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第2章 迷宮都市と主の脅威
アルラウネ
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(本章の敵のメインであるアルラウネの登場です。能力等悩んだ結果、妨害寄りになりました)
迷宮の35階層のあるひらけた空間、そこで一行はついにこの事態の元凶である主を発見する。
それは花から人型の上半身が生えたような巨大な魔物であった。
「これがリュートくんの言っていた"主"ですか……初めてみる魔物ですね。文献にもこのような魔物は記載されてなかったかと」
「一応、俺はこの主をアルラウネって呼んでいるよ」
「アルラウネ、ですか?」
「うん。ゲーm……俺の故郷の文献に似たような姿の生き物が描かれていてね。そこから名前を取ったんだ。まぁ文献の方は人型の部分がこんな醜くなかったけどね」
「……なるほど、リュート様の故郷の文献ですか」
ティナの問いに、「ゲームで」という言葉をなんとか飲み込んだ隆人はなんとか当たり障りのない言葉でごまかす。隆人の個人的な心情として転生者であるということを広めたくはないのだ。ティナの話では前例があるようだが不必要に目立つ意味はない。唯一この中で事実を知るティナは隆人の発言で故郷ーーつまり異世界のことなのだとすぐ察した。
だが、アルラウネといえば花弁から出ている人型の部分は美しい女性や妖艶な少女の姿をとっていることが多いが、この魔物は確かに女性の体だがその目は赤く口も大きく張り裂けていた。それは美しいというより恐ろしいという表現が適切であり、隆人の醜いという評価も妥当といえた。
そして、隆人はアルラウネを上から下までじっくりと見て忌々しそうにつぶやく。
「……それにしても、かなり吸ってるね……」
「吸ってる、ですか?」
「うん、アルラウネはちょっと特殊な魔物でね、発生当初はとても弱いんだよ。でも空気中に漂う魔力を吸収することで成長して強くなるんだ」
「……なるほど。だからリュートさんは急いでいたのですね」
「うん、成長する前に倒すつもりだったんだけど……遅かったね。予想以上に成長してるみたいだ。これほどのものは俺も初めてだね」
「ふむ、ワシにもこやつが相当危険だってことはわかるのう」
隆人達の視線の先にいるアルラウネは花弁胴体ともにかなりの巨体であり、相当成長しているということが一目でうかがえた。
「キャァァァァァァァァァ!」
「おっと、気づかれたみたいだね」
「そのようですね。総員戦闘準備!」
みると、先ほどまで動いていなかったアルラウネが叫び声とともに動き出し、その真っ赤な目をこちらに向けてくる。
「俺が先頭でこいつとやるよ。ティナは後方から魔法での援護を頼むよ!あと、アルラウネの声は魔物を呼ぶ効果があるから、後方にの通路に気をつけて」
「わかりました!」
「では、私も前線でリュートくんのサポートに回りましょう。ステインは通路から出てくる魔物の処理をお願いします。ロイドさんはこのアルラウネからの攻撃から後方組を守ってください」
「はい!」
「うむ、2人のことは任せておれ」
動きだしたアルラウネを見て、各パーティのリーダーである隆人とグリンジャーが素早く指示を出す。隆人は以前戦ったことから、グリンジャーは経験と隆人の情報から迅速かつ適当な分担を支持した。
そしてここにいるのは皆実力のあるものばかり、役割さえ決まれば行動は速い。すぐに各々の立ち位置についた。
それを待っていたわけでもないのだろうが、隆人とグリンジャーが少し前に出ると、アルラウネの方も花弁から何本もの蔦を出す。蔦の先端はこちらに向けられており、ゆらゆらと不気味に蠢いている。
それを見たグリンジャーが腰を少しかがめ、手にもつ大剣を構える。
「では、初撃はいただきましょうか。『瞬歩』」
そしてグリンジャーの姿が消えたと思った時には既に彼の姿はアルラウネの懐に迫っていた。
グリンジャーの使ったスキル『瞬歩』の効果は瞬間的な移動速度の上昇。MPを使用し超加速を得るスキルである。直線的とは言え知覚速度を超えるその移動をグリンジャーは完璧に使いこなし、未だ数メートル残っていたアルラウネとの距離を一瞬で踏み潰す。
そしてその勢いごと構えていた大剣をアルラウネの胴体部分に向け振り抜く。
ギィン
「くっ」
だが、その攻撃は胴体とグリンジャーの間に割り込んできた蔦によって弾かれる。大剣と蔦がぶつかったその音はとても植物が出すようなものではなく、まるで金属同士が激しくぶつかるようなものであった。しかも、その蔦には深い傷がついたがすぐに回復する。
更に、間髪入れず二本の蔦がグリンジャーに向かって飛んでくる。今度はグリンジャーが大剣を体と蔦との間に割り込ませて防御する。だがその勢いは直撃を避けたものの非常に強くグリンジャーの体は隆人のそばまで吹き飛ばされた。
「……大丈夫かい?」
