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第3章 獣人少女ロロノ
武器屋の男
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(今年の夏は毎日暑いですね、冷房がかかせないです汗)
素材屋の男の話にあった質のいいという武器屋、言われた通りの場所へ向かうとそこは空き家同然であった。中に入り進んだ一行はその先で大量の武器に囲まれた男に出会う。
男は部屋を埋め尽くす装備の山の中で埋もれるように座っている男はその手にある剣を磨いている。
「………………客か」
と、やってきた隆人達に気づいたのか、剣を磨くその手を止める。そしてその剣を周りの山に加えた。
そしてゆっくりとした動きで立ち上がる。身長は低く子供のロロノと大差ない程であったががっしりしており、その顔にはもっさりと髭が生えている。
「ドワーフ?」
「……別に珍しいもんでもねぇだろう」
その体系に髭、まさに隆人が前世でよく知ってるドワーフそのもの、という特徴に隆人は思わず声に出す。
実際当たりであったようで、若干眉をひそめたが憮然とした表情は変わらない。
しかし隣に立っていたティナは違っていた。
「ドワーフ!?本物なんですか!?」
「ティナ、どうかした?」
「ドワーフですよ!ドワーフ!彼らは自分達の住む集落から滅多に出ないんです。こんなところで出会うなんて」
ティナがまくし立てるように言う。そのテンションを見るにドワーフという種族は相当珍しいものなのだろう。当の本人は全くそう言った様子はないが。
「本当ならもっと知られてもいいと思うんですけど……」
「……教えてねぇからな、ドワーフって知られたらめんどくさい事も多いからな、それにここに来るやつも殆どいないし。お前らは誰から聞いた」
「素材屋である男が教えてくれたんだよ」
「……素材屋、あいつか。まぁ色々と助けてもらってるから多少許してやるか。あいつが紹介したならあんたらも悪い奴じゃねぇだろうしな」
ドワーフの男は納得したように頷く。
「……それで、わざわざ何の用だ」
「武器がほしいのです!!」
今までずっと黙っていたロロノが大声を出す。見るとロロノの視線は散らばっている装備達に釘付けであり、キラキラとした目をしている。
そう、ドワーフと言えば、鍛冶や工芸が得意な種族である。実際、周りに散らばっているような武器達も一目でわかるほどに高い質を持っており、一つ一つが高い力を持っていることがわかる。
ロロノもそれを感じたのだろう。
だが、その言葉を聞いたドワーフの男は首を横に振る。
「……獣人の嬢ちゃん、それはできねぇな」
「どうしてなのです?」
「……俺の武器は俺が認めたやつにしか売らない事にしてるんだ。俺の子供みてぇなものだからな、使いこなせるやつにしか渡したくねぇ」
そう言ってドワーフの男は隆人達3人をゆっくりと見る。そして視線を真ん中にいる隆人のところで止める。
「……お前なら別だけどな、お前なら俺の子供を使いこなせる」
鍛冶師としての勘なのかこの中で隆人の実力が高いことを見抜いたようである。
だが、ティナも[炎姫]の異名持ちであり実力で言えばこの都市でもかなり高い部類に入る。それでもそれでもダメなのだからこの男から装備を買えるものは滅多にいないだろう。
質は高いのに行っても売ってくれない武器屋、たしかに気難しいと言われるのもわかる。
ドワーフの男は視線を隆人に向けたままニヤリと笑う。
「……どうだ?俺の武器、買ってみねぇか?」
「いや、遠慮しておくよ」
だが、隆人の返答はNOである。まさか断られるとは思っていなかったドワーフの男は虚を突かれたような表情を浮かべる。
「……理由は何だ」
「俺にはこいつがあるんだ『放出』」
ドワーフの男の質問に答えるように、隆人はストレージの中から一本の剣を取り出す。
それはショートソード、隆人のメインウェポンである。元は「生き抜いた者」のリザードマンの武器であり、激戦の末に勝利を得た隆人がリザードマンから受け継いだ形見のようなものである。
見た目はただの鉄のショートソードであるが、隆人の全力を受け止めるだけの硬度と鋭さを持ち、迷宮の底での幾度となき死線を折れることなく、その歯を欠けさせることすらなく隆人と共に抜けてきた名剣であり、何度も何度も隆人の命を救ってきた愛剣である。
魔道具ではなく、特別な能力は何一つ持っていないが、非常に高い魔力親和性を持ち、隆人が流したMPを余すことなく力に変える。
隆人にとって他のサブウェポン達とは比較にならぬ程に思い入れがあるものであり、これ以外の武器をメインウェポンにするなど隆人にとってありえないことである。
その内包する存在感は、ドワーフの男の周りにある武器達を優に超えるものであった。
「……っ」
そんなショートソードを隆人がストレージから取り出すと、ドワーフの男の顔つきが変わる。目を見開き、隆人の手を一点に見つめている。
