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第1章 辺獄妄執譚
第28話 煉獄の貧者は、絶えず飢える
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ビン・ラディン達と共に屋敷に帰った僕らは、屋敷の会議室にて、それぞれの仲間を集めこれからの事を話あった。
全員が席に着くと、煉獄の能力者達はビン・ラディンの方を訝しげに見つめていた。
僕は、それを察して早々に話をする事にした。
「まずは、今回僕達の仲間になった辺獄の住人を紹介しよう
彼らは、オサマ・ビン・ラディン、シャフリアール、シェヘラザード、マルコ・ポーロだ
今後は、彼等もここに住み、我々と行動を共にする」
僕が、そう言うと役小角が、立ち上がり
「何故、そんな話になったんだ
こいつ等は無意味に俺達を襲って来た奴らの仲間だろ?
俺は、いきなりそんな事を言われても納得出来ない」
と、言った。それに対しクリエイターは、
「その事だが、辺獄の住人達も一枚岩では無い事が判明した
彼等と僕らを襲った奴らは敵対している」
と、クリエイターが説明し、それに対し役小角は、
「だからと言って信用に値する理由が無い」
と、言った。それに対し僕は
「彼等をここに来るように命じたのは、僕達に能力を与えた神と同じだ
僕は、その理由だけでここにいる君達や、メイド達、煉獄の街に住んでいる住人達を信用している
僕は、あの神から煉獄を任された
頼る者を信じる義務がある
理由は、それだけだ
異議はあるか?」
と、クリエイターが言うと、役小角は、己や仲間達が持つ強力な武装と、クリエイターの強さを考えて
「いや、それなら異議は無い
お前が俺達を信用する様に
そいつ等を信用しているなら何も文句は無い」
と、言った。役小角の質問が終わった後、今度はキング・メイソンが
「辺獄の住人が一枚岩では無いのはわかったが、二分されているだけんなんだろう?
何故、奴らはバラバラに攻めてきたんだ?
纏まってくれば、流石に対処しきれなかったぞ」
と、質問した。僕は、ビン・ラディンを見つめ説明をする様に促したが、何故かビン・ラディンは言いづらそうにしている。僕が、それを疑問に思っていると、マルコ・ポーロが、
「ビン・ラディンが、言いづらそうだから僕が教えてあげるよ~
僕達も含めてだけど、辺獄の住人は、地獄の主から煉獄にいる奴らがどんな奴らか聞いていたからね~
全員揃って君達を嘗めてるんだよ~
だって、君達全員、現代と言う優れた時代に生まれたにも関わらず、生きるのを放棄した自殺者だからね~
そりゃあ、負けると思わないさ~」
と、マルコ・ポーロが、言うと、煉獄の能力者達が一斉に立ち上がってマルコ・ポーロを睨み 、ナノマシン発生装置を取り出した。僕は、それを見て
「落ち着け
正直、僕も腹立たしいが、敵に嘗められているならば
此方はやりやすくて言いじゃないか
なあ、ビン・ラディン」
と、僕は皆をたしなめてビン・ラディンにそう言うと、ビン・ラディンは、再び言いづらそうに
「いや、最初はそうだったのだが、
君達は、どうやったか知らないが、吉備津彦命を倒しただろう?
