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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
霧の森
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霧の森。公都シャリエから馬車で2時間程の所に存在する小さな森の中である。ただ、霧の森が単体で存在するのではなく、レティシアの森という広い森の中の一部のみがそう呼ばれるのだ。
また、霧の森という名称は正式なものではなく、シャリエ家を始めとした一部でのみそう呼ばれている。
というより、地図にも少し載っている程度の大きさの為正式な名称というのが存在しないのだ。だが、一年中濃い霧が出ていることから霧の森と呼ばれており、その不気味さから多くの周辺住民には忌避されていた。
そんな霧の森の入り口に今、ティナとオズワルドとその護衛、そして「雷神の怒り」の面々などが集っていた。
ティナが目の前に区切るようにかかる霧を見ながら呟く。
「ここが霧の森ですか……確かにここだけ深い霧に覆われています」
「この霧は魔法的なものだ。この先は精霊の影響を受けているからな」
「精霊……。確かにこの霧からは強い魔力を感じますね」
「お前は昔から魔法の才があるからな。魔法に対する感受性が高いのかもしれん」
この霧の森がある場所は土地的に精霊の住む界と近く、その影響を強く受けている。
ちなみに、精霊とは自然を司る魔法的な生命体で、この世界と隣接する精霊界に暮らしていると言われている。といっても実際にその存在に触れることのできる人はごく限られており、ほとんどの人々にとってはおとぎ話とほぼ同義として扱われている。
しかし、場所によっては精霊界とつながる「穴」と呼ばれる場所が存在し、その周辺では精霊の力を強く受ける。
そして魔法的な自然生命体であるという精霊の特性から「穴」周辺では精霊の強い魔力の影響から、特殊な自然環境が発生することがあるのだ。
この霧の森もその「穴」の一つであり、精霊界から溢れる魔力が霧となって森を包んでいるのだ。
「それでは、クリスティーナ。これより成人の儀を始める」
ゴクリ、とティナの喉がなる。ティナ達の空気が少し鋭くなる。
「もう分かっているとは思うが手順を確認する。ティナと「雷神の怒り」はこのまま霧の森へと入る。「雷神の怒り」はそのまま柵があるところまで護衛。そこからはティナ、お前だけで行くんだ」
「はい。柵より先は私たちシャリエ家の者しか入れないのでしたよね」
「ああ。建国の英雄の1人である賢者様が張ったこの霧を利用した結界がある。我が一族の者、しかも1人でないと先には進めず迷うことになる」
この霧は精霊の影響ということ以外に関係者以外の侵入を防ぐ結界としての機能も存在する。グランザムが建国される際に尽力した1人でもある賢者が、シャリエ家以外のものの方向感覚を奪う結界の魔法を施したのだ。シンプルではあるが、霧の力を利用したその結界は非常に強力である。
「そして、祠に辿り着いたらこの剣を台座に置き祈りを捧げるのだ。そして精霊の祝福を得たら儀は終了だ」
「はい。わかりました」
オズワルドの確認に頷くティナ。実際に成人の儀と言ってはいるが、小難しいものではなく、精霊の加護を得る儀式のようなものである。
そしてティナに剣が渡される。それはティナが隆人と出会った時から持っていたあの剣である。
「では、シャリエ家の宝である霊剣を渡す。とはいえお前が一度持ち出したものだがな」
「はい、それについては申し訳がありません」
ティナが持っていた剣。それは元々シャリエ家から持ち出したものであり、本来儀式用の剣であった。とはいえ業物であることには変わりなく、この家出していた5年間愛剣としてお世話になっていた。
「では、行って参ります」
ティナはオズワルドから剣を受け取り、護衛であり監視でもある「雷神の怒り」の3人を伴いながら深い霧の中へと進んでいった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「霧が深いですね……数歩先すらあまり見えません」
「一応霧を払う魔法をかけてはいるんだがな、全く効果がない。特殊な霧ってのはほんとうみたいだな」
