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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
side.囚われのリュート達
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時は少し遡り、リュートとロロノがシャリエ家の地下牢に捕らえられて丸3日ほど経った頃。
「暇だね」
「ひまなのです……」
2人は牢の床に突っ伏していた。ぺたんである。
手錠と足枷が自由な移動を阻害する為に、いもむしのように2人して蠢いている。
はじめのうちは牢屋という未知の場所による目新しさや、状況把握などで退屈せずに過ごせていた。
しかし、牢屋という最低限の設備に石の壁と扉とその隣に付いている小窓しかないような部屋は目新しさなど一瞬で底をつき、いつまで経っても状況にも変化は訪れない。
カツンカツン
「ほら、今日の昼食だ」
いもむしとなっている2人の元に足音を立てて男がやってくる。一般兵のような身なりをしており、軽鎧がガチャガチャと歩くたびに擦れる。
この男はこの地下牢の監視をする者で、普段は地下牢の入り口を見張っており、このように日に2度食事を届けにやってくる。
この食事がここでの生活で唯一のやる事と呼べるものであり、ほかの時間はひたすら何もする事なく、時間が過ぎていくのみ。
そんな生活は隆人にとってもロロノにとっても刺激が足りなすぎて耐えられるものではなかった。
ちなみに、隆人達のいる地下牢には他にも何人か捕らわれた者達がいる。目に見える範囲の牢にはいないが隆人の気配探知がそう告げていた。食事の時に聞いた話によると、彼らのほとんどはごろつきのような男たちであり、シャリエ領で盗みや暴行を働いた者たちが捕らえられているのだという。
そもそもこの世界には警察という組織はなく、このような大きな街ではその街を預かる領主の保有する騎士団などが街の治安を守る。
そうなると必然的に、罪を犯した者たちは領主の元へと引っ立てられ、それを捕らえておく牢が必要となるのだ。
その為このように地下などに罪人を入れる牢を保有する領主は珍しくない。
閑話休題、隆人たちはいもむし状態を解除して、牢の小窓に出された食事を取りに向かう。
そして、2人で仲良く食べ始めた。
食事といっても乾パンと何かのスープがある程度であり、必要最低限の栄養が摂れるだけのおおよそ料理とは呼べないようなものである。
しかしそれでも食べられるだけマシであり、ひたすら食べ進めていく。
量が量だけにものの5分足らずで完食した。
「ほら、回収だ。皿はさっきの小窓から外に出しておけ」
再び先ほどの男の声。それに従い、隆人達は完食した食事の入っていた皿を扉の横の小窓から外に出す。
すると、再びカツンカツンと音が向かってきて、皿を回収して離れていった。
これが1日に2回である。再び隆人達はいもむし状態へと移行した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ぐぅぅ……
「リュートさま、おなかへったのです」
「そうだね、流石に足りないか」
昼食が終わって一時間ほど、牢のなかに可愛らしい音が響く。ロロノが申し訳なさそうにお腹を押さえながら隆人の方に向く。
ロロノは食べ盛りであり、加えて獣人という種族はティナによればかなり大食いの種族であるらしい。
そんなロロノにはパンとスープだけの食事では足りるはずもない。
いもむし形態はあまり無駄なエネルギーを消費しないようにという意味もあったのだが、それでもこんな生活を3日もしていてはいつかはこうなって当然である。
「うーん……。そろそろ大丈夫かな」
隆人はしばらく思案気にしたあと。なにか決心したように頷く。
そして顔をロロノに向けた。
「じゃあロロノ。外でも見に行こうか。街で何か買って食べてばお腹も膨らむよね」
「外に出るのです?」
「うん。この3日間でわかったけど、あの監視の男は食事の時くらいにしか牢の前までやってこない。次の食事の時間までは余裕があるからね」
隆人はこの3日間。牢屋でじっとしながら、周囲の様子を気配探知で探っていた。
それによると、牢屋を監視している男はずっと地下牢の入り口の側におり、食事の時間になるとそれを各牢屋に運びに来る。
監視の男は3人程が半日で交代制を取っているようだが、どの者達もほぼ同じ時間でスケジューリングしているようである。
監視担当としてそれはどうかと思うが、特殊な魔道具で、手錠や足枷がある以上、囚人側の抵抗は虚しく、警戒が緩むのも仕方がないのだろう。
「でも、これはどうするのです?」
「ん?あぁ手錠のことか」
話を聞いていたロロノが、後ろを向いて隆人に訪ねる。
そうである、いくら警備が緩いからと言っても隆人達の手には手錠とそれに足枷がある。
この手錠は前述したように魔道具であり魔力の使用、例えば魔法やスキルを発動しようとするとその魔力を乱して発動を阻害する。
これがある限り魔法やスキルを発動する事が出来ず、もちろん手錠と足枷なので動きが大幅に低下する。もちろんその状態で牢屋を出るのは困難だろう。
なによりそんな格好で街に出たら悪目立ちする事間違いない。
「それについては問題ないよ。たしかに魔力は使えないみたいだけど、だったらこうすればいいんだよ」
そう言って深呼吸する隆人。なにが起こるのかとじっと見つめるロロノ。
「……ふっ!!」
その視線を受けながら、隆人は腕にぐっと力を入れる。
すると、
バキィン
なんと手錠が壊される。しかも根元からバッキンと。もちろん身体強化をはじめとするスキルや魔法による補助は受けていない。
隆人は700を優に超える素の筋力のみで魔道具である手錠を破壊してみせたのだ。
「す、すごいのです!」
「ロロノのも外してあげるよ。『セロ』」
これにはロロノも驚きを露わにする。そして隆人は魔力が使えるようになった事でストレージから愛剣セロを取り出す。
そしてセロでロロノの手錠の一部を切り裂いた。
「じゃあ出発しようか」
(私ごとですが最近アルバイトを始めました。未知の体験だらけで大変ですがその経験も作品に……いかせるのでしょうか?)