「えぇ。元々攻撃を受けるだろうとは思っていたので。剣で防御しましたし、衝撃も殺しましたのでダメージもほとんどありませんよ」
吹き飛ばされたグリンジャーはその言葉の通り大したダメージを受けた様子はなく。むしろ笑みすら浮かんでいる。
「相手の実力はこの身で確かめるのが一番速いですからね。今ので蔦の攻撃力と防御力、あの魔物の反応速度もある程度わかりましたしね。準備している分、不意に一撃貰ってしまうよりもよっぽど安全ですよ」
「うわ……。発想がまるで戦闘狂だね……」
敵の力を図るために、突撃し実際に攻撃を受けてみるというその発想に隆人は苦笑いする。このまで来る途中の道筋でも薄々わかってはいたが、このグリンジャーという男は雰囲気に似合わず戦闘狂の癖があるのだ。
「それにしても、この魔物はやばいですね。先程の一合で力の一端はわかりましたが、この手応えは今までの中でも一番ですね。リュートくんが危険視するのもわかります」
そう言って冷や汗を流すグリンジャー、元々攻撃をもらうつもりで準備していたのに、実際大剣を割り込ませることができたのはギリギリであり、不意の一撃であればまともに受けていた可能性すらあった。
更に攻撃した蔦についた傷もすぐに回復され、何事もなかったように蠢いている。
「〈燃え盛る炎よ、我が意の元にかの敵を打ち抜け〉『炎弾』!」
ドゴン
そこに2人の後ろから火の玉が飛ぶ、それはティナによる魔法であり、アルラウネに向かい一直線に向かった炎弾はアルラウネの胴体部に着弾し爆発する。
魔法による攻撃を受けたアルラウネは爆発により一瞬仰け反るものの、爆煙が晴れたそこには無傷の身体があった。
「魔法耐性も非常に高いようです、これはますます厳しいですね」
「俺もここまでとは思ってなかったかな。魔法でのダメージが望めない以上、俺たちが直接攻撃を叩き込むしかないね……っと」
隆人の語尾が乱れる。みるとアルラウネの顔の部分が膨らんでおり、なにかを吐き出そうとしていた。
「気をつけてね、アルラウネは口から種のようなものを高速で飛ばす遠距離攻撃も使ってくる。しかもその種には色によって色々効果が付いていてね」
隆人の説明が終わるやいなやアルラウネの口からいくつもの種が吐き出される。その色は半分が赤、半分が緑であり、それぞれが半々ずつほど隆人とグリンジャーに向かって飛ばされる。
「赤は爆裂の種、衝撃を与えると爆発する。緑は拘束の種、食らうと蔦に絡まれる!」
隆人はそれを見て素早く説明する。更に短剣を投げ自らに向かってくる種を撃ち落とす。
「なるほどね、遠距離で止めるしかないわけか『飛刃』!」
グリンジャーも回避を繰り返し種をかわす。飛刃は斬撃を飛ばすスキルであり、それによってかわしきれない種をさばいていた。
完璧に対応するその様子を見て、隆人も感嘆する。
「やるね、これは負けられないな。『身体強化・Ⅲ』!」
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それは花から人型の上半身が生えたような巨大な魔物であった。
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「一応、俺はこの主をアルラウネって呼んでいるよ」
「アルラウネ、ですか?」
「うん。ゲーm……俺の故郷の文献に似たような姿の生き物が描かれていてね。そこから名前を取ったんだ。まぁ文献の方は人型の部分がこんな醜くなかったけどね」
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だが、アルラウネといえば花弁から出ている人型の部分は美しい女性や妖艶な少女の姿をとっていることが多いが、この魔物は確かに女性の体だがその目は赤く口も大きく張り裂けていた。それは美しいというより恐ろしいという表現が適切であり、隆人の醜いという評価も妥当といえた。
そして、隆人はアルラウネを上から下までじっくりと見て忌々しそうにつぶやく。
「……それにしても、かなり吸ってるね……」
「吸ってる、ですか?」
「うん、アルラウネはちょっと特殊な魔物でね、発生当初はとても弱いんだよ。でも空気中に漂う魔力を吸収することで成長して強くなるんだ」
「……なるほど。だからリュートさんは急いでいたのですね」
「うん、成長する前に倒すつもりだったんだけど……遅かったね。予想以上に成長してるみたいだ。これほどのものは俺も初めてだね」
「ふむ、ワシにもこやつが相当危険だってことはわかるのう」
隆人達の視線の先にいるアルラウネは花弁胴体ともにかなりの巨体であり、相当成長しているということが一目でうかがえた。
「キャァァァァァァァァァ!」
「おっと、気づかれたみたいだね」
「そのようですね。総員戦闘準備!」
みると、先ほどまで動いていなかったアルラウネが叫び声とともに動き出し、その真っ赤な目をこちらに向けてくる。
「俺が先頭でこいつとやるよ。ティナは後方から魔法での援護を頼むよ!あと、アルラウネの声は魔物を呼ぶ効果があるから、後方にの通路に気をつけて」
