日は余裕があれば大通りからも少し外れてみたいと話しながら2人は歩みを進めていく。
「なんだろう?なんだが騒がしいね」
「ひとがたくさんなのです」
「何かあったのかな?ちょっと聞いてみようか」
いつも通り町へと繰り出した2人であったが、今日は何やら毛色が違う。
元よりたくさんいる人々が更に多く集まっており、何やらざわざわとしている。
隆人はその理由を尋ねるため、並んでいるお店の中から一軒に向かう。一見すると屋台のようなお店である。
「こんにちは、猪の串焼きを二本貰えるかな」
「おぉいらっしゃい旅人さんよ、今日も来てくれたのか。猪二本ちょっと待ってな」
そのお店は串焼きのお店であり、隆人達が初日に来たお店の一つである。ここの串焼き肉は大通りに数あるお店の中でもピカイチに美味しく、特に猪ーーEランクのダッシュボアという魔物ーーの肉を使った串焼きは絶品である。
クセが少なくしっかりした歯ごたえが特徴のダッシュボアの肉が絶妙な火加減で焼かれ、この店秘伝のタレに絡めて食べる。
その魅力に取り憑かれた隆人とロロノは毎日、この店にだけは足を運ぶのだ。
ちなみに店主のおじさんからは旅人さんと呼ばれており、4日目にして既に顔を覚えられている。
隆人とロロノにとってはこの町で最も親密な相手である。
「へいよ、猪の串焼き二本、おまち!」
「ありがとう、それと一つ聞きたいんだけど」
「ん?どうかしたのかい?」
「今日は何やら騒がしいみたいだけど、何かあったのかな?」
「あぁ、領主の娘さんが成人の儀に出発したんだよ。その賑わいが残っているんだろうな」
「成人の儀?」
隆人が串屋のおじさんの言葉を反芻するように呟く。何やら聞き覚えのある単語であり、記憶を探っていく。
「この土地を治めるシャリエ公爵家様の一族が成人を向けえると、霧の森で何やら試練が課させるって話だ」
「あぁ!たしかにそんな話を聞いたよ」
そういえばティナがこの街へ来る道中の馬車の中でそんな話をしていた。と思い出す。
「今年はクリスティーナ様の番らしくてな、あの方は他のシャリエの皆様と違い、基本シャリエ家から外に出てこられないからな。みんな興味津々だったんだが」
「なるほどね、それでこんなにたくさんの人が詰めかけているんだね」
「まぁな。偶にしかない催事となりゃ俺たちもただ見てるだけってわけにもいかねぇしな」
そう言ってわらう店主の男。一緒になって笑う隆人であったが、突然笑顔が曇る。
「リュートさま、どうしたのです?」
「……いやね、なんだか嫌な予感がしたんだ」
隆人の変化にすぐに気づいて近づいてきたロロノに曇った顔で答える。
突然、何かとても嫌な予感が隆人の頭をよぎったのだ。それも虫の知らせのような重大な何かを示す予感が。
もちろんなんの根拠もなく、気のせいという可能性も大いにある。しかし迷宮で死線をくぐり抜けた、直感を大事にする隆人にとって、このような予感は決して無視できないものなのだ。
「おじさん、その霧の森ってどこにあるのかな?」
「霧の森か?確かここから馬車で2時間ほどのところにあるレティシア様の森の中心だったはずだぜ。だが行くのはどうかと思うぜ?あそこだけ深い霧がかかってて不気味なんだよ」
「ありがとう、でもちょっと行かなきゃ行けない用事ができてね」
「そうか、気をつけてな」
隆人の質問に丁寧に答えてくれる串屋の男。何やら釘をさしてくれたが、隆人の気持ちは強い。
「ロロノ、悪いけど今日は探索はここまでになりそうだね」
「わかったのです!ティナさまのところにむかうのです!」
ロロノが小さく片手を上げて「オー」のポーズを取る。隆人はそれを微笑ましくみながら歩き始める。方角は先ほど串屋の男に聞いた方であり、門を出る必要があったが、門番が運良く隆人達を知らない兵であった為なんの問題もなく抜けることができた。
そしてそこからしばらく進み、人気が完全に消える。
「さて、ロロノ。荷物を全部一旦俺に渡してね。よし、じゃあ全速でいくよ。『身体強化』」
ロロノから荷物を預かり、ストレージにしまった隆人はそのままロロノを背負い、「身体強化」を発動する。
吹き出したオーラが隆人とロロノを包む。
「しっかりつかまっててよ」
「うわぁ!速いのですー!!」
そのまま、強化された身体能力をフルに使い。森に向けて走り出した。
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それから数十分後、隆人は森の中を走っている。身体強化によって強化された身体能力は超速度とスタミナを両立させる。
馬車も真っ青な速度で森の中心へと向かっていく。
「ん?向こうから人が来るね」
「ティナさまでしょうか」
隆人の気配探知が前方から走ってくる者達の気配を掴む。そしてすぐにその者達の姿が見える。
記事のような風体の者達である。
「お前たち、何者だ?」
「俺たちは旅の途中でね、この先に霧の森というのがあると聞いたんだけど」
「あぁ、たしかにこの奥は霧の森だよ。といっても儀が終わり霧は消えているんだけどね。っと俺たちは急いで報告しないといけないんだった」
彼らはそう言って、出口の方へと再び走っていった。
だが隆人の顔は晴れない。むしろ曇りが増してすらいるやうである。
「終わった、って言ってたよね。でもこの奥で戦闘の気配がするんだよ」
そう。先程から隆人の気配探知がこの先で戦闘が行われている気配を感じている。隆人の嫌な予感が更に強くなる。
「ティナ!」
そしてその予感は正しかった。気配の方に向かっていくと、そこではティナと異様な姿のものと戦いを繰り広げている。
そしてまもなく、ティナの姿が異様な敵にやって吹き飛ばされる。状況はわからない、しかしティナがピンチであるという事はわかる。
異形のものはその太い腕を持ち上げ、なにやら動けなくなっているティナを潰そうとしている。
「ごめんね、ロロノは後から追いついて。……セロ!」
そこまで理解しロロノを下ろした隆人は剣を手に持ちそこから更に強く一歩を踏み出す。ビキィとめり込むような踏み込みをしたと思った次の瞬間、隆人の姿がかき消える。
キィン
「俺の仲間に何しているんだい?」
次の瞬間、その姿はティナの前にあり、間一髪でティナを襲う凶撃を防ぎ、その異形の腕を切り裂いた。
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