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第3章 獣人少女ロロノ
生物の覇者
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(祝50話!!ここまで続いて来ましたよ!これからも何卒よろしくお願いします!m(_ _)m
前話の最後のティナのセリフがドラゴン→竜に変わりました。理由は色々ありますが省きます!今回少し説明回気味です)
「り、竜…………」
目の前に迫る異様にティナがゴクリと喉を鳴らす。
巨大な体躯、力強く羽ばたく翼に鋭い爪と牙。その身体からは凄まじい程の圧力が隆人達3人にのしかかる。
生体としての格を否応無く思い知らされる。
「まさか、本物ですか?」
「うん、言い忘れてたけどこの階層からは竜が出現するんだよ」
「そんな……。竜種、しかも飛竜なんて」
「怖いのです……」
突如現れた竜の存在感にティナは戦き、ロロノは怯えたように隆人の後ろに隠れている。
冒険者達に1番出会いたくない魔物は何かと訪ねた時、ほぼ全ての冒険者が真っ先に上げるであろう魔物。それが竜ーー竜種である。
竜種と一概に言ってもその中には「飛竜種」、「蛇竜種」、「水竜種」、「龍種」等が存在する。
大まかに言えば有翼で空を飛ぶのが飛竜種。地上を這うように移動することが多いものを蛇竜種。海竜のように水中を泳ぐように移動するものが水竜種といった分類である。ちなみに、これらは全て西洋竜であり、東洋型の竜は全く別の存在として龍と呼ばれる。
その生態は様々であるが、その全てにおいて共通するのは高い戦闘力を持つという事である。
その鱗は物理魔法共に圧倒的な耐性を有し、生半可な攻撃ではそもそもダメージを与えることも出来ない。もし鱗を抜けてダメージを与えられたとしても、鱗で軽減される上に高い生命力の為に有効打には遠い。
その牙と爪は非常に鋭く、その硬度はどんな生物よりも硬いと言われる。
そして竜種はその体躯に見合う膂力を備えており、放たれるその一撃は剣をへし折り、鋼鉄の鎧でさえもまるで紙のようにやすやすと引き裂く。
加えて、機動力も高く、種によってそれぞれ陸海空において高い移動能力を持ち、特に飛竜種はその大きな翼を羽ばたかせて高速飛行をこなす。
口からは超高熱で広範囲に及ぶブレスを放ち個体によっては魔法や毒を使うものもいる。
また、魔物でありながら高い知性を持つのも竜種の特徴であり、その危機回避能力や判断力は他の魔物とは一線を画す。
長い時を生きた老龍の中には人語すら解したという言い伝えも残っている。
硬い護りに高い攻撃力、機動力。魔物あらざる知性に多彩な攻撃手段をも兼ね備える。その強さはランクAの枠に収まらず個体によっては超常の存在であるSランクに分類される。
彼らが一体居るだけでその場の生態系は大きく歪む事も少なくないために、竜種を「生態系の頂点」であると言う人も存在し、竜種と戦う事を恐れる冒険者は多い。
また、希少であるというのも竜種の特徴である。魔物として高い能力を持つ為か滅多に出現せず、ある意味天変地異や英雄譚の産物として語られるだけの存在でもある。
そんな畏怖の対象ですらある竜種を前にしているのだ。ティナやロロノの反応はむしろ正常と呼べるだろう。
だが、ここにいるのはそんな正常な者だけではない。
「うーん……。やっぱり飛竜は今のティナとロロノでもまだちょっと厳しいかな……」
そんな凶悪な存在である飛竜種を前にして怯むどころか一切警戒する様子のない隆人は、1度2人の方を向いた後、ウンウンと腕を組みながら何やら考え事をしている。
そして結論が出たのかスっと顔を上げる。
思考に耽っていたのはほんの一瞬であるが、それでも飛竜種は持ち前の速度でグングンと近づいてくる。全力の飛行ではないがそれでも十分速い。
先程遠くに見えたその存在も今はかなり近くにおり発せられる圧力も格段に強まる。
ティナとロロノの2人が更に身を縮こませる中、隆人は笑顔のまま振り向き、まるでいつもの会話のトーンで話し始める。
「2人とも。流石に今の2人は竜種と戦うにはまだ早いみたいだから俺がやるね?」
「り、リュート様!?」
ティナの声が裏返る。それは飛竜が急加速し接近してきたからか、それとも隆人の発言に対してか。
そんな3人を気に留めるはずもなく、飛竜は加速して一気に先頭に立つ隆人に直進する。
対する隆人も体を飛竜に向けた。