「わかりました!」
「では、私も前線でリュートくんのサポートに回りましょう。ステインは通路から出てくる魔物の処理をお願いします。ロイドさんはこのアルラウネからの攻撃から後方組を守ってください」
「はい!」
「うむ、2人のことは任せておれ」
動きだしたアルラウネを見て、各パーティのリーダーである隆人とグリンジャーが素早く指示を出す。隆人は以前戦ったことから、グリンジャーは経験と隆人の情報から迅速かつ適当な分担を支持した。
そしてここにいるのは皆実力のあるものばかり、役割さえ決まれば行動は速い。すぐに各々の立ち位置についた。
それを待っていたわけでもないのだろうが、隆人とグリンジャーが少し前に出ると、アルラウネの方も花弁から何本もの蔦を出す。蔦の先端はこちらに向けられており、ゆらゆらと不気味に蠢いている。
それを見たグリンジャーが腰を少しかがめ、手にもつ大剣を構える。
「では、初撃はいただきましょうか。『瞬歩』」
そしてグリンジャーの姿が消えたと思った時には既に彼の姿はアルラウネの懐に迫っていた。
グリンジャーの使ったスキル『瞬歩』の効果は瞬間的な移動速度の上昇。MPを使用し超加速を得るスキルである。直線的とは言え知覚速度を超えるその移動をグリンジャーは完璧に使いこなし、未だ数メートル残っていたアルラウネとの距離を一瞬で踏み潰す。
そしてその勢いごと構えていた大剣をアルラウネの胴体部分に向け振り抜く。
ギィン
「くっ」
だが、その攻撃は胴体とグリンジャーの間に割り込んできた蔦によって弾かれる。大剣と蔦がぶつかったその音はとても植物が出すようなものではなく、まるで金属同士が激しくぶつかるようなものであった。しかも、その蔦には深い傷がついたがすぐに回復する。
更に、間髪入れず二本の蔦がグリンジャーに向かって飛んでくる。今度はグリンジャーが大剣を体と蔦との間に割り込ませて防御する。だがその勢いは直撃を避けたものの非常に強くグリンジャーの体は隆人のそばまで吹き飛ばされた。
「……大丈夫かい?」
「えぇ。元々攻撃を受けるだろうとは思っていたので。剣で防御しましたし、衝撃も殺しましたのでダメージもほとんどありませんよ」
吹き飛ばされたグリンジャーはその言葉の通り大したダメージを受けた様子はなく。むしろ笑みすら浮かんでいる。
「相手の実力はこの身で確かめるのが一番速いですからね。今ので蔦の攻撃力と防御力、あの魔物の反応速度もある程度わかりましたしね。準備している分、不意に一撃貰ってしまうよりもよっぽど安全ですよ」
「うわ……。発想がまるで戦闘狂だね……」
敵の力を図るために、突撃し実際に攻撃を受けてみるというその発想に隆人は苦笑いする。このまで来る途中の道筋でも薄々わかってはいたが、このグリンジャーという男は雰囲気に似合わず戦闘狂の癖があるのだ。
「それにしても、この魔物はやばいですね。先程の一合で力の一端はわかりましたが、この手応えは今までの中でも一番ですね。リュートくんが危険視するのもわかります」
そう言って冷や汗を流すグリンジャー、元々攻撃をもらうつもりで準備していたのに、実際大剣を割り込ませることができたのはギリギリであり、不意の一撃であればまともに受けていた可能性すらあった。
更に攻撃した蔦についた傷もすぐに回復され、何事もなかったように蠢いている。
「〈燃え盛る炎よ、我が意の元にかの敵を打ち抜け〉『炎弾』!」
ドゴン
そこに2人の後ろから火の玉が飛ぶ、それはティナによる魔法であり、アルラウネに向かい一直線に向かった炎弾はアルラウネの胴体部に着弾し爆発する。
魔法による攻撃を受けたアルラウネは爆発により一瞬仰け反るものの、爆煙が晴れたそこには無傷の身体があった。
「魔法耐性も非常に高いようです、これはますます厳しいですね」
「俺もここまでとは思ってなかったかな。魔法でのダメージが望めない以上、俺たちが直接攻撃を叩き込むしかないね……っと」
隆人の語尾が乱れる。みるとアルラウネの顔の部分が膨らんでおり、なにかを吐き出そうとしていた。
「気をつけてね、アルラウネは口から種のようなものを高速で飛ばす遠距離攻撃も使ってくる。しかもその種には色によって色々効果が付いていてね」
隆人の説明が終わるやいなやアルラウネの口からいくつもの種が吐き出される。その色は半分が赤、半分が緑であり、それぞれが半々ずつほど隆人とグリンジャーに向かって飛ばされる。
「赤は爆裂の種、衝撃を与えると爆発する。緑は拘束の種、食らうと蔦に絡まれる!」
隆人はそれを見て素早く説明する。更に短剣を投げ自らに向かってくる種を撃ち落とす。
「なるほどね、遠距離で止めるしかないわけか『飛刃』!」
グリンジャーも回避を繰り返し種をかわす。飛刃は斬撃を飛ばすスキルであり、それによってかわしきれない種をさばいていた。
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