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第3章 獣人少女ロロノ
帰還
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(はい!という事で新キャラロロノちゃんです。猫獣人の少女で「のです」っ娘。ちょっと詰め込み気味な気もしますが……)
隆人達『暁の風』は35階層でアルラウネを倒し、その帰路の中助けを求める声を聞く。そこで獣人の少女ロロノをハイゴブリンの群れから救う。
ロロノは奴隷であり、主人である冒険者は既に亡くなっており野良奴隷となっていた。なので本人の意向もありロロノはなし崩し的に隆人についていくことになった。
そして、隆人とティナにロロノを加えた一行は再び帰路にもどる。薄布を纏ったのみで丸腰かつ無防備なロロノをティナが守り、現れる魔物は隆人が文字通り瞬殺していく。
しばらくその様子を見ながら歩いていたロロノが口を開く。
「神さまはつよいのです!」
その目は羨望で染まっており、猫耳がピコピコと揺れている。
「そうですね、リュート様はお強いです!」
「ですです!魔物をあんなかんたんにたおすなんてすごいのです」
その言葉に反応したティナと2人、魔物を倒していく隆人をニコニコした表情で見ている。
そこに現れた魔物達を一蹴した隆人がもどる。
「ん?2人ともどうしたのかな?」
「神さま!神さまはとってもつよいのです!」
その屈託のない顔と憧れ全開の言葉に隆人は気恥ずかしさを覚える。
「ロロノも神さまみたいにつよくなれるです?」
「……ロロノは強くないたいの?」
ロロノの言葉に対し、隆人は疑問で返す。しっかりしているとは言えまだ子供である。そんなロロノが強さを求めることを不思議に思ったのだ。
「はいなのです!ロロノはもっとつよくなりたいのです。魔物にまけないくらいに」
その言葉には子供らしい無邪気な憧れが大半であったが強い意志もこもっていた。おそらく先ほどの体験で魔物に殺されかけたことが多少なりとも影響しているのだろう。
そこにティナが補足するように言う
「リュート様、獣人族と言うのは本能的に強さを求める種族でもあります。なので目の前で命を助けられ、かつ強さを持つリュート様に刺激されたのかと」
「なるほどね……」
その言葉で隆人はなんとなくロロノの言葉の意味を理解した。
そして、隆人はロロノの方を再び向く。
「本当に強くなりたいんだね?」
「はいなのです」
「それじゃあ、俺が特訓してあげるよ」
「ほんとなのです!?ありがとうなのです神さま」
「ただし、1つ条件があるよ。その神さま呼びを止めること。隆人、これが俺の名前だよ」
「わかったのです!か、リュートさま!」
まぁいいか、と隆人は笑う。あまり神さま呼びと変わってない気もするが、既に様付けの人がいる分いくらかマシである。
「……リュート様」
そんな事を考えていると、そのティナが横から隆人に声をかける。ティナはいつになく真剣な顔をしていた。
「どうしたのかな?ティナ」
「あの、私もその特訓に参加してもよろしいでしょうか?」
「いいけど、どうして?」
「私も強くなりたいのです。サイクロプスから助けていただいた時、そして今回の依頼の中でより力不足を感じましたので」
「うん、わかったよ。じゃあ2人揃って特訓だね!」
「ありがとうございますっ」
隆人の答えを聞き、ティナは喜色を浮かべた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「やっと出ましたね」
「ふぅ、やっぱり迷宮の外に出ると空気が綺麗だね」
迷宮を出た隆人とティナは揃って深呼吸する。何だかんだで1週間近く迷宮の中に居たのだから無理はないが。
そしてロロノも生きて帰ってきた事に何やら感じ入るものがあったようだ。
「さて、依頼達成の報告に行こうか」
「そうですね!ではギルドに向かいましょうか」
隆人達3人は迷宮を出たその足でギルドへ向かった。
「はい、依頼達成の報告ですね。ギルドカードを出してください」
「「はい」」
受付に並び、ようやく自分達の番がきた隆人達は受付のギルド員に従いギルドカードを提示する。
受け取ったギルド員はゴソゴソと作業を終え、カードを返却した。
「『暁の風』のお二方ですね。こちらで既に依頼達成は確認しております。このまま報酬を……と言いたいところなのですが、ギルドマスターからお二方が戻り次第呼んでほしいと連絡を受けております。お時間は大丈夫でしょうか?」
「うん、大丈夫だよ」
「では、直接向かってください。マスターには連絡しておきますので。報酬などもそこで受け取れると思います」
元々時間に余裕はあったので即答した隆人は2人を伴いギルドマスターであるスティングのところに向かう。
ちなみに場所は初めて前回スティングと話した場所である。
スティングは書類の山の中で忙しそうにしていたが、隆人達が入ってきたのを見て、それらを横に退けた。
