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戦闘の始まり
配慮の刻
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美海side
「貴女方を危険だと判断されました」
…はい?
あ、俺は水無月美海。
今回は俺視点か…。
能力は、四大元素と闇を操る能力。
女だけど、一人称は「俺」
これでも副部長やらせてもらってる。
まぁ、初期メンバーで部長・副部長やってるしね…。
「は……危険………?」
女性の言葉に真っ先に反応したのは、楳原拓実。
拓実の能力は、水を操る能力。
水で出来たものなら何でも扱える便利な能力。
ただ…それは人も例外では無いらしい。
まぁ、人間って半分以上が水分って聞くし…。
下手したら人殺し?!
…あ、俺もか()
「危険って、どういう事…」
普段悩まなさそうに見える拓実が疑問の声を…()
「暴走する確率は極めて低いですが、ほとんどの方の能力が目覚めておりませんので…」
なるほど、そういう事…。
でも何で、複数能力者の正樹と俺も連れてこられたんだ…?
何か、他に理由でもあるのか…?
「でも、何で全員なんですか?能力を目覚めさせる事が目的なら、目覚めてない人だけ集めればいいはずです」
ありゃ、聞きたいこと取られちった()
俺が聞きたい事をほとんど聞いてくれたのは、柊本鈴奈。
鈴奈の能力は、電気を操る能力。
相手を感電させられるほどだから強いんだろうけど…本人はそう思ってない。
むしろ普通が良かったと言っているくらいだ。
最悪の場合、雷雲やってきて雷落ちてくるぐらいだし…。
強すぎて最早怖い()
「お二人だけ居ないと言うとは…という政府のご配慮です」
これは配慮の範疇に入るのか…?
…いや、入らんな()
なんか、裏がありそう…。
そう思っているのは、俺だけでは無かった。
「それ、本当に配慮なのか?」
女性に問いかける正樹。
つか、俺等テレパシーでも使えてんのか?
大抵思った事を口にするのって、別の人な気が…。
…ま、いっか()
「私からはこれ以上何とも…」
女性は言葉に詰まっている。
…本当にこの女性は派遣されただけなんだと改めて実感する。
「ですが…」
女性は何か言いたそうだが、何故か周りを気にしている。
「どうしたんだ…?」
俺の口から疑問の声が漏れる。
心做しか、女性の顔が少し怯えているように見えたんだ。
覚悟を決めたのだろう、女性がこちらに向き直った。
「今は政府からの監視の目もございません、いくつか個人的に入手した政府の管理下の事も、聞きますか…?」
…これは恐れ入った。
政府の仲間であるこの女性は、俺等に管理下の情報をくれるというのだ。
個人的に入手したものだからそんなに多くはないと思われるが、これはありがたい。
俺は、ようやく自分で質問した(初めてかどうかは覚えていない)
「…何故、俺等にそこまで?」
ここまで来ると、最大の疑問になってきたであろう質問。
質問ってされる側もだけど、する側もキチーよな()
あー…いいや、関係ないし()
しかし、女性の言葉はいっつも俺等を驚かせに来る。
「貴女方には此処から脱出して頂きたいんです!」
「貴女方を危険だと判断されました」
…はい?
あ、俺は水無月美海。
今回は俺視点か…。
能力は、四大元素と闇を操る能力。
女だけど、一人称は「俺」
これでも副部長やらせてもらってる。
まぁ、初期メンバーで部長・副部長やってるしね…。
「は……危険………?」
女性の言葉に真っ先に反応したのは、楳原拓実。
拓実の能力は、水を操る能力。
水で出来たものなら何でも扱える便利な能力。
ただ…それは人も例外では無いらしい。
まぁ、人間って半分以上が水分って聞くし…。
下手したら人殺し?!
…あ、俺もか()
「危険って、どういう事…」
普段悩まなさそうに見える拓実が疑問の声を…()
「暴走する確率は極めて低いですが、ほとんどの方の能力が目覚めておりませんので…」
なるほど、そういう事…。
でも何で、複数能力者の正樹と俺も連れてこられたんだ…?
何か、他に理由でもあるのか…?
「でも、何で全員なんですか?能力を目覚めさせる事が目的なら、目覚めてない人だけ集めればいいはずです」
ありゃ、聞きたいこと取られちった()
俺が聞きたい事をほとんど聞いてくれたのは、柊本鈴奈。
鈴奈の能力は、電気を操る能力。
相手を感電させられるほどだから強いんだろうけど…本人はそう思ってない。
むしろ普通が良かったと言っているくらいだ。
最悪の場合、雷雲やってきて雷落ちてくるぐらいだし…。
強すぎて最早怖い()
「お二人だけ居ないと言うとは…という政府のご配慮です」
これは配慮の範疇に入るのか…?
…いや、入らんな()
なんか、裏がありそう…。
そう思っているのは、俺だけでは無かった。
「それ、本当に配慮なのか?」
女性に問いかける正樹。
つか、俺等テレパシーでも使えてんのか?
大抵思った事を口にするのって、別の人な気が…。
…ま、いっか()
「私からはこれ以上何とも…」
女性は言葉に詰まっている。
…本当にこの女性は派遣されただけなんだと改めて実感する。
「ですが…」
女性は何か言いたそうだが、何故か周りを気にしている。
「どうしたんだ…?」
俺の口から疑問の声が漏れる。
心做しか、女性の顔が少し怯えているように見えたんだ。
覚悟を決めたのだろう、女性がこちらに向き直った。
「今は政府からの監視の目もございません、いくつか個人的に入手した政府の管理下の事も、聞きますか…?」
…これは恐れ入った。
政府の仲間であるこの女性は、俺等に管理下の情報をくれるというのだ。
個人的に入手したものだからそんなに多くはないと思われるが、これはありがたい。
俺は、ようやく自分で質問した(初めてかどうかは覚えていない)
「…何故、俺等にそこまで?」
ここまで来ると、最大の疑問になってきたであろう質問。
質問ってされる側もだけど、する側もキチーよな()
あー…いいや、関係ないし()
しかし、女性の言葉はいっつも俺等を驚かせに来る。
「貴女方には此処から脱出して頂きたいんです!」
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