「暇だね」
「ひまなのです……」
2人は牢の床に突っ伏していた。ぺたんである。
手錠と足枷が自由な移動を阻害する為に、いもむしのように2人して蠢いている。
はじめのうちは牢屋という未知の場所による目新しさや、状況把握などで退屈せずに過ごせていた。
しかし、牢屋という最低限の設備に石の壁と扉とその隣に付いている小窓しかないような部屋は目新しさなど一瞬で底をつき、いつまで経っても状況にも変化は訪れない。
カツンカツン
「ほら、今日の昼食だ」
いもむしとなっている2人の元に足音を立てて男がやってくる。一般兵のような身なりをしており、軽鎧がガチャガチャと歩くたびに擦れる。
この男はこの地下牢の監視をする者で、普段は地下牢の入り口を見張っており、このように日に2度食事を届けにやってくる。
この食事がここでの生活で唯一のやる事と呼べるものであり、ほかの時間はひたすら何もする事なく、時間が過ぎていくのみ。
そんな生活は隆人にとってもロロノにとっても刺激が足りなすぎて耐えられるものではなかった。
ちなみに、隆人達のいる地下牢には他にも何人か捕らわれた者達がいる。目に見える範囲の牢にはいないが隆人の気配探知がそう告げていた。食事の時に聞いた話によると、彼らのほとんどはごろつきのような男たちであり、シャリエ領で盗みや暴行を働いた者たちが捕らえられているのだという。
そもそもこの世界には警察という組織はなく、このような大きな街ではその街を預かる領主の保有する騎士団などが街の治安を守る。
そうなると必然的に、罪を犯した者たちは領主の元へと引っ立てられ、それを捕らえておく牢が必要となるのだ。
その為このように地下などに罪人を入れる牢を保有する領主は珍しくない。
閑話休題、隆人たちはいもむし状態を解除して、牢の小窓に出された食事を取りに向かう。
そして、2人で仲良く食べ始めた。
食事といっても乾パンと何かのスープがある程度であり、必要最低限の栄養が摂れるだけのおおよそ料理とは呼べないようなものである。
しかしそれでも食べられるだけマシであり、ひたすら食べ進めていく。
量が量だけにものの5分足らずで完食した。
「ほら、回収だ。皿はさっきの小窓から外に出しておけ」
再び先ほどの男の声。それに従い、隆人達は完食した食事の入っていた皿を扉の横の小窓から外に出す。
すると、再びカツンカツンと音が向かってきて、皿を回収して離れていった。
これが1日に2回である。再び隆人達はいもむし状態へと移行した。
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ぐぅぅ……
「リュートさま、おなかへったのです」
「そうだね、流石に足りないか」
昼食が終わって一時間ほど、牢のなかに可愛らしい音が響く。ロロノが申し訳なさそうにお腹を押さえながら隆人の方に向く。
ロロノは食べ盛りであり、加えて獣人という種族はティナによればかなり大食いの種族であるらしい。
そんなロロノにはパンとスープだけの食事では足りるはずもない。
いもむし形態はあまり無駄なエネルギーを消費しないようにという意味もあったのだが、それでもこんな生活を3日もしていてはいつかはこうなって当然である。
「うーん……。そろそろ大丈夫かな」
隆人はしばらく思案気にしたあと。なにか決心したように頷く。
そして顔をロロノに向けた。
「じゃあロロノ。外でも見に行こうか。街で何か買って食べてばお腹も膨らむよね」
「外に出るのです?」
「うん。この3日間でわかったけど、あの監視の男は食事の時くらいにしか牢の前までやってこない。次の食事の時間までは余裕があるからね」
隆人はこの3日間。牢屋でじっとしながら、周囲の様子を気配探知で探っていた。
それによると、牢屋を監視している男はずっと地下牢の入り口の側におり、食事の時間になるとそれを各牢屋に運びに来る。
監視の男は3人程が半日で交代制を取っているようだが、どの者達もほぼ同じ時間でスケジューリングしているようである。
監視担当としてそれはどうかと思うが、特殊な魔道具で、手錠や足枷がある以上、囚人側の抵抗は虚しく、警戒が緩むのも仕方がないのだろう。
「でも、これはどうするのです?」
「ん?あぁ手錠のことか」
話を聞いていたロロノが、後ろを向いて隆人に訪ねる。
そうである、いくら警備が緩いからと言っても隆人達の手には手錠とそれに足枷がある。
この手錠は前述したように魔道具であり魔力の使用、例えば魔法やスキルを発動しようとするとその魔力を乱して発動を阻害する。
これがある限り魔法やスキルを発動する事が出来ず、もちろん手錠と足枷なので動きが大幅に低下する。もちろんその状態で牢屋を出るのは困難だろう。
なによりそんな格好で街に出たら悪目立ちする事間違いない。
「それについては問題ないよ。たしかに魔力は使えないみたいだけど、だったらこうすればいいんだよ」
そう言って深呼吸する隆人。なにが起こるのかとじっと見つめるロロノ。
「……ふっ!!」
その視線を受けながら、隆人は腕にぐっと力を入れる。
すると、
バキィン
なんと手錠が壊される。しかも根元からバッキンと。もちろん身体強化をはじめとするスキルや魔法による補助は受けていない。
隆人は700を優に超える素の筋力のみで魔道具である手錠を破壊してみせたのだ。
「す、すごいのです!」
「ロロノのも外してあげるよ。『セロ』」
これにはロロノも驚きを露わにする。そして隆人は魔力が使えるようになった事でストレージから愛剣セロを取り出す。
そしてセロでロロノの手錠の一部を切り裂いた。
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