彼は、辺獄の能力者の中でもかなり上位の能力者で正直、私も恐れていた程だ
それに、これもどうやったか知らないが、アニー・オークレー、スーザン・B・アンソニー、アメリア・イアハートの三人を同時に倒したそうじゃ無いか
彼女達もかなり厄介な相手なのだが、その三人の内二人は煉獄の能力者をかなり恐れていた
そんな情報が出回り、君達は今やかなりの怪物扱いだ
次に来る敵は必ず集団で来るぞ」
と、ビン・ラディンは言った。僕は、女性三人を倒したのは、聖だと他の能力者に伝え、ピキニ・カイカイは、吉備津彦命を倒したのは、咲だと伝えると、僕らは頭を抱えた。
僕達の状況をビン・ラディンが、察して更なる情報の提示を躊躇っていた所に、またもや、マルコ・ポーロが、
「それに~
君達は、そこにいる煉獄の神が作った兵器を使って、まあ、そこそこ戦えていたけれど~
辺獄で今開発中の武器は、凄いよ~
なんたってあっちは現世と違って暗黒の1400年を迎えて無いからね~
君達の文明より、1400年、いや、2000年は進んだ技術を持ってる
もうちょっと、戦い方を考えた方が良いんじゃない?」
と、言ってきた。それを聞いてクリエイター達は、SF鎧や、レーザー銃、謎の捕縛装置を思い出していると、追い打ちでマルコ・ポーロは、
「ちなみに~
君達が、見た兵器は全部試作品だから~
スペックを発揮仕切って無いよ~
なんたって、辺獄は地獄の主が来るまで平和だったからね~
武器なんて作って無かったのさ~」
と、言った。クリエイターが、それを聞いて青ざめていると、それを横目に煉獄最強の二人が、未だ謎だった辺獄の能力者の能力の事を尋ねた。
まず、聖が
「そう言えば、貴方達辺獄から来た人達が持ってる骨董品ってどう言う仕組みなんですか?」
と尋ね、続けて咲が
「それ、私も気になってた~
あのキラキラ何~?」
と、マルコ・ポーロに尋ねた。クリエイター達はそれを聞いて、今までの敵が行った理不尽な強さの元を思い出して、更に青ざめる。
すると、二人に尋ねられたマルコ・ポーロは、微笑んで
「おお、良い質問だね~
それはね~
僕らも仕組みは詳しく知らないんだけど、
地獄の主が辺獄に来た時に、希望者全員に与えた物で~
何と、聖人の加護が宿っているらしいんだ~
それで~その加護が使用者を守ったり武器を強くしたりしてくれるって言う優れもので
更に!
最初に持った持ち主の好きな能力が宿るんだよ~
能力は、聖遺物に固定しちゃうから変更は出来ないんだけどね~」
と、言った。
すると、聖は
「その聖遺物って、誰でも使えるんですか?」
と、尋ねると、マルコ・ポーロは、
「ああ、誰でも使えるよ~
凄いよね~
流石は、聖遺物!」
と、マルコ・ポーロが、言うと僕は、異空間倉庫から灰色のマントを取り出して
「じゃあ、これ僕が使えるのか?」
と、恐る恐る尋ねた。
すると、マルコ・ポーロは、
「ああ、使えるよ~
ていうか、それ使えるんじゃない?
だってそれ、カメハメハ大王のマントでしょ?」
と、言ってきた。すると、僕は不思議そうに
「ああ、そうだが、何か特殊なのか?」
と、尋ねた。すると、マルコ・ポーロは、
「聖遺物の質としてそうでもないんだけどね~
それにカメハメハ大王が望んだ能力の
味方の武装を格段に強化する能力がついているのさ~
それって都合良くない?」
と、マルコ・ポーロが、言うと、それに加えて咲も胸に手を当てて黄金の粒子を集め矢を一本取り出すと
「じゃあ、これも?」
と、尋ねた。すると、マルコ・ポーロは、驚いて
「ええええええッ!
それって!
もしかして、君が吉備津彦命を倒したの?」
と、言うと、咲は
「そうだよ~
凄いでしょ~」
と、自慢げに言った。するとマルコ・ポーロは、
「凄い何てもんじゃ無いよ!
それが、あれば君は無敵さ
なんたって、それは相手に勝利する能力が宿った聖遺物だからね!」
と、言って煉獄の能力者が全員驚くと、ビン・ラディンが、補足した。
「まあ、彼はそう言っていたが、現に彼女は勝ち取っている
彼の能力は、相手を恐怖させる能力だ」
と、言った。それでも凄いと煉獄の能力者達は口々に言うと、他の聖遺物を何処へやったと言う話になった。
そこで、キング・メイソンが、
「まずは、誰がここに来たかを整理しよう」
と、言い出し僕が、
「ここに来たのは、
ヘクトール、
カメハメハ大王、
宮本武蔵、
アニー・オークレー、
スーザン・B・アンソニー、
アメリア・イアハート、
吉備津彦命、
と、ここにいる四人だ」
と、言い、ソニックとクンフーが
「フビライハンは?」
「アロアディンは?」
と、尋ねると、マルコ・ポーロが、
「彼らは僕の能力で出した人物で、辺獄の住人じゃないよ~」
と、言うと、二人共
「「クソッ!」」
と、叫んだ。続いて、キング・メイソンは、
「じゃあ、それぞれ最後に相手をした奴は、聖遺物をどうしたか言っていけ
まずは、ヘクトール」
と、キング・メイソンが言うとクリエイターが、
「逃げた」
と、言い、次に
「カメハメハ大王のは、クリエイターが、持っているとして、宮本武蔵のはどうした」
と、言うと、クリエイター
「壊した」
と、言い、次に、
「じゃあ、女三人組のは」
と、尋ねると、聖が
「逃げ帰りました~」
と、言い、煉獄の能力者達は
「「「「「「「「「ダメじゃねえかッ!」」」」」」」」」
と、叫んだ。そこで、ビン・ラディンは、
「君は、煉獄の神なんだろう?
何か、我らに加護を与える事は出来ないのか?」
と、尋ねると、クリエイターは、
「出来るかもしれないが、具体的なやり方がわからない」
と、応え、他の能力者達は、
「「「「「「「「「「「クソッ!」」」」」」」」」」」
と、再び、言った。それに対しクリエイターは、
「武器と魔法を与えただろッ!」
と、怒鳴り、ビン・ラディンは、呆れて
「では、取り敢えず、我々にも魔法を与えてくれ
後は、君が皆の武装を強化すれば、取り敢えずは大丈夫だろう
我々もついてる」
と、言うと、クリエイターは、他の煉獄の能力者に作戦を伝えた。
「聞いた通りだ
取り敢えず、今は、僕の聖遺物をフル活用する
だが、ここで君達には指名が出来たわかっているだろうが」
と、クリエイターが、言い、他の能力者達も一斉に頷き
「「「「「「「「聖遺物を奪うぞッ!」」」」」」」」
と、皆息ぴったりに叫んだ。
ビン・ラディンは、顔に手を当て、
シャフリアールとマルコ・ポーロは、爆笑した。
会議が、終わりビン・ラディン達と、聖、咲が、自室に戻った後、クリエイターは、他の能力者達を集めた。
「何の用で俺達だけ集めたんだ?」
と、役小角が、尋ねるとクリエイターは、
「聖遺物や、加護の話を聞いて思いついたんだが、
加護の与え方はわからないが、君達には、強力な魔法を与える事にした
全員、右手を出してくれ」
と、言うと、全員よくわからないが、取り敢えず右手を出した。全員の右手の中心にクリエイターが、手を当て、魔法陣を出現させると、全員の右手に、グロリオサの花の刺青が現れた。
皆が驚くと、クリエイターは、
「それは、最強の魔法だが、ピンチの時以外はあまり役に立たない、気をつけてくれ
では、それぞれの奮闘を祈る」
と、言うと、他の能力者は、血気盛んに
「「「「「「「「任せろッ!」」」」」」」」
と、勇敢に叫んだ。
全員が席に着くと、煉獄の能力者達はビン・ラディンの方を訝しげに見つめていた。
僕は、それを察して早々に話をする事にした。
「まずは、今回僕達の仲間になった辺獄の住人を紹介しよう
彼らは、オサマ・ビン・ラディン、シャフリアール、シェヘラザード、マルコ・ポーロだ
今後は、彼等もここに住み、我々と行動を共にする」
僕が、そう言うと役小角が、立ち上がり
「何故、そんな話になったんだ
こいつ等は無意味に俺達を襲って来た奴らの仲間だろ?
俺は、いきなりそんな事を言われても納得出来ない」
と、言った。それに対しクリエイターは、
「その事だが、辺獄の住人達も一枚岩では無い事が判明した
彼等と僕らを襲った奴らは敵対している」
と、クリエイターが説明し、それに対し役小角は、
「だからと言って信用に値する理由が無い」
と、言った。それに対し僕は
「彼等をここに来るように命じたのは、僕達に能力を与えた神と同じだ
僕は、その理由だけでここにいる君達や、メイド達、煉獄の街に住んでいる住人達を信用している
僕は、あの神から煉獄を任された
頼る者を信じる義務がある
理由は、それだけだ
異議はあるか?」
と、クリエイターが言うと、役小角は、己や仲間達が持つ強力な武装と、クリエイターの強さを考えて
「いや、それなら異議は無い
お前が俺達を信用する様に
そいつ等を信用しているなら何も文句は無い」
と、言った。役小角の質問が終わった後、今度はキング・メイソンが
「辺獄の住人が一枚岩では無いのはわかったが、二分されているだけんなんだろう?
何故、奴らはバラバラに攻めてきたんだ?