そして全てを引き裂く鋭く硬い竜の爪が勢いよく隆人に向け振り下ろされる。
「危ないのです!!」
最悪の未来を幻視したロロノが悲痛に叫ぶ。だが2人の想像通りの結果は起きなかった。
飛竜の爪は隆人のすぐ横を通り過ぎ85層の床に激突する、対する隆人はいつの間にか握っていたショートソードを振り抜いている。
直後、飛竜種の腕に赤い線が走る。その線からぽたぽたと地面に血が落ちた。
隆人お得意の受け流しが決まり、隆人のステータスは竜種の鱗を貫通させ切り傷を与えるに至ったのだ。
「やっぱ強化無しじゃ腕も一撃じゃ無理だったね。じゃあ『身体強化』」
「ギャォォォ!」
少し悔しげに呟いた隆人が身体強化のユニークスキルを発動させる。同時に隆人からオーラが吹き出す。
対する飛竜は一撃で簡単に殺せると思った相手が自分の攻撃を凌ぎ、更に自らに傷を負わせた事を警戒したのか羽ばたき隆人から離れながら、威嚇の声を発する。
そして上で止まった飛竜は隆人に向けてブレスを放つ。超高熱のブレスはちりちりと空気を焼きながら隆人に迫る。その熱さに少し距離のあったティナ達も苦しげに呻く。
「うおっと、……はぁっ!!」
だが隆人は動じない。力任せに剣を人振りする。その風圧はブレスと激突し相殺する。
指向性を失った火の粉が散る。
「ギャァァ!?」
「隙あり!」
竜が予想外に一瞬驚いたのか動きを止めたところで隆人は地を蹴る。身体強化された脚力は隆人の身体を飛竜の所まで運ぶ。
そこで飛竜も我に返ったのかすかさず迎撃。隆人をその勢いのまま食らいつこうと牙を向ける。
バグンッ
と閉じられた飛竜の口、隆人は空中で天駆で再び空中を蹴り、身体を捻って回転させ回避する。
そしてそのまま飛竜の片翼を切り裂いた。先程は線を付けるに留まった斬撃だが、身体強化が合わさることで鱗越しですらその翼を引き裂く。
片翼を失いバランスを崩した飛竜。その背に足を乗せた隆人は飛竜と共に落下しながらトドメの剣を振るう。
ズドンという着地音。ティナ達の前には例のごとく飛竜の首をはね飛ばした隆人の姿があった。
「久々に戦ったけど問題なかったね。最近の鍛錬で戦闘の勘も戻り始めて……えっ!?」
満足気だった隆人だが、その言葉は途中で途切れる。ここにきて初めて戸惑いの表情である。隆人の視線は倒した飛竜とは全く違う方向に向けられていた。
そこにはーーーー大勢の竜種がこちらに向けて進行してきていた。
前話の最後のティナのセリフがドラゴン→竜に変わりました。理由は色々ありますが省きます!今回少し説明回気味です)
「り、竜…………」
目の前に迫る異様にティナがゴクリと喉を鳴らす。
巨大な体躯、力強く羽ばたく翼に鋭い爪と牙。その身体からは凄まじい程の圧力が隆人達3人にのしかかる。
生体としての格を否応無く思い知らされる。
「まさか、本物ですか?」
「うん、言い忘れてたけどこの階層からは竜が出現するんだよ」
「そんな……。竜種、しかも飛竜なんて」
「怖いのです……」
突如現れた竜の存在感にティナは戦き、ロロノは怯えたように隆人の後ろに隠れている。
冒険者達に1番出会いたくない魔物は何かと訪ねた時、ほぼ全ての冒険者が真っ先に上げるであろう魔物。それが竜ーー竜種である。
竜種と一概に言ってもその中には「飛竜種」、「蛇竜種」、「水竜種」、「龍種」等が存在する。
大まかに言えば有翼で空を飛ぶのが飛竜種。地上を這うように移動することが多いものを蛇竜種。海竜のように水中を泳ぐように移動するものが水竜種といった分類である。ちなみに、これらは全て西洋竜であり、東洋型の竜は全く別の存在として龍と呼ばれる。
その生態は様々であるが、その全てにおいて共通するのは高い戦闘力を持つという事である。
その鱗は物理魔法共に圧倒的な耐性を有し、生半可な攻撃ではそもそもダメージを与えることも出来ない。もし鱗を抜けてダメージを与えられたとしても、鱗で軽減される上に高い生命力の為に有効打には遠い。
その牙と爪は非常に鋭く、その硬度はどんな生物よりも硬いと言われる。
そして竜種はその体躯に見合う膂力を備えており、放たれるその一撃は剣をへし折り、鋼鉄の鎧でさえもまるで紙のようにやすやすと引き裂く。
加えて、機動力も高く、種によってそれぞれ陸海空において高い移動能力を持ち、特に飛竜種はその大きな翼を羽ばたかせて高速飛行をこなす。
口からは超高熱で広範囲に及ぶブレスを放ち個体によっては魔法や毒を使うものもいる。
また、魔物でありながら高い知性を持つのも竜種の特徴であり、その危機回避能力や判断力は他の魔物とは一線を画す。
