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プロローグ 煉獄悲哀遊戯
第14話 役小角
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役小角は、ゴーレム内部に引き込まれ、
中でクリエイターの体がバラバラにされた状態で転がっているのを見つけた。
「こりゃ、ひでえな...」
役小角は、そう言いながらハンドシグナルの様な事をした。
「お仲間に連絡か?」
バラバラのクリエイターの体を浮かせて避けながら
マイスターが現れる。
「お前には、関係ねえよ!」
そう言いながら、役小角は手から雷を放って
マイスターを攻撃した。
マイスターは、バラバラの体を動かして盾にして
それを避けると、
バラバラの体を大量に槍に作り替えた。
それを役小角の方へ向け、
手には、クリエイターの体から奪ったアサルトライフルを持っている。
「そう言うなよ
どうせ彼奴を呼んだって無駄なのはわかってるだろう?
ボスが彼奴を始末する
お前らは終わりだ
大人しく私に倒されろ!」
そう言って、マイスターは
鉄槍を役小角に放ち、アサルトライフルで隙間を埋めるように攻撃した。
役小角は、風を起こして槍を防ぎ、
腕に氷の盾を作ってアサルトライフルの弾を弾いた。
「逆だよ
クリエイターがお前のボスを倒して
俺達の勝利だ
お前こそ、大人しく俺に倒されろ!」
そう言って、役小角は、
氷の刀を作ってマイスターの元まで走り
切りつけた。
マイスターは、それを浮かせた鉄槍で防ぎ、
そこらに落ちているバラバラの体を枷にして、
役小角を拘束した。
「やはり、お前は単純だな
容易に倒せる」
そう言って、マイスターは、
鉄槍を五本浮かせて、
役小角に突き刺した。
「ぐあッ!」
役小角は、槍が突き刺さり、
痛みで膝をつく。
「さて、もう終いだな
私の仲間が地獄でお前を待っている
言って報復を受けろ」
マイスターは、冷たく蔑んだ眼差しで
鉄槍をギロチンの刃に変えて
役小角の首に落とした。
「クソがああああああッ!」
役小角が、抵抗して立ち上がろうとしても、
枷がいつの間にか床と繋がっていて
身動きがとれない。
ギロチンの刃が、役小角の首に勢い良く落ちて、
役小角の頭が床に転がった。
「はははははッ!
その程度の実力で私達に楯突こうなんて
愚かだとは思わなかったのか?」
マイスターは、高笑いをして喜びながら、
首が落ちた役小角の体を蹴り回した。
「寄って集って弱者をいたぶるクソ野郎にお似合いの
下衆な行いだな
反吐が出るぜ」
楽しそうに死体を蹴り続けるマイスターの背後から
声がし、急ぎ振り返る。
「誰だ!」
マイスターが叫ぶと
「もう、忘れたか?
お前が今殺した役小角だ」
そこには、武者鎧に身を包んだ役小角の姿があった。
「なぜだ!?
お前、どうやって!」
マイスターが、困惑しながら叫ぶと
「そんな事は、どうだって良いだろ
お前は、ここで始末されるんだから」
そう言うと、役小角は、
刀を抜いて
マイスターを睨み、構えた。
「まあ、良い
そんな物を身につけて
私の能力を忘れたか!
鎧ごとお前を押し潰してやる!」
マイスターが、役小角の鎧と刀で能力で操ろうとしたが、
何故か、能力が発動しない。
「どおした?
押し潰すんじゃ無いのか?」
「小癪なああああァッ!」
マイスターは、周りの体の残骸を全て
鉄槍に槍に変えて、
一斉に役小角に放った。
「もう、その技は通用しないぜ」
役小角は、そう言って辺りに放電し、
鉄槍を焼き払った。
「なんだと!?
お前、何故!
どうやって、急に強くなったんだ
今まで実力を隠していたのか?
何の為に!?」
マイスターが、恐怖に顔を歪めながら
後ずさって、
役小角から、必死に距離をとる。
「もう、終わりか?」
余裕の表情で役小角が、そう言うと
「いや、まだだ!
最初からこうすれば良かったんだ!
お前の血中の鉄分を凝縮し
血管内部で針に変えた!
血流で心臓に到達すればお陀仏だ!
はははははッ!
ざまあみろ!
抗い様の無い恐怖に怯えながら
死んでいけ!」
「最後の言葉はそれで良いのか?」
役小角は、強く鋭い眼差しで
マイスターを 睨んでそう言った。
「は?」
「それで、良いんだな?」
そう言うと
役小角は、刀を振り上げて
強く振り下ろした。
すると、地面から雷を纏った氷が波の様に飛び出して
マイスターを襲った。
「待て!
取引をしよう
そうだ、お前も仲間に加われば良い
二人で戦うよりもずっと効率的だ
そうだ、クリエイターも誘おう
だから、待て
ちょっと待てッ!」
マイスターは、そう言いながら、
尻もちを着くと
役小角の攻撃が突如消滅した。
「ありがとう
本当に感謝するよ
さて、じゃあ早速
ボスに話をつけに行こうか」
マイスターが安堵してそう言ったが、
前方に役小角の姿は無かった。
「彼奴は、何処へ行ったんだ?...」
マイスターが、辺りを見回し
ふいに、後ろを振り向くと
「最後まで汚い奴だな」
そう言いながら、
マイスターの背後に姿を表した役小角は、
ゴミを見るような目で、マイスターの肩に触れると
一瞬で全身を凍りつかせ
そのまま砕いた。
「いや~
助かったぜ
彼奴あんな性格だけど
めちゃくちゃ強いんだ
一体一だったらやられてたぜ」
役小角は、急に顔色を変えて笑顔になり、
自らの後ろにいる二人の女性にそう言った。
「もう、あまり無茶な事をしないでよね」
二人いるうちの胸の小さい方の女がそう言った。
「そうよ、アンタがいなかったら
私達戦えないのに
余計な事にすぐ首を突っ込むんだから!」
その隣の胸の大きい方の女が、
頬を膨らませて怒りながらそう言った。
「いや~
悪い、悪い
そう、怒るなって
お前らも、こいつらみたいな奴が
弱い者苛めをする所を見たくないだろ?」
役小角が、そう言いながら
ガハハと言う擬音が似合う笑顔を浮かべそう言った。
「「他の奴なんてほっといて!」」
二人が声を揃えて異を唱える。
すると、そこへ
キング・メイソンを倒したクリエイターが、
急いで飛んできた。
が、二人の女に迫られている役小角を見て
「お前、何やってんだ
楽しそうにしやがって」
とクロスボウの矢を放った。
「あっぶねえ!
こいつらは、俺の仲間だよ
一人じゃ無理そうだったから、
隠れてついてこさせてたんだ
まあ、俺の奥の手だな!」
役小角は、二人の女性を見せびらかす様に
手を指しながらそう言った。
「仲間?
まあ、良いけど
じゃあ、マイスターは倒したんだな?」
「ああ、そっちも
倒せたようだな
そういえば。
最初にお前が魔法をかけた奴らはどうなったんだ?
これから、倒しに行くのか?」
「あんなのとっくに窒息して死んでるよ
呼吸も出来ないんだから」
「そうか、じゃあ帰るか」
役小角は、敵の生死を確認すると
安心してそう言った。
「そうだな
僕も疲れたよ
帰ろう」
そう言って、僕らは
疲れを癒すために帰路についた。
屋敷に戻ると
聖が出迎えてくれた。
「おかえりなさい
旦那様
能力者の集団はどうでしたか?」
聖が、優しくそう言った。
可愛い。
むさい男とずっと戦ってただけに
いつもの数倍癒される。
「ただいま
全員倒してきたよ
それと、新しい客が来たから
紅茶でもいれてくれ」
「はい、ちょっと待ってて下さいね」
聖が、笑顔でそう言った。
可愛い。
今すぐ、客を追い出して抱きしめたい。
僕が、惚けていると
「邪魔するぜ」 「「お邪魔しま~す」」
と三人が入ってきた。
早く帰らないかな。
不満を抑えつつ
僕らは、リビングに移動し
ソファでくつろぎながら
今後の話をした。
「なあ、迷惑だとは思うが
俺達の住処の場所が酷くてな
ここに住んで良いか?」
役小角が、明るく笑ってそう切り出した。
何言ってんだコイツは、
言い訳無いだろさっさと帰れ。
「天帝、可愛そうですよ
女性が三人もこんな男と男と粗末な場所で寝泊まりをするなんて」
うるさいな
そんな事、僕の知ったことじゃない
お前の言うこと全部鵜呑みにしてたら
聖人でも胃に穴を開けるわ
「もう、またそんな事仰って
なんで良い行いが嫌いなんですか!」
そんなの好きな奴は、
頭のおかしい自己顕示欲の塊だけだ!
僕にメリットが無いだろうが!
やってどうなる!
「彼らがここに住めば
また、誰か来た時に
天帝の代わりに追い払ってくれるかもしれませんよ?」
そんな奴は無視するから良い
「無視出来なかったじゃないですか~」
智慧が、意地悪そうに意地悪そうに笑って言った。
...
「それに、彼らに屋敷で仕事をさせれば
聖さんの負担が減りますよ?」
...
しょうがない
アイツらをこき使うか
「ああ、良いぞ
その代わり屋敷の家事をしろよ
聖が世話するのは僕だけだからな」
僕が、諦めてそう言うと
「おお、ありがたい!
お前ら、喜べ!
ここに住めるぞ!」
役小角が、喜んでそう言うと
「え!?ホント!
ここに住めるの!?
やったー!
これで普通のご飯が食べられる!」
「寒さに震えずに眠れる!」
「お風呂に入れる!」
と三人とも大喜びした。
「こいつらお前の奴隷か何かか?
どんな生活させてたんだ」
僕が、呆れて尋ねると
「ははは!
そんなわけ無いだろ
ちょっと野営に慣れてないだけだよ」
役小角が、笑顔でそう応えると
「「「あれは、野営じゃない!
ただ外で寝てるだけ!
生活出来てない!」」」
と三人揃って怒り出した。
まあ、可哀想な女性が三人も救えて良かった...
のか?
「はい、天帝の徳の高い行いに
感服しました!」
どう反応して良いか
もうわからないと僕が困惑していると
脳天気なAIが嬉しそうにしている。
はあ、
後で、聖に話を聞いて貰おうっと
中でクリエイターの体がバラバラにされた状態で転がっているのを見つけた。
「こりゃ、ひでえな...」
役小角は、そう言いながらハンドシグナルの様な事をした。
「お仲間に連絡か?」
バラバラのクリエイターの体を浮かせて避けながら
マイスターが現れる。
「お前には、関係ねえよ!」
そう言いながら、役小角は手から雷を放って
マイスターを攻撃した。
マイスターは、バラバラの体を動かして盾にして
それを避けると、
バラバラの体を大量に槍に作り替えた。
それを役小角の方へ向け、
手には、クリエイターの体から奪ったアサルトライフルを持っている。
「そう言うなよ
どうせ彼奴を呼んだって無駄なのはわかってるだろう?
ボスが彼奴を始末する
お前らは終わりだ
大人しく私に倒されろ!」
そう言って、マイスターは
鉄槍を役小角に放ち、アサルトライフルで隙間を埋めるように攻撃した。
役小角は、風を起こして槍を防ぎ、
腕に氷の盾を作ってアサルトライフルの弾を弾いた。
「逆だよ
クリエイターがお前のボスを倒して
俺達の勝利だ
お前こそ、大人しく俺に倒されろ!」
そう言って、役小角は、
氷の刀を作ってマイスターの元まで走り
切りつけた。
マイスターは、それを浮かせた鉄槍で防ぎ、
そこらに落ちているバラバラの体を枷にして、
役小角を拘束した。
「やはり、お前は単純だな
容易に倒せる」
そう言って、マイスターは、
鉄槍を五本浮かせて、
役小角に突き刺した。
「ぐあッ!」
役小角は、槍が突き刺さり、
痛みで膝をつく。
「さて、もう終いだな
私の仲間が地獄でお前を待っている
言って報復を受けろ」
マイスターは、冷たく蔑んだ眼差しで
鉄槍をギロチンの刃に変えて
役小角の首に落とした。
「クソがああああああッ!」
役小角が、抵抗して立ち上がろうとしても、
枷がいつの間にか床と繋がっていて
身動きがとれない。
ギロチンの刃が、役小角の首に勢い良く落ちて、
役小角の頭が床に転がった。
「はははははッ!
その程度の実力で私達に楯突こうなんて
愚かだとは思わなかったのか?」
マイスターは、高笑いをして喜びながら、
首が落ちた役小角の体を蹴り回した。
「寄って集って弱者をいたぶるクソ野郎にお似合いの
下衆な行いだな
反吐が出るぜ」
楽しそうに死体を蹴り続けるマイスターの背後から
声がし、急ぎ振り返る。
「誰だ!」
マイスターが叫ぶと
「もう、忘れたか?
お前が今殺した役小角だ」
そこには、武者鎧に身を包んだ役小角の姿があった。
「なぜだ!?
お前、どうやって!」
マイスターが、困惑しながら叫ぶと
「そんな事は、どうだって良いだろ
お前は、ここで始末されるんだから」
そう言うと、役小角は、
刀を抜いて
マイスターを睨み、構えた。
「まあ、良い
そんな物を身につけて
私の能力を忘れたか!
鎧ごとお前を押し潰してやる!」
マイスターが、役小角の鎧と刀で能力で操ろうとしたが、
何故か、能力が発動しない。
「どおした?
押し潰すんじゃ無いのか?」
「小癪なああああァッ!」
マイスターは、周りの体の残骸を全て
鉄槍に槍に変えて、
一斉に役小角に放った。
「もう、その技は通用しないぜ」
役小角は、そう言って辺りに放電し、
鉄槍を焼き払った。
「なんだと!?
お前、何故!
どうやって、急に強くなったんだ
今まで実力を隠していたのか?
何の為に!?」
マイスターが、恐怖に顔を歪めながら
後ずさって、
役小角から、必死に距離をとる。
「もう、終わりか?」
余裕の表情で役小角が、そう言うと
「いや、まだだ!
最初からこうすれば良かったんだ!
お前の血中の鉄分を凝縮し
血管内部で針に変えた!
血流で心臓に到達すればお陀仏だ!
はははははッ!
ざまあみろ!
抗い様の無い恐怖に怯えながら
死んでいけ!」
「最後の言葉はそれで良いのか?」
役小角は、強く鋭い眼差しで
マイスターを 睨んでそう言った。
「は?」
「それで、良いんだな?」
そう言うと
役小角は、刀を振り上げて
強く振り下ろした。
すると、地面から雷を纏った氷が波の様に飛び出して
マイスターを襲った。
「待て!
取引をしよう
そうだ、お前も仲間に加われば良い
二人で戦うよりもずっと効率的だ
そうだ、クリエイターも誘おう
だから、待て
ちょっと待てッ!」
マイスターは、そう言いながら、
尻もちを着くと
役小角の攻撃が突如消滅した。
「ありがとう
本当に感謝するよ
さて、じゃあ早速
ボスに話をつけに行こうか」
マイスターが安堵してそう言ったが、
前方に役小角の姿は無かった。
「彼奴は、何処へ行ったんだ?...」
マイスターが、辺りを見回し
ふいに、後ろを振り向くと
「最後まで汚い奴だな」
そう言いながら、
マイスターの背後に姿を表した役小角は、
ゴミを見るような目で、マイスターの肩に触れると
一瞬で全身を凍りつかせ
そのまま砕いた。
「いや~
助かったぜ
彼奴あんな性格だけど
めちゃくちゃ強いんだ
一体一だったらやられてたぜ」
役小角は、急に顔色を変えて笑顔になり、
自らの後ろにいる二人の女性にそう言った。
「もう、あまり無茶な事をしないでよね」
二人いるうちの胸の小さい方の女がそう言った。
「そうよ、アンタがいなかったら
私達戦えないのに
余計な事にすぐ首を突っ込むんだから!」
その隣の胸の大きい方の女が、
頬を膨らませて怒りながらそう言った。
「いや~
悪い、悪い
そう、怒るなって
お前らも、こいつらみたいな奴が
弱い者苛めをする所を見たくないだろ?」
役小角が、そう言いながら
ガハハと言う擬音が似合う笑顔を浮かべそう言った。
「「他の奴なんてほっといて!」」
二人が声を揃えて異を唱える。
すると、そこへ
キング・メイソンを倒したクリエイターが、
急いで飛んできた。
が、二人の女に迫られている役小角を見て
「お前、何やってんだ
楽しそうにしやがって」
とクロスボウの矢を放った。
「あっぶねえ!
こいつらは、俺の仲間だよ
一人じゃ無理そうだったから、
隠れてついてこさせてたんだ
まあ、俺の奥の手だな!」
役小角は、二人の女性を見せびらかす様に
手を指しながらそう言った。
「仲間?
まあ、良いけど
じゃあ、マイスターは倒したんだな?」
「ああ、そっちも
倒せたようだな
そういえば。
最初にお前が魔法をかけた奴らはどうなったんだ?
これから、倒しに行くのか?」
「あんなのとっくに窒息して死んでるよ
呼吸も出来ないんだから」
「そうか、じゃあ帰るか」
役小角は、敵の生死を確認すると
安心してそう言った。
「そうだな
僕も疲れたよ
帰ろう」
そう言って、僕らは
疲れを癒すために帰路についた。
屋敷に戻ると
聖が出迎えてくれた。
「おかえりなさい
旦那様
能力者の集団はどうでしたか?」
聖が、優しくそう言った。
可愛い。
むさい男とずっと戦ってただけに
いつもの数倍癒される。
「ただいま
全員倒してきたよ
それと、新しい客が来たから
紅茶でもいれてくれ」
「はい、ちょっと待ってて下さいね」
聖が、笑顔でそう言った。
可愛い。
今すぐ、客を追い出して抱きしめたい。
僕が、惚けていると
「邪魔するぜ」 「「お邪魔しま~す」」
と三人が入ってきた。
早く帰らないかな。
不満を抑えつつ
僕らは、リビングに移動し
ソファでくつろぎながら
今後の話をした。
「なあ、迷惑だとは思うが
俺達の住処の場所が酷くてな
ここに住んで良いか?」
役小角が、明るく笑ってそう切り出した。
何言ってんだコイツは、
言い訳無いだろさっさと帰れ。
「天帝、可愛そうですよ
女性が三人もこんな男と男と粗末な場所で寝泊まりをするなんて」
うるさいな
そんな事、僕の知ったことじゃない
お前の言うこと全部鵜呑みにしてたら
聖人でも胃に穴を開けるわ
「もう、またそんな事仰って
なんで良い行いが嫌いなんですか!」
そんなの好きな奴は、
頭のおかしい自己顕示欲の塊だけだ!
僕にメリットが無いだろうが!
やってどうなる!
「彼らがここに住めば
また、誰か来た時に
天帝の代わりに追い払ってくれるかもしれませんよ?」
そんな奴は無視するから良い
「無視出来なかったじゃないですか~」
智慧が、意地悪そうに意地悪そうに笑って言った。
...
「それに、彼らに屋敷で仕事をさせれば
聖さんの負担が減りますよ?」
...
しょうがない
アイツらをこき使うか
「ああ、良いぞ
その代わり屋敷の家事をしろよ
聖が世話するのは僕だけだからな」
僕が、諦めてそう言うと
「おお、ありがたい!
お前ら、喜べ!
ここに住めるぞ!」
役小角が、喜んでそう言うと
「え!?ホント!
ここに住めるの!?
やったー!
これで普通のご飯が食べられる!」
「寒さに震えずに眠れる!」
「お風呂に入れる!」
と三人とも大喜びした。
「こいつらお前の奴隷か何かか?
どんな生活させてたんだ」
僕が、呆れて尋ねると
「ははは!
そんなわけ無いだろ
ちょっと野営に慣れてないだけだよ」
役小角が、笑顔でそう応えると
「「「あれは、野営じゃない!
ただ外で寝てるだけ!
生活出来てない!」」」
と三人揃って怒り出した。
まあ、可哀想な女性が三人も救えて良かった...
のか?
「はい、天帝の徳の高い行いに
感服しました!」
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脳天気なAIが嬉しそうにしている。
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後で、聖に話を聞いて貰おうっと
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