纏まってくれば、流石に対処しきれなかったぞ」
と、質問した。僕は、ビン・ラディンを見つめ説明をする様に促したが、何故かビン・ラディンは言いづらそうにしている。僕が、それを疑問に思っていると、マルコ・ポーロが、
「ビン・ラディンが、言いづらそうだから僕が教えてあげるよ~
僕達も含めてだけど、辺獄の住人は、地獄の主から煉獄にいる奴らがどんな奴らか聞いていたからね~
全員揃って君達を嘗めてるんだよ~
だって、君達全員、現代と言う優れた時代に生まれたにも関わらず、生きるのを放棄した自殺者だからね~
そりゃあ、負けると思わないさ~」
と、マルコ・ポーロが、言うと、煉獄の能力者達が一斉に立ち上がってマルコ・ポーロを睨み 、ナノマシン発生装置を取り出した。僕は、それを見て
「落ち着け
正直、僕も腹立たしいが、敵に嘗められているならば
此方はやりやすくて言いじゃないか
なあ、ビン・ラディン」
と、僕は皆をたしなめてビン・ラディンにそう言うと、ビン・ラディンは、再び言いづらそうに
「いや、最初はそうだったのだが、
君達は、どうやったか知らないが、吉備津彦命を倒しただろう?
彼は、辺獄の能力者の中でもかなり上位の能力者で正直、私も恐れていた程だ
それに、これもどうやったか知らないが、アニー・オークレー、スーザン・B・アンソニー、アメリア・イアハートの三人を同時に倒したそうじゃ無いか
彼女達もかなり厄介な相手なのだが、その三人の内二人は煉獄の能力者をかなり恐れていた
そんな情報が出回り、君達は今やかなりの怪物扱いだ
次に来る敵は必ず集団で来るぞ」
と、ビン・ラディンは言った。僕は、女性三人を倒したのは、聖だと他の能力者に伝え、ピキニ・カイカイは、吉備津彦命を倒したのは、咲だと伝えると、僕らは頭を抱えた。
僕達の状況をビン・ラディンが、察して更なる情報の提示を躊躇っていた所に、またもや、マルコ・ポーロが、
「それに~
君達は、そこにいる煉獄の神が作った兵器を使って、まあ、そこそこ戦えていたけれど~
辺獄で今開発中の武器は、凄いよ~
なんたってあっちは現世と違って暗黒の1400年を迎えて無いからね~
君達の文明より、1400年、いや、2000年は進んだ技術を持ってる
もうちょっと、戦い方を考えた方が良いんじゃない?」
と、言ってきた。それを聞いてクリエイター達は、SF鎧や、レーザー銃、謎の捕縛装置を思い出していると、追い打ちでマルコ・ポーロは、
「ちなみに~
君達が、見た兵器は全部試作品だから~
スペックを発揮仕切って無いよ~
なんたって、辺獄は地獄の主が来るまで平和だったからね~
武器なんて作って無かったのさ~」
と、言った。クリエイターが、それを聞いて青ざめていると、それを横目に煉獄最強の二人が、未だ謎だった辺獄の能力者の能力の事を尋ねた。
まず、聖が
「そう言えば、貴方達辺獄から来た人達が持ってる骨董品ってどう言う仕組みなんですか?」
と尋ね、続けて咲が
「それ、私も気になってた~
あのキラキラ何~?」
と、マルコ・ポーロに尋ねた。クリエイター達はそれを聞いて、今までの敵が行った理不尽な強さの元を思い出して、更に青ざめる。
すると、二人に尋ねられたマルコ・ポーロは、微笑んで
「おお、良い質問だね~
それはね~
僕らも仕組みは詳しく知らないんだけど、
地獄の主が辺獄に来た時に、希望者全員に与えた物で~
何と、聖人の加護が宿っているらしいんだ~
それで~その加護が使用者を守ったり武器を強くしたりしてくれるって言う優れもので
更に!
最初に持った持ち主の好きな能力が宿るんだよ~
能力は、聖遺物に固定しちゃうから変更は出来ないんだけどね~」
と、言った。
すると、聖は
「その聖遺物って、誰でも使えるんですか?」
と、尋ねると、マルコ・ポーロは、
「ああ、誰でも使えるよ~
凄いよね~
流石は、聖遺物!」
と、マルコ・ポーロが、言うと僕は、異空間倉庫から灰色のマントを取り出して
「じゃあ、これ僕が使えるのか?」
と、恐る恐る尋ねた。
すると、マルコ・ポーロは、
「ああ、使えるよ~
ていうか、それ使えるんじゃない?
