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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
剣製付加術
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(素材屋の男に続き、鍛治職人のあの人も再登場です!しかも今回は新事実が……)
「……何か、何かねぇのか?最高品質の媒体があと一つ、足りねぇんだ!」
迷宮で得た竜種達の素材を売りに素材屋に向かった隆人達。案内された個室でいざ値段を交渉するという時に、壁の向こうから聞き慣れた大声が聞こえてきた。
どうやら一つ隣の個室で問答が起きているようである。
「あぁ、ラウズさんですね、最近はよく訪ねてくんですよ。今までは滅多に商業区奥地の工房から姿を見せなかったのですが」
「ラウズさん?」
「あれ?聞いてないんですか?ラウズ・バークライムさん。元宮廷筆頭鍛治職人ですよ」
「宮廷筆頭鍛治職人!?そんな方があんな寂れた商業区の端で武器を打っていたんですか!?」
そう。壁の向こうで声を上げていたのは、隆人達がこの素材屋の男に紹介されて商業区の端のおよそ人がいるような場所ではない廃墟で会ったドワーフの男である。ロロノの銀羽槍を作った職人であり、現在隆人のメインウェポンである剣を打ち直している男でもある。
そんな彼が実は超がつく程の大物だったことにティナが驚きを露わにする。
そもそも宮廷鍛治職人とはグランザム連合王国にいる鍛治職人の中でもほんの一握りの王都お抱えが選ばれる名誉ある称号である。そして中でも筆頭と名のつくのは文字通り宮廷鍛治職人の頂点に位置する、その時代最巧の職人に付く称号なのである。
「といっても、そう呼ばれていたのは数十年前の話らしいのですけれどね。自分の作りたい武器しか作らず、加えてあの頑固さで、自分が選んだ者にしか武器を使わせなかったので次第に周囲の不満を生み、やがて称号を剥奪されたようです。それ以来あの場所で鍛治を続けているとの話ですよ」
「そうなんですか……」
予想以上に混み合った事情にティナは思わず息を吐く。だが同時に、あのドワーフの男ーーラウズの鍛治職人としての技量の高さとあんな場所にいた理由に合点がいった。
「しかし、今までは数ヶ月に一度程でしたのが、ここ数日は毎日やってきては数本の武器防具を売却されるんですよ。もちろん数多くの作品の中でも程度の低いもので、しかも売る相手は選ぶようにと厳命されていますが、あの人の性格と信条を考えればかなり特殊なことだと思いますよ」
「へぇ、あの人が」
隆人もラウズに会った時の事を思い出す。ラウズは自らの作った武器達を子供と称しており、実力の伴わない者に使わせるのを嫌っていた。そんな男がわざわざ工房から連日素材屋に出向き武器防具を売っているということに疑問を浮かべる。
「しかもその直後に売却したそのお金で高品質の素材や魔木を買っていかれるので、おそらく何か新しい物を作っているのだとは思いますが」
「……なるほど」
魔木とはトレント等といった木の姿をした魔物の身体を成す木であり、通常の木材と比較して、燃やした際に非常に高い温度と安定した炎を生み出す。基本的に、炉や窯に使われるもので、品質の高い魔木は値段が張るがその分いい燃え方をする。
そして鍛治職人が魔木を買うのは、すなわち金属を打つという事と同義である。
素材屋の男の話をそこまで聞いたところで、隆人は状況を理解する。それは横にいるティナも同様であった。ロロノ?もちろんいつも通りである。
「悪いんだけど、席を外していいかな?ちょっとラウズさんのところに行こうと思うんだけど」
「わかりました、では私も付いて行きましょう。その方が効率がいいですから」
そう言ってニヤリと笑う素材屋の男。恐らくこの展開は彼にとって予想通りなのだろう。そもそも素材を売りに行ったら隣の部屋にいたなんて偶然がそうそう起こるはずもないのだが。
それに機密性が大事な個室での交渉中に声が聞こえてきた事も不自然だ、ラウズがこっちの話に反応しなかったことから恐らくあちらの声がこの部屋に聞こえるように細工しているのだろう。
