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第3章 獣人少女ロロノ
天眼
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(2日目の続きです、ティナに変化が……)
大迷宮ディアラの深層を利用した特訓、その2日目。この日から対複数魔物との戦いも経験する事になる。だが、ただの烏合の集ではなく単体でも強力な魔物が連携を行ったときの力はティナとロロノの想像を絶していた。
しっかりと油断せずにエルダーゴブリン三体との戦いに挑んだティナ達であったが、それでも攻撃の起点は次々と潰され逆に隙を突かれロロノが窮地に陥る。
隆人により事なきを得たが2人に、特にティナには悔しさが滲んでいた。
それからどんどんと魔物を狩っていく中で何度か複数の群れを形成する魔物との戦闘もあったのだが、やはり上手くいかない。
じりじりと追い詰められ、ティナとロロノがピンチになり隆人が助ける、という展開が何度も見られた。
「ティナ、ロロノ、少し休憩にしようか」
「……はい」
「はいなのです!」
元気いっぱいのロロノとは裏腹にティナの表情は強張っている。先の戦闘も焦りからか精彩を欠いており、それを見た隆人が休憩を決めたのだ。
「ティナ、元気がないみたいだね」
「リュート様……。はい、単体ならなんとかなるのですが複数になると何度やっても上手くいかなくて」
言葉にして口にすることで悔しさが増したのか苦虫を噛み潰したような表情になる。
「原因はわかっているのかな?」
「はい。相手を見失ってしまうこと、だと思います。気をつけているのですが
対複数戦闘で大事なのは相手から意識を逸らさないこと。どれか一体に目を向けて他を疎かにすればその他から奇襲を受けてしまう。
もちろん、実際に常に見ていなければならないと言うわけではない。大事なのは位置と動きを把握すること。
例え視界から外れてもその動きがわかっていれば対処は可能である。
だが戦闘において全ての敵に意識を向け続けるというのは簡単ではない。魔物との戦いはそれすなわち命を賭けた生存競争であり、油断は即死につながる。
更に、戦いの場は刻一刻と変化するものであり、その時々で適切な判断をしていかねばならない。そして剣を手にし打ち合えば必然的に意識はその相手に集中しやすくなり、その瞬間他の敵への意識は疎かになる。
逆に他にばかり意識を向けても、今度はそれが隙となり目の前の敵の攻撃が自分の命を刈り取りに来る。
そんな難題に今ティナ達は直面しているのだ。
「確かにたくさんの敵から意識を離さないって言うのはすぐにできるものじゃないからね」
「それはわかっているのですが、やはり何度やってもうまくいく感覚が得られないと焦りが出てしまいます」
これまでの何度か群と相見える中でティナは色々と試行錯誤を繰り返している。
立ち位置に気を配り、自分だけではなく仲間であるロロノとも連携して死角をなくす。なるべく足を止めず場を膠着した乱戦にはさせないようにする。などなど色々と試していくうちに少しずつ戦いらしくなってはいるのだが、それでも解決には程遠い。
まるで詰将棋のように選択肢が塞がっていき、やがて瓦解し窮地に至る。
「うーん…………。ティナは自分の目に頼りすぎてるのかもしれないね」
「目に、ですか?」
「うん。確かに視覚と言うのは正確で一番安心できる情報なのかもしれないけど視覚が及ぶのはあくまで一方向だけだからね」
見るというのは確度が高い。「百聞は一見にしかず」という言葉があるように見ることはそれだけ素早く多くの情報を得ることができるのだ。だからこそ人間は自らの目に頼ることが多くなる。
だが隆人はそれではダメだという。
「目だけでは対応できないことが多い。だからこそそれ以外からも情報を得ることが必要なんだよ。音であったり空気の流れであったり、気配であったり。時には第六感のような曖昧なものでも利用できるかもしれない。目に見えないところまで見ることができれば死角はなくなるんだ」
「目では得られない情報……ですか」
そう言って考え込むティナ、そしてすぐに顔を上げる。その表情は焦りは無く決意に満ちたものであった。
目以外を使って視界の外を見るということ。それは難しいという次元ではない。だが少しでも現状を打開する突破点になれば、そんな期待が込められていた。
「そんな話をしていれば、ほら、魔物が来たみたいだよ。休憩は終わりだね」
そこにちょうどいいところに魔物の姿が現れる。しかも複数である。
だが、
「ご、5体ですか」
ティナ達の前に現れたのはエルダーゴブリン、それも五体である。今まで戦った中でも最多の数。思わずティナの声もこわばる。
「リュート様……」
「大丈夫、自分を信じて。挑戦することが大事だからね」
そう言って隆人は笑顔で言葉をかける。
それに背中を押されたのか、おどおどした様子であったティナも覚悟を決めたように一歩前にでる。そして当然のようにロロノも並んだ。
