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第3章 獣人少女ロロノ
その眼に死角はない
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(ティナちゃんが天眼に目覚めました!)
ティナとロロノに5つの鈍器が次々に振り下ろされる。5体のエルダーゴブリンが2人を囲うように動きながら波状攻撃を仕掛ける。
先程から続いている連続攻撃に2人は防戦一方である。だがその様相は少し変わってきていた。
防ぐ、避けるのでやっとであった時とは違いティナの動きはおちついている。四方八方から矢継ぎ早に繰り出される鈍器、死角にあるはずの攻撃ですら見えているかのように余裕を持って対処する。
そのティナの目は淡く光を帯びている。目覚めたスキル「天眼」が発動しているのだ。
特訓中はステータス画面を見てはいけないと隆人に言われている為に見れないが、もし今ティナが自分のステータスを見たら新しい項目が増えていることに気づくだろう。
天眼 LV.1 消費MP ~
発動句「天眼」
集中力を高めることで使用可能
視覚以外の感覚も使用し全方位に近い視野を得る
発動中は使用者の目が淡く光る
発動中は継続的にMPが消費される
長時間使用すると情報過多により負担がかかる
天眼というスキルは360°全てをその視野に収める。その眼を発動しているティナにはエルダーゴブリン達の姿がしっかりと捉えられており、不意打ちや奇襲すらも見えていれば対処は可能である。
それによって戦況を互角にまで持ち込んだのだ。
「はぁっ!」
気合いのこもったティナの声とともに斬撃が放たれる。一体のエルダーゴブリンの攻撃が甘くなる、その隙を見逃さなかったティナが反撃したのだ。
傷は深くはなく、再びエルダーゴブリン達が連携しながら攻撃を仕掛けてくる。
先程からこんな状況が何度か繰り返されている。エルダーゴブリン達の攻撃をティナ達が全て防ぎ、その攻撃が甘くなったところで隙を突いたティナの斬撃が走る。
防御に徹しながらの攻撃では大きなダメージを与えることは出来ていないがそれでも攻撃は攻撃である。
ダメージ自体は浅くてもエルダーゴブリン達の方にも少しずつであるが傷が目立つようになってきた。
戦いの風向きが、確実に変わり始めていた。
「へぇ……そうなったのか」
そんな戦いを一人、数メートル離れたところからみている隆人が感嘆の声を漏らす。
元々、隆人としてはティナに自分と同様に気配探知のような技術を身につけてもらいたいと考えていた。敵の気配を読み取れれば奇襲にも対応でき、対複数戦も可能になる。隆人のしたアドバイスもその為のものである。
だがティナはそのアドバイスから全く違うスキルを覚醒させた。
元々、スキルの種はティナの中にあったのであろう。それが隆人の言葉と土壇場の集中力によって条件を満たして芽が出たのだ。
「まさか、視覚に頼らないようにってアドバイスから、逆に全方位視覚を広げるスキルを覚醒させるなんて、予想してなかったね」
根本的的には隆人の気配探知と同様に、音や空気の振動などを知覚し周囲の情報を得る効果であるが、それがスキルという形になった事で更に一段階上の効果になる。
今のティナは実際に全方位を隈なく見ているかのような感覚になっているだろう。スキルというものはそういうものである。
隆人の気配探知の技術は洗練され広い範囲を探知できるが、わかるのは場所と大まかな気配の差異である。だがティナはそこまで広い範囲ではないが、実際の視界と殆ど差がないレベルの明瞭な視界が広がっている。
例えるならば、隆人の気配探知が漁などで使用する広域ソナーであり、ティナの天眼は半球型のカメラといったところだろう。
「隙ありなのです!!」
と、そんな事を考えていたところで隆人は思考をの海を出て再び戦況を眺める。
今はロロノがエルダーゴブリンに銀羽槍の一撃を入れたところである。
ロロノも最初はティナの動きについていけずにいたが、そこは近接戦闘に特化した獣人族の子供である。
次第にティナの動きについていけるようになっていた。
ロロノにはティナのような眼はない。だが、ティナの動きの穴を埋め、防ぎきれない攻撃を素早く潰すという事を無意識のうちに己が身体能力と獣人の勘を駆使して行っているのだ。
そして、ティナが作った隙を狙い攻撃に転じたのである。
ここから戦況が明確に切り替わった。
「ロロノ!そのまま援護をお願いします。私は隙をついてダメージを蓄積させていきます!」
「わかったのです!」
「行きますっ!」
ティナがその姿勢を攻めに変える。多少の防ぎ漏らしは覚悟の上で攻勢に出たのだ。
エルダーゴブリンに一撃が入る頻度が一気に上がる。目に見えて傷跡が増えていく。
「ギギャァ!!」
「させないのです!」
