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第3章 獣人少女ロロノ
目覚めし獣
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(いつの間にか、この中に一言コメントそしてあらすじ1文みたいな形式が固まってきている……すいません!タイトルに合わせて投稿後から少し加筆しました)
飛竜に挑むティナとロロノ。攻撃を竜種特有の硬い鱗に阻まれるが、ロロノの魔力槍という技が炸裂し、竜鱗を突破してダメージを与えることに成功する。
「ギャォォォォォ……」
脇腹の辺りを槍の先が浅く切り、飛竜は大きく叫びを上げながら鮮血を撒く。
基本的に竜種は痛みという経験が乏しい傾向がある。その防御力の高さからほぼ全ての攻撃を無傷で防ぎきってしまうためだ。
初めて感じる痛みに飛竜はパニックになったのかじたばたと暴れる。そして片翼を羽ばたかせて、バランスを崩しながらもティナとロロノから距離を取る。追撃しようにも無秩序に暴れられてはなかなか手が出せない。
そして2人に対しじっと視線を向ける。
「警戒されているようですね」
「たおせなかったのです……」
「ロロノのせいではないですよ。むしろダメージを与えることができた分大きな1歩です!」
千載一遇のチャンスを逃し落ち込むロロノに、ティナが穏やかな口調でそう話す。事実竜種の鱗に対し有効打となったということは大きな収穫である。
攻撃が通じるという事は少なくとも勝てる道筋があるということなのだから。
「それに」
そこでティナは穏やかな表情を凛としたものに変え、鋭く飛竜に目を向ける。じっとこちらを警戒している飛竜と視線が交錯する。
「警戒してくれればむしろこちらも駆け引きがしやすくなりますからね」
そう言って駆けるティナ、今度は後ろをロロノが付き走る。
2人の連携に決まった型はない。その時々に合わせ流動的に変化し互いの呼吸を合わせていくのが彼女らの戦い方である。
「〈燃え盛る炎よ〉『火焔連弾』!」
戦闘を走るティナが走りながら簡略化した詠唱を唱え、魔法を発動する。現れる複数の火の玉。
集中し詠唱を最後まで唱えた際に比べればその数は明らかに少なく、一つ一つの大きさも小さく拳大程度である。
それらが次々と飛来し飛竜の胴から顔に向けて着弾する。警戒する飛竜が避けようとした為に実際に当たったのは数個ほどである。
そして着弾した数個の火の玉は小さく爆発する。しかし規模も威力もない爆発であり飛竜の防御力の前には傷を付けることすら出来ない。飛竜の視界が少し遮られた程度である。
「行きますよ、ロロノ!」
「はいなのです!」
発生した小さな爆炎、それを煙幕のように利用して2人は飛竜との距離を一気に詰める。そして爆炎を突き破るように飛び出した2人は飛竜の目前にいた。
飛竜がティナ達の攻撃に警戒心を抱いているが故にダメージすら与えられない小さな火種を陽動に一瞬意識をそちらに向けさせ、さらに爆炎を利用し視界を奪う。
現れた2人は1人は正面から、もう1人は少し後ろから抜け、側面に回り込むような動作を見せる。
飛竜は正面のティナに視線を向けながらもロロノにも意識を傾ける。
「グルゥゥゥ」
「いくですよ、『魔力槍』」
そして側面に回り込んだロロノが先程と同様に銀羽槍の尖端に魔力を集中していく。
そして側腹部を貫くように槍を突き出す。
飛竜も先程自分に傷を付けたロロノの一撃を警戒しているのか鋭い鉤爪を振るい槍を撃ち落とさんとする。
ガキィィン
甲高い音を響かせながらロロノの魔力を帯びた槍と飛竜の爪が激突する。そしてすぐに、その膂力に押し負けるようにロロノが宙を舞う。飛ばされたロロノも押し負ける直前に後方に飛ぶことでその威力を殺しダメージを無くす。