長い時を生きた老龍の中には人語すら解したという言い伝えも残っている。
硬い護りに高い攻撃力、機動力。魔物あらざる知性に多彩な攻撃手段をも兼ね備える。その強さはランクAの枠に収まらず個体によっては超常の存在であるSランクに分類される。
彼らが一体居るだけでその場の生態系は大きく歪む事も少なくないために、竜種を「生態系の頂点」であると言う人も存在し、竜種と戦う事を恐れる冒険者は多い。
また、希少であるというのも竜種の特徴である。魔物として高い能力を持つ為か滅多に出現せず、ある意味天変地異や英雄譚の産物として語られるだけの存在でもある。
そんな畏怖の対象ですらある竜種を前にしているのだ。ティナやロロノの反応はむしろ正常と呼べるだろう。
だが、ここにいるのはそんな正常な者だけではない。
「うーん……。やっぱり飛竜は今のティナとロロノでもまだちょっと厳しいかな……」
そんな凶悪な存在である飛竜種を前にして怯むどころか一切警戒する様子のない隆人は、1度2人の方を向いた後、ウンウンと腕を組みながら何やら考え事をしている。
そして結論が出たのかスっと顔を上げる。
思考に耽っていたのはほんの一瞬であるが、それでも飛竜種は持ち前の速度でグングンと近づいてくる。全力の飛行ではないがそれでも十分速い。
先程遠くに見えたその存在も今はかなり近くにおり発せられる圧力も格段に強まる。
ティナとロロノの2人が更に身を縮こませる中、隆人は笑顔のまま振り向き、まるでいつもの会話のトーンで話し始める。
「2人とも。流石に今の2人は竜種と戦うにはまだ早いみたいだから俺がやるね?」
「り、リュート様!?」
ティナの声が裏返る。それは飛竜が急加速し接近してきたからか、それとも隆人の発言に対してか。
そんな3人を気に留めるはずもなく、飛竜は加速して一気に先頭に立つ隆人に直進する。
対する隆人も体を飛竜に向けた。
そして全てを引き裂く鋭く硬い竜の爪が勢いよく隆人に向け振り下ろされる。
「危ないのです!!」
最悪の未来を幻視したロロノが悲痛に叫ぶ。だが2人の想像通りの結果は起きなかった。
飛竜の爪は隆人のすぐ横を通り過ぎ85層の床に激突する、対する隆人はいつの間にか握っていたショートソードを振り抜いている。
直後、飛竜種の腕に赤い線が走る。その線からぽたぽたと地面に血が落ちた。
隆人お得意の受け流しが決まり、隆人のステータスは竜種の鱗を貫通させ切り傷を与えるに至ったのだ。
「やっぱ強化無しじゃ腕も一撃じゃ無理だったね。じゃあ『身体強化』」
「ギャォォォ!」
少し悔しげに呟いた隆人が身体強化のユニークスキルを発動させる。同時に隆人からオーラが吹き出す。
対する飛竜は一撃で簡単に殺せると思った相手が自分の攻撃を凌ぎ、更に自らに傷を負わせた事を警戒したのか羽ばたき隆人から離れながら、威嚇の声を発する。
そして上で止まった飛竜は隆人に向けてブレスを放つ。超高熱のブレスはちりちりと空気を焼きながら隆人に迫る。その熱さに少し距離のあったティナ達も苦しげに呻く。
「うおっと、……はぁっ!!」
だが隆人は動じない。力任せに剣を人振りする。その風圧はブレスと激突し相殺する。
指向性を失った火の粉が散る。
「ギャァァ!?」
「隙あり!」
竜が予想外に一瞬驚いたのか動きを止めたところで隆人は地を蹴る。身体強化された脚力は隆人の身体を飛竜の所まで運ぶ。
そこで飛竜も我に返ったのかすかさず迎撃。隆人をその勢いのまま食らいつこうと牙を向ける。
バグンッ
と閉じられた飛竜の口、隆人は空中で天駆で再び空中を蹴り、身体を捻って回転させ回避する。
そしてそのまま飛竜の片翼を切り裂いた。先程は線を付けるに留まった斬撃だが、身体強化が合わさることで鱗越しですらその翼を引き裂く。
片翼を失いバランスを崩した飛竜。その背に足を乗せた隆人は飛竜と共に落下しながらトドメの剣を振るう。
ズドンという着地音。ティナ達の前には例のごとく飛竜の首をはね飛ばした隆人の姿があった。
「久々に戦ったけど問題なかったね。最近の鍛錬で戦闘の勘も戻り始めて……えっ!?」
満足気だった隆人だが、その言葉は途中で途切れる。ここにきて初めて戸惑いの表情である。隆人の視線は倒した飛竜とは全く違う方向に向けられていた。
そこにはーーーー大勢の竜種がこちらに向けて進行してきていた。
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