「……その剣、見せてくれねぇか」
そしてこれまで以上に真剣な顔で隆人に問いかける。
その雰囲気は隆人も一瞬息を呑むほどである。そして隆人は少し考えたのち頷く。
「うん、わかったよ」
「……感謝する」
このドワーフの顔を見て何か変なことをするわけではないことはわかったし、何か見せるべきだという気持ちがはたらいたのだ。
隆人からショートソードを受け取ったドワーフの男はその場で座り込み、じっくりと見つめる。
「……この硬度、この魔力浸透性、何だこれは……鉄のように見えるが、全く違う。ここまでの硬度を持ちながらこのしなやかさ、未知の金属……?……………」
ブツブツと何か呟いたり唸ったりしながらショートソードを見つめるドワーフの男、その目は真剣そのものであり、完全に自分の世界に入ってしまっている。
そのまま数分間、ショートソードを見ていたドワーフの男は突然立ち上がる。
そして鬼気迫るといった様子で隆人に詰め寄る。
「……お前、この武器はどこで手に入れた!」
「うわっ」
「びっくりしたのです」
突然のことに隆人が驚きの声を上がる、隣にいたロロノもつられてビクッとした。
「えっと、これは迷宮である魔物が持っていたんだ。そして倒したその魔物から継いだんだよ」
「……なるほど迷宮産か、恐らく何十年、いや何百年あるいはそれ以上の間濃密な魔力を常に浴び続けた結果変異したんだろうな。だが、これは…………よし」
また一瞬自分の世界に入ったドワーフの男だったが、今度はすぐに戻ってきて、隆人を見据える。
そしてゆっくりと口を開いた。
「……武器を売ってやる」
「……え?」
突然話が変わり隆人は一瞬あっけに取られる。だが、ドワーフの男は構わず続ける。
「……猫獣人のお嬢ちゃんの武器だったな、売ってやると言っているんだ」
「どうしたのかな、いきなり
「代わりに一つ条件がある。そのショートソード、それを俺に鍛え直させてくれ!」
そう言って今度は頭をガバッと音が出るかと思う勢いで下げる。すぐに思考を戻した隆人以外は未だ展開についていけていない。
「どういうことかな」
「そのショートソード、それはすごい武器だ。元からかなりの質を誇っていた武器だったんだろう。それが長期の魔力で更に変異した奇跡みたいな産物だ、それほどのモノは滅多に拝めねぇ。だが、まだこの武器は上にいける、俺にはそんな気がしてならねぇ。だからこの武器を俺に鍛えさせてくれ!」
少し悩むような素振りをみせる隆人、だがすぐに決断した。ショートソードがこの男になら任せられるとそう言ったような気がしたのだ。
「わかった、任せることにするよ」
素材屋の男の話にあった質のいいという武器屋、言われた通りの場所へ向かうとそこは空き家同然であった。中に入り進んだ一行はその先で大量の武器に囲まれた男に出会う。
男は部屋を埋め尽くす装備の山の中で埋もれるように座っている男はその手にある剣を磨いている。
「………………客か」
と、やってきた隆人達に気づいたのか、剣を磨くその手を止める。そしてその剣を周りの山に加えた。
そしてゆっくりとした動きで立ち上がる。身長は低く子供のロロノと大差ない程であったががっしりしており、その顔にはもっさりと髭が生えている。
「ドワーフ?」
「……別に珍しいもんでもねぇだろう」
その体系に髭、まさに隆人が前世でよく知ってるドワーフそのもの、という特徴に隆人は思わず声に出す。
実際当たりであったようで、若干眉をひそめたが憮然とした表情は変わらない。
しかし隣に立っていたティナは違っていた。
「ドワーフ!?本物なんですか!?」
「ティナ、どうかした?」
「ドワーフですよ!ドワーフ!彼らは自分達の住む集落から滅多に出ないんです。こんなところで出会うなんて」
ティナがまくし立てるように言う。そのテンションを見るにドワーフという種族は相当珍しいものなのだろう。当の本人は全くそう言った様子はないが。
「本当ならもっと知られてもいいと思うんですけど……」
「……教えてねぇからな、ドワーフって知られたらめんどくさい事も多いからな、それにここに来るやつも殆どいないし。お前らは誰から聞いた」
「素材屋である男が教えてくれたんだよ」
「……素材屋、あいつか。まぁ色々と助けてもらってるから多少許してやるか。あいつが紹介したならあんたらも悪い奴じゃねぇだろうしな」
ドワーフの男は納得したように頷く。
「……それで、わざわざ何の用だ」
「武器がほしいのです!!」
今までずっと黙っていたロロノが大声を出す。見るとロロノの視線は散らばっている装備達に釘付けであり、キラキラとした目をしている。
そう、ドワーフと言えば、鍛冶や工芸が得意な種族である。実際、周りに散らばっているような武器達も一目でわかるほどに高い質を持っており、一つ一つが高い力を持っていることがわかる。
ロロノもそれを感じたのだろう。
だが、その言葉を聞いたドワーフの男は首を横に振る。
「……獣人の嬢ちゃん、それはできねぇな」
「どうしてなのです?」