ともあれ席を立った隆人達と素材屋の男。そしてその足で隣の個室へと向かった。
「ラウズさんすいませんちょっといいですか?」
「……ん?あぁあんたか、構わんぞ」
一つ隣の部屋に着いた一行は代表して男が扉をノックする。すると中から許可を示す返事が帰って来た。
中に入ると、先程と同様の構造の部屋で、手前側には恐らく素材屋の店員が、奥側にラウズが座っていた。
「ちょっと貴方にお客さんがいましてね」
「……客だ?……おぉ、おめぇらか」
客がきたという言葉に疑問を向けたラウズであったが、続けて素材屋の男の後ろから現れた3人の姿をみて納得の表情となる。
「……おめぇら今までどこに行ってたんだ?全然顔を出さないから心配したぞ」
「ちょっと迷宮に潜っていてね。それで素材を売りに隣の部屋に来ていたら声が聞こえてね」
声が聞こえた、という辺りでラウズがチラリと素材屋の男に目を向ける。男はさも他意のないようにニコリと笑ってその視線を受け流した。
「……ふむ、まぁいいか。お前らなら確かに可能性があるかもしれねぇからな」
「何か必要な素材があるって聞こえたんだけど」
「……あぁ、剣製付加術ってのに必要な素材なんだがな」
「剣製付加術?」
「…….あぁ、簡単に言えば武器に追加効果を付加する技術だ、例えば嬢ちゃんの剣の『不壊』みたいにな」
「なるほど」
そういえば、ティナの剣には「不壊」の特殊効果が付与されていると聞いた覚えがある。
ーー実は隆人の借り物の剣にも付いていたのだが、許容を越える圧力で普通に隆人が壊したのだが。
「それで、あの剣に効果を付加するのに魔力親和性の高い媒体が必要なんだ、それもそんじょそこらの媒体じゃだめだ。あれ程の剣に特殊効果を付加するとなれば媒体も相当な物を準備しなくちゃいけなくてな」
「例えばどんなものかな?」
「……魔力に対して高い適正を持ちながら安定性もある魔物、例えば幻獣種やAランク上位の魔物だな、その主要な器官とかがあれば理想なんだが。あれだけの物を持っていたお前ならもしかしたら」
「あの、竜ならどうでしょう」
「……竜?あぁあの魔物なら魔力適正も安定性も申し分ないが……まさか?」
「えぇ、今ちょうど竜の素材を売却に来ていたんですよ」
予想外の竜の素材という言葉に、ラウズはその口をあんぐりと開けたまま、たっぷり1分ほどフリーズすることになった。
「……何か、何かねぇのか?最高品質の媒体があと一つ、足りねぇんだ!」
迷宮で得た竜種達の素材を売りに素材屋に向かった隆人達。案内された個室でいざ値段を交渉するという時に、壁の向こうから聞き慣れた大声が聞こえてきた。
どうやら一つ隣の個室で問答が起きているようである。
「あぁ、ラウズさんですね、最近はよく訪ねてくんですよ。今までは滅多に商業区奥地の工房から姿を見せなかったのですが」
「ラウズさん?」
「あれ?聞いてないんですか?ラウズ・バークライムさん。元宮廷筆頭鍛治職人ですよ」
「宮廷筆頭鍛治職人!?そんな方があんな寂れた商業区の端で武器を打っていたんですか!?」
そう。壁の向こうで声を上げていたのは、隆人達がこの素材屋の男に紹介されて商業区の端のおよそ人がいるような場所ではない廃墟で会ったドワーフの男である。ロロノの銀羽槍を作った職人であり、現在隆人のメインウェポンである剣を打ち直している男でもある。
そんな彼が実は超がつく程の大物だったことにティナが驚きを露わにする。
そもそも宮廷鍛治職人とはグランザム連合王国にいる鍛治職人の中でもほんの一握りの王都お抱えが選ばれる名誉ある称号である。そして中でも筆頭と名のつくのは文字通り宮廷鍛治職人の頂点に位置する、その時代最巧の職人に付く称号なのである。
「といっても、そう呼ばれていたのは数十年前の話らしいのですけれどね。自分の作りたい武器しか作らず、加えてあの頑固さで、自分が選んだ者にしか武器を使わせなかったので次第に周囲の不満を生み、やがて称号を剥奪されたようです。それ以来あの場所で鍛治を続けているとの話ですよ」
「そうなんですか……」
予想以上に混み合った事情にティナは思わず息を吐く。だが同時に、あのドワーフの男ーーラウズの鍛治職人としての技量の高さとあんな場所にいた理由に合点がいった。