隆人お得意の近接術の一つである。
そしてロロノを迎え撃った瞬間、飛竜の視界からティナの姿が消える。飛竜の意識がロロノに向けられたその瞬間、正面から突っ込んでいたはずのティナは素早く方向転換し逆側面に回り込んだのだ。
飛竜は突然ティナの姿を見失った事でうろたえる。
そしてその姿を見受けた時には既にティナは剣を中段からふり抜く寸前であり、さらになんとその剣先は輝いていた。
「魔力を武器に纏わせる技が使えるのは、ロロノだけではないですよ!!『魔力剣』一迅!」
気合いのこもったその剣は飛竜の体に当たるとともにその纏う魔力を放出する。そしてそのエネルギーは飛竜の鱗を切り裂く。
そのまま飛竜の側腹部にざっくりと一文字状に切り裂く。今度こそ手応えを感じる。
武器に魔力、隆人の言うMPを直接纏わせる技術はこの特訓の中で2人が特に熱心に練習した技術である。
魔力を纏わせる事で攻撃の威力を底上げし、さらに放出する事で瞬間的にではあるが爆発的なエネルギーを得ることができる。
繊細な魔力操作と魔力融和性の高い武器を必要とされるこの技を、ティナとロロノは共に死闘の日々の中で習得していたのだ。
持っているMPの総量の問題から常に纏わせ続ける事は出来ず攻撃の瞬間瞬間に武器流す必要があるが、その威力はまさに必殺技と呼べるものである。
「かなりの手応えだったのですが……」
「つよいのです」
「早期決着は厳しそうですね」
ティナの魔力剣によって大きな傷を付けられた飛竜であるが、その生命力の高さは凄まじくダメージを負った様子は感じられない。
2人は長期戦を覚悟する。
何度となく振るわれる剣と槍と鉤爪。人数の差と連携によって終始優位に戦いを進めるティナとロロノ。飛竜の身体に何度も何度も魔力のこもった一撃を決める。
しかし飛竜の生命力はその全てを耐えしのぎいくつもの傷を付けられながらもその動きは衰えない。
むしろ傷をおうごとにその速度と攻撃の鋭さは増していき、有効打を与えられることが減ってきた。
更に、展開状は2人の優位であるが、飛竜の一撃が致死性であることは揺るぎなく、下手に一撃を貰えばその瞬間に状況が一転するだけの力を持っている。
一撃も受けられずに攻撃の数々をしのぎその隙間を狙っていく。更にその相手は力速度共に格上である。
そんな戦いは着実に2人の精神を蝕んでいき、気づくと2人の息が上がっている。
2人にとっては無限にも感じるような戦い、そして遂に恐れていた事が起こる。
ザシュゥゥ
「きゃぁぁぁぁぁぁ」
一瞬気が緩んだのか、疲労が原因か、ティナが飛竜の攻撃を流し切れずにその身に受ける。飛竜の鉤爪がティナの身体を片口からざっくりと切り裂く。
そのまま転がるティナの身体。追い討ちをかけるように飛竜が飛びつく。
「……だめなのです」
ロロノの目には未来の光景がチラつく。次の瞬間無防備になったティナの身体は飛竜の爪に無慈悲に切りさかれるだろう。いつもなら助けてくれる隆人もこちらを助ける余裕はない。
そして重なる記憶。かつて迷宮で自らを雇った冒険者達が魔物に敗北し崩壊する。そして死にかけたこの身二度と忘れられないであろう記憶がロロノの頭を叩く。
「もういやなのです」
目の前で仲間が殺される光景、トラウマのように蘇るその記憶にむせ返るようなものを感じながら、ロロノは自らの意思を固める。
「まもるのです!!」
そしてが溢れ出る決意と覚悟を込めた1歩が踏み出される。
(熱い……身体が動かない……)
ティナは飛びかかってくる飛竜を目にしなんとか避けようとする。しかしその体は動かない。
自らの命を奪う鉤爪が目の前に迫る。
「がるるるるるるる!!!」
しかしその爪はティナに触れる事はない。まるで隆人にも迫るような速度で飛び込んできた何かが飛竜に横から攻撃をしかけ、なんとその巨体を弾き飛ばしたのだ。
ティナは鈍い目をゆっくりとその何かに向ける。
「ロロノ……?」
「がるぅぅぅ」
その何かの正体は槍を構えたロロノであった。しかしその目は獣のそれであり、手足も一回り大きく厚く、牙も伸びていた。
飛竜に挑むティナとロロノ。攻撃を竜種特有の硬い鱗に阻まれるが、ロロノの魔力槍という技が炸裂し、竜鱗を突破してダメージを与えることに成功する。
「ギャォォォォォ……」
脇腹の辺りを槍の先が浅く切り、飛竜は大きく叫びを上げながら鮮血を撒く。
基本的に竜種は痛みという経験が乏しい傾向がある。その防御力の高さからほぼ全ての攻撃を無傷で防ぎきってしまうためだ。
初めて感じる痛みに飛竜はパニックになったのかじたばたと暴れる。そして片翼を羽ばたかせて、バランスを崩しながらもティナとロロノから距離を取る。追撃しようにも無秩序に暴れられてはなかなか手が出せない。
そして2人に対しじっと視線を向ける。
「警戒されているようですね」
「たおせなかったのです……」
「ロロノのせいではないですよ。むしろダメージを与えることができた分大きな1歩です!」
千載一遇のチャンスを逃し落ち込むロロノに、ティナが穏やかな口調でそう話す。事実竜種の鱗に対し有効打となったということは大きな収穫である。
攻撃が通じるという事は少なくとも勝てる道筋があるということなのだから。
「それに」
そこでティナは穏やかな表情を凛としたものに変え、鋭く飛竜に目を向ける。じっとこちらを警戒している飛竜と視線が交錯する。
「警戒してくれればむしろこちらも駆け引きがしやすくなりますからね」
そう言って駆けるティナ、今度は後ろをロロノが付き走る。
2人の連携に決まった型はない。その時々に合わせ流動的に変化し互いの呼吸を合わせていくのが彼女らの戦い方である。
「〈燃え盛る炎よ〉『火焔連弾』!」
戦闘を走るティナが走りながら簡略化した詠唱を唱え、魔法を発動する。現れる複数の火の玉。
集中し詠唱を最後まで唱えた際に比べればその数は明らかに少なく、一つ一つの大きさも小さく拳大程度である。
それらが次々と飛来し飛竜の胴から顔に向けて着弾する。警戒する飛竜が避けようとした為に実際に当たったのは数個ほどである。
そして着弾した数個の火の玉は小さく爆発する。しかし規模も威力もない爆発であり飛竜の防御力の前には傷を付けることすら出来ない。飛竜の視界が少し遮られた程度である。
「行きますよ、ロロノ!」
「はいなのです!」
発生した小さな爆炎、それを煙幕のように利用して2人は飛竜との距離を一気に詰める。そして爆炎を突き破るように飛び出した2人は飛竜の目前にいた。
飛竜がティナ達の攻撃に警戒心を抱いているが故にダメージすら与えられない小さな火種を陽動に一瞬意識をそちらに向けさせ、さらに爆炎を利用し視界を奪う。
現れた2人は1人は正面から、もう1人は少し後ろから抜け、側面に回り込むような動作を見せる。
飛竜は正面のティナに視線を向けながらもロロノにも意識を傾ける。
「グルゥゥゥ」
「いくですよ、『魔力槍』」
そして側面に回り込んだロロノが先程と同様に銀羽槍の尖端に魔力を集中していく。
そして側腹部を貫くように槍を突き出す。
飛竜も先程自分に傷を付けたロロノの一撃を警戒しているのか鋭い鉤爪を振るい槍を撃ち落とさんとする。
ガキィィン
甲高い音を響かせながらロロノの魔力を帯びた槍と飛竜の爪が激突する。そしてすぐに、その膂力に押し負けるようにロロノが宙を舞う。飛ばされたロロノも押し負ける直前に後方に飛ぶことでその威力を殺しダメージを無くす。
隆人お得意の近接術の一つである。
そしてロロノを迎え撃った瞬間、飛竜の視界からティナの姿が消える。飛竜の意識がロロノに向けられたその瞬間、正面から突っ込んでいたはずのティナは素早く方向転換し逆側面に回り込んだのだ。
飛竜は突然ティナの姿を見失った事でうろたえる。
そしてその姿を見受けた時には既にティナは剣を中段からふり抜く寸前であり、さらになんとその剣先は輝いていた。
「魔力を武器に纏わせる技が使えるのは、ロロノだけではないですよ!!『魔力剣』一迅!」
気合いのこもったその剣は飛竜の体に当たるとともにその纏う魔力を放出する。そしてそのエネルギーは飛竜の鱗を切り裂く。
そのまま飛竜の側腹部にざっくりと一文字状に切り裂く。今度こそ手応えを感じる。
武器に魔力、隆人の言うMPを直接纏わせる技術はこの特訓の中で2人が特に熱心に練習した技術である。
魔力を纏わせる事で攻撃の威力を底上げし、さらに放出する事で瞬間的にではあるが爆発的なエネルギーを得ることができる。
繊細な魔力操作と魔力融和性の高い武器を必要とされるこの技を、ティナとロロノは共に死闘の日々の中で習得していたのだ。
持っているMPの総量の問題から常に纏わせ続ける事は出来ず攻撃の瞬間瞬間に武器流す必要があるが、その威力はまさに必殺技と呼べるものである。
「かなりの手応えだったのですが……」
「つよいのです」
「早期決着は厳しそうですね」
ティナの魔力剣によって大きな傷を付けられた飛竜であるが、その生命力の高さは凄まじくダメージを負った様子は感じられない。
2人は長期戦を覚悟する。
何度となく振るわれる剣と槍と鉤爪。人数の差と連携によって終始優位に戦いを進めるティナとロロノ。飛竜の身体に何度も何度も魔力のこもった一撃を決める。
しかし飛竜の生命力はその全てを耐えしのぎいくつもの傷を付けられながらもその動きは衰えない。
むしろ傷をおうごとにその速度と攻撃の鋭さは増していき、有効打を与えられることが減ってきた。
更に、展開状は2人の優位であるが、飛竜の一撃が致死性であることは揺るぎなく、下手に一撃を貰えばその瞬間に状況が一転するだけの力を持っている。
一撃も受けられずに攻撃の数々をしのぎその隙間を狙っていく。更にその相手は力速度共に格上である。
そんな戦いは着実に2人の精神を蝕んでいき、気づくと2人の息が上がっている。
2人にとっては無限にも感じるような戦い、そして遂に恐れていた事が起こる。
ザシュゥゥ
「きゃぁぁぁぁぁぁ」
一瞬気が緩んだのか、疲労が原因か、ティナが飛竜の攻撃を流し切れずにその身に受ける。飛竜の鉤爪がティナの身体を片口からざっくりと切り裂く。
そのまま転がるティナの身体。追い討ちをかけるように飛竜が飛びつく。
「……だめなのです」
ロロノの目には未来の光景がチラつく。次の瞬間無防備になったティナの身体は飛竜の爪に無慈悲に切りさかれるだろう。いつもなら助けてくれる隆人もこちらを助ける余裕はない。
そして重なる記憶。かつて迷宮で自らを雇った冒険者達が魔物に敗北し崩壊する。そして死にかけたこの身二度と忘れられないであろう記憶がロロノの頭を叩く。
「もういやなのです」
目の前で仲間が殺される光景、トラウマのように蘇るその記憶にむせ返るようなものを感じながら、ロロノは自らの意思を固める。
「まもるのです!!」
そしてが溢れ出る決意と覚悟を込めた1歩が踏み出される。
(熱い……身体が動かない……)
ティナは飛びかかってくる飛竜を目にしなんとか避けようとする。しかしその体は動かない。
自らの命を奪う鉤爪が目の前に迫る。
「がるるるるるるる!!!」
しかしその爪はティナに触れる事はない。まるで隆人にも迫るような速度で飛び込んできた何かが飛竜に横から攻撃をしかけ、なんとその巨体を弾き飛ばしたのだ。
ティナは鈍い目をゆっくりとその何かに向ける。
「ロロノ……?」
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