だが、攻勢に転じればそれだけ守りが甘くなる。エルダーゴブリンたちもさせじと反撃し、ティナが防ぎ漏らした攻撃が2人に迫る。
しかし、その攻撃は一本の槍によって2人から外れる。援護に回っているロロノが攻撃が届く前に対処しているのだ。
そしてティナもロロノが防ぎ漏らしに対応してくれると信じて攻勢を続ける。
それぞれ5体と2人の連携、流れはティナ達に大きく傾いていた。
「「ギギィ」」
「っ!そこです!」
エルダーゴブリンが二匹、左右から同時にティナに向けて攻撃をする、それをティナは当たる寸前で身をかがめてかわす。
そのまま勢い余ったエルダーゴブリン達の鈍器が衝突する。
千載一遇のチャンスを逃さないと、ティナは身をかがめた体勢からエルダーゴブリンの一体に飛びつくように接近し、そのまま下から切り上げる。
ザシュゥ
下から切り上げられたティナ渾身の剣はそのままエルダーゴブリンの腰の辺りに入りそのまま胴体に斜めに深い傷をつける。
切られた勢いよく飛んだエルダーゴブリンはそのまま動かなくなった。
「先ずは一体です!」
エルダーゴブリンは味方が倒されたことは気にも止めず、攻撃を再開する。だが、5体で互角であった戦況は1匹減ったことで一変する。
波状攻撃を仕掛けるエルダーゴブリン達だが、そこには穴が生まれていた。攻撃の波が一瞬止まる。
そこを突くようにティナが剣を振るう。その一撃はエルダーゴブリンを切り裂く。更に同時にロロノが槍を放ちもう一体の喉元に刺さる。
「〈燃え盛る炎よ、我が意の元にかの敵を打ち抜け〉『炎弾』!」
エルダーゴブリンが2体に減り包囲網が崩れる。ティナとロロノは同時にその中から抜け出した。ティナは後方に飛びながら素早くに詠唱を行う。
生まれたのは2つの火の玉、エルダーゴブリン2体にそれぞれ飛びついた。ゴウッという音を立てエルダーゴブリンが燃える。
一撃で倒すには至らなかったが相応のダメージを与え、エルダーゴブリン2体は一瞬怯む。
それだけで十分であった。
「はぁぁぁぁ!!」
「はぁっ、なのです!」
同時に地面を蹴ったティナとロロノ。2人の一撃はそれぞれのエルダーゴブリンに直撃し、2体ともに倒れる。
全てのエルダーゴブリンを倒しふぅと息を吐く2人、だがすぐにティナは顔を引き締める。
「見えていますよ!」
ティナは振り向きざまに剣を上段横薙ぎに振るう。そこには一体のエルダーゴブリンがいた。最初に倒した一体が深手を負いつつも生きていたのだろう。その強襲、しかしティナは逆に首を撥ね飛ばした。
揺れる金髪の中、ティナの目は天眼の光で輝いていた。
ティナとロロノに5つの鈍器が次々に振り下ろされる。5体のエルダーゴブリンが2人を囲うように動きながら波状攻撃を仕掛ける。
先程から続いている連続攻撃に2人は防戦一方である。だがその様相は少し変わってきていた。
防ぐ、避けるのでやっとであった時とは違いティナの動きはおちついている。四方八方から矢継ぎ早に繰り出される鈍器、死角にあるはずの攻撃ですら見えているかのように余裕を持って対処する。
そのティナの目は淡く光を帯びている。目覚めたスキル「天眼」が発動しているのだ。
特訓中はステータス画面を見てはいけないと隆人に言われている為に見れないが、もし今ティナが自分のステータスを見たら新しい項目が増えていることに気づくだろう。
天眼 LV.1 消費MP ~
発動句「天眼」
集中力を高めることで使用可能
視覚以外の感覚も使用し全方位に近い視野を得る
発動中は使用者の目が淡く光る
発動中は継続的にMPが消費される
長時間使用すると情報過多により負担がかかる
天眼というスキルは360°全てをその視野に収める。その眼を発動しているティナにはエルダーゴブリン達の姿がしっかりと捉えられており、不意打ちや奇襲すらも見えていれば対処は可能である。
それによって戦況を互角にまで持ち込んだのだ。
「はぁっ!」
気合いのこもったティナの声とともに斬撃が放たれる。一体のエルダーゴブリンの攻撃が甘くなる、その隙を見逃さなかったティナが反撃したのだ。
傷は深くはなく、再びエルダーゴブリン達が連携しながら攻撃を仕掛けてくる。
先程からこんな状況が何度か繰り返されている。エルダーゴブリン達の攻撃をティナ達が全て防ぎ、その攻撃が甘くなったところで隙を突いたティナの斬撃が走る。
防御に徹しながらの攻撃では大きなダメージを与えることは出来ていないがそれでも攻撃は攻撃である。
ダメージ自体は浅くてもエルダーゴブリン達の方にも少しずつであるが傷が目立つようになってきた。
戦いの風向きが、確実に変わり始めていた。
「へぇ……そうなったのか」
そんな戦いを一人、数メートル離れたところからみている隆人が感嘆の声を漏らす。
元々、隆人としてはティナに自分と同様に気配探知のような技術を身につけてもらいたいと考えていた。敵の気配を読み取れれば奇襲にも対応でき、対複数戦も可能になる。隆人のしたアドバイスもその為のものである。