「しかし、今までは数ヶ月に一度程でしたのが、ここ数日は毎日やってきては数本の武器防具を売却されるんですよ。もちろん数多くの作品の中でも程度の低いもので、しかも売る相手は選ぶようにと厳命されていますが、あの人の性格と信条を考えればかなり特殊なことだと思いますよ」
「へぇ、あの人が」
隆人もラウズに会った時の事を思い出す。ラウズは自らの作った武器達を子供と称しており、実力の伴わない者に使わせるのを嫌っていた。そんな男がわざわざ工房から連日素材屋に出向き武器防具を売っているということに疑問を浮かべる。
「しかもその直後に売却したそのお金で高品質の素材や魔木を買っていかれるので、おそらく何か新しい物を作っているのだとは思いますが」
「……なるほど」
魔木とはトレント等といった木の姿をした魔物の身体を成す木であり、通常の木材と比較して、燃やした際に非常に高い温度と安定した炎を生み出す。基本的に、炉や窯に使われるもので、品質の高い魔木は値段が張るがその分いい燃え方をする。
そして鍛治職人が魔木を買うのは、すなわち金属を打つという事と同義である。
素材屋の男の話をそこまで聞いたところで、隆人は状況を理解する。それは横にいるティナも同様であった。ロロノ?もちろんいつも通りである。
「悪いんだけど、席を外していいかな?ちょっとラウズさんのところに行こうと思うんだけど」
「わかりました、では私も付いて行きましょう。その方が効率がいいですから」
そう言ってニヤリと笑う素材屋の男。恐らくこの展開は彼にとって予想通りなのだろう。そもそも素材を売りに行ったら隣の部屋にいたなんて偶然がそうそう起こるはずもないのだが。
それに機密性が大事な個室での交渉中に声が聞こえてきた事も不自然だ、ラウズがこっちの話に反応しなかったことから恐らくあちらの声がこの部屋に聞こえるように細工しているのだろう。
ともあれ席を立った隆人達と素材屋の男。そしてその足で隣の個室へと向かった。
「ラウズさんすいませんちょっといいですか?」
「……ん?あぁあんたか、構わんぞ」
一つ隣の部屋に着いた一行は代表して男が扉をノックする。すると中から許可を示す返事が帰って来た。
中に入ると、先程と同様の構造の部屋で、手前側には恐らく素材屋の店員が、奥側にラウズが座っていた。
「ちょっと貴方にお客さんがいましてね」
「……客だ?……おぉ、おめぇらか」
客がきたという言葉に疑問を向けたラウズであったが、続けて素材屋の男の後ろから現れた3人の姿をみて納得の表情となる。
「……おめぇら今までどこに行ってたんだ?全然顔を出さないから心配したぞ」
「ちょっと迷宮に潜っていてね。それで素材を売りに隣の部屋に来ていたら声が聞こえてね」
声が聞こえた、という辺りでラウズがチラリと素材屋の男に目を向ける。男はさも他意のないようにニコリと笑ってその視線を受け流した。
「……ふむ、まぁいいか。お前らなら確かに可能性があるかもしれねぇからな」
「何か必要な素材があるって聞こえたんだけど」
「……あぁ、剣製付加術ってのに必要な素材なんだがな」
「剣製付加術?」
「…….あぁ、簡単に言えば武器に追加効果を付加する技術だ、例えば嬢ちゃんの剣の『不壊』みたいにな」
「なるほど」
そういえば、ティナの剣には「不壊」の特殊効果が付与されていると聞いた覚えがある。
ーー実は隆人の借り物の剣にも付いていたのだが、許容を越える圧力で普通に隆人が壊したのだが。
「それで、あの剣に効果を付加するのに魔力親和性の高い媒体が必要なんだ、それもそんじょそこらの媒体じゃだめだ。あれ程の剣に特殊効果を付加するとなれば媒体も相当な物を準備しなくちゃいけなくてな」
「例えばどんなものかな?」
「……魔力に対して高い適正を持ちながら安定性もある魔物、例えば幻獣種やAランク上位の魔物だな、その主要な器官とかがあれば理想なんだが。あれだけの物を持っていたお前ならもしかしたら」
「あの、竜ならどうでしょう」
「……竜?あぁあの魔物なら魔力適正も安定性も申し分ないが……まさか?」
「えぇ、今ちょうど竜の素材を売却に来ていたんですよ」
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