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第3章 獣人少女ロロノ
まず形から入る
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(なんとか今回分は書き切りました!短めになってしまいました。一応しっかりと確認したつもりですがミスがあったらすみません)
奴隷商の男が手をかざし、何やら詠唱のようなものを唱えると、ロロノの背中にある奴隷紋と隆人の手の甲が光る。そして無事ロロノと隆人の奴隷契約は成功したのであった。
「これで、奴隷とお客様の奴隷契約は成されました。何か違和感等ありますでしょうか」
「違和感?」
「はい。特殊な魔法の為、体質などによっては拒絶反応を起こすことがあるのです。例えば主人紋、お客様の手の甲に現れたその紋様がある腕に麻痺が出たり痛みが出たりといった症状が出ます。そのようなことはございますか?」
「……うん、大丈夫みたいだね」
「ロロノもだいじょーぶなのです!」
奴隷商の男の言葉を聞き、手を握ったり開いたりと試してみる隆人、しかし何の違和感もなかったのですぐに頷いた。
ちなみにロロノはすでに一度奴隷契約を結んだことがあるはずなのだが、その場の誰も突っ込まなかった。
「問題ないようですね。ではこれにて終了とさせていただきます」
「ありがとう」
隆人は奴隷商の男に作業料の小金貨5枚を支払い立ち上がる。続くようにティナとロロノを立ちあがった。
「そうでした、最後にもう一つ」
「何かな?」
「奴隷は主人の所有であり奴隷の起こした事の責任は全て主人であるお客様が負うことになります。その事を忘れないよう、奴隷のしつけなども主人の仕事でございますので」
「うん、わかったよ」
「ロロノはいいこなのです!」
「ふふふ、そうですね」
隆人が返事を返し、続いてロロノが元気よく答える。ティナはその光景を見て微笑む。
奴隷商店の店内に和やかな雰囲気が広がる。
「またのご利用をお待ちしております、次はウチの商品の子達を買っていただけることを期待しておりますね」
「考えておくよ」
最後まで商人らしく締めた奴隷商の男の強かな言葉に隆人は苦笑いを浮かべながら返す。
そしてその言葉を最後に隆人達は奴隷商を後にした。
「それでリュート様、これからどうしますか?」
奴隷商の店を出たところでティナがそう切り出した。みるとロロノも隆人の顔を覗き込んで隆人の返答を待っている。
ふと隆人が近くにある魔道具の時計をみると、時刻はお昼を少し回った頃であった。
「そうだね……。じゃあ時間も時間だし先ずはご飯を食べようか、その後は武器屋に行ってみようかな」
「武器屋ですか……?」
「うん、せっかくだからロロノの武器を探してみようと思ってね、これから特訓するなら尚更自分の武器があった方がいいだろうし」
「武器なのです!?」
隆人の言葉に反応したのか、ロロノがテンション高く聞いてくる。やはり自分だけの武器というのは憧れるのだろう。
「でもまずはお昼ごはんを食べないとね」
「それなら近くに美味しいお店を知っているのでそこで食べましょう!」
「さきにごはんなのですー」
隆人達一行はティナのオススメの店でお昼を摂った。ちなみにやはりティナのオススメの店だけあり質は高く、隆人は満足してお店を後にした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「いやぁ、美味しかったね!」
「おいしかったのです!」
「満足いただけてよかったです。では武器屋に行きましょうか。リュート様、どこか当てはあるのですか?」
「うん、この前素材屋の人から聞いた店の中で行こうかと思っているところがあってね」
隆人がこの迷宮都市に来てボルケーノグリズリーの素材を売却した素材屋、そこで隆人とティナが出会った男、素材屋の中でもそれなりの立場にいるらしきその男は隆人の事を気に入っていた。そしてその男がこの街の店について色々教えてくれたのだ。
それらは噂話のような形であったが、中には隠れ家的な店やどこで聞いたのか疑問に思うほどの裏話なども混ざっていた。