「来てくれたか、リュート君にクリスティーナ。それと……?」
「あぁ、この子はロロノ。俺の新しい仲間です」
「ロロノなのです」
スティングは見知らぬ獣人の少女がいることに疑問を抱いたが、隆人の説明で納得した。
「そうか。まぁとりあえず座ってくれ」
促されるように3人はソファに座る。
「それで、君たちを呼んだのは他でもない。今回の依頼での出来事について、君達の話を聞いておきたくてね。一応グリンジャーから報告は受けているが念のためだ」
恐らくそうであろうとあたりをつけていた隆人達はスティングに促されるままに事の顛末を説明していった。
「それでは今回の魔物の大量発生はサイクロプスとは無関係だったわけか」
「いえ、そうとも言えないです。むしろアルラウネが生まれた事によりあの場所にサイクロプスが現れたという可能性が高いかと思います」
「なるほど。アルラウネ、周辺階層の魔物を急増させる階層無視の特異魔物か。やっかいだな」
「と言っても、本来はもっと深い階層でしか現れませんし、その場合は育つ前に他の魔物の餌になる事がほとんどなんですけどね」
「一応、冒険者には伝えといた方がいいだろうな。アルラウネの特徴と小されば即倒し、大きくなっていたらすぐに帰還し報告するよう義務付けなければ……」
難しい顔をするスティング、だがすぐに隆人に顔を向けた。
「うむ、他は概ねグリンジャーの意見と同じようだな。ありがとう、助かったよ」
そう言ってスティングは頭を下げた。そして、机の上に皮の袋を置いた。中からはじゃらじゃらと音がする。
「さて、報酬についてだが、金貨20枚を渡そう」
「そんなにですか!?」
予想外に高額な報酬にティナが思わず声を上げる。横に座っていたロロノも口をあんぐりと開けている。
「小金貨5枚じゃなかったかな?」
「それは最低報酬だ、今回の件でリュート君達『暁の風』の功績は非常に大きい。本件のリーダーだったグリンジャーも君達がいなければ大惨事になっていただろうと言っていたしね」
たしかに今回、アルラウネの存在に気づいたのも隆人で倒したのも隆人である。もしもう少し遅れていたら被害が拡大していた可能性は高い。
だが、元々小金貨5枚の依頼に対して、金貨20枚。つまり日本円で200万近い大金である。驚くのも当然だろう。
素材を売るだけで聖金貨を得られた隆人だけは殆ど表情を変えなかったが。
「こういうのは素直に受け取るべきなんだろうね」
「そうしてもらえると助かる。こちらとしても仕事に正当な報酬を渡さないことは外聞に関わるからな」
隆人の言葉にスティングが少し本音を漏らす。それを聞いた隆人は笑みを浮かべ、報酬の入った皮の袋を受け取る。
こうして隆人、そして『暁の風』の初めての依頼は終わりを告げた。
隆人達『暁の風』は35階層でアルラウネを倒し、その帰路の中助けを求める声を聞く。そこで獣人の少女ロロノをハイゴブリンの群れから救う。
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そして、隆人とティナにロロノを加えた一行は再び帰路にもどる。薄布を纏ったのみで丸腰かつ無防備なロロノをティナが守り、現れる魔物は隆人が文字通り瞬殺していく。
しばらくその様子を見ながら歩いていたロロノが口を開く。
「神さまはつよいのです!」
その目は羨望で染まっており、猫耳がピコピコと揺れている。
「そうですね、リュート様はお強いです!」
「ですです!魔物をあんなかんたんにたおすなんてすごいのです」
その言葉に反応したティナと2人、魔物を倒していく隆人をニコニコした表情で見ている。
そこに現れた魔物達を一蹴した隆人がもどる。
「ん?2人ともどうしたのかな?」
「神さま!神さまはとってもつよいのです!」
その屈託のない顔と憧れ全開の言葉に隆人は気恥ずかしさを覚える。
「ロロノも神さまみたいにつよくなれるです?」
「……ロロノは強くないたいの?」
ロロノの言葉に対し、隆人は疑問で返す。しっかりしているとは言えまだ子供である。そんなロロノが強さを求めることを不思議に思ったのだ。
「はいなのです!ロロノはもっとつよくなりたいのです。魔物にまけないくらいに」
その言葉には子供らしい無邪気な憧れが大半であったが強い意志もこもっていた。おそらく先ほどの体験で魔物に殺されかけたことが多少なりとも影響しているのだろう。
そこにティナが補足するように言う
「リュート様、獣人族と言うのは本能的に強さを求める種族でもあります。なので目の前で命を助けられ、かつ強さを持つリュート様に刺激されたのかと」
「なるほどね……」
その言葉で隆人はなんとなくロロノの言葉の意味を理解した。
そして、隆人はロロノの方を再び向く。
「本当に強くなりたいんだね?」
「はいなのです」
「それじゃあ、俺が特訓してあげるよ」
「ほんとなのです!?ありがとうなのです神さま」
「ただし、1つ条件があるよ。その神さま呼びを止めること。隆人、これが俺の名前だよ」