「……行きますっ」
「先手必勝なのです!!」
そして2人同時に地面を蹴る。何度も何度も戦いを共にしている為、お互いの呼吸はなんとなく理解している。
全く同時に走り出した2人はそれぞれが一体のエルダーゴブリンに攻撃を仕掛ける。
そして先手を取った2人は得物を振るう。しかしエルダーゴブリンも反応しロロノの槍はかわされ、ティナの剣は防がれる。
そしてそこを狙ったように他の三体が2人に攻撃を仕掛けてくる。
だが2人も想像通りの流れなのだろう。一切の遅滞なく次の動いに移行する。
三体の攻撃の全てをかわし、または受け流す。そしてそのままエルダーゴブリン達から距離をとった。
「やはり一撃で数を減らすのは無理でしたね」
「はいなのです」
そして今度はエルダーゴブリン達が攻撃を仕掛けてくる。先ず一体が先陣を切る。
素早い動きでロロノの前に立ったところでその鈍器を振るう。ロロノはそれを受け流す。
だがエルダーゴブリン達の攻撃はもちろんそれでは終わらない。最初の一体の後ろから飛び出すように二体が追撃してくる。
その攻撃に対して、ロロノとエルダーゴブリンとの間に割り込むようにティナが踏み込み剣を滑らせる。
十分に速度が乗る前に叩くことで膂力の差をなくしティナの剣がエルダーゴブリンの武器を叩く。もう一方はロロノが素早く一歩後退し回避する。
「はぁっ!」
受け流しざま、その敵に向けて今度はティナが攻撃に転ずる。しかし横から入った他のエルダーゴブリンに防がれ、攻撃は弾かれる。
攻守が入れ替わる中、次第に防戦にかたむく。
変わりがわりに繰り出されるエルダーゴブリンの波状攻撃、2人はここまで身につけた技術でそれらを対処していく。
しかしやはり数の差は大きく。じりじりと追い詰められていく。
ティナの顔に焦りが浮かぶが、そこで隆人の言葉が蘇る。
視覚だけに頼ってはいけない。その言葉を胸に集中力を高めていく。ほんのかすかな違いですら拾うように己を高めていく。
ほんの小さな情報達が合わさり、見えない世界が形作られていく感覚。視界がさらに外へと広がっていくような感覚。
そして、それらは昇華する。
「見えない部分を見る!」
ティナはふいに斜め後ろに剣を振るう。そこには横から奇襲をかけようとしていたエルダーゴブリンがいた。突然の反撃に驚きティナの剣をその身に受ける。
さらに元から戦っていた敵が横薙ぎにふるった棍棒、それをティナは見ることなくしゃがみ避ける。
全ての感覚を総動員し、視界の外すら認識を逸らさない。よく見るとティナの目が淡く輝いている。
新たなスキル「天眼」を身につけた瞬間であった。
大迷宮ディアラの深層を利用した特訓、その2日目。この日から対複数魔物との戦いも経験する事になる。だが、ただの烏合の集ではなく単体でも強力な魔物が連携を行ったときの力はティナとロロノの想像を絶していた。
しっかりと油断せずにエルダーゴブリン三体との戦いに挑んだティナ達であったが、それでも攻撃の起点は次々と潰され逆に隙を突かれロロノが窮地に陥る。
隆人により事なきを得たが2人に、特にティナには悔しさが滲んでいた。
それからどんどんと魔物を狩っていく中で何度か複数の群れを形成する魔物との戦闘もあったのだが、やはり上手くいかない。
じりじりと追い詰められ、ティナとロロノがピンチになり隆人が助ける、という展開が何度も見られた。
「ティナ、ロロノ、少し休憩にしようか」
「……はい」
「はいなのです!」
元気いっぱいのロロノとは裏腹にティナの表情は強張っている。先の戦闘も焦りからか精彩を欠いており、それを見た隆人が休憩を決めたのだ。
「ティナ、元気がないみたいだね」
「リュート様……。はい、単体ならなんとかなるのですが複数になると何度やっても上手くいかなくて」
言葉にして口にすることで悔しさが増したのか苦虫を噛み潰したような表情になる。
「原因はわかっているのかな?」
「はい。相手を見失ってしまうこと、だと思います。気をつけているのですが
対複数戦闘で大事なのは相手から意識を逸らさないこと。どれか一体に目を向けて他を疎かにすればその他から奇襲を受けてしまう。
もちろん、実際に常に見ていなければならないと言うわけではない。大事なのは位置と動きを把握すること。
例え視界から外れてもその動きがわかっていれば対処は可能である。
だが戦闘において全ての敵に意識を向け続けるというのは簡単ではない。魔物との戦いはそれすなわち命を賭けた生存競争であり、油断は即死につながる。
更に、戦いの場は刻一刻と変化するものであり、その時々で適切な判断をしていかねばならない。そして剣を手にし打ち合えば必然的に意識はその相手に集中しやすくなり、その瞬間他の敵への意識は疎かになる。
逆に他にばかり意識を向けても、今度はそれが隙となり目の前の敵の攻撃が自分の命を刈り取りに来る。
そんな難題に今ティナ達は直面しているのだ。
「確かにたくさんの敵から意識を離さないって言うのはすぐにできるものじゃないからね」
「それはわかっているのですが、やはり何度やってもうまくいく感覚が得られないと焦りが出てしまいます」
これまでの何度か群と相見える中でティナは色々と試行錯誤を繰り返している。
立ち位置に気を配り、自分だけではなく仲間であるロロノとも連携して死角をなくす。なるべく足を止めず場を膠着した乱戦にはさせないようにする。などなど色々と試していくうちに少しずつ戦いらしくなってはいるのだが、それでも解決には程遠い。
まるで詰将棋のように選択肢が塞がっていき、やがて瓦解し窮地に至る。
「うーん…………。ティナは自分の目に頼りすぎてるのかもしれないね」
「目に、ですか?」
「うん。確かに視覚と言うのは正確で一番安心できる情報なのかもしれないけど視覚が及ぶのはあくまで一方向だけだからね」
見るというのは確度が高い。「百聞は一見にしかず」という言葉があるように見ることはそれだけ素早く多くの情報を得ることができるのだ。だからこそ人間は自らの目に頼ることが多くなる。
だが隆人はそれではダメだという。
「目だけでは対応できないことが多い。だからこそそれ以外からも情報を得ることが必要なんだよ。音であったり空気の流れであったり、気配であったり。時には第六感のような曖昧なものでも利用できるかもしれない。目に見えないところまで見ることができれば死角はなくなるんだ」
「目では得られない情報……ですか」
そう言って考え込むティナ、そしてすぐに顔を上げる。その表情は焦りは無く決意に満ちたものであった。
目以外を使って視界の外を見るということ。それは難しいという次元ではない。だが少しでも現状を打開する突破点になれば、そんな期待が込められていた。
「そんな話をしていれば、ほら、魔物が来たみたいだよ。休憩は終わりだね」
そこにちょうどいいところに魔物の姿が現れる。しかも複数である。
だが、
「ご、5体ですか」
ティナ達の前に現れたのはエルダーゴブリン、それも五体である。今まで戦った中でも最多の数。思わずティナの声もこわばる。
「リュート様……」
「大丈夫、自分を信じて。挑戦することが大事だからね」
そう言って隆人は笑顔で言葉をかける。
それに背中を押されたのか、おどおどした様子であったティナも覚悟を決めたように一歩前にでる。そして当然のようにロロノも並んだ。
「……行きますっ」
「先手必勝なのです!!」
そして2人同時に地面を蹴る。何度も何度も戦いを共にしている為、お互いの呼吸はなんとなく理解している。
全く同時に走り出した2人はそれぞれが一体のエルダーゴブリンに攻撃を仕掛ける。
そして先手を取った2人は得物を振るう。しかしエルダーゴブリンも反応しロロノの槍はかわされ、ティナの剣は防がれる。
そしてそこを狙ったように他の三体が2人に攻撃を仕掛けてくる。
だが2人も想像通りの流れなのだろう。一切の遅滞なく次の動いに移行する。
三体の攻撃の全てをかわし、または受け流す。そしてそのままエルダーゴブリン達から距離をとった。
「やはり一撃で数を減らすのは無理でしたね」
「はいなのです」
そして今度はエルダーゴブリン達が攻撃を仕掛けてくる。先ず一体が先陣を切る。
素早い動きでロロノの前に立ったところでその鈍器を振るう。ロロノはそれを受け流す。
だがエルダーゴブリン達の攻撃はもちろんそれでは終わらない。最初の一体の後ろから飛び出すように二体が追撃してくる。
その攻撃に対して、ロロノとエルダーゴブリンとの間に割り込むようにティナが踏み込み剣を滑らせる。
十分に速度が乗る前に叩くことで膂力の差をなくしティナの剣がエルダーゴブリンの武器を叩く。もう一方はロロノが素早く一歩後退し回避する。
「はぁっ!」
受け流しざま、その敵に向けて今度はティナが攻撃に転ずる。しかし横から入った他のエルダーゴブリンに防がれ、攻撃は弾かれる。
攻守が入れ替わる中、次第に防戦にかたむく。
変わりがわりに繰り出されるエルダーゴブリンの波状攻撃、2人はここまで身につけた技術でそれらを対処していく。
しかしやはり数の差は大きく。じりじりと追い詰められていく。
ティナの顔に焦りが浮かぶが、そこで隆人の言葉が蘇る。
視覚だけに頼ってはいけない。その言葉を胸に集中力を高めていく。ほんのかすかな違いですら拾うように己を高めていく。
ほんの小さな情報達が合わさり、見えない世界が形作られていく感覚。視界がさらに外へと広がっていくような感覚。
そして、それらは昇華する。
「見えない部分を見る!」
ティナはふいに斜め後ろに剣を振るう。そこには横から奇襲をかけようとしていたエルダーゴブリンがいた。突然の反撃に驚きティナの剣をその身に受ける。
さらに元から戦っていた敵が横薙ぎにふるった棍棒、それをティナは見ることなくしゃがみ避ける。
全ての感覚を総動員し、視界の外すら認識を逸らさない。よく見るとティナの目が淡く輝いている。
新たなスキル「天眼」を身につけた瞬間であった。
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