霧の森を包む霧は非常に濃く。進む4人の周りにまとわりつくかのように離れない。視界は真っ白でどこに進んでいるのかすらわからない。
「しかし聞いてはいたがほんとうに弱い魔物ばかりだなっと。これじゃあ訓練にもなりゃしねぇ」
「それでも霧の中から突然現れるので気をつけないといけませんね」
「それは俺達の仕事だ、お嬢様は先に進む事だけ考えていてくれ」
いきなり霧の中から魔物が現れる。と言っても小型の犬のようなFランクの魔物であり、霧に迷ったのか目の前に現れたティナ達に驚きをあげる。
Aランクの冒険者達にとってその隙は致命である。驚きの声が上がった瞬間にはリーダーの斧によって真っ二つにされていた。
元々この霧の森があるレティシアの森は精霊の影響かFランク程度の魔物しか存在せず、その魔物達も普段はこの霧の森には近づかない。
時々、迷い込んだ魔物が現れる程度である。
Aランクの荒事専門の冒険者には歯牙にかけぬ程の相手であり、今も犬魔物を倒しながらティナとの会話は継続して視線すら向けていない。
(ですが本当に弱い魔物ばかりです。エルザお姉様は本当にこの魔物達に殺されたのでしょうか……)
進みながらチリチリとティナの頭に疑問と違和感が滲む。
ティナの姉であるエリザベートは冒険者として異名持ちであるティナに及ばないにせよ、英才教育の中で自衛程度の実力はあった。
この程度の魔物なら自分で処理できて当然のはざなのだ。
と、ティナは首を降ってそんな嫌な思考を払う。
そんなこんなで進んでいると、やがて霧が少しだけ晴れてくる。そこには「これより先、関係者以外の立ち入りを禁ず」という立て札と、人1人程度の高さの柵が並んでいた。
「これがお父様の言っていた柵ですね」
「聞いていた通りだな。この先からまた一層霧が濃くなってやがる」
「雷神の怒り」のリーダーが柵から奥を見据えて言う。まさに白い壁であり霧がこれまで以上に濃密にかかっていた。
「さて、俺達の護衛はここまでだ。ここからはお嬢様1人で行ってくれ。ここまで戻ってきたらまた護衛するからな」
「はい。ここから先は魔物も入ってこれませんし大丈夫です。ありがとうございます」
そう言って礼をして。ティナは柵を越えて、より霧の森の深くへと進んでいく。
(精霊、どんな感じなのでしょうか……)
(2話続けて隆人君の登場なしです!どうした主人公!
成人の儀のやり方を簡易的な形へギリギリで少し変えたので違和感があったらごめんなさい……)
また、霧の森という名称は正式なものではなく、シャリエ家を始めとした一部でのみそう呼ばれている。
というより、地図にも少し載っている程度の大きさの為正式な名称というのが存在しないのだ。だが、一年中濃い霧が出ていることから霧の森と呼ばれており、その不気味さから多くの周辺住民には忌避されていた。
そんな霧の森の入り口に今、ティナとオズワルドとその護衛、そして「雷神の怒り」の面々などが集っていた。
ティナが目の前に区切るようにかかる霧を見ながら呟く。
「ここが霧の森ですか……確かにここだけ深い霧に覆われています」
「この霧は魔法的なものだ。この先は精霊の影響を受けているからな」
「精霊……。確かにこの霧からは強い魔力を感じますね」
「お前は昔から魔法の才があるからな。魔法に対する感受性が高いのかもしれん」
この霧の森がある場所は土地的に精霊の住む界と近く、その影響を強く受けている。
ちなみに、精霊とは自然を司る魔法的な生命体で、この世界と隣接する精霊界に暮らしていると言われている。といっても実際にその存在に触れることのできる人はごく限られており、ほとんどの人々にとってはおとぎ話とほぼ同義として扱われている。
しかし、場所によっては精霊界とつながる「穴」と呼ばれる場所が存在し、その周辺では精霊の力を強く受ける。
そして魔法的な自然生命体であるという精霊の特性から「穴」周辺では精霊の強い魔力の影響から、特殊な自然環境が発生することがあるのだ。
この霧の森もその「穴」の一つであり、精霊界から溢れる魔力が霧となって森を包んでいるのだ。
「それでは、クリスティーナ。これより成人の儀を始める」
ゴクリ、とティナの喉がなる。ティナ達の空気が少し鋭くなる。
「もう分かっているとは思うが手順を確認する。ティナと「雷神の怒り」はこのまま霧の森へと入る。「雷神の怒り」はそのまま柵があるところまで護衛。そこからはティナ、お前だけで行くんだ」
「はい。柵より先は私たちシャリエ家の者しか入れないのでしたよね」
「ああ。建国の英雄の1人である賢者様が張ったこの霧を利用した結界がある。我が一族の者、しかも1人でないと先には進めず迷うことになる」
この霧は精霊の影響ということ以外に関係者以外の侵入を防ぐ結界としての機能も存在する。グランザムが建国される際に尽力した1人でもある賢者が、シャリエ家以外のものの方向感覚を奪う結界の魔法を施したのだ。シンプルではあるが、霧の力を利用したその結界は非常に強力である。
「そして、祠に辿り着いたらこの剣を台座に置き祈りを捧げるのだ。そして精霊の祝福を得たら儀は終了だ」
「はい。わかりました」
オズワルドの確認に頷くティナ。実際に成人の儀と言ってはいるが、小難しいものではなく、精霊の加護を得る儀式のようなものである。
そしてティナに剣が渡される。それはティナが隆人と出会った時から持っていたあの剣である。
「では、シャリエ家の宝である霊剣を渡す。とはいえお前が一度持ち出したものだがな」
「はい、それについては申し訳がありません」
ティナが持っていた剣。それは元々シャリエ家から持ち出したものであり、本来儀式用の剣であった。とはいえ業物であることには変わりなく、この家出していた5年間愛剣としてお世話になっていた。
「では、行って参ります」
ティナはオズワルドから剣を受け取り、護衛であり監視でもある「雷神の怒り」の3人を伴いながら深い霧の中へと進んでいった。
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「霧が深いですね……数歩先すらあまり見えません」
「一応霧を払う魔法をかけてはいるんだがな、全く効果がない。特殊な霧ってのはほんとうみたいだな」
霧の森を包む霧は非常に濃く。進む4人の周りにまとわりつくかのように離れない。視界は真っ白でどこに進んでいるのかすらわからない。
「しかし聞いてはいたがほんとうに弱い魔物ばかりだなっと。これじゃあ訓練にもなりゃしねぇ」
「それでも霧の中から突然現れるので気をつけないといけませんね」
「それは俺達の仕事だ、お嬢様は先に進む事だけ考えていてくれ」
いきなり霧の中から魔物が現れる。と言っても小型の犬のようなFランクの魔物であり、霧に迷ったのか目の前に現れたティナ達に驚きをあげる。
Aランクの冒険者達にとってその隙は致命である。驚きの声が上がった瞬間にはリーダーの斧によって真っ二つにされていた。
元々この霧の森があるレティシアの森は精霊の影響かFランク程度の魔物しか存在せず、その魔物達も普段はこの霧の森には近づかない。
時々、迷い込んだ魔物が現れる程度である。
Aランクの荒事専門の冒険者には歯牙にかけぬ程の相手であり、今も犬魔物を倒しながらティナとの会話は継続して視線すら向けていない。
(ですが本当に弱い魔物ばかりです。エルザお姉様は本当にこの魔物達に殺されたのでしょうか……)
進みながらチリチリとティナの頭に疑問と違和感が滲む。
ティナの姉であるエリザベートは冒険者として異名持ちであるティナに及ばないにせよ、英才教育の中で自衛程度の実力はあった。
この程度の魔物なら自分で処理できて当然のはざなのだ。
と、ティナは首を降ってそんな嫌な思考を払う。
そんなこんなで進んでいると、やがて霧が少しだけ晴れてくる。そこには「これより先、関係者以外の立ち入りを禁ず」という立て札と、人1人程度の高さの柵が並んでいた。
「これがお父様の言っていた柵ですね」
「聞いていた通りだな。この先からまた一層霧が濃くなってやがる」
「雷神の怒り」のリーダーが柵から奥を見据えて言う。まさに白い壁であり霧がこれまで以上に濃密にかかっていた。
「さて、俺達の護衛はここまでだ。ここからはお嬢様1人で行ってくれ。ここまで戻ってきたらまた護衛するからな」
「はい。ここから先は魔物も入ってこれませんし大丈夫です。ありがとうございます」
そう言って礼をして。ティナは柵を越えて、より霧の森の深くへと進んでいく。
(精霊、どんな感じなのでしょうか……)
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