だがティナはそのアドバイスから全く違うスキルを覚醒させた。
元々、スキルの種はティナの中にあったのであろう。それが隆人の言葉と土壇場の集中力によって条件を満たして芽が出たのだ。
「まさか、視覚に頼らないようにってアドバイスから、逆に全方位視覚を広げるスキルを覚醒させるなんて、予想してなかったね」
根本的的には隆人の気配探知と同様に、音や空気の振動などを知覚し周囲の情報を得る効果であるが、それがスキルという形になった事で更に一段階上の効果になる。
今のティナは実際に全方位を隈なく見ているかのような感覚になっているだろう。スキルというものはそういうものである。
隆人の気配探知の技術は洗練され広い範囲を探知できるが、わかるのは場所と大まかな気配の差異である。だがティナはそこまで広い範囲ではないが、実際の視界と殆ど差がないレベルの明瞭な視界が広がっている。
例えるならば、隆人の気配探知が漁などで使用する広域ソナーであり、ティナの天眼は半球型のカメラといったところだろう。
「隙ありなのです!!」
と、そんな事を考えていたところで隆人は思考をの海を出て再び戦況を眺める。
今はロロノがエルダーゴブリンに銀羽槍の一撃を入れたところである。
ロロノも最初はティナの動きについていけずにいたが、そこは近接戦闘に特化した獣人族の子供である。
次第にティナの動きについていけるようになっていた。
ロロノにはティナのような眼はない。だが、ティナの動きの穴を埋め、防ぎきれない攻撃を素早く潰すという事を無意識のうちに己が身体能力と獣人の勘を駆使して行っているのだ。
そして、ティナが作った隙を狙い攻撃に転じたのである。
ここから戦況が明確に切り替わった。
「ロロノ!そのまま援護をお願いします。私は隙をついてダメージを蓄積させていきます!」
「わかったのです!」
「行きますっ!」
ティナがその姿勢を攻めに変える。多少の防ぎ漏らしは覚悟の上で攻勢に出たのだ。
エルダーゴブリンに一撃が入る頻度が一気に上がる。目に見えて傷跡が増えていく。
「ギギャァ!!」
「させないのです!」
だが、攻勢に転じればそれだけ守りが甘くなる。エルダーゴブリンたちもさせじと反撃し、ティナが防ぎ漏らした攻撃が2人に迫る。
しかし、その攻撃は一本の槍によって2人から外れる。援護に回っているロロノが攻撃が届く前に対処しているのだ。
そしてティナもロロノが防ぎ漏らしに対応してくれると信じて攻勢を続ける。
それぞれ5体と2人の連携、流れはティナ達に大きく傾いていた。
「「ギギィ」」
「っ!そこです!」
エルダーゴブリンが二匹、左右から同時にティナに向けて攻撃をする、それをティナは当たる寸前で身をかがめてかわす。
そのまま勢い余ったエルダーゴブリン達の鈍器が衝突する。
千載一遇のチャンスを逃さないと、ティナは身をかがめた体勢からエルダーゴブリンの一体に飛びつくように接近し、そのまま下から切り上げる。
ザシュゥ
下から切り上げられたティナ渾身の剣はそのままエルダーゴブリンの腰の辺りに入りそのまま胴体に斜めに深い傷をつける。
切られた勢いよく飛んだエルダーゴブリンはそのまま動かなくなった。
「先ずは一体です!」
エルダーゴブリンは味方が倒されたことは気にも止めず、攻撃を再開する。だが、5体で互角であった戦況は1匹減ったことで一変する。
波状攻撃を仕掛けるエルダーゴブリン達だが、そこには穴が生まれていた。攻撃の波が一瞬止まる。
そこを突くようにティナが剣を振るう。その一撃はエルダーゴブリンを切り裂く。更に同時にロロノが槍を放ちもう一体の喉元に刺さる。
「〈燃え盛る炎よ、我が意の元にかの敵を打ち抜け〉『炎弾』!」
エルダーゴブリンが2体に減り包囲網が崩れる。ティナとロロノは同時にその中から抜け出した。ティナは後方に飛びながら素早くに詠唱を行う。
生まれたのは2つの火の玉、エルダーゴブリン2体にそれぞれ飛びついた。ゴウッという音を立てエルダーゴブリンが燃える。
一撃で倒すには至らなかったが相応のダメージを与え、エルダーゴブリン2体は一瞬怯む。
それだけで十分であった。
「はぁぁぁぁ!!」
「はぁっ、なのです!」
同時に地面を蹴ったティナとロロノ。2人の一撃はそれぞれのエルダーゴブリンに直撃し、2体ともに倒れる。
全てのエルダーゴブリンを倒しふぅと息を吐く2人、だがすぐにティナは顔を引き締める。
「見えていますよ!」
ティナは振り向きざまに剣を上段横薙ぎに振るう。そこには一体のエルダーゴブリンがいた。最初に倒した一体が深手を負いつつも生きていたのだろう。その強襲、しかしティナは逆に首を撥ね飛ばした。
揺れる金髪の中、ティナの目は天眼の光で輝いていた。
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