だってそれ、カメハメハ大王のマントでしょ?」
と、言ってきた。すると、僕は不思議そうに
「ああ、そうだが、何か特殊なのか?」
と、尋ねた。すると、マルコ・ポーロは、
「聖遺物の質としてそうでもないんだけどね~
それにカメハメハ大王が望んだ能力の
味方の武装を格段に強化する能力がついているのさ~
それって都合良くない?」
と、マルコ・ポーロが、言うと、それに加えて咲も胸に手を当てて黄金の粒子を集め矢を一本取り出すと
「じゃあ、これも?」
と、尋ねた。すると、マルコ・ポーロは、驚いて
「ええええええッ!
それって!
もしかして、君が吉備津彦命を倒したの?」
と、言うと、咲は
「そうだよ~
凄いでしょ~」
と、自慢げに言った。するとマルコ・ポーロは、
「凄い何てもんじゃ無いよ!
それが、あれば君は無敵さ
なんたって、それは相手に勝利する能力が宿った聖遺物だからね!」
と、言って煉獄の能力者が全員驚くと、ビン・ラディンが、補足した。
「まあ、彼はそう言っていたが、現に彼女は勝ち取っている
彼の能力は、相手を恐怖させる能力だ」
と、言った。それでも凄いと煉獄の能力者達は口々に言うと、他の聖遺物を何処へやったと言う話になった。
そこで、キング・メイソンが、
「まずは、誰がここに来たかを整理しよう」
と、言い出し僕が、
「ここに来たのは、
ヘクトール、
カメハメハ大王、
宮本武蔵、
アニー・オークレー、
スーザン・B・アンソニー、
アメリア・イアハート、
吉備津彦命、
と、ここにいる四人だ」
と、言い、ソニックとクンフーが
「フビライハンは?」
「アロアディンは?」
と、尋ねると、マルコ・ポーロが、
「彼らは僕の能力で出した人物で、辺獄の住人じゃないよ~」
と、言うと、二人共
「「クソッ!」」
と、叫んだ。続いて、キング・メイソンは、
「じゃあ、それぞれ最後に相手をした奴は、聖遺物をどうしたか言っていけ
まずは、ヘクトール」
と、キング・メイソンが言うとクリエイターが、
「逃げた」
と、言い、次に
「カメハメハ大王のは、クリエイターが、持っているとして、宮本武蔵のはどうした」
と、言うと、クリエイター
「壊した」
と、言い、次に、
「じゃあ、女三人組のは」
と、尋ねると、聖が
「逃げ帰りました~」
と、言い、煉獄の能力者達は
「「「「「「「「「ダメじゃねえかッ!」」」」」」」」」
と、叫んだ。そこで、ビン・ラディンは、
「君は、煉獄の神なんだろう?
何か、我らに加護を与える事は出来ないのか?」
と、尋ねると、クリエイターは、
「出来るかもしれないが、具体的なやり方がわからない」
と、応え、他の能力者達は、
「「「「「「「「「「「クソッ!」」」」」」」」」」」
と、再び、言った。それに対しクリエイターは、
「武器と魔法を与えただろッ!」
と、怒鳴り、ビン・ラディンは、呆れて
「では、取り敢えず、我々にも魔法を与えてくれ
後は、君が皆の武装を強化すれば、取り敢えずは大丈夫だろう
我々もついてる」
と、言うと、クリエイターは、他の煉獄の能力者に作戦を伝えた。
「聞いた通りだ
取り敢えず、今は、僕の聖遺物をフル活用する
だが、ここで君達には指名が出来たわかっているだろうが」
と、クリエイターが、言い、他の能力者達も一斉に頷き
「「「「「「「「聖遺物を奪うぞッ!」」」」」」」」
と、皆息ぴったりに叫んだ。
ビン・ラディンは、顔に手を当て、
シャフリアールとマルコ・ポーロは、爆笑した。
会議が、終わりビン・ラディン達と、聖、咲が、自室に戻った後、クリエイターは、他の能力者達を集めた。
「何の用で俺達だけ集めたんだ?」
と、役小角が、尋ねるとクリエイターは、
「聖遺物や、加護の話を聞いて思いついたんだが、
加護の与え方はわからないが、君達には、強力な魔法を与える事にした
全員、右手を出してくれ」
と、言うと、全員よくわからないが、取り敢えず右手を出した。全員の右手の中心にクリエイターが、手を当て、魔法陣を出現させると、全員の右手に、グロリオサの花の刺青が現れた。
皆が驚くと、クリエイターは、
「それは、最強の魔法だが、ピンチの時以外はあまり役に立たない、気をつけてくれ
では、それぞれの奮闘を祈る」
と、言うと、他の能力者は、血気盛んに
「「「「「「「「任せろッ!」」」」」」」」
と、勇敢に叫んだ。
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