「……俺の武器は俺が認めたやつにしか売らない事にしてるんだ。俺の子供みてぇなものだからな、使いこなせるやつにしか渡したくねぇ」
そう言ってドワーフの男は隆人達3人をゆっくりと見る。そして視線を真ん中にいる隆人のところで止める。
「……お前なら別だけどな、お前なら俺の子供を使いこなせる」
鍛冶師としての勘なのかこの中で隆人の実力が高いことを見抜いたようである。
だが、ティナも[炎姫]の異名持ちであり実力で言えばこの都市でもかなり高い部類に入る。それでもそれでもダメなのだからこの男から装備を買えるものは滅多にいないだろう。
質は高いのに行っても売ってくれない武器屋、たしかに気難しいと言われるのもわかる。
ドワーフの男は視線を隆人に向けたままニヤリと笑う。
「……どうだ?俺の武器、買ってみねぇか?」
「いや、遠慮しておくよ」
だが、隆人の返答はNOである。まさか断られるとは思っていなかったドワーフの男は虚を突かれたような表情を浮かべる。
「……理由は何だ」
「俺にはこいつがあるんだ『放出』」
ドワーフの男の質問に答えるように、隆人はストレージの中から一本の剣を取り出す。
それはショートソード、隆人のメインウェポンである。元は「生き抜いた者」のリザードマンの武器であり、激戦の末に勝利を得た隆人がリザードマンから受け継いだ形見のようなものである。
見た目はただの鉄のショートソードであるが、隆人の全力を受け止めるだけの硬度と鋭さを持ち、迷宮の底での幾度となき死線を折れることなく、その歯を欠けさせることすらなく隆人と共に抜けてきた名剣であり、何度も何度も隆人の命を救ってきた愛剣である。
魔道具ではなく、特別な能力は何一つ持っていないが、非常に高い魔力親和性を持ち、隆人が流したMPを余すことなく力に変える。
隆人にとって他のサブウェポン達とは比較にならぬ程に思い入れがあるものであり、これ以外の武器をメインウェポンにするなど隆人にとってありえないことである。
その内包する存在感は、ドワーフの男の周りにある武器達を優に超えるものであった。
「……っ」
そんなショートソードを隆人がストレージから取り出すと、ドワーフの男の顔つきが変わる。目を見開き、隆人の手を一点に見つめている。
「……その剣、見せてくれねぇか」
そしてこれまで以上に真剣な顔で隆人に問いかける。
その雰囲気は隆人も一瞬息を呑むほどである。そして隆人は少し考えたのち頷く。
「うん、わかったよ」
「……感謝する」
このドワーフの顔を見て何か変なことをするわけではないことはわかったし、何か見せるべきだという気持ちがはたらいたのだ。
隆人からショートソードを受け取ったドワーフの男はその場で座り込み、じっくりと見つめる。
「……この硬度、この魔力浸透性、何だこれは……鉄のように見えるが、全く違う。ここまでの硬度を持ちながらこのしなやかさ、未知の金属……?……………」
ブツブツと何か呟いたり唸ったりしながらショートソードを見つめるドワーフの男、その目は真剣そのものであり、完全に自分の世界に入ってしまっている。
そのまま数分間、ショートソードを見ていたドワーフの男は突然立ち上がる。
そして鬼気迫るといった様子で隆人に詰め寄る。
「……お前、この武器はどこで手に入れた!」
「うわっ」
「びっくりしたのです」
突然のことに隆人が驚きの声を上がる、隣にいたロロノもつられてビクッとした。
「えっと、これは迷宮である魔物が持っていたんだ。そして倒したその魔物から継いだんだよ」
「……なるほど迷宮産か、恐らく何十年、いや何百年あるいはそれ以上の間濃密な魔力を常に浴び続けた結果変異したんだろうな。だが、これは…………よし」
また一瞬自分の世界に入ったドワーフの男だったが、今度はすぐに戻ってきて、隆人を見据える。
そしてゆっくりと口を開いた。
「……武器を売ってやる」
「……え?」
突然話が変わり隆人は一瞬あっけに取られる。だが、ドワーフの男は構わず続ける。
「……猫獣人のお嬢ちゃんの武器だったな、売ってやると言っているんだ」
「どうしたのかな、いきなり
「代わりに一つ条件がある。そのショートソード、それを俺に鍛え直させてくれ!」
そう言って今度は頭をガバッと音が出るかと思う勢いで下げる。すぐに思考を戻した隆人以外は未だ展開についていけていない。
「どういうことかな」
「そのショートソード、それはすごい武器だ。元からかなりの質を誇っていた武器だったんだろう。それが長期の魔力で更に変異した奇跡みたいな産物だ、それほどのモノは滅多に拝めねぇ。だが、まだこの武器は上にいける、俺にはそんな気がしてならねぇ。だからこの武器を俺に鍛えさせてくれ!」
少し悩むような素振りをみせる隆人、だがすぐに決断した。ショートソードがこの男になら任せられるとそう言ったような気がしたのだ。
「わかった、任せることにするよ」
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