「わかったのです!か、リュートさま!」
まぁいいか、と隆人は笑う。あまり神さま呼びと変わってない気もするが、既に様付けの人がいる分いくらかマシである。
「……リュート様」
そんな事を考えていると、そのティナが横から隆人に声をかける。ティナはいつになく真剣な顔をしていた。
「どうしたのかな?ティナ」
「あの、私もその特訓に参加してもよろしいでしょうか?」
「いいけど、どうして?」
「私も強くなりたいのです。サイクロプスから助けていただいた時、そして今回の依頼の中でより力不足を感じましたので」
「うん、わかったよ。じゃあ2人揃って特訓だね!」
「ありがとうございますっ」
隆人の答えを聞き、ティナは喜色を浮かべた。
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「やっと出ましたね」
「ふぅ、やっぱり迷宮の外に出ると空気が綺麗だね」
迷宮を出た隆人とティナは揃って深呼吸する。何だかんだで1週間近く迷宮の中に居たのだから無理はないが。
そしてロロノも生きて帰ってきた事に何やら感じ入るものがあったようだ。
「さて、依頼達成の報告に行こうか」
「そうですね!ではギルドに向かいましょうか」
隆人達3人は迷宮を出たその足でギルドへ向かった。
「はい、依頼達成の報告ですね。ギルドカードを出してください」
「「はい」」
受付に並び、ようやく自分達の番がきた隆人達は受付のギルド員に従いギルドカードを提示する。
受け取ったギルド員はゴソゴソと作業を終え、カードを返却した。
「『暁の風』のお二方ですね。こちらで既に依頼達成は確認しております。このまま報酬を……と言いたいところなのですが、ギルドマスターからお二方が戻り次第呼んでほしいと連絡を受けております。お時間は大丈夫でしょうか?」
「うん、大丈夫だよ」
「では、直接向かってください。マスターには連絡しておきますので。報酬などもそこで受け取れると思います」
元々時間に余裕はあったので即答した隆人は2人を伴いギルドマスターであるスティングのところに向かう。
ちなみに場所は初めて前回スティングと話した場所である。
スティングは書類の山の中で忙しそうにしていたが、隆人達が入ってきたのを見て、それらを横に退けた。
「来てくれたか、リュート君にクリスティーナ。それと……?」
「あぁ、この子はロロノ。俺の新しい仲間です」
「ロロノなのです」
スティングは見知らぬ獣人の少女がいることに疑問を抱いたが、隆人の説明で納得した。
「そうか。まぁとりあえず座ってくれ」
促されるように3人はソファに座る。
「それで、君たちを呼んだのは他でもない。今回の依頼での出来事について、君達の話を聞いておきたくてね。一応グリンジャーから報告は受けているが念のためだ」
恐らくそうであろうとあたりをつけていた隆人達はスティングに促されるままに事の顛末を説明していった。
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「いえ、そうとも言えないです。むしろアルラウネが生まれた事によりあの場所にサイクロプスが現れたという可能性が高いかと思います」
「なるほど。アルラウネ、周辺階層の魔物を急増させる階層無視の特異魔物か。やっかいだな」
「と言っても、本来はもっと深い階層でしか現れませんし、その場合は育つ前に他の魔物の餌になる事がほとんどなんですけどね」
「一応、冒険者には伝えといた方がいいだろうな。アルラウネの特徴と小されば即倒し、大きくなっていたらすぐに帰還し報告するよう義務付けなければ……」
難しい顔をするスティング、だがすぐに隆人に顔を向けた。
「うむ、他は概ねグリンジャーの意見と同じようだな。ありがとう、助かったよ」
そう言ってスティングは頭を下げた。そして、机の上に皮の袋を置いた。中からはじゃらじゃらと音がする。
「さて、報酬についてだが、金貨20枚を渡そう」
「そんなにですか!?」
予想外に高額な報酬にティナが思わず声を上げる。横に座っていたロロノも口をあんぐりと開けている。
「小金貨5枚じゃなかったかな?」
「それは最低報酬だ、今回の件でリュート君達『暁の風』の功績は非常に大きい。本件のリーダーだったグリンジャーも君達がいなければ大惨事になっていただろうと言っていたしね」
たしかに今回、アルラウネの存在に気づいたのも隆人で倒したのも隆人である。もしもう少し遅れていたら被害が拡大していた可能性は高い。
だが、元々小金貨5枚の依頼に対して、金貨20枚。つまり日本円で200万近い大金である。驚くのも当然だろう。
素材を売るだけで聖金貨を得られた隆人だけは殆ど表情を変えなかったが。
「こういうのは素直に受け取るべきなんだろうね」
「そうしてもらえると助かる。こちらとしても仕事に正当な報酬を渡さないことは外聞に関わるからな」
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