そして、今回隆人が行こうと思っているお店もその素材屋の男から聞いたお店である。
「そこはどのようなお店なのですか?」
「素材屋の人が言うには鍛冶屋が直接営んでいるらしいんだけど、使う素材も鍛治の腕も高くて知る人ぞ知るって感じのお店なんだって、ちょっと気難しいらしいけどね」
「聞いたことありませんね……」
隆人とは違って迷宮都市ディアラで長いティナが知らないというお店という事に隆人の期待と不安が両方とも上がっていく。そして一行はその武器屋へと足を伸ばした。
「ここ、ですよね……?」
「確かそのはずだけど」
隆人達は素材屋の男が言っていた場所に到着する。それは商業区の中でもかなり外側であり隆人が朝練をした場所からほど近い所である。
辺りは空き家が多く、人気もかなり少ない。スラムの住人なのか薄汚い服をきたような人がちらほらと見えるくらいである。
どう見てもお店があるような雰囲気ではなく、隆人とティナが疑うのも仕方ないだろう。
「確か、剣と盾がクロスしたようなマークの看板があるって話だったんだけど……」
「剣と盾のマーク……。もしかして、あれ、でしょうか」
ティナが指差す先、見ると空き家が並ぶ中にぽつっと件の看板がかけられてある家を見つけた。それは言われなければ気づかない程薄汚れており、隆人達の不信感を更に煽る。
「多分、そうだと思う」
「行ってみましょうか……」
「いくのです!」
隆人達はおずおずと店?の中に入って行く。その後ろをロロノが元気について行く。
「くらいのです」
「ここに本当にお店なんてあるのかな……?」
「あの素材屋の方が言っていたのですし、ないという事はないと思いますけど」
「とりあえず、もう少し奥まで進んでみようか」
見た目同様に中も薄汚れており、ところどころに埃がかかっている。隆人達は疑いを深めながら更に進んで行く。
思ったより家は広く、長く廊下が伸びていた。
そのまま薄暗い家の中をしばらく進んでいくと、一行の目の前に階段が現れる、ギシギシと音を立てながらその階段を上ると、その先にはまた違う世界が広がっていた。
「…………客か」
無数とも言える大量の武具が広い空間内を埋め尽くすように転がっている。そしてその中に囲まれるようにどっしりと1人の小柄な男が一本の剣を磨きながら座っていた。
奴隷商の男が手をかざし、何やら詠唱のようなものを唱えると、ロロノの背中にある奴隷紋と隆人の手の甲が光る。そして無事ロロノと隆人の奴隷契約は成功したのであった。
「これで、奴隷とお客様の奴隷契約は成されました。何か違和感等ありますでしょうか」
「違和感?」
「はい。特殊な魔法の為、体質などによっては拒絶反応を起こすことがあるのです。例えば主人紋、お客様の手の甲に現れたその紋様がある腕に麻痺が出たり痛みが出たりといった症状が出ます。そのようなことはございますか?」
「……うん、大丈夫みたいだね」
「ロロノもだいじょーぶなのです!」
奴隷商の男の言葉を聞き、手を握ったり開いたりと試してみる隆人、しかし何の違和感もなかったのですぐに頷いた。
ちなみにロロノはすでに一度奴隷契約を結んだことがあるはずなのだが、その場の誰も突っ込まなかった。
「問題ないようですね。ではこれにて終了とさせていただきます」
「ありがとう」
隆人は奴隷商の男に作業料の小金貨5枚を支払い立ち上がる。続くようにティナとロロノを立ちあがった。
「そうでした、最後にもう一つ」
「何かな?」
「奴隷は主人の所有であり奴隷の起こした事の責任は全て主人であるお客様が負うことになります。その事を忘れないよう、奴隷のしつけなども主人の仕事でございますので」
「うん、わかったよ」
「ロロノはいいこなのです!」
「ふふふ、そうですね」
隆人が返事を返し、続いてロロノが元気よく答える。ティナはその光景を見て微笑む。
奴隷商店の店内に和やかな雰囲気が広がる。
「またのご利用をお待ちしております、次はウチの商品の子達を買っていただけることを期待しておりますね」
「考えておくよ」
最後まで商人らしく締めた奴隷商の男の強かな言葉に隆人は苦笑いを浮かべながら返す。
そしてその言葉を最後に隆人達は奴隷商を後にした。
「それでリュート様、これからどうしますか?」
奴隷商の店を出たところでティナがそう切り出した。みるとロロノも隆人の顔を覗き込んで隆人の返答を待っている。
ふと隆人が近くにある魔道具の時計をみると、時刻はお昼を少し回った頃であった。
「そうだね……。じゃあ時間も時間だし先ずはご飯を食べようか、その後は武器屋に行ってみようかな」
「武器屋ですか……?」
「うん、せっかくだからロロノの武器を探してみようと思ってね、これから特訓するなら尚更自分の武器があった方がいいだろうし」
「武器なのです!?」
隆人の言葉に反応したのか、ロロノがテンション高く聞いてくる。やはり自分だけの武器というのは憧れるのだろう。
「でもまずはお昼ごはんを食べないとね」
「それなら近くに美味しいお店を知っているのでそこで食べましょう!」
「さきにごはんなのですー」
隆人達一行はティナのオススメの店でお昼を摂った。ちなみにやはりティナのオススメの店だけあり質は高く、隆人は満足してお店を後にした。
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「いやぁ、美味しかったね!」
「おいしかったのです!」
「満足いただけてよかったです。では武器屋に行きましょうか。リュート様、どこか当てはあるのですか?」
「うん、この前素材屋の人から聞いた店の中で行こうかと思っているところがあってね」
隆人がこの迷宮都市に来てボルケーノグリズリーの素材を売却した素材屋、そこで隆人とティナが出会った男、素材屋の中でもそれなりの立場にいるらしきその男は隆人の事を気に入っていた。そしてその男がこの街の店について色々教えてくれたのだ。
それらは噂話のような形であったが、中には隠れ家的な店やどこで聞いたのか疑問に思うほどの裏話なども混ざっていた。
そして、今回隆人が行こうと思っているお店もその素材屋の男から聞いたお店である。
「そこはどのようなお店なのですか?」
「素材屋の人が言うには鍛冶屋が直接営んでいるらしいんだけど、使う素材も鍛治の腕も高くて知る人ぞ知るって感じのお店なんだって、ちょっと気難しいらしいけどね」
「聞いたことありませんね……」
隆人とは違って迷宮都市ディアラで長いティナが知らないというお店という事に隆人の期待と不安が両方とも上がっていく。そして一行はその武器屋へと足を伸ばした。
「ここ、ですよね……?」
「確かそのはずだけど」
隆人達は素材屋の男が言っていた場所に到着する。それは商業区の中でもかなり外側であり隆人が朝練をした場所からほど近い所である。
辺りは空き家が多く、人気もかなり少ない。スラムの住人なのか薄汚い服をきたような人がちらほらと見えるくらいである。
どう見てもお店があるような雰囲気ではなく、隆人とティナが疑うのも仕方ないだろう。
「確か、剣と盾がクロスしたようなマークの看板があるって話だったんだけど……」
「剣と盾のマーク……。もしかして、あれ、でしょうか」
ティナが指差す先、見ると空き家が並ぶ中にぽつっと件の看板がかけられてある家を見つけた。それは言われなければ気づかない程薄汚れており、隆人達の不信感を更に煽る。
「多分、そうだと思う」
「行ってみましょうか……」
「いくのです!」
隆人達はおずおずと店?の中に入って行く。その後ろをロロノが元気について行く。
「くらいのです」
「ここに本当にお店なんてあるのかな……?」
「あの素材屋の方が言っていたのですし、ないという事はないと思いますけど」
「とりあえず、もう少し奥まで進んでみようか」
見た目同様に中も薄汚れており、ところどころに埃がかかっている。隆人達は疑いを深めながら更に進んで行く。
思ったより家は広く、長く廊下が伸びていた。
そのまま薄暗い家の中をしばらく進んでいくと、一行の目の前に階段が現れる、ギシギシと音を立てながらその階段を上ると、その先にはまた違う世界が広がっていた。
「…………客か」
無数とも言える大量の武具が広い空間内を埋め尽くすように転がっている。そしてその中に囲まれるようにどっしりと1人の小柄な男が一本の剣を磨きながら座っていた。
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