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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
"セロ"
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(全話で剣の色を蒼と書きましたが、蒼は緑がかった青を言うそうなので青に訂正しました。青藍や紺碧辺りの色合いをイメージしていただけると良いかと思います)
真っ白な空間が崩れる。まばゆい程の光は中央に安置された剣へと収束していく。そこは先程と全く同じ工房の中であり、周囲の様子は光が発生する前と一切変化がない。それは隆人達の立ち位置も然りで、あれだけ歩き走りそして戦いがあったのが嘘のようである。
夢でも見ていたのか。一瞬そんなことを考えた隆人であったが、すぐに違うのだとわかる。
「青……」
思わず隆人の口が小さく動く。
光が完全に収まったそこには刀身が深い青に染まった剣が横たわっていた。その濃い青は底の見えないような錯覚を抱き、まるで周囲の全てを吸い込んでしまうかのようである。
剣からはまるで生きているかのように内包する魔力が渦巻いており、圧倒的なまでの存在感を放っている。
「……おい!どうした!?なんだ今の光は!」
「わからないね。この剣から出てきたようだけど」
光に目が眩んだまま未だに視界が戻ってないのか目元を擦りパチパチと瞬きながら周囲に顔を向けている。どうやら光を発していたのはごく僅かな間であったようだ。
「……剣からだぁ?……なんだこりゃ!?」
やがて目が慣れたラウズは、視線を剣の場所に移すや否や素っ頓狂な声を上げ瞠目する。
「……刀身が青く、一体何が起きてやがる」
「さっき剣が光った瞬間、変な夢のようなものを見てね。その中でーーーー」
驚きを前面に出しているラウズに、隆人は眩い光の中で経験した出来事について話す。隆人にとってはほぼ確信と言っていい程に先の出来事が剣の変化の原因だと考えているが、やはり現実味のない話である。
説明しながらも笑い飛ばされるのでは、と考えていた隆人であるが、その予想に反して、隆人の説明を聞いたラウズは神妙な顔付きでウンウンと頷いている。
「……なるほどな。もしかしたらお前は武器の意思に触れたのかもしれねぇな」
「武器の意思?」
「……あぁ、この剣を見てみろ」
そう言って、ラウズが未だ台に置かれたままの青い剣を指差して言う。
「……内包した波打つような魔力、それにこの感覚。おそらく生体超金属だろう」
「アダマンタイト?」
次々と出てくる新たな言葉に隆人は混乱の表情を浮かべる。しかしラウズは構うことなく話を進めていく。
「……生体超金属ってのはな、生きた金属。つまり魔力を有し意思を持つ金属って事だ。その硬度はこの世界で最も硬い金属の一つに数えられる」
「へぇ、すごいね……」
「……だが、同時にその発生条件は謎のままでな、完全に偶然の産物って言われてる」
隆人としては金属が生きているという部分がすでに驚きなのだが、"異世界だから"という理由で自分を納得させる。
そしてラウズの話に意識を向ける。
「……おそらく、長い間高濃度の魔力を帯びた剣に、俺が付加した効果とお前の魔力、それらが奇跡的にアダマンタイトを産んだんだろう。久々に見たな」
どうやら本当に珍しいもののようで、元宮廷筆頭鍛治職人で無数に等しい武器を打ったドワーフであるラウズが少年のような目で剣を見ている。
「……そしてあの光が現れた時、お前はその意思に触れたんだろうな。そして認められたことで剣がその姿を変えたんだ。つまり、それがお前の剣の真の姿って事だな」
「真の姿……」
そう呟きながら、隆人はその青い剣を手に取る。渦巻いていた魔力が収まり、穏やかに脈打つ。
その姿はまるで、自らの主を見つけたとでも言うようである。
「……そうだ、そのままで聞いてくれ」
「うん?」
「……その剣についでた。色々といじらせて貰ったからな」
そう言ってラウズは隆人に、この剣をどのように鍛え直したのかを説明していく。長さや厚さなどは触れた時点でわかっていた為に短く終わり、次いで剣製付加術で付加した効果の説明に入る。
「……この剣につけたのは、『再生』と『破魔』。どっちも最高クラスで付加してある」
「どう言う効果なのかな?」
「『再生』は名前の通り、損傷を受けても時間経過で回復する事ができる。しかも生体金属化した事でその効果は更に桁違いだろうな。仮に柄だけになっても、時間をかけりゃ回復するだろうよ」
ラウズが隆人の「頑丈さ」の重視を聞いて出した答えがこれである。隆人の力では「不壊」をもってしてもじわじわと破壊されてしまう。そもそも不壊といっても絶対に壊れない訳ではなく、武器としての構造を固定する術であり、許容以上の力が加わると耐えられない。
ならば直せばいいだろう。そう考えたラウズは付加する効果を再生、しかも最高クラスにしようと結論付けたのだ。実は元の剣にも再生の術に近い効果が付与されていたのも理由であるが。
それに、ラウズには不壊程度の強度なら自分で鍛えられるという自負もあった。
「……そしてもう一つ、『破魔』これは簡単に言えば魔を断つという事だ」
「魔を断つ?」
「あぁ、この効果が付加された武器は魔力に干渉する事ができる。使い手の技量次第では魔法だって切り裂く事ができるはずだ」
こともなげにいうラウズだが、この「破魔」という付加は相当に難易度が高い付加術である。強力な効果である一方で、付加するには非常に高品質の素材と、超がつく程一流の技量が必要である。
それを最高の状態で、しかも「再生」との二重付加ともなればその難易度は桁違いである。できる者が果たして世界にどれだけいるか、というレベルであり、ラウズの常識外れの技術が隠されている。
「…….しかもアダマンタイトに変化するとはな、こいつは間違いなく俺の人生で最高の一振りだ」
「最高の一振り……」
感慨深げに発せられたラウズの言葉を隆人が復唱する。
というか隆人の意識はほとんど剣に向けられており、一応話は聞いているが、実際のところ返しも適当であったのだが。
「……ところで、名前はどうするんだ?」
「名前?」
と、ラウズの質問も一瞬適当に返した隆人だが、すぐに我にかえる。そう、剣には銘がつきものである。
そしてこの剣は隆人の物であり、持ち主が名前をつけるのが道理だと言える。
「うーん、名前、悩むね……」
そう言って唸る隆人、頭の中で厨二心と理性とが交互に現れては邪魔をする。思考がどんどんと泥沼化していくかと思われたが、突然隆人がピクリと動く。
「"セロ"」
「……せろ?」
「うん、セロってどうかな。この剣をじっと見てたらなんか思い浮かんできたんだ」
ドクン。と隆人の言葉を聞いた剣が内包する魔力を波立たせる。それは肯定なのだと、その場にいた2人は同時に理解する。
「……気に入ったみてぇだな」
「うん。そうみたいだね。じゃあーー」
そうして、隆人は真剣な眼差しでじっと剣を見据える。
「君の銘はセロだ」
真っ白な空間が崩れる。まばゆい程の光は中央に安置された剣へと収束していく。そこは先程と全く同じ工房の中であり、周囲の様子は光が発生する前と一切変化がない。それは隆人達の立ち位置も然りで、あれだけ歩き走りそして戦いがあったのが嘘のようである。
夢でも見ていたのか。一瞬そんなことを考えた隆人であったが、すぐに違うのだとわかる。
「青……」
思わず隆人の口が小さく動く。
光が完全に収まったそこには刀身が深い青に染まった剣が横たわっていた。その濃い青は底の見えないような錯覚を抱き、まるで周囲の全てを吸い込んでしまうかのようである。
剣からはまるで生きているかのように内包する魔力が渦巻いており、圧倒的なまでの存在感を放っている。
「……おい!どうした!?なんだ今の光は!」
「わからないね。この剣から出てきたようだけど」
光に目が眩んだまま未だに視界が戻ってないのか目元を擦りパチパチと瞬きながら周囲に顔を向けている。どうやら光を発していたのはごく僅かな間であったようだ。
「……剣からだぁ?……なんだこりゃ!?」
やがて目が慣れたラウズは、視線を剣の場所に移すや否や素っ頓狂な声を上げ瞠目する。
「……刀身が青く、一体何が起きてやがる」
「さっき剣が光った瞬間、変な夢のようなものを見てね。その中でーーーー」
驚きを前面に出しているラウズに、隆人は眩い光の中で経験した出来事について話す。隆人にとってはほぼ確信と言っていい程に先の出来事が剣の変化の原因だと考えているが、やはり現実味のない話である。
説明しながらも笑い飛ばされるのでは、と考えていた隆人であるが、その予想に反して、隆人の説明を聞いたラウズは神妙な顔付きでウンウンと頷いている。
「……なるほどな。もしかしたらお前は武器の意思に触れたのかもしれねぇな」
「武器の意思?」
「……あぁ、この剣を見てみろ」
そう言って、ラウズが未だ台に置かれたままの青い剣を指差して言う。
「……内包した波打つような魔力、それにこの感覚。おそらく生体超金属だろう」
「アダマンタイト?」
次々と出てくる新たな言葉に隆人は混乱の表情を浮かべる。しかしラウズは構うことなく話を進めていく。
「……生体超金属ってのはな、生きた金属。つまり魔力を有し意思を持つ金属って事だ。その硬度はこの世界で最も硬い金属の一つに数えられる」
「へぇ、すごいね……」
「……だが、同時にその発生条件は謎のままでな、完全に偶然の産物って言われてる」
隆人としては金属が生きているという部分がすでに驚きなのだが、"異世界だから"という理由で自分を納得させる。
そしてラウズの話に意識を向ける。
「……おそらく、長い間高濃度の魔力を帯びた剣に、俺が付加した効果とお前の魔力、それらが奇跡的にアダマンタイトを産んだんだろう。久々に見たな」
どうやら本当に珍しいもののようで、元宮廷筆頭鍛治職人で無数に等しい武器を打ったドワーフであるラウズが少年のような目で剣を見ている。
「……そしてあの光が現れた時、お前はその意思に触れたんだろうな。そして認められたことで剣がその姿を変えたんだ。つまり、それがお前の剣の真の姿って事だな」
「真の姿……」
そう呟きながら、隆人はその青い剣を手に取る。渦巻いていた魔力が収まり、穏やかに脈打つ。
その姿はまるで、自らの主を見つけたとでも言うようである。
「……そうだ、そのままで聞いてくれ」
「うん?」
「……その剣についでた。色々といじらせて貰ったからな」
そう言ってラウズは隆人に、この剣をどのように鍛え直したのかを説明していく。長さや厚さなどは触れた時点でわかっていた為に短く終わり、次いで剣製付加術で付加した効果の説明に入る。
「……この剣につけたのは、『再生』と『破魔』。どっちも最高クラスで付加してある」
「どう言う効果なのかな?」
「『再生』は名前の通り、損傷を受けても時間経過で回復する事ができる。しかも生体金属化した事でその効果は更に桁違いだろうな。仮に柄だけになっても、時間をかけりゃ回復するだろうよ」
ラウズが隆人の「頑丈さ」の重視を聞いて出した答えがこれである。隆人の力では「不壊」をもってしてもじわじわと破壊されてしまう。そもそも不壊といっても絶対に壊れない訳ではなく、武器としての構造を固定する術であり、許容以上の力が加わると耐えられない。
ならば直せばいいだろう。そう考えたラウズは付加する効果を再生、しかも最高クラスにしようと結論付けたのだ。実は元の剣にも再生の術に近い効果が付与されていたのも理由であるが。
それに、ラウズには不壊程度の強度なら自分で鍛えられるという自負もあった。
「……そしてもう一つ、『破魔』これは簡単に言えば魔を断つという事だ」
「魔を断つ?」
「あぁ、この効果が付加された武器は魔力に干渉する事ができる。使い手の技量次第では魔法だって切り裂く事ができるはずだ」
こともなげにいうラウズだが、この「破魔」という付加は相当に難易度が高い付加術である。強力な効果である一方で、付加するには非常に高品質の素材と、超がつく程一流の技量が必要である。
それを最高の状態で、しかも「再生」との二重付加ともなればその難易度は桁違いである。できる者が果たして世界にどれだけいるか、というレベルであり、ラウズの常識外れの技術が隠されている。
「…….しかもアダマンタイトに変化するとはな、こいつは間違いなく俺の人生で最高の一振りだ」
「最高の一振り……」
感慨深げに発せられたラウズの言葉を隆人が復唱する。
というか隆人の意識はほとんど剣に向けられており、一応話は聞いているが、実際のところ返しも適当であったのだが。
「……ところで、名前はどうするんだ?」
「名前?」
と、ラウズの質問も一瞬適当に返した隆人だが、すぐに我にかえる。そう、剣には銘がつきものである。
そしてこの剣は隆人の物であり、持ち主が名前をつけるのが道理だと言える。
「うーん、名前、悩むね……」
そう言って唸る隆人、頭の中で厨二心と理性とが交互に現れては邪魔をする。思考がどんどんと泥沼化していくかと思われたが、突然隆人がピクリと動く。
「"セロ"」
「……せろ?」
「うん、セロってどうかな。この剣をじっと見てたらなんか思い浮かんできたんだ」
ドクン。と隆人の言葉を聞いた剣が内包する魔力を波立たせる。それは肯定なのだと、その場にいた2人は同時に理解する。
「……気に入ったみてぇだな」
「うん。そうみたいだね。じゃあーー」
そうして、隆人は真剣な眼差しでじっと剣を見据える。
「君の銘はセロだ」
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