12 / 141
第1章 異世界へ
迷宮都市ディアラ
しおりを挟む
(会話文ってハードル高いですね!?遅刻申し訳ないです!汗)
階層を上がってきた隆人が出会ったのはサイクロプスに襲われている金髪の美少女であった。
「ところで、リュート様は何故こんなところに?もしかしてリュート様もソロでダンジョンに潜ってるのですか?」
お互いに名前を名乗った後、クリスティーナが隆人に尋ねてくる。小首を傾げる仕草がその外見と合わさって可愛らしい。
「うん、そんなところかな。もってことはクリスティーナさんもソロなのかい?」
「……ティナ」
「へ?」
「ティナと呼んでください!他人行儀なのは好きではありません!」
「いy……」
唐突なことに若干戸惑う隆人。だが、「いやでも……」と言おうと口を開いた瞬間、クリスティーナーーティナがキッと擬音のつきそうな鋭い目でこっちをみてきた。
こう言うところは頑固らしい。
「……うん、わかったよティナ」
結局隆人の方が折れることになった。決して圧力に負けたわけではないよ!
(俺のことをリュート様って呼んでるのは言わない方がいいんだろうね……)
そんな風に考えながら会話を戻す。
「それで……ティナ?君はソロの冒険者なのかい?
「はい!これでもギルドにいるソロの冒険者達の中では実力者って言われているんですよ!」
隆人がティナと呼んだことに満足気な表情を浮かべ、年頃にしては少し豊かな胸を張りながら自信満々に答える。
だが、その明るい顔も一転すぐに沈んだ表情に変わる。
「といっても、さっき死にかけたんですけどね……。はぁ……」
かなり落ち込んでいる。先程のサイクロプスとの戦闘が堪えたようだ。隆人が来なければ確実に死んでいたので当然とも言えるが。
その様子をみて、隆人は微笑を浮かべながら言う
「まぁ戦いには死が付きまとってるからね、事実今ティナは生きてる。それで十分じゃないかな?」
その言葉には不思議なほどの重みがあった。実際に死地をくぐり抜けてきた者。
それ独特の空気感をティナは感じ取った。
その言葉に励まされたのか、ティナの沈んでいた表情が明るくなる。
「は、はい!ありがとうございますねリュート様」
ティナが元気になったとみた隆人は、先程の言葉で気になったことを訪ねる。
「ところで、さっき言っていた『ギルド』っていうのはなんだい?」
「……え?」
沈黙。漂ういやな空気に耐えきれなくなったのかティナがおずおずと口を開く。
「ギルドはこの大迷宮ディアラの上にある迷宮都市の冒険者ギルドのことですよ?この迷宮に入る冒険者は全てギルドに登録しています。リュート様もそうではないんですか?」
隆人に胡乱な表情を向けてくるティナ。隆人は少し悩んだ末にティナに真実を話すことにした。
誤魔化してもよかったが、あまりに外の知識がない為にこのままではどうせボロがでると考えたのだ。
「……ということで、俺はここまで上がってきたんだよ」
とりあえず気づいたらダンジョンの中にいて、そこから何やかんや死にかけながら生きてきたことを簡潔にティナに伝える。
それを聞いたティナの顔がみるみるうちに生気を失い蒼白になっていく。
「め、迷宮の深層の更に奥、未到達階層で生活……??しかも1人で……」
そう言いながら隆人をみてくる視線は明らかに人外を見るような視線である。
そんな視線を向けられた隆人は焦るように弁明する。
「い、いや!でもさっきも言ったけど、いたのは小人みたいな魔物とか兎ばっかりだし!そんな化け物の巣窟ってわけじゃ……」
「何言ってるんですか!!緑色の大型ゴブリンは『エルダーゴブリン』ゴブリンの最上位種でCランクの魔物ですよ!?本来ゴブリン種はEやFと弱いですけど、その種だけは別格です!それに、1メートルを超える白い角付き兎。おそらく『アクセルラビット』、兎型の魔物の中では最上位クラスの魔物です!この魔物も単体ではCランクですが、連携を使うので複数体でいる場合はBランクに分類される脅威ですよ!?」
「……」
血相を変えてまくしたててくるティナに流石の隆人も思わず怯んでしまう。
更にティナの言葉は止まらない。
「それに!炎を纏った3メートル級の熊型魔物。信じられませんが恐らく『ボルケーノグリズリー』。数十年前に現れ周辺の村々をいくつか壊滅させたとされる推定Aランクの化け物ですよ!?地上で発見されたら周辺都市で即緊急討伐隊の招集がかける程の魔物ですよ!!それを単独で……」
言い切って満足したのか、そこで言葉を止め肩で息をしながらこっちを見てくる。
「もちろん楽じゃなかったよ、スキルの相性とか運とか色々絡み合って偶然勝てたようなものだもの」
これは本音である。実際、身体強化というチートじみたユニークスキルと幸運が色々あって初めて勝てた魔物達である。
「まぁ、話を聞く限り実際そうなのでしょう。話してみてもリュート様が人外の類とは思えませんし……」
そう言ってはにかんでくる。ティナという少女は順応性が高いのであろう。隆人の話を聞いても引いたりせずそれでも笑顔でいてくれた。
残念なことに、隆人は事実として若干人外の領域に足を入れているのだが……。
「それより、リュート様は恐らく転生者だと思います。グラン国語を話せていますし迷宮で突然目覚めたにしては自我もしっかりしていますし。恐らく転生の際に記憶が欠損したのでしょう」
これには隆人が驚いた。まず転生者というものが存在ひていること。それに前世の話をしていないのに転生者であるとすぐに当てられたこと。
「この世界に隣接する上位世界から偶に魂が降りてくることがあるそうです。その魂が偶然空気中の魔素と結合し人間になった者。それが転生者と呼ばれています。
その話を聞いて隆人はなるほど、と思う。恐らく地球がその上位世界で、自分は死の際魂だけこちらにやってきたのだろう。
「ところで、リュート様はこれからどうするのですか?」
そういえば、とこの先の事を考えてなかった隆人は少し悩んだ末に答える。
「それじゃあここを出てその迷宮都市って言うところに行ってみようかな?色々気になるし」
「っ!!そうですか!じゃあ一緒に行きましょう!」
パアッと笑顔になったティナは隆人の腕を引きダンジョンーー大迷宮ディアラの中を歩きだした。
その道中、隆人はティナから色んな事を聞いてみる。するとこの世界のことが少しずつわかってきた。
この迷宮はグランザム連合王国という国の中に位置していること。そのグランザムが建国された際、元となった様々な国に優劣を付けないよう、建国の主要人物の1人で転生者である男ーーシゲオ・ヨシダという名前らしいーーがどの国の言語とも違う彼の母語日本語をグラン国語として制定したらしい。
世界が隣接している為か言語システムは近しいものがあり普及されていき、数百年たった今ではグランザム連合王国の第一言語として浸透しているらしい。
また、魔素というのは空気中に漂う物質であり、魔法発動に影響しているものらしい。MPが空気中の魔素と反応し魔法が発動する、というのが現在の説のようだ。
また魔素は魂などと結合し物理生物として顕現することがあるようでそれが転生者であったり魔物であったりするらしい。
そんな事を聞いている合間にも魔物はやってくる。しかし上層らしく弱い魔物に対して隆人はそれを作業とすら見ていないように瞬殺していった。
その度にティナの顔は引きつっていたが。
そしてついに迷宮の入り口に辿りついた。そこには人工的に作られたであろう大きな門があり、その左右には2人の人がたっていた。
「あれは門番さんです。魔物が門から町に出ないように見張っているんですよ」
とティナが小声で説明してくれる。ここまで浅い階層になると周りにも人がおり、誰が不審に思うかわからない。
隆人はおよそ数年ぶりにみる大勢の人に目を見張りながら入り口兼出口である門を通り抜ける。
そして隆人は迷宮都市ディアラに足を踏み入れた。
階層を上がってきた隆人が出会ったのはサイクロプスに襲われている金髪の美少女であった。
「ところで、リュート様は何故こんなところに?もしかしてリュート様もソロでダンジョンに潜ってるのですか?」
お互いに名前を名乗った後、クリスティーナが隆人に尋ねてくる。小首を傾げる仕草がその外見と合わさって可愛らしい。
「うん、そんなところかな。もってことはクリスティーナさんもソロなのかい?」
「……ティナ」
「へ?」
「ティナと呼んでください!他人行儀なのは好きではありません!」
「いy……」
唐突なことに若干戸惑う隆人。だが、「いやでも……」と言おうと口を開いた瞬間、クリスティーナーーティナがキッと擬音のつきそうな鋭い目でこっちをみてきた。
こう言うところは頑固らしい。
「……うん、わかったよティナ」
結局隆人の方が折れることになった。決して圧力に負けたわけではないよ!
(俺のことをリュート様って呼んでるのは言わない方がいいんだろうね……)
そんな風に考えながら会話を戻す。
「それで……ティナ?君はソロの冒険者なのかい?
「はい!これでもギルドにいるソロの冒険者達の中では実力者って言われているんですよ!」
隆人がティナと呼んだことに満足気な表情を浮かべ、年頃にしては少し豊かな胸を張りながら自信満々に答える。
だが、その明るい顔も一転すぐに沈んだ表情に変わる。
「といっても、さっき死にかけたんですけどね……。はぁ……」
かなり落ち込んでいる。先程のサイクロプスとの戦闘が堪えたようだ。隆人が来なければ確実に死んでいたので当然とも言えるが。
その様子をみて、隆人は微笑を浮かべながら言う
「まぁ戦いには死が付きまとってるからね、事実今ティナは生きてる。それで十分じゃないかな?」
その言葉には不思議なほどの重みがあった。実際に死地をくぐり抜けてきた者。
それ独特の空気感をティナは感じ取った。
その言葉に励まされたのか、ティナの沈んでいた表情が明るくなる。
「は、はい!ありがとうございますねリュート様」
ティナが元気になったとみた隆人は、先程の言葉で気になったことを訪ねる。
「ところで、さっき言っていた『ギルド』っていうのはなんだい?」
「……え?」
沈黙。漂ういやな空気に耐えきれなくなったのかティナがおずおずと口を開く。
「ギルドはこの大迷宮ディアラの上にある迷宮都市の冒険者ギルドのことですよ?この迷宮に入る冒険者は全てギルドに登録しています。リュート様もそうではないんですか?」
隆人に胡乱な表情を向けてくるティナ。隆人は少し悩んだ末にティナに真実を話すことにした。
誤魔化してもよかったが、あまりに外の知識がない為にこのままではどうせボロがでると考えたのだ。
「……ということで、俺はここまで上がってきたんだよ」
とりあえず気づいたらダンジョンの中にいて、そこから何やかんや死にかけながら生きてきたことを簡潔にティナに伝える。
それを聞いたティナの顔がみるみるうちに生気を失い蒼白になっていく。
「め、迷宮の深層の更に奥、未到達階層で生活……??しかも1人で……」
そう言いながら隆人をみてくる視線は明らかに人外を見るような視線である。
そんな視線を向けられた隆人は焦るように弁明する。
「い、いや!でもさっきも言ったけど、いたのは小人みたいな魔物とか兎ばっかりだし!そんな化け物の巣窟ってわけじゃ……」
「何言ってるんですか!!緑色の大型ゴブリンは『エルダーゴブリン』ゴブリンの最上位種でCランクの魔物ですよ!?本来ゴブリン種はEやFと弱いですけど、その種だけは別格です!それに、1メートルを超える白い角付き兎。おそらく『アクセルラビット』、兎型の魔物の中では最上位クラスの魔物です!この魔物も単体ではCランクですが、連携を使うので複数体でいる場合はBランクに分類される脅威ですよ!?」
「……」
血相を変えてまくしたててくるティナに流石の隆人も思わず怯んでしまう。
更にティナの言葉は止まらない。
「それに!炎を纏った3メートル級の熊型魔物。信じられませんが恐らく『ボルケーノグリズリー』。数十年前に現れ周辺の村々をいくつか壊滅させたとされる推定Aランクの化け物ですよ!?地上で発見されたら周辺都市で即緊急討伐隊の招集がかける程の魔物ですよ!!それを単独で……」
言い切って満足したのか、そこで言葉を止め肩で息をしながらこっちを見てくる。
「もちろん楽じゃなかったよ、スキルの相性とか運とか色々絡み合って偶然勝てたようなものだもの」
これは本音である。実際、身体強化というチートじみたユニークスキルと幸運が色々あって初めて勝てた魔物達である。
「まぁ、話を聞く限り実際そうなのでしょう。話してみてもリュート様が人外の類とは思えませんし……」
そう言ってはにかんでくる。ティナという少女は順応性が高いのであろう。隆人の話を聞いても引いたりせずそれでも笑顔でいてくれた。
残念なことに、隆人は事実として若干人外の領域に足を入れているのだが……。
「それより、リュート様は恐らく転生者だと思います。グラン国語を話せていますし迷宮で突然目覚めたにしては自我もしっかりしていますし。恐らく転生の際に記憶が欠損したのでしょう」
これには隆人が驚いた。まず転生者というものが存在ひていること。それに前世の話をしていないのに転生者であるとすぐに当てられたこと。
「この世界に隣接する上位世界から偶に魂が降りてくることがあるそうです。その魂が偶然空気中の魔素と結合し人間になった者。それが転生者と呼ばれています。
その話を聞いて隆人はなるほど、と思う。恐らく地球がその上位世界で、自分は死の際魂だけこちらにやってきたのだろう。
「ところで、リュート様はこれからどうするのですか?」
そういえば、とこの先の事を考えてなかった隆人は少し悩んだ末に答える。
「それじゃあここを出てその迷宮都市って言うところに行ってみようかな?色々気になるし」
「っ!!そうですか!じゃあ一緒に行きましょう!」
パアッと笑顔になったティナは隆人の腕を引きダンジョンーー大迷宮ディアラの中を歩きだした。
その道中、隆人はティナから色んな事を聞いてみる。するとこの世界のことが少しずつわかってきた。
この迷宮はグランザム連合王国という国の中に位置していること。そのグランザムが建国された際、元となった様々な国に優劣を付けないよう、建国の主要人物の1人で転生者である男ーーシゲオ・ヨシダという名前らしいーーがどの国の言語とも違う彼の母語日本語をグラン国語として制定したらしい。
世界が隣接している為か言語システムは近しいものがあり普及されていき、数百年たった今ではグランザム連合王国の第一言語として浸透しているらしい。
また、魔素というのは空気中に漂う物質であり、魔法発動に影響しているものらしい。MPが空気中の魔素と反応し魔法が発動する、というのが現在の説のようだ。
また魔素は魂などと結合し物理生物として顕現することがあるようでそれが転生者であったり魔物であったりするらしい。
そんな事を聞いている合間にも魔物はやってくる。しかし上層らしく弱い魔物に対して隆人はそれを作業とすら見ていないように瞬殺していった。
その度にティナの顔は引きつっていたが。
そしてついに迷宮の入り口に辿りついた。そこには人工的に作られたであろう大きな門があり、その左右には2人の人がたっていた。
「あれは門番さんです。魔物が門から町に出ないように見張っているんですよ」
とティナが小声で説明してくれる。ここまで浅い階層になると周りにも人がおり、誰が不審に思うかわからない。
隆人はおよそ数年ぶりにみる大勢の人に目を見張りながら入り口兼出口である門を通り抜ける。
そして隆人は迷宮都市ディアラに足を踏み入れた。
2
お気に入りに追加
1,331
あなたにおすすめの小説

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
転生してテイマーになった僕の異世界冒険譚
ノデミチ
ファンタジー
田中六朗、18歳。
原因不明の発熱が続き、ほぼ寝たきりの生活。結果死亡。
気が付けば異世界。10歳の少年に!
女神が現れ話を聞くと、六朗は本来、この異世界ルーセリアに生まれるはずが、間違えて地球に生まれてしまったとの事。莫大な魔力を持ったが為に、地球では使う事が出来ず魔力過多で燃え尽きてしまったらしい。
お詫びの転生ということで、病気にならないチートな身体と莫大な魔力を授かり、「この世界では思う存分人生を楽しんでください」と。
寝たきりだった六朗は、ライトノベルやゲームが大好き。今、自分がその世界にいる!
勇者? 王様? 何になる? ライトノベルで好きだった「魔物使い=モンスターテイマー」をやってみよう!
六朗=ロックと名乗り、チートな身体と莫大な魔力で異世界を自由に生きる!
カクヨムでも公開しました。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)
こたろう文庫
ファンタジー
カクヨムにて日間・週間共に総合ランキング1位!
死神が間違えたせいで俺は死んだらしい。俺にそう説明する神は何かと俺をイラつかせる。異世界に転生させるからスキルを選ぶように言われたので、神にイラついていた俺は1回しか使えない強奪スキルを神相手に使ってやった。
閑散とした村に子供として転生した為、強奪したスキルのチート度合いがわからず、学校に入学後も無自覚のまま周りを振り回す僕の話
2作目になります。
まだ読まれてない方はこちらもよろしくおねがいします。
「クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される」
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。

伯爵家の三男は冒険者を目指す!
おとうふ
ファンタジー
2024年8月、更新再開しました!
佐藤良太はとある高校に通う極普通の高校生である。いつものように彼女の伶奈と一緒に歩いて下校していたところ、信号無視のトラックが猛スピードで突っ込んで来るのが見えた。良太は咄嗟に彼女を突き飛ばしたが、彼は迫り来るトラックを前に為すすべも無く、あっけなくこの世を去った。
彼が最後に見たものは、驚愕した表情で自分を見る彼女と、完全にキメているとしか思えない、トラックの運転手の異常な目だった...
(...伶奈、ごめん...)
異世界に転生した良太は、とりあえず父の勧める通りに冒険者を目指すこととなる。学校での出会いや、地球では体験したことのない様々な出来事が彼を待っている。
初めて投稿する作品ですので、温かい目で見ていただければ幸いです。
誤字・脱字やおかしな表現や展開など、指摘があれば遠慮なくお願い致します。
1話1話はとても短くなっていますので、サクサク読めるかなと思います。

前世の記憶さん。こんにちは。
満月
ファンタジー
断罪中に前世の記憶を思い出し主人公が、ハチャメチャな魔法とスキルを活かして、人生を全力で楽しむ話。
周りはそんな主人公をあたたかく見守り、時には被害を被り···それでも皆主人公が大好きです。
主に前半は冒険をしたり、料理を作ったりと楽しく過ごしています。時折シリアスになりますが、基本的に笑える内容になっています。
恋愛は当分先に入れる予定です。
主人公は今までの時間を取り戻すかのように人生を楽しみます!もちろんこの話はハッピーエンドです!
小説になろう様